【理系人気企業!】パナソニックはなぜ理系に人気なの?どのように活躍できるのか!

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【理系人気企業!】はじめに

パナソニックといえば、理系人気企業の一つであり、電気工学などを学んできた方やエンジニアとして活躍したい方にとって、憧れの企業の一つではないでしょうか。

ブランド名としても子供の頃から見聞きしてきた身近な存在であり、多くの人に知られている企業であることから理系生に人気の就職先です。

なぜ、パナソニックが理系に人気が高い企業なのか、理系はどのように活躍できるのかをご紹介していきます。

【理系人気企業!】なぜパナソニックは人気なのか

パナソニックといえば、エアコンや電子レンジ、冷蔵庫といった白物家電から、女性なら人気の美容家電のメーカーとして、子供時代や大学生になる一人暮らしをはじめてからも、実際に製品を愛用している人気の企業ではないでしょうか。

パナソニックが理系生に就職先として人気があるのは、「大企業の一つに数えられるから」「柔軟な姿勢である社風」であること、「良好なワークライフバランス」であることが挙げられます。

人気の理由を、具体的に見ていきましょう。

大企業の一つに数えられるから

パナソニックは言わずもがなな、大企業であり、ネームバリューを見ても人気の企業であるのは明白です。

就職するうえでは将来性の高い安定した大企業であり、就職先、勤務先として自慢できることも、学生にとっては一つのポイントになるでしょう。

現在の就活生にとっては、パナソニックで通っていますが、歴史を見れば、創業者の松下幸之助の会社、松下電器、ナショナルなどとしても長く親しまれてきました。

松下幸之助といえば、日本の成長を支えてきた経営者のパイオニア的存在であり、世界にも名だたるリーダーです。

「社会生活の改善と向上」と「世界文化の進展」に寄与するという松下幸之助の精神は、今もパナソニックの社是として受け継がれています。

柔軟な姿勢である社風

パナソニックの社風として、自分の意見を尊重し、やりたいことはやれる環境が整っていることも理系に人気の理由です。

パナソニック特有の社風は創業者である松下幸之助の松下幸之助イズムが息づいているといえます。

松下幸之助が生前から社員に伝えてきた精神の一つに、「社員稼業」があります。

自分の仕事について、自分が社長だとの自覚をもって創意工夫し、上司や同僚、後輩といった社内の関係者であっても、お得意さんと見なして意見を聞き、自分なりに仕事を楽しみながら成長をしていくことを説いていました。

つまり、社員1人1人がパナソニックのブランドを背負う経営者のように、仕事に向かい合う精神をもって仕事をせよということです。

柔軟な社風は、責任をもった使命感ある仕事と切り離せない関係にあります。

良好なワークライフバランス

働き方改革が叫ばれている今の時代、ワークライフバランスの充実度も、就職先選びでは重要な要素です。

この点、パナソニックは良好なワークライフバランスが実現できるとして人気があります。

有給休暇は法定は年間最大で20日ですが、パナソニックでは、年間25日付与されるのが魅力です。

勤務時間については、一部事業所でフレックス制度も導入されていて、プライベートとのバランスがとりやすい環境も用意されています。

持株制度や財形貯蓄制度、企業年金制度、カフェテリアプランをはじめ、社内製品従業員購入制度や、独身寮、社宅・住宅費補助、保養施設、医療施設など、大手企業ならではの福利厚生も充実しています。

【理系人気企業!】パナソニックの倍率はどの程度?

理系に人気の企業となると、就活の競争倍率も高くなり、内定がもらえないかもと不安になることでしょう。

パナソニックの就活における倍率はどのくらいなのか、気になるところを確認していきましょう。

20倍~50倍

パナソニックの新卒の競争倍率は、20倍~50倍です。

内訳として、技術職は20倍ほどで、事務職となると50倍ほどに拡大します。

理系生の多くは技術職志望かと思われますが、20倍を高いと見るか、そのくらいならイケると思うかはその人次第でしょう。

20倍というのは簡単にいえば、20人の就活生のうち一人しか受からないわけですから、難関であることは確かです。

とくにパナソニックでは技術職のコースを、新卒のエントリーの段階で細かくわけています。

つまり、エントリーする前の段階で、自分がどのような仕事をしたいのかをしっかりと決める必要があり、それに見合った技術を備えたり、志望動機や自己PRで他の就活生と差をつけたりしないと、内定が得られません。

【理系人気企業!】理系はどの様に活躍できる?

パナソニックで理系生が志望する職種として、「技術職」と「営業職」を取り上げます。

どのような仕事で、どんな活躍ができるのか確認していきましょう。

なかでも技術職は多彩にわかれているため、企業研究をしっかり行い、志望コースを絞る必要があります。

技術職

技術職はパナソニックを支える職種であり、多様化した事業と製品ラインなどにわかれて、技術職としてのキャリアを積んでいくことができます。

パナソニックの企業イメージがもっとも強い家電事業では、「くらしにもっと憧れを〜Aspire to more」を事業ビジョンとし、地域に適した憧れの商品や価値を⽣み出すことに取り組んでいます。

建築学科などの理系生が活躍できる住宅事業は「Homes & Living〜くらし感動を、住まいから〜」を事業ビジョンに、住宅設備や建材、住宅そのものから家電に至るまで、パナソニックらしい住空間の価値を提供するのが仕事です。

車載事業では家電やICT、エネルギー分野で蓄積された技術やノウハウを結集し、車づくりに不可⽋のサプライヤーとして開発を行っています。

技術職も種類は様々!

パナソニックは持株会社制をとり、事業会社化するほど、事業分野も多彩で専門的です。

そのため、技術職も多彩で、新卒採用でも、各自がコースを選んでエントリーする仕組みとなっています。

主な事業分野は、以下の通りです。

アプライアンス事業 アプライアンス事業は、家庭からオフィス・店舗まで幅広い空間に対応した商品・サービスを提供しており、ライフソリューション事業は人々の「くらし」に関わるあらゆる場面で快適な空間、豊かな時間を提供する部門です。

コネクティッドソリューションズ事業 コネクティッドソリューションズ事業は、BtoBのお客様に「つながる価値」を提供し、オートモーティブ事業では車向けに革新的なデバイスやソリューションを提供していきます。

インダストリアルソリューションズ事業 インダストリアルソリューションズ事業は、電子部品、FA・産業デバイス、電子材料、電池などの開発を行う分野です。

新卒採用では、高度技術人材コースとして、IoTサイバーセキュリティ研究開発やブロックチェーン応用ソリューション開発などに取り組む、院卒性なども募集されています。

営業職

営業職も理系生に注目される職種の一つではありますが、やはり、文系の土俵であることは否めず、活躍はできるが、自分の知識や技術を生かし切れるかは、自分のやり方やモチベーション次第かもしれません。

理系ならではの知識を活かした営業を期待することはできますが、目標を明確にして行わないと、同僚との競争に疲れ、成績を上げることだけが目的になってしまいます。

パナソニックというと個人向けの家電製品ブランドのイメージもありますが、BtoBの事業も多数行っています。

自動車産業をはじめ、他社と比較しても強みがあるコア商材を軸に法人客のニーズに寄り添い、よりよい社会づくりに貢献する技術やアイデアを提案しているBtoB分野での活躍を目指すといいかもしれません。

【理系人気企業!】パナソニックの今後

就職するからには、長く働いていくことを前提にしますし、とくにパナソニックに技術職として入社するなら、技術の高い企業でノウハウを磨き、キャリアを積んでいきたいところです。

もっとも、パナソニックと比肩する大企業の電機メーカーが上場廃止になったり、外国企業に買収されるなどの事態も起こったりしており、将来性は大いに気になるところです。

長く安定して働け、変わらぬ待遇が得られるのか、リストラや倒産、買収といったリスクはないのか、パナソニックの今後を見ていきましょう。

海外での事業展開が中心に

パナソニックは生活家電や調理家電、美容家電など消費者のニーズに応えるユニークで高性能な家電製品が人気であり、多くの消費者から支持されています。

もっとも、国内市場は少子高齢化により、この先は先細りが避けられません。

一方、パナソニックの家電製品は中国や韓国をはじめ、東南アジアなどのアジア圏でも人気があり、海外から日本にやってくる旅行者が美容家電を買いあさったり、留学生などが母国にいる家族や友人にプレゼントとして大量購入したりするほどです。

パナソニックでも各地域の憧れとなり、顧客との深い絆を築くことを理念に掲げており、海外での売上は、現在全体の50%を占めている状況です。

今後も増えていく傾向にあり、グローバル展開する企業として将来性が期待できます。

【理系人気企業!】まとめ

パナソニックが理系に人気の企業である理由として、「大企業の一つに数えられるから」、「柔軟な姿勢である社風」、「良好なワークライフバランス」が挙げられます。

パナソニックの新卒倍率は20倍~50倍で、技術職では20倍ほどです。

理系向けの職種も多彩にありますが、代表的な職種は「技術職」と「営業職」であり、とくに技術職は扱う事業や製品も多いことから多彩にわかれています。

パナソニックの今後は少子化により国内市場が縮小するなか、海外での売上が全体の50%を占めており、今後とも安定した業績が期待できます。

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