【広告業界に興味がある人へ】広告業界の仕事や企業の種類について解説!

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広告業界には大きく分けて3つの企業があります。

総合広告代理店というタイプがひとつ、もうひとつが専門広告代理店、そしてハウスエージェンシーです。

また、広告業界の仕事にも3つの分野があり、営業職とクリエイティブ部門、媒体部門と分かれています。

それぞれ違った仕事をする部門になってくるので、広告業界を目指すなら、しっかりと特徴を把握しておきたいところです。

【広告業界には種類が沢山!】はじめに

広告業界を目指している人の中には、ただ漠然と広告業界がよいと考えている人もいるのではないでしょうか。

しかし、広告業界といっても、色々な仕事がありますし、色々な企業があります。

今回はそんな広告業界の全容を把握するために広告業界の仕事や企業の種類を紹介していきます。

これをきっかけに自分がどの分野に進めばよいかを探していきましょう。

【広告業界には種類が沢山!】広告業界って?

広告業界は、広告に関する様々な仕事に携わっていく業界です。

広告は商品やサービスなどに対して行われるものであり、その商品やサービスをより多くの人に知ってもらうために必要です。

この仕事の全体像は、単純に広告を利用したい人と、広告を提供する側というものではなく、クライアントとメディアをつなげる仕事もありますし、広告そのものを制作する会社もあります。

また、最近はインターネット広告の重要性が高まっているので、アドネットワークやメディアレップといったインターネット広告関連の事業も存在しているのです。

さらに、最終的に広告を出す媒体も重要になってきます。

テレビやネットメディアはもちろん、新聞、雑誌のような業界も密接にかかわりを持つ業界になっています。

【広告業界には種類が沢山!】企業の種類は大きく分けて3つ

広告業界に就職したいと思っているなら、広告業界の分類は大きく分けると3つくらいに分かれることを把握しておくとよいでしょう。

総合広告代理店という存在に、より専門的な内容に特化した代理店もあります。

他にもハウスエージェンシーのような存在もあるので広告業界の一言ではあらわせるものではありません。

同じ業界であっても、その中には色々なタイプの企業が存在することを知れば、少しずつ自分が進むべき道が見えてくるのではないでしょうか。

総合広告代理店

総合広告代理店は、幅広いメディアの広告代理店と考えればよいでしょう。

対照的な存在として比べられることが多いものに専門広告代理店がありますが、専門広告代理店は特定の広告を扱うのに対して、総合広告代理店はかなり幅広いメディアを網羅しています。

総合広告代理店は仕事の範囲が広いので、様々な商品やサービスを手がけることになります。

また、複数のメディアをまたいで広告代理業をすることになるので、特定のメディアを使った広告代理業しかやらない企業にはできないようなアプローチを体験することができるのです。

また、依頼主の商品やサービスを総合的にプロデュースする側面も持っており、 広告戦略などについてアドバイスをするアドバイザーの役割も大きいといえるでしょう。

代表的な企業としては電通や博報堂といった誰もが知っている巨大企業が挙げられます。

専門広告代理店

専門広告代理店は、総合広告代理店とは対照的な存在です。

総合広告代理店がメディアを問わず、複数の広告媒体をまたいで活動するのに比べて、専門広告代理店は、ある特定の媒体に精通し、広告代理業をするような企業のことを指しています。

ひとつのメディアに特化して対応することが多いので、幅広いメディアを使いこなすような応用力というよりは、ひとつの物事を掘り下げていく専門性が問われる分野だといえるでしょう。

それぞれのメディアには、特性がありますので、その特性を最大限に活かせるような技術や知識が必要です。

専門広告代理店の代表的な企業は、サイバーエージェントなどになっています。

ちなみに、サイバーエージェントはネットメディアを中心としています。

ハウスエージェンシー

特定の企業に依存した広告を手がける企業になっています。

現在は、沢山の総合広告代理店がありますが、その中には元々はハウスエージェンシーだったところもあります。

例えば、鉄会社の広告を専門に扱っていた企業の事業範囲がどんどん広くなることによって、現在は総合広告代理店として活動しているケースもあるのです。

ハウスエージェンシーというのは、特定の企業に特化することによって、無駄を省くメリットを持っています。

毎回、専属で同じ会社の広告をプロデュースするので、ある程度意思疎通できた状態で仕事を進めることができるのです。

また、専属化することによって、総合広告代理店に支払うような仲介手数料軽減のメリットもあります。

専門広告代理店よりも、さらに狭い範囲を扱う企業なので、より専門性に特化した仕事をすることができるでしょう。

【広告業界には種類が沢山!】仕事の種類は大きく分けて3つ

広告業界には沢山の仕事がありますが、大きく分けると3つくらいに分けることができます。

その分類は、営業職とクリエイティブ部門、さらに媒体部門に分かれています。

それぞれの分野で仕事の内容は異なってきますので、自分の特性とあわせた上で、目指すべき分野を選定したいところでしょう。

ここで選び間違えてしまうと、仕事が長く続かない可能性もあります。

営業職

広告業界の営業職は、簡単にいえば仲介の作業をすることになります。

広告を出したい人と、メディアを結び付ける仕事になっていて、例えばテレビのコマーシャルと広告主を結び付けるようなイメージです。

そのため、自社製品を売るために仕事をするわけではないというのは、広告業界で営業職を務める上で大きなポイントになってくるでしょう。

また、クライアントにとっての担当窓口でもある存在なので、スケジュールの調整をし、予算を管理することもあるといえるでしょう。

クリエイティブ部門

広告業界のクリエイティブ部門とは、一般的な企業の企画部門と似たような仕事をします。

依頼された商品やサービスの広告や宣伝方針や企画にも深く関係してくる仕事です。

代表的な職業にクリエイティブディレクターというものがあり、広告制作の総指揮者を任される仕事ともいえるでしょう。

広告や宣伝に関する総指揮を任されることになるので、全体を見渡せるような広い視野を求められる仕事になっています。

クリエイティブディレクターは、ある程度広告業界で経験が積んだ人物がなるものです。

スタッフの選定なども行うことになるので、リーダーシップも求められる仕事といえるでしょう。

媒体部門

依頼された商品がどのようなメディアに適しているかを選定するメディアプランニングもこの部門の仕事です。

また、メディアから広告枠を買うような場合もこの部門が様々な取り引きをすることになります。

どれだけ安く広告枠を提供することができるかは、クライアントの満足度につながるため、非常に重要な役割です。

さらに、各種メディアと協力をすることによって、新しい広告を考えたりすることもあるのが媒体部門の役割です。

広告業界に向いている人

広告業界に向いている人はコミュニケーション力のある人、 特に折衝力のある人です。

折衝力とは利害関係が一致していない相手と駆け引きを行い最終的な折り合いをつけるスキルのことです。

広告代理店で働く場合、広告主(企業など)と広告を掲載するメディア(テレビ・新聞など)の間を取り持って案件を進めていくことになります。

また、時には自社の方針と広告主・メディアの意向との三者の利害を一致させるケースも起こるかもしれません。

そういった際に必要となってくるのが折衝力となります。

一つの案件に沢山の人が関わる広告業界の仕事において、周囲とバランスを取りつつ案件を進めて成功させる能力が重要です。

広告業界の働き方

広告業界は激務であるといったイメージをお持ちの方もいるかと思います。

以前に比べて働き方改革が進んだものの、依然忙しい状況は変わっていません。

広告の仕事は正解がなく、区切りをつける判断は企業・上司によって異なります。

コンペなどの場合、ライバル企業に負けるわけにはいかないため労働時間がどうしても長くなりがちです。

その分年収も高いため、プライベートな時間を犠牲にしてでも稼ぎたいといった方にはおすすめです。

広告業界で働くには、自分がどんな働き方をしたいか・仕事に何を求めているかを明確にさせておかないと忙しさに耐えられないかもしれません。

【広告業界には種類が沢山!】まとめ

広告業界を目指していた人は、自分がどのような企業に向いているか少しわかったのではないでしょうか。

広告業界は、就職する企業によっても違いますし、就職する部門によっても仕事がかなり違ってきます。

もちろん、向き不向きがありますので、自分の適性に合致した企業や部門を選ぶことは重要になってきます。

各企業や部門によって求められる人材も異なってきますので、まずは広告業界の全容を把握することが重要になってくるのではないでしょうか。

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