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2021/1/15

【2種の例文あり】留学経験をガクチカにする方法

2021/1/15

ガクチカに留学経験を挙げる学生は少なくありません。
ライバルが増えている状況では、単に留学したというだけでも、語学力が身に付いたというだけでもアピール不足と言わざるを得ません。
もちろん留学を元に魅力的なガクチカを作成することは十分に可能ですが、そのためにはまず、自分自身が留学に対する特別感を排除する意識を持ちましょう。
伝えるべきなのはその目的や学んだこと、この先の未来に生かせる経験ですので、そこに焦点を絞って構成することが大切です。

 はじめに

ガクチカのエピソードとして、留学経験を挙げる学生は少なくありません。

ただし近年では留学の機会も増えたため、それだけでライバルと差をつけることは難しくなりました。

人と差別化するためには内容が重要なことはもちろんですが、そもそもそこから何を伝えたいかを自分で明確にすることが求められます。

ただなんとなく海外で勉強してきたというのではなく、留学経験が本当の武器となるガクチカの作り方を解説します。

 ガクチカとは?

まず、ガクチカとはなにかからおさらいしておきましょう。

企業は学生時代という限られた時間を、その人が何に費やしたかを知ることで、人となりや価値観、ものの考え方や行動力など広く情報を探ろうとしています。

企業は学生から、自社で成果を出してくれそうな要素を見つけようとしているわけですが、中途採用と違い社会人として実績のない学生のポテンシャルを測るのは容易ではありません。

ガクチカは企業にとって、人物像を測る物差しとなっていることをあらためて意識する必要があります。

 留学をガクチカにする時の注意点

留学した事実は、学生本人にとっては人生でかなりインパクトの大きい体験でしょう。

ただし企業にとっては残念ながら、さほど特別視するようなことではありません。

留学しただけで評価してもらえると考えているなら、すでに考えを誤っていると認識しましょう。

大昔と違って珍しいことではなく、特別大手企業でなくても高く評価されることはなくなりました。

だからといって、労力と費用をかけて留学したことが何の価値もないことだというのも、また間違いです。

その経験で一番肝心なことは何か、そこを明確にすることが非常に重要だと認識してください。

 語学力のみではアピールにならない

外国で暮らすことになりますので、どんな人でも一定の語学力は身に付くはずです。

クラスメートと交流する、近所で買い物をするといった日常会話は当然として、学問を修める以上、講義内容を理解できる語学力がなければ話になりません。

つまり、企業にとっては留学に行ったのなら語学力は上がって当然であり、その経験だけではとくに魅力を感じないというのが本音です。

もちろん専攻が語学や文学であり、一般的なレベルよりはるかに高い位置で語学を修めたというなら、話はまったく別でしょう。

ただ一般的なレベルであれば、語学力だけでアピールするのは、かなり悲惨な状況になると覚悟してください。

とくに業務で英語を使用する場合には、ビジネスで通用する語学レベルにはほど遠いことを肝に銘じておく必要があります。

 留学に行った目的を明確に

ガクチカは力を注いだことですが、留学そのものに力を注いだと言われても、企業にとっては意義を感じられません。

そもそもなぜ留学を必要としたのでしょうか。

なぜ国内では同等の経験が積めなかったのでしょうか。

そこにはなんらか経験したかったことがあり、現地で学びたかったことがあるはずです。

留学前に定めたであろう、明確な目標こそ、企業側が知りたいポイントだと認識しましょう。

留学はしやすくなったとはいえ、かなり費用のかかることであり、本人にとってさまざまな決断を必要とする行動であることに違いはありません。

一体何を目指してそれを実行したのか、目的こそが留学をガクチカとして語る重要な要素となります。

 留学に行って何が身に付いたかが重要

単に海外へ行って生活してきたというだけでは、何が身に付いたのかが分かりません。

何を学んだのか、どんなスキルが磨かれたのか、企業が知りたいのはそのことです。

限られた期間ですので、そこまで飛躍的に能力が身に付くとは企業側も考えてはいませんが、単なる自己申告では信頼性が薄いのも事実です。

なんらか得たものを語る場合には、具体的なエピソードを添えることで説得力を得ることも重要でしょう。

またあくまで就活の場ですので、得たもの身に付いたものがその企業の業務で生かせるかどうかも大切なポイントになります。

事業との親和性を語ることができれば、ほかの就活生とは違うアプローチになるでしょう。

 留学ガクチカにした例文

ガクチカに留学を選んだ場合の例文で、残念ながらありきたりになりがちなのが、言葉の壁に関することです。

たとえば「言語の壁に苦しんだが、最終的には適応することができた」という文章を見て、すでに何十回と読んだ気がすると感じた人も多いのではないでしょうか。

実際にこれが事実でも、ありきたりの例文になるリスクは避けることも就活のテクニックの一つです。

企業側が目にしたときに印象に残ることなく、目が滑ってしまうような文章は回避する努力が必要です。

 例文①

私が学生時代に力を注いだのは、自分に欠けていた要素である積極的や行動力をなんとしてでも引き出すことです。

私は3人兄弟の末っ子で、常に親や兄弟の後ろに隠れて様子を窺うような、引っ込み思案な子どもでした。

思春期もそのまま過ぎ、地元の大学へ進学が決まり実家から通学することになったとき、「果たして自分はずっとこのままでいいのか」と強い疑問を抱きました。

そこからは社会人として独立するまでの限られた時間、殻を破るためにあらゆることに挑戦してきたと自負しています。

サークルやゼミの活動、アルバイトなどに打ち込みましたが、大学2年のときに経験した留学が、一番目の覚める経験となりました。

私が住んだのはニュージーランドの小さな田舎街で、日本人どころか外国人が誰もおらず、初めは普通の生活にも苦労する状況でした。

おかげで初対面の相手にも積極的に話しかけ、人として信頼してもらえる関係を築けるよう行動する力が身に付きました。

貴社でもこのときに身に付けたタフな精神力を生かし、少しでも事業に貢献できればと考えております。

 例文②

私が学生時代に一番力を入れたのは、世界に100人友達をつくることです。

もともと人と交流することが大好きで、とくに自分とはまったく違う考え方や習慣のある海外の人々には、子どものころから強い興味がありました。

高校時代には語学を勉強し、SNSで海外の人々と情報交換するようになりましたが、そのうち現地で生活したいと考えるようになり大学1年のときに留学しました。

1年間カナダのトロントでマーケティングの勉強をしましたが、同時に現地を紹介するサイトも運営し、フォロワー数も2,000人を超えたことがあります。

そこで店舗取材したりイベントに参加したりするうちに人の輪がどんどん広がって、日本に帰るころには界隈で知らない人のほうが少ない状況になったことは自慢です。

今でもそのとき交流を重ねた人たちとはインターネットでつながり、常に新しい価値観や視点を学ばせてもらっています。

貴社においても自分の武器であるコミュニケーションスキルを生かし、仕事で成果を出したいです。

 まとめ

ガクチカの留学経験は、伝え方一つで企業にとって魅力あるものにもなり、まるで記憶に残らないものにもなります。

まずは留学そのものがスペシャルな就活の武器ではないことをよく理解し、目的意識や得たものにしっかりフォーカスするようにしましょう。

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