その他選考
2019/3/30
【これだけでOK!】メーカーの志望動機の書き方と例
2019/3/30
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2019/3/30
就活でも大人気であるメーカー。
名の知れた企業に惹かれてエントリーしたはいいものの、メーカーに行きたい理由がまだ漠然としている就活生も数多くいるでしょう。
今回の記事では、メーカーの志望動機を書くために必要な準備を理解し、今すぐに志望動機が書き始められるように解説していきます。
就活生を一番悩ませるのが「志望動機の書き方」でしょう。この企業に入りたいと強く思っても、いざ志望動機を聞かれると、具体的に伝えるのは難しいことです。
今回の記事では、メーカーを志望する学生に向けて、志望動機の書き方を徹底解説していきます。
志望動機を書く前にやっておくべき2つのポイントと、実際の志望動機の例文をご紹介。この記事を読みながら、実際に手を動かして志望動機を完成させていきましょう。
メーカーは他の業界と比べて志望動機を重視する企業が多く、エントリーシートにおいても要となります。きちんと相手に納得してもらえるような志望動機を書いて、周りの就活生と差をつけましょう。
メーカーの志望動機は、他の業種と比べて書くのが難しいですよね。
志望動機は「どうしてその企業でなければいけないのか」ということを伝えるところです。
他の業種と異なりメーカーの志望動機は似たり寄ったりの内容に落ち着く場合が多く差別化が図りにくいため、書くことに苦労する学生が数多くいます。
例えばC to C(個人同士の取引)を行なっている企業では、「商品が好き」のように、個人の感想のような志望動機になりがちです。多くの就活生が口にすることではありますが、これでは説得力がありません。
一方で、B to B(企業同士の取引)をしている企業の場合は、自分が普段見たり触れたりする機会がなく、志望動機を考えるのが難しいでしょう。
実際にどのような商品があるのか把握することも難しく、絞り出しても良い志望動機はできません。結果的に説得力のない志望動機ができてしまいます。
ただでさえ書くのが難しいメーカーの志望動機。エントリーシートに向き合って、準備をせずに書き始めようとしている方はいませんか?これでは良い志望動機は作れませんし、とても効率が悪いのです。
志望動機を書き始める前に、以下の2つを行なってください。
・自己分析
・業界分析と企業分析
志望動機をいきなり書き始める前に、正しい方法で自己分析と企業分析を進めてみましょう。それぞれの詳しいやり方は次の章から説明していきます。
メーカーの志望動機を作成前に「自己分析」を行いましょう。
ここでいう自己分析は、自分がなぜメーカーを志望するのかを問い続け、それを言語化することです。
一般的な自己分析とは「自分が何をしたいか考えること」ですが、メーカーに行きたい気持ちが明確な方は、もう一歩進んだ自己分析をしていきましょう。
考えるポイントとしては、次の2つです。
・メーカーに就職してやりたいことは何なのか
・就職先を選ぶ際に欠かせないことは何なのか
この2点を考えていくと、就職先を選ぶ上での「自分の価値観」が明確になるはずです。ここで見えてきた自分の価値観は、就職活動を進めていくうえでの「自分なりの軸」になります。
複数社から内定が出たときや、応募を悩む企業が出てきたときに、どうするべきかを判断する材料になるので、きちんと分析しておきましょう。
自己分析の例:
メーカーに就職してやりたいことは何なのか?
・ニーズのある商品を生み出すことで、人々の生活を豊かにすること
・優れた商品を広めることによって、人を明るい気持ちにすること
・新しい製品ブランドを立ち上げて、世の中にインパクトを与えること
就職先を選ぶ際に欠かせないことは何なのか?
・自分のやりたいことが会社で実現できるのか
・携わる仕事で世の中に大きな影響が与えられるか
・働いている人の雰囲気・環境がよいか
自己分析が終わった後に行うのが、「業界分析と企業分析」。この2つの分析は、志望動機を書く上で一番重要といっても過言ではありません。
業界・企業分析を行う際、以下の2点を考えるようにしましょう。
・なぜメーカーを志望するのか
・業界の中でもなぜその企業なのか
ここで重要なのが、消費者目線だけでなくビジネス目線を持つことです。
消費者目線は、サービスを受け取る側の視点です。「この服は着まわせそう」「この商品は他のことにも使えそう」といった視野に止まります。
一方、ビジネス目線とはモノやサービスを売る人の目線です。「消費者はここをアピールすると買ってくれそう」や「こんなサービスが人気になりそう」といった生産する側の視点のことです。
ビジネス目線とは「この商品はどういった意図で作られて誰に届けたいんだろう」という視点を持つこと。
メーカーでは消費者目線はもちろん、優れたビジネス目線で商品づくりを考える力が求められます。
ビジネス目線になると、実際に働いている人の目線から語ることができます。人事担当者の共感を得やすかったり、よくリサーチできていると評価されやすくなります。
ビジネス目線を身につける一番の方法は、インターンシップへの参加、OB訪問です。働いている現場から情報を得たり、実際に自分で体験するのが効果的です。インターンシップ、OB訪問をうまく使って、社員の立場に立って分析してみましょう。
【メーカーの志望動機例文】
わたしはマーケティング部門で、営業に携わりたいと考えています。理由は、A製品の魅力を多くの人に知ってほしいからです。
OB訪問をした際、マーケティング部の〇〇さんから、Aという製品の魅力を教えていただきました。他社では廃棄してしまうところを有効活用することで、コストを下げるだけでなく、環境にも配慮されているAという製品は、とても魅力的に感じました。
しかし一方で、A製品の認知度があまり高くないということも伺いました。他社と比べてもA製品の方が優れているにもかかわらず、説明が複雑でわかりにくいために、営業先から良い反応が返ってこないと聞き、とても残念に感じました。
わたしは学生時代から、難しいことやわかりにくいことをわかりやすく伝えることを得意としています。複雑な講義のあと、すぐにまとめて、グループ内で共有しており、多くの学生に参考になると評価してもらいました。
そのことがきっかけで学生会の書記を務めることにもなり、教授からも「まとめる力があるから、資料を作ってほしい」と声をかけられたこともあります。
この「わかりやすくまとめるスキル」を使って、御社の製品の魅力をわかりやすく伝え、A製品の魅力を多くの人に知ってほしいと考えています。
OB訪問で得た情報をフル活用して作られた上記の志望動機。
・A製品は魅力ある製品であること
・説明が複雑で取引先から良い反応が返ってこないこと
優れた製品であるのにもかかわらず、営業が上手くいかないことは、企業としても頭を悩ませているポイント。
そこに「わかりやすく伝える力」という自分のアピールポイントを結びつけています。この志望動機を読んだ人事担当者には、実際に活躍するイメージが見えているはずです。
「わかりやすく伝える力がある」ということだけでなく、学生時代のエピソードを書いています。
・複雑な講義をわかりやすくまとめ、学生から好評だった
・まとめる力が認められ、学生会の書記や教授からの資料作成依頼を受けた
口でいうだけでは信用されづらいもの。具体的なエピソードを加えることで、現実的に感じられ、信用度はグッと高まります。自分のアピールポイントを書く際には、具体的なエピソードも合わせて伝えるようにしましょう。
メーカーのエントリーシートでは、志望動機の枠が大きいため、ある程度の文字数が必要になります。急に志望動機を書き始めるのではなく、自己分析や業界・企業分析をきちんと行なってから書き始めることが重要です。
・自分の価値観(軸)を定める
・ビジネス目線で企業分析をする
・可能であればOBOG訪問で生の情報を得る
自分のアピールポイントも記載する場合には、具体的なエピソードも一緒に伝えるとリアリティーが増します。
エントリーシートにおいて重要な要素となっている志望動機。しっかりと準備をして書くことが大切です。自己分析と企業分析をしっかりと済ませ、伝わる志望動機を心がけましょう。
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