エントリーシート

2021/1/22

【職種別例文あり】エントリーシートのアルバイト経験の書き方

2021/1/22

アルバイト歴の項目は、企業が就活生の人間性や能力を知るためのものと言えます。
それゆえに、企業が必要とする能力にマッチする回答にすることが高評価のポイントです。
具体的なエピソードとアルバイト経験から身に付いたスキルや学びをしっかりアピールすることが大事です。
アルバイトをしていない人は、ほかに頑張っていたことを書いてポジティブな回答にすれば問題ありません。

 はじめに

エントリーシートには、アルバイト経験について書く項目が設けられているケースも見られます。

アルバイトについて書くときは、どういった点に留意すれば良いのでしょうか。

企業がアルバイト経験を聞く意図を知ることで、より内容の濃い回答ができます。

またアルバイトの職種についても、好印象につながる書き方があるのでマスターしたいものです。

職種別の例文も挙げているので、参考にしてください。

 エントリーシートとは?

エントリーシートは「ES」と呼ばれることもある就活用の選考書類です。

履歴書は市販されており、メーカーによって多少違うものの聞かれる項目が似ています。

一方でエントリーシートは、各企業が自社で作成する書類です。

就活生について知りたいことの質問が並び、それに回答することで自社とのマッチングを調べることができます。

エントリーシートがない企業もありますが、記入用紙が渡されたなら選考に関係する可能性が高いのできちんと書かなくてはいけません。

 企業がアルバイト歴を聞く意図

アルバイト歴についての質問にはどういった意図があるのでしょうか。

企業としては、採用した際に長く活躍してくれる人材であるかどうかが気になるところです。

アルバイト歴を聞くことで、その人の人間性や社会性などを見極める材料になるでしょう。

アルバイト経験があれば、ある程度の社会人としてのマナーや常識も身に付いているとみなすこともできます。

具体的に、エントリーシートにアルバイト歴の欄を設けた理由について見ていきましょう。

 社会経験の有無を知るため

どんなアルバイトであっても、社会に出て働いた経験があれば仕事の大変さやお金を稼ぐことの難しさを知ることができます。

働くことは楽しいことばかりでなく厳しさもあることを身を持って体感することができるのです。

アルバイト経験がある人は、仕事をするにあたっての責任というものを理解していると判断できます。

またアルバイトをすることで、社会人に必要な身だしなみや常識も身に付くことでしょう。

まったくアルバイト経験がない人よりも社会性があるとみなすことができるはずです。

つまりアルバイト歴についての質問は、その人の社会経験の有無を知るためにあると言えるのです。

企業は、社会人として恥ずかしくない人物を採用したいと考えています。

 社風に合うかを見るため

企業が必要とする能力は、当然のことながらそれぞれの会社によって異なります。

孤独に強く一人で黙々と働ける人が欲しい会社もあれば、チームで協調性を持って働ける人物を求めているところもあります。

大切なのは、自社にマッチした人材を見つけることです。

エントリーシートにアルバイト歴を設けることで、その人物がどのような仕事に携わってきたのかが分かります。

アルバイトといえども仕事のジャンルはさまざまです。

接客や工場勤務、家庭教師などどんなアルバイトをしたのかによって、その人の性格や能力が見えてくるでしょう。

そして企業は、その人の人間性が自社に合うかどうかを判断したいわけです。

優れた能力を持っていても、社風に合わなければ続かない可能性もあります。

企業も慎重に人物を見定めて、内定を出したいのです。

 根気強さを知るため

アルバイトは正社員よりも気楽かもしれませんが、それでも責任を持って与えられた仕事を果たさなければなりません。

仕事をしていく中で何らかの壁や問題にぶつかることもあるでしょう。

そうした際に、自分なりに考えて工夫して乗り切る強さは、入社後に必要になります。

どんなアルバイトをしたのか、そしてそこでの挫折や失敗体験を聞くことで、その人のストレス耐性や根気強さが見えてきます。

仕事で何かあったときの対応の仕方や向き合い方を企業は知りたいわけです。

回答するときは良いことばかりでなく挫折体験も書いて、どう乗り越えたかを具体的に話すようにしましょう。

前向きな乗り越え方は、高く評価してもらえるはずです。

 アルバイト歴を書く時の注意点

エントリーシートは、ただ書けば良いというわけではありません。

アルバイト歴についても書き方によっては、印象が悪くなってしまうこともあるので気を付けましょう。

注意すべき点についていくつか紹介します。

店舗名やスタッフの名前などは書かないことが常識です。

また内容にリアリティーを持たせるために、具体的なエピソードも欠かせません。

先にも述べたように、失敗の乗り越え方や学びについて書くことも忘れないようにしましょう。

 店舗・会社名は書かない

エピソードは具体的に書いたほうが良いといえども、アルバイト先の店舗名や店長名などを挙げてはいけません。

お店の場所が分かるような書き方も控えたほうが安心です。

会社や店、スタッフに関する固有名詞を出すと常識がないと思われる場合もあるので気を付けましょう。

そのほか、職場の人の悪口なども控えるべきです。

プライバシーの侵害につながるような内容にならないように要注意です。

 具体的なエピソードを入れる

ただ一言、「〇〇のアルバイトをしていました」だけでは抽象的ですし人事担当者に何も伝わりません。

本当にそのアルバイトをしていたのだろうかと不信感を持たれる場合もあります。

アルバイトについては、具体的な体験談やエピソードを話してリアリティーを持たせましょう。

いろいろなエピソードの中から、企業が求める能力をアピールできそうな内容を選ぶと効果的です。

そのためにも企業研究をして、どういった人材を必要としている会社なのかを把握しておきたいものです。

 何が身に付いたかを書く

アルバイト経験を書く際に重要なのは、その仕事から何を学び身に付けたかということです。

たとえばカフェで働いていたのであれば、接客スキルやクレーム対応能力などが身に付くでしょう。

工場勤務なら、コツコツと集中力を養うことができたのではないでしょうか。

また何らかの目標に向けて頑張り達成した話や、リーダーとして頑張った話なども好印象です。

失敗から立ち直り成長したことも大きな学びと言えます。

成長力、乗り越える力もアピールしたいものです。

 職種別の例文

さまざまなアルバイトの職種がある中で、人気の仕事についていくつかの例文を挙げます。

学生は、居酒屋やカフェなどの飲食店やコンビニエンスストアでアルバイトをしている人が多いです。

また得意な科目を生かして、塾講師をしている人もいるのではないでしょうか。

ここでは飲食店とコンビニエンスストア、さらに塾講師に関する例文を紹介します。

書き方や内容について参考にしてください。

 飲食店

「私はカフェのホールで接客業のアルバイトをした経験があります。

友達からも親しみやすいと言われる性格で、人見知りもしません。

笑顔でお客様と接することができる仕事がしたかったので、カフェのアルバイトを選びました。

駅前の忙しい店でしたので、モーニングやランチの時間はバタバタでしたがどんな多忙なときでも笑顔でにこやかに接客しました。

そうするとお客様から、私の笑顔を見たくて通っていると言っていただいたのです。

その話が店長の耳にも届き、スマイル賞をいただきました。

またクレーム対応においても、丁重に詫びて落ち着いて対処する方法を学びました。

貴社の接客サービスも、どんなときでも自慢の笑顔と丁寧な対応を生かして頑張りたいです。」

この例文は、接客業のアルバイトを通して笑顔や丁寧な対応ができる姿が浮かんできます。

飲食店のアルバイトは多くの就活生がしているので、ありきたりの内容にならないようにしましょう。

具体的な出来事を誠実に書くことがポイントです。

 コンビニエンスストア

「私は、コンビニエンスストアでのアルバイトを2年間続けております。

夜勤に入る日もあり、学業と並行して頑張ることができると思い始めました。

コンビニエンスストアで身に付いたのは、敬語の使い方と時間の使い方です。

お客様にはもちろんですし、先輩や上司にも正しい敬語を使えるようになりました。

また夜勤をすることで、スケジュール管理が習慣付いて以前よりも時間を上手に使えるようになったことも成長だと思います。

健康管理をしっかり行うことも身に付きました。

コンビニエンスストアで学んだことはとても基本的なことですが、貴社の営業職ではお客様との第一印象が重要だと考えます。

営業マンは時間の使い方も大切ですし、アルバイトでの学びを生かして営業成績ナンバー1の営業マンを目指したいです。」

コンビニエンスストアでの仕事は、社会全般で役立つベースとなる内容が多い仕事です。

その中で入社後に生かせそうな学びをアピールするようにしましょう。

受ける会社が求めている能力と重なる部分を話したいものです。

 塾講師

「私は大学では英文学を学んでおり、それを生かしたいと塾講師のアルバイトをしております。

対象は小中学生ですが、講師をすることでよりいっそう英語力を磨くことができました。

さらに、授業を盛り上げるための工夫が必要であり、企画力やアイデアも身に付きました。

なかなか成績が伸びずやる気をなくしている子どもがいたのですが、その子は音楽が好きでしたので英語の歌を使って授業を試みたのです。

そうするとどんどんモチベーションが上がり、覚えも良くなりテストでも90点以上を取れるようになりました。

貴社では新プロジェクトに向けてのメンバーを募集されているとのことなので、塾講師で得た企画力を生かして良いアイデアを提供したいです。」

塾講師のアルバイトは指導力だけでなく、例文のようにアイデアや企画力、ユニークな発想力なども企業に生かすことができます。

幅広い能力が身に付くアルバイトと言えます。

楽しいエピソードを書いて、人事担当者にインパクトを持ってもらいましょう。

 アルバイト経験がない人は?

中にはアルバイトをしたことがない人もいるはずです。

その場合、エントリーシートに「経験なし」の一言のみを書くことは避けたいものです。

経験がない場合は、なぜアルバイトをしなかったのか、その理由について明記しましょう。

たとえば部活動が忙しくてできなかった人もいるでしょう。

留学していたり、何か資格を取るための勉強に必死でできなかったりと、いろいろな理由があるのではないでしょうか。

いずれにせよ、ポジティブな回答にすることが大切です。

 まとめ

エントリーシートのアルバイト経験欄は、受ける企業が求める能力にリンクするような書き方をするのが望ましいと分かりました。

実際に、アルバイトで選んだ仕事と受ける仕事が似ている人が多いのではないでしょうか。

アルバイトの経験を入社後に生かせるように、しっかりアピールしましょう。

具体的なエピソードを用いるとともに、そこからの学びや成長を明確にすることも高評価につながります。

選考クリアにつながる意欲的な内容のエントリーシートに仕上げたいものです。

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