【例文つき】エントリーシートの志望動機、面接官の心に響く書き方をチェック!

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はじめに

エントリーシートでも書きにくい項目の一つが志望動機ですよね。

自己PRなどであれば、ある程度の使い回しも可能ですが、志望動機はそういうワケにはいきません。

志望動機が苦手…という人も多いものです。

本記事ではそんな悩める皆様に向け、志望動機の考え方から、伝わりやすくするためのポイントについて例文を交えてご紹介しています。

さらには「どうしても志望動機が書けない…」という時の対処方法についてもご紹介しているので併せて参考にしてみてください。

エントリーシートの志望動機の書き方4ステップ

それでは早速、エントリーシートの志望動機を書く方法についてご紹介していきたいと思います。

大きくわけて4ステップ。

それぞれ重要ですから、皆様なりの答えをしっかりと導き出してください。

1. なぜその業界なのかを考える

世の中には実に様々な仕事があります。

製造業、IT系、金融、飲食、コンサルなど挙げればキリがありません。

また製造業と一口に言っても、自動車、家電、食品など様々です。

そんな中で、なぜその業界を選んだのでしょう?まずはコレをはっきりとさせることが、志望動機を書くための第一歩です。

そもそも志望動機のチェックポイントは「本当にウチに入りたいの?」ということです。

なぜその業界を目指しているのかが不明瞭では、本当にその会社を志望しているのかが不明瞭になってしまいます。

なぜその業界を目指しているのか、しっかりと考えておきましょう。

2. なぜその企業なのかを考える

続いてのポイントはなぜ「その企業なのか」ということです。

例えばIT系を目指しているとします。

世の中にはIT系と呼ばれる企業は数えられないくらい存在しています。

その中でなぜその企業に目を付けたのでしょう?そしてなぜ応募したのでしょう? 志望動機はラブレターのようなものです。

「貴社だからこそ入社したいんです!」という熱い想いを伝えなくては、相手の心を動かすことはできません。

その企業の姿勢であったり、商品・サービスであったり、興味を持ったきっかけがあるはずです。

その想いをしっかりと考えておきましょう。

なお、当然ですが「IT系ならどこでも良かった」であったり「知名度が高いから」であったり「お給料が良さそうだから」というのでは、その企業を選ぶ理由としてはNGです。

3. その仕事で活躍できそうなポイント考える

続いては「あなたがその企業でどんな活躍ができそうなのか」について考えてみてください。

先ほどご紹介した通り、志望動機はラブレターのようなものです。

大人の恋愛であれば「好きです」と伝えるだけでは物足りません。

「私と付き合ったらこんな良い事があります」と言えてこそ、相手の心に響くものです。

企業に対する情熱に加え、その仕事で活躍できそうなポイントをしっかりと考えておきましょう。

それがあるからこそ、エントリーシートに厚みが生まれ、読む人の心に響くようになるのです。

4. その会社でどんな自分になりたいかを考える

企業に対する情熱をさらにリアルにしてくれるのが「その会社でどんな自分になりたいか」です。

仕事というのは5年後・10年後と未来においても続いていきます。

ですから、長い目でもって、その会社で働きたいという気持ちが重要になってきます。

それが「その会社でどんな自分になりたいか」というワケです。

もちろん、あくまでも今現在考えた未来の姿ではありますが、せっかくですから提示しておきましょう。

それによって、その会社で将来にわたって働いていきたいんだという想いを伝えることができます。

伝わりやすいエントリーシート・志望動機を書くための3つのポイント

前章でお伝えした4ステップで志望動機に書くべきことは固まってきたはずです。

続いては、それを文章化する際に気を付けておきたい3つのポイントをご紹介していきたいと思います。

エントリーシートが評価されるか否かは相手にきちんと伝わるか否かにかかっています。

ポイントを押さえて、伝わりやすい志望動機を作り上げてください。

1. 話題を盛り込みすぎない

まず1つ目のポイントは話題を盛り込みすぎないということです。

相手に伝えたい想いが沢山ありますと、ついつい話題を盛り込みたくなってしまいます。

けれど、沢山の話題は一つ一つの濃度を薄めてしまいます。

この人って結局何が言いたいんだっけ…なんて思われてしまっては元も子もありません。

志望理由欄で扱う話題は一つに絞り込み、伝わりやすい内容を心がけましょう。

なお、書き足りないことについては、自己PRやガクチカの欄に盛り込めばOKです。

エントリーシートの最初の目標は書類選考を通過すること。

そのためには伝わりやすい内容にするということが欠かせません。

2. 文章は端的に

伝わりやすさにおいて文章の長さも重要です。

文章は短ければ短いほど伝わりやすくなります。

一文一義という言葉がありますが、エントリーシートの文章は一文一義を心がけるようにしてください。

それだけでもずいぶんと読みやすい文章になります。

短い文章だと、シンプル過ぎるんじゃ…と心配する人もいるかもしれませんが、大丈夫です。

会社でやり取りされる文書は基本的にシンプルな文章で構成されています。

人によって解釈が変わるなんて事があると、ミスのもとだからです。

シンプルでわかりやすい文章が書けるということは、むしろ評価の対象です。

3. 結論から書く

わかりやすい文章を書くためには構成も重要です。

基本的には結論から記載しましょう。

志望動機の結論ですから「私が貴社を志望している理由は〇〇だからです」といった書き出しを意識してみてください。

結論を書いた後に、なぜそう考えたのかを補足しておきましょう。

そして最後にもう一度結論です。

この構成にするだけで、内容がグッと伝わりやすくなります。

エントリーシートの志望動機、例文をチェック

続いては志望動機について、例文をチェックしていきましょう。

ここまでご紹介してきた志望動機の書き方や伝わりやすくなるためのポイントと見比べながらチェックしてみてください。

志望動機の例文

私が貴社を志望している理由は、貴社製品が同業他社製品と比べ、圧倒的に優れていると感じているからです。

私は肌が弱く、肌に合わない石鹸ですと、てきめんに肌荒れを引き起こしてしまいます。

そのため、国内・海外問わずに、様々なメーカーの高級な石鹸を試してきました。

なのですが、コストパフォーマンスの面などで、使い続けたいと思える商品には出会えずにおりました。

そんな時、ふと近所のスーパーで見かけた〇〇(商品名)です。

高級な石鹸にばかり目がいっており、これまで試してみた事は無かったアイテムです。

それ以降、私はずっと〇〇を愛用しています。

品質の面はもちろん、コストの面でも、また入手のしやすさという面でも、私にとってはこれ以上ない製品です。

そんなきっかけで、貴社が気になり、就職活動を進めてまいりました。

貴社について調べているうちに、工場ではなるべく無駄やゴミを出さないようにしていることを知り、ますます興味が高まりました。

大学では環境問題について学んでおります。

将来的にはエコなモノづくりをますます推進していけるような人材を目指したいと考えております。

志望動機に書くべきことが思いつかない…そんなときは?

ここまでは志望動機の書き方や伝わりやすくするためのポイントについてご紹介してきましたが、「そもそも書くべきことが全然思いつかない!」なんてお悩みをお持ちの人もいますよね。

そんな皆様に向け、どうしても書くことが思いつかない時の対処方法についてご紹介していきたいと思います。

その企業が提供している商品やサービスについて調べなおす

志望動機は結局のところ「なぜその会社に入りたいのか」を書かなくてはなりません。

その最も書きやすい方法は「〇〇(製品やサービス)に惹かれたから、〇〇を提供している貴社に興味を持った」ということです。

ですから、その会社が提供している製品やサービスについて調べなおしてみてください。

そうしますと思いがけないサービスや「〇〇の国内シェアNo.1といった思いがけない情報が見つかるものです。

それらは志望動機で触れる格好のネタになってくれます。

志望動機はいったん忘れて別の項目を考える

それでも志望動機がどうしても書けない…ということはあるものです。

そんな時には焦らず騒がず、志望動機の事はいったん忘れましょう。

エントリーシートには志望動機以外にも、自己PRや、ガクチカ、長所・短所など、考えなくてはならない項目や山ほどあります。

しかも、複数にエントリーするのが一般的ですから埋めるべき項目はまだまだ沢山あるはずです。

とりあえずは長所・短所など、手をつけやすい項目を埋めていきましょう。

そうこうしているうちにエンジンがかかり、志望動機も埋められるものです。

まとめ:ポイントを押さえた志望動機で内定を目指そう!

エントリーシートでも最も重要な項目の一つが志望動機です。

そんな志望動機について考え方のポイント、伝わりやすくするためのテクニック、例文、そしてどうしても思いつかない時の対処方法とご紹介してきましたが、気になる情報は見つかりましたか? エントリーシートの最初の関門は書類選考です。

どれだけ熱い想いがあったとしても、書類選考を通過しない限り、それを伝えることはできません。

人事担当者の心に響く志望理由を書き上げて、内定をグッと引き寄せてください。

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