エントリーシート
2021/1/24
【2種の例文あり】塾講師経験から受かるガクチカを作る方法
2021/1/24
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企業はガクチカを聞くことで、就活生の能力や人間性を見ています。
塾講師を頑張ったことで何を学び仕事にどう生かしたいのかをチェックしているのです。
そのことを頭に入れて、企業が求める人物像と重なる部分をアピールすることが大切です。
責任感や創意工夫力、協調性などがアピールできます。
言いたいことを伝えるために結論から話し、具体的なエピソードを添えた後に再度結論を出してまとめます。
この文章構成により、説得力のあるガクチカに仕上がるはずです。
CONTENTS
就活においてガクチカは、聞かれやすい質問の上位に入るようになりました。
何をガクチカのネタにするのかはさまざまですが、その中でアルバイト経験について述べる就活生も多いです。
大学で学んだ学力を生かして、塾講師のアルバイトを頑張った人もいるでしょう。
ガクチカで塾講師について話す場合には、どのようなポイントを押さえれば良いのでしょうか。
選考をクリアする書き方について紹介します。
例文も挙げますので参考にしてください。
よく耳にするガクチカですが、その意味は「学生時代に力を入れたこと」です。
企業はガクチカを聞くことで、就活生の人間性や能力を知りたいと考えています。
たくさんの就活生を相手にするわけで、その中から企業にマッチする人材を探すのは大変です。
学生時代をどのように過ごしていたのかによって、おおよその人となりが見えてくるのです。
部活動やサークル、ボランティア活動やアルバイトなど何をガクチカで話してもかまいません。
人事担当者にしっかり評価してもらえるガクチカにするためには、分かりやすく簡潔な文章にまとめることがポイントです。
言いたいことを伝えるためには、結論からはっきり述べましょう。
だらだら長い前置きは、何が言いたいのか分かりにくくなってしまいます。
「結論→理由→エピソード→結論」という書き方を意識することで、説得力のある濃い内容になります。
エピソードは、ガクチカにリアリティーを持たせるために重要です。
数字を用いるなどして、できるだけ具体的なエピソードにします。
再度結論を出してまとめるときは、入社後にガクチカでの学びをどのように生かしたいのかも話せば効果的です。
もう一つのポイントは、受ける会社が求める能力をアピールできそうなガクチカにすることです。
そのためにはまず、企業研究をしてどんな人材を欲しがっているのかを把握しなければいけません。
さらに、企業に興味を持ってもらえるネタ選びも重要になってきます。
求められる能力とリンクしそうなガクチカを探しましょう。
塾講師のアルバイトをガクチカにしようと考えたならば、選考に受かるような質の高い文章にしたいものです。
そのために気を付けたい点として、塾講師を通じてどのような能力をアピールするかが重要です。
コミュニケーション力よりも創意工夫やチームでの協調性などを伝えると良いでしょう。
塾講師をして得たスキルや学びを入社後にどのように発揮したいのかも、しっかり述べることが高評価につながるポイントです。
近年塾の形式もさまざまで、マンツーマン形式の個人塾もあれば集団で教えるクラス式の塾もあります。
どちらも共通しているのは、決められた生徒を相手にする仕事である点です。
不特定多数の相手を教えるわけではなく、受験を控えた同じメンバーに指導するわけです。
また教える相手は子どもですので、コミュニケーション能力が身に付くとは言いにくいでしょう。
塾講師のガクチカでコミュニケーションをアピールする人が時に見られますが、それよりも創意工夫やアイデア力などを伝えるほうが信憑性があります。
そのほかにも、生徒を合格させる責任感や忍耐力などを学んだ人もいるのではないでしょうか。
中には教えるのが難しい生徒もいます。
その子に対してどうしたか、問題解決能力もアピールできそうです。
マンツーマン形式の塾勤務であったとしても、各教師の指導の頑張りは最終的に塾の成績平均点や合格率をアップさせたという成果につながります。
塾講師をガクチカにする場合、塾全体をチームとして捉えてチームで結果を残したことを書くほうが好印象につながるかもしれません。
ほかの先生たちとタックルを組んで、生徒たちを合格へと導くためにどのような工夫・努力をしたのかを書きましょう。
これは家庭教師とはまた異なる部分と言えます。
先生みんなで合格対策を考えて指導するにあたっては、協調性も必要になり身に付くはずです。
チーム営業のようにチームでする職種の企業を受ける場合は、尚のこと興味を持ってもらえます。
塾講師のアルバイトをした結果、上記のようにさまざまな学びや成長があるはずです。
語学力など学力スキルがアップしたことも、もちろん大きな学びでしょう。
責任感や協調性、創意工夫の姿勢など身に付けた能力を、一体どのように入社後に生かすのかが何より重要です。
「学生時代に塾講師を頑張って〇〇を学んだ」というだけでは、それだけの話になってしまいます。
具体的に、企業でどんな形で発揮したいのかを話すようにしましょう。
ここを話すことで、人事担当者はその人物の仕事への意欲を感じます。
また将来の目標やビジョンをしっかり持った人物だと評価されるはずです。
入社後に活躍する姿がイメージできるようなガクチカにすれば、選考クリアへの道がグッと近づきます。
具体的に、塾講師をガクチカに挙げた例文を紹介します。
結論から述べてあるかどうか、内容を証拠付けるエピソードが書けているかどうかをチェックしてみましょう。
また塾講師からどのような力を得て、それをどう仕事に生かすのかも参考にしてください。
読み手にストレスを与えず、簡潔で分かりやすい内容であることが基本です。
「学生時代は塾講師のアルバイトで生徒たちをなんとか合格させようと必死でした。
英文科ですので得意な英語を生かしたくて始めた塾講師でしたが、次第になんとしてでもみんなを合格させなければという使命感と責任感に燃えてきたのです。
勉強嫌いで無理やり親に塾に入れられたような生徒もいます。
そういう生徒に対して、どうすれば勉強を好きになってくれるかを先生みんなで考えて案を出し合いました。
音楽が好きであれば歌で英語を教えたり、個人的に時間を取って会話しながら教えたりと試行錯誤した結果、無事に合格できました。
塾に対しても結果を出すことができて、指導者として評価してもらえて良かったです。
塾講師の経験で、難しいことも工夫して乗り越える力や責任感を得ました。
貴社の新プロジェクトに、私は非常に興味があります。
プロジェクトメンバーになり、塾講師で学んだ責任感やアイデア力を大いに発揮したいです」
責任感や工夫する力を塾講師から学んだ例です。
企業のプロジェクトメンバーになってそれらの学びを生かしたいと締めくくっているところが高評価につながります。
「私は学生時代塾講師でアルバイトに全力を注いでおりました。
親も教師で指導する仕事に興味がありました。
しかしながら、やってみると難しいことだらけだったのです。
あるとき一人の女子生徒が私のことをほかの先生に、「あの先生は教えるのが下手だ」と言いました。
それは父兄にも伝わり、私は塾長に呼ばれました。
真面目に一生懸命指導していたつもりでしたのでショックでしたが、生徒の正直な本音です。
辞めようかとも悩みましたが、まずは自分と向き合いどういう点が悪いのかを考えました。
その生徒と直接話をしたところ、「説明が曖昧で分かりにくく声も小さくて何を言っているのか分からない」と言われました。
私は真摯に受け止め改善したのです。
半年後にはその生徒とも仲良くなり、「先生ごめんね」と謝ってくれて無事に高校も合格しました。
塾講師では、壁にぶつかっても逃げずに向き合う強さと粘りを得ました。
貴社の営業職も甘くはないと思うので、うまくいかないときも改善できる点がないかしっかりと自分を見つめて乗り越えていきたいです」
塾講師での失敗談をエピソードにして、メンタルの強さや粘る力をアピールしています。
入社後も必要となる力なので、好印象になるはずです。
塾講師のガクチカで評価してもらうには、どの能力を話すのかが選考クリアのポイントになることが分かりました。
その会社が必要としている能力と重なる部分を探してアピールすることが大切です。
塾講師というアルバイトは、幅広い能力を身に付けることができる仕事です。
うまく受ける企業とマッチする部分を探してみましょう。
文章は結論から述べて、エピソード体験で証拠付けます。
人事担当者にインパクトを与えるためにも、分かりやすく理論的な文章を心がけましょう。
これらの書き方と内容を押さえてガクチカ作成をすれば、受かる確率が高まります。
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