エントリーシートとは?基本から対策まで徹底解説!

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就活で避けては通れない、エントリーシート。

エントリーシートをはじめて書く就活生に向けて、エントリーシートの基本から対策まで徹底解説します。

エントリーシートを徹底解説

就職活動を始めた学生が、まず最初に手をつけるのが「エントリーシート」(ES)。

企業のインターンや本選考に申し込む段階で、多くの企業が独自のエントリーシート課題を設けています。

エントリーシートによる選考を突破してはじめて、次のステップに進むことができるのです。

この記事では、エントリーシートをはじめて書く就活生に向けて、エントリーシートとは何か、なぜ企業の選考で行われるかを徹底的に解説します。

就活で最初の関門となるエントリーシート。

きちんとした対策を重ねれば、かなり高い確率で選考を突破することができます。

つまり、対策をするかしないかで、大きく就活の成果が変わってきます。

この記事を参考に、選考を突破するためのポイントを押さえましょう。

エントリーシートとは何か

エントリーシート(ES)とは、就活のエントリー時に学生が企業に提出する応募書類のこと。

履歴書と異なるのは、企業ごとに異なる質問が設けられており、経験・価値観を測ることを重視している点です。

エントリーシートでは、履歴書に記載する基本情報・経歴に止まらず、学生の内面を問う質問もなされます。

「学生時代に頑張ったこと」や自己PRといった多くの企業で共通して尋ねられる定番の質問もあれば、「あなたを色に例えてください」など変わった質問もあります。

エントリーシートは面接時の参考資料として使われるとともに、初期選考の判断材料として用いられます。

エントリーシートは企業との一番はじめの接点として、重要なものになります。

エントリーシートのメリット

それでは、エントリーシートはなぜ多くの企業で導入されているのでしょうか。

企業の意図と学生のメリットを分けて考えてみましょう。

なぜ企業は学生へエントリーシートの提出を求めるのでしょうか。

企業がエントリーシートを課す意図は、以下の2つです。

・学生のスクリーニングのため 企業が自社に向いている学生を見極めるためには、実際に働いてもらう、もしくは面と向かって話すことが最も有効です。

しかし人気の高い大手企業では、毎年数万人の就活生の応募があります。

現実的に全ての学生と話すことは難しいため、初期選考で短時間で書類による判断を行います。

エントリーシートを読んで「この子とは深く話してみたい」という学生が次の面接選考に進みます。

・採用の精度を高めるため 新卒の学生を採用すると会社には、1人あたり年間数百万円の人件費がかかります。

そのため、採用担当者は将来の自社を担う存在となる人材を慎重に選ぶ必要があります。

エントリーシートに記載された「志望動機」「自己PR」に目を通して、会社への適性を持っているか、自社で活躍できる能力があるかといった、経歴だけでは一概に評価できない点を判断しています。

次に、学生から見たエントリーシートのメリットを考えましょう。

学生におけるエントリーシートのメリットは、締め切りまでに何度も考え直して添削することが可能な点です。

その場の流れを読み、瞬発的に言葉を発する力が求められる面接やグループディスカッションとは異なり、エントリーシートは締め切り内に自分が納得するまで書き直すことができます。

そのため、一度書いて終わりではなく、自力で書き終えた後は就活を経験した先輩や志望企業で働くOBにエントリーシートを壁打ちしてもらい、何度も練り直して提出することがおすすめです。

エントリーシートを書くタイミング

一般的にはエントリーシートは、選考の初期段階で実施されます。

理由は、上記の通り多くの応募者の中から見込みのある学生をスクリーニングするためのツールであるためです。

エントリーシートが必要になる時期は、企業のインターン・本選考の実施時期によりますが、大まかな目安として以下のものが挙げられます。

中には、企業の本選考エントリーに、企業が実施している企業説明会に事前参加を必須としている企業もあります。

その場合、企業説明会に参加していないと、エントリーシートの提出が認められないという事態に陥ります。

あらかじめ志望企業のエントリー条件を確認しておきましょう。

エントリーシートの形式

エントリーシートの形式としては、大きく2つあります。

一つは、Web上で書き、提出する形式です。

ひとりに一台は、パソコンやスマートフォンを持つ現在、 Web上でエントリーシートを出すように求める企業が大多数です。

Web提出のメリットとしては、以下の点があります。

・郵送するまでの時間や郵送費用を考慮しなくてもよい ・コピーアンドペーストを使って効率的に執筆できる ・手書きと異なり、ミスをしてもすぐに訂正可能

もう一つは、紙で書いて郵送して提出する形式です。

少数派ではありますが、食品メーカー、マスコミ業界など紙での提出を求める企業もあります。

エントリーシートを手書きして、郵送を求める企業の意図としては、以下のものがあります。

・本気で熱意のある学生に応募してもらいたい ・自由度の高い形式を活かして、Webのテキストだけでは測れない志望者の個性を見たい ・手書きの文字から真剣さ、丁寧さなど志望者の人柄・性格を見たい

手書きのエントリーシートの中には「あなたという人間を自由に表現してください」という質問で、白紙一枚に自由に記述する形式もあります。

その場合、文字はもちろん、イラストも交えて個性が伝わる回答を心がけましょう。

また、最近ではエントリーシートの代わりに動画を作成して提出を求める企業もあります。

エントリーシート選考を突破するために

エントリーシートは、主に学生のスクリーニングを目的としています。

通常、エントリーシート選考通過のためには、インパクトを残すために思い切った内容に振り切るよりも、まずは企業が求める人材像から大きく外れない、合格基準を上回る戦略をとることをおすすめします。

エントリーシートを書く際には、以下の記事を参考にしてください。

【例文付き】「学生時代頑張ったこと」の書き方を徹底攻略! | 記事一覧

企業が就活選考で「学生時代頑張ったこと」を尋ねる理由は? 学生時代頑張ったことを聞かれる理由は、「自社に合う・活躍できる人材かどうか判断するため」です。

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【保存版】人事から高評価!自己PRのポイント | 記事一覧

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学生時代頑張ったことを聞かれる理由とも重なりますが、企業は自社で利益を上げることができる人材を求めています。

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志望動機を企業が尋ねる意図 企業の採用担当者が、志望動機を選考過程で聞く理由は大きく分けて2つあります。

また、エントリーシートを書き終わった後には必ず見直しをして、できれば他の人からフィードバックをもらいましょう。

その際には、以下の記事を参考にしてみてください。

【例文つき】エントリーシートで確認すべき5つのチェックリスト | 記事一覧

エントリーシートで確認すべきポイント 就活において選考の一発目にやってくるものがエントリーシート。

自分なりに書いてみたのはいいけど、本当に選考を突破するに足りるのか不安になりますよね。

そこで今回は就活生が書くエントリーシートで確認すべき5つのポイントをご紹介します。

皆さんの

エントリーシートを突破して、次の選考に進もう

今回の記事では、エントリーシートの基本から対策に至るまで解説を行いました。

エントリーシートの主な目的は、面接選考での参考資料とすること、大量の応募者に対してある程度のスクリーニングをかけることの2点です。

エントリーシート選考は、コツを押さえた上で徹底的に対策を行えば、選考突破の確率を限りなく高めることができます。

まずは自分で一通り書き上げ、他人からのフィードバックを何度も受けていき、エントリーシートを自信をもって提出できる状態まで仕上げていきましょう。

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