理系の大学院生が忙しい時期はいつ?修士課程2年間のスケジュールを解説

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「理系の大学院生は忙しいの?」 「理系の大学院生のスケジュールって?」 「理系の大学院生が特に忙しい時期はいつ?」 このように、理系の大学院生の忙しい時期について知りたいという人もいるのではないでしょうか。

本記事では、大学院生が普段していることや、理系の大学院生の時期ごとのスケジュールなどを紹介しています。本記事を読むことで、理系の大学院生がどのようなスケジュールで学んでいるのか把握することができるでしょう。

また、理系の大学院生が特に忙しい時期についても紹介しているため、どのような時期に忙しくなりやすいのかも参考にできます。

理系の大学院生が忙しい時期について詳しく知りたい人は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

理系の大学院生って忙しいの?

理系の大学院生と聞くと、忙しいイメージがあるという人は多いでしょう。実際に、理系の大学院生は忙しいケースがほとんどです。

理系の大学院生になると講義や修士研究、アルバイトや就職活動などを並行して行わなければいけなくなるため、うまく同時進行で進められるマルチタスクなスキルが求められます。

大学院生が普段していることは?

大学院への進学を検討している人の中には、大学院生は普段どのようなことをしているのか気になっているという人もいるのではないでしょうか。大学院への進学を検討するのであれば、大学院でどのようなことをするのか、しっかりとイメージすることが大切です。

特に、理系の大学院生は忙しいため、講義や研究、プライベートを両立できるのかよく考える必要があるでしょう。

ここでは、大学院生が普段していることを紹介していくため、参考にしてみてください。

講義を受ける

大学院でも大学と同様に取得しなければいけない単位や授業があるため、講義を受けることになります。大学院では大学で専攻した内容をもとに、より専門性の高い内容を学びます。

ただし、大学院では大学で学んでいたときよりも自分で考えることが重要になるため、レポートによって評価されることも多いです。そのため、講義もしっかりと受けて自分の考えをレポートとしてまとめられるようにしておく必要があるでしょう。

なお、大学院で取得しなければいけない単位を、大学生の間に取得しておける制度を設けている大学も存在します。

研究を行う

大学院でもっとも重要になるのは研究です。大学院生が修士課程を修了するには、修士課程2年生修了前に修士論文を作成し、審査に通る必要があります。

また、研究室によっては修士論文の進捗発表を定期的に行うことになるため、大学院生はコンスタントに研究が忙しい状態だと言えるでしょう。学会発表の前にはデータ収集も行わなければいけないため、慌てることのないように研究を進めていく必要があります。

研究室内の仕事をする

研究室では自分の研究だけを行うのではなく、さまざまな雑務を行うことになります。下級生の間は基本的に雑務を任されることになりますが、上級生になってからはより責任のある仕事を行うことになるでしょう。

研究室によって仕事の内容は異なりますが、研究室の掃除や実験用具の注文、研究室が保有するサンプル作成などさまざまな仕事があります。このような研究室内での仕事で一日潰れるケースもあるため、自分でしっかりとスケジュールを立てて行動することが大切です。

アルバイトをする

大学院生は忙しいですが、それでもアルバイトをしている人が多いです。大学院生の半分以上がアルバイトを行っていると言われています。

大学院でのコアタイムは講義と研究で長くなるため、大学院生の場合は限られた自由な時間を使ってアルバイトをすることになるでしょう。

教育の一環として大学内で働けるアルバイトも存在するため、できるだけ移動時間などを減らして効率的にアルバイトをしたい場合は活用してみるのも良いでしょう。

就職活動をする

大学院を卒業した後に民間企業に就職を希望する場合は、忙しい中でも就職活動に励む必要があります。大学院生での就職活動は、大学生と同様にサマーインターンへの応募が始まったあたりから本格化していきます。

大学院生の中には、企業からの推薦でスムーズに就職が決まる人も存在しますが、多くの場合は研究と並行して就職活動を行うことになるでしょう。なお、研究の日程と被るインターンに参加する場合は、教授に許可を取らなければいけないため注意が必要です。

理系の大学院生の時期ごとのスケジュール

理系の大学院への進学を検討している場合、修士1年の前期から修士2年の後期までどのようなスケジュールで進んでいくのか知りたいという人も多いでしょう。

大学院でのスケジュールは、「修士1年前期」「修士1年後期」「修士2年前期」「修士2年後期」の4つに分けることができます。

ここでは、理系の大学院生の時期ごとのスケジュール例を紹介していくため、参考にしてみてはいかがでしょうか。

修士1年前期

修士1年前期では、まずは修士卒業のために必要な単位を取得することになります。この時期はまだ研究も本格化していないため、修士1年前期の間にしっかりと講義を受講して講義数を稼いでおくことを意識しましょう。

大学院や専攻などによっても異なりますが、修士卒業には30単位ほど必要になるでしょう。なお、就職活動を考えている場合は、この時期に夏のインターンシップに参加しておくのがおすすめです。

修士1年後期

修士1年後期では、研究の成果を出す必要があるでしょう。修士1年後期になると修士研究が本格化し、論文の執筆や学会への参加も必要になります。

また、秋冬のインターンシップにも参加してみると良いでしょう。夏のインターンシップよりも短いものが多くなりますが、就職活動が始まる前のタイミングであるため、周りの様子を見つつ自分のスキルをはかることができます。

修士2年前期

修士2年前期になると就職活動が解禁されるため、就職活動を開始することになります。大学院の生活の中でも、就職活動をしなければいけないこの修士2年前期がもっとも忙しくなるでしょう。

就職活動では説明会への参加やエントリーシートの提出、選考など忙しくなりますが、しっかりとスケジュールを管理して優先度の高いものから進めていくことが大切です。

修士2年後期

修士2年後期には、学生最後の夏休みと修士研究の追い込みがあります。就職活動が終わっていれば夏休みを満喫することができるため、短期留学などにチャレンジしてみると良いでしょう。

夏休みが終われば、卒業へ向けた修士研究を進めることになります。まだ研究がまとまっていない場合、この時期も忙しくなるでしょう。

理系の大学院生が特に忙しい時期はいつ?

基本的に多忙な理系の大学院生の学生生活ですが、その中でも特に忙しくなるタイミングがあります。理系の大学院に進む場合は、多忙な時期もうまく優先順位を付けて乗り切る必要があるでしょう。

ここでは最後に、理系の大学院生が特に忙しい時期について解説していきます。

就活と研究を両立しなければならない時期

修士2年で就活が解禁すると、就活と研究を並行して行わなければいけなくなるため、非常に多忙になるでしょう。そのため、できるだけ就活解禁前に研究を進め、研究成果を出しておくことが重要になります。

修士1年の後期にどれだけ頑張ったかにより、その後の忙しさにも差が出るでしょう。

学会や報告会の前

大学院生は常に研究が忙しいですが、学会や報告会の前は必要なデータを集めておく必要があるため特に忙しくなります。修士1年の後期には学会にも参加するようになるため、発表の直前に慌てることのないようにしましょう。

修士論文の提出前

修士2年の修了前には修士論文の発表があるため、論文提出前は非常に忙しくなるでしょう。修士論文が審査に通らなければ修士課程を修了することができないため、修士論文のクオリティは非常に重要です。

研究室内での進捗発表もあるため、しっかりと進めていくようにしましょう。

理系の大学院生は時期によってはとても忙しい

理系の大学院生は基本的に講義や研究で忙しいですが、タイミングによっては非常に忙しくなります。忙しい時期は大学院でのコアタイムが長くなるため、プライベートな時間がうまく確保できなくなることもあるでしょう。

理系の大学院への進学を迷っている人は、ぜひ本記事で紹介した理系の大学院生のスケジュールや特に忙しい時期などを参考にしてみてはいかがでしょうか。

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