【建設コンサルを知っていますか?】建設コンサルの実態は?資格やその労働環境についても!

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建設コンサルタントの仕事では、社会インフラサービスを計画し調査、設計そして管理まですべてアドバイスをし、建設がスムーズに進むように監督していきます。

資格も技術士やRCCMを持っていた方がいいのですが、学生のうちから取得する必要はなく働いてから場数を踏みつつ取得するようになります。

年収が高くやりがいも大きい仕事ではありますが、その分忙しく、休みがほとんどなく激務な仕事でもありますので、利点と厳しい点両方知っておくといいでしょう。

【建設コンサルを知っていますか?】はじめに

もともと建設系の仕事に興味を持っていて、つくる方ではなく専門知識などを元にクライアントへアドバイスするような仕事に就きたいと考え、建設コンサルタントも就職の視野に入れている方もいるのではないでしょうか。

物づくりも達成感がありますが、課題や問題を解決させ頭脳を使うような仕事もやりがいあります。

こちらでは建設コンサルタントという仕事は具体的にどのようなことをするのか、詳しく説明していきます。

【建設コンサルを知っていますか?】建設コンサルって何?

建設コンサルタントを目指している方は、なんとなく建設に関することの知識を使って困っているクライアントにアドバイスする仕事だというのは分かっているかもしれません。

ただ詳しくまでは、まだ知らない方もいるでしょう。

何をするかというと、社会インフラサービスを計画し調査、設計そして管理まですべてアドバイスします。

私たちの身近にある道路や公園、駅、トンネルなどすべて、建設の方が携わってくれています。

なければならないものをつくってくれるのが建設の作業員の方たちで、それをプロデュースしているのが建設コンサルタントです。

世の中の人々にとって必要不可欠で、なくてはならないものに携わる仕事ですので、大きく役に立つことができます。

【建設コンサルを知っていますか?】建設コンサルの仕事は?

具体的に建設コンサルタントはどのような仕事をしているかというと、建設業を行う上で困った点やどのように進めたらいいのかという点でアドバイスを行っています。

まずしっかりとクライアントがどのような点で困っているのかヒアリングをし、その上でどう解決したらいいのかをアドバイスします。

そのためにも話の内容を詳しく聞き理解し、的確なアドバイスをしていなければなりません。

建設コンサルタントの仕事上での区分としては、専門職で土木建築関連のサービス業という位置づけになっています。

【建設コンサルを知っていますか?】資格は?

就職するにあたって、有利になるような資格があればすぐにでも取得したいと考えている方もいるでしょう。

業種の中には事前に持っているといい資格があるものも存在しますが、建設コンサルタントを目指す場合、新卒で入る就活には必要ありません。

ゆくゆく取得した方がいい資格はありますが、それは働きながら取得すれば問題ないので大丈夫です。

こちらではこの先、働きながら取得するといい資格を紹介します。

技術士

こちらは絶対に必要な資格ではないのですが、持っていた方が有利になります。

専門知識を持っていて安心して頼める人だと思ってもらえるので、働いて場数を踏みながら資格取得を目指しましょう。

とくに技術士の場合、建設関係で働く場合一番に取っておきたい資格でもあります。

建設コンサルタントの会社登録の際、建設部門の技術士を持っている従業員が必要です。

万が一転職をする際や場数を踏んで独立する際にも、自分がこの資格を持っているのは大きいです。

誰でも受けられるにですが、場数を踏み試験内容を理解できないと取得できません。

筆記試験だけでなく口頭試験もあり、どちらも受からないと取得できないので経験の中で知識を覚えていきましょう。

RCCM

建設コンサルタンツ協会というところで実施している民間の資格になり、こちらも持っていると何かと有利になりますので働いてから資格取得を目指しましょう。

業務に関する技術上の事項を管理し、業務成果をチェックするのも行います。

知識や技術を持っているみなされ、管理技術者や照査技術者として重宝されます。

さらに国土交通省でも重視されているような専門技術なども行えますし、持っているだけで幅広く活躍できるのです。

技術士と一緒にダブルで持っていると、信頼のある建設コンサルタントだと思ってもらえます。

知識をしっかりと身に付け、働いたらこちらの資格も目指すようにしましょう。

【建設コンサルを知っていますか?】建設コンサルの特徴

国土や地域などの整備において、立案や計画、地盤や地質調査まで行い、施工管理や設計業務まで多岐に渡って仕事を行います。

やりがいなども大きく仕事に楽しさも感じますが、大変と感じてしまう部分もあります。

こちらでは建設コンサルタントになった時に、仕事をする上での利点や厳しい点を紹介していきますので参考にしてみてください。

建設コンサルの利点

皆が使うものに携われる仕事だからこそ、利点と呼ばれる点は多いです。

こちらではその中からとくに利点と感じる二つを紹介していきます。

年収が高い

さまざまある職業の中でも、年収で比べると高いのが建設コンサルタントになります。

頑張って夜勤などをこなしてもそこまで年収が高いとは言えない金額しかもらえないような仕事もありますが、建設コンサルタントの場合は頑張りが評価されやすく、そのまま年収に反映されやすいです。

大変だと感じてしまう部分があっても、お金にしっかりと反映されているとまた次も頑張ろうという気持ちになれるでしょう。

とくに大手建設コンサルタントの場合年収も高い傾向にありますが、その方のスペックの高さなどには左右されます。

少しでも実力が出せるように、必要な資格は取得し日々知識を蓄えて努力すれば、年収1000万円も夢ではありません。

国家レベルの事業に携われる

日頃から地域の方などが利用するものや、生活になくてはならないものの仕事に携わります。

人が快適に過ごすためにもなくてはならないものをつくる際に、課題なども考えながらコンサルタントをしていきます。

そして自分が手掛けたダムやビルなど、そのまま次世代にまで形となって残るのでやりがいも感じるでしょう。

個人からの依頼のみだけでなく、公共のものをつくる際に携わることができるので、国家レベルの事業に貢献できます。

自分の仕事が大変に感じる場合でも、皆の役に大きく立っているというを実感しやすい仕事でもあります。

日本では自然災害なども多いのですが、こういった災害に立ち向かえるような防波堤や避難経路などにも携われ役立っているのを実感できるでしょう。

建設コンサルの厳しい点

スケールも大きくやりがいを感じる建設コンサルタントの仕事ですが、正直厳しい点もあります。

その点も把握した上で、就職したいか考えてみましょう。

休みが少ない

1年の間に休める日がほぼなく、毎日仕事をしなければなりません。

半数以上の人が土日などもほぼ休みないまま働いているのが現状ですので、しっかりと週休二日は休みたいと考えている方には向いていません。

どうして休みがなくなってしまうかというと、とくに公共事業には納期が決められていて絶対守らなければいけないところがあります。

するとすべてが順調に進めばいいのですが、進めていくうちに想定しなかったトラブルなども発生します。

そうすると次の段階に進むまでに時間がかかってしまい、納期までに間に合わないかもしれないという事態が発生してしまうためです。

どうしてもその納期に合わせようとした結果、休みがない日が続いてしまいます。

作業員が休みないのに、管理者である建設コンサルタントだけが休む訳にはいかないというのもあります。

激務

休めないと聞いたところで何か感じていた方もいると思いますが、やる仕事が多く激務です。

とにかくやってもやってもやることがあって終わらないという状況で、ゆっくりと休んだような気になる時が1年の間にほとんどないのが当たり前です。

施工管理技士の場合、途方に暮れてしまう程の膨大な仕事があり、朝礼や安全確認の準備、早朝から働くこともあります。

膨大な事務作業から、予想していなかったトラブルに見舞われることまであるのです。

精神面でも体力面でもタフさがないと長く勤めるのは難しい世界でしょう。

【建設コンサルを知っていますか?】まとめ

世の中の人の生活を快適にしてくれる仕事で、建設コンサルタントはなくてはならないものです。

そのため人の役に立っているというのも実感しやすく、さらに年収にも反映されてやりがいがあります。

しかしやることも多数あり忙しく、ほとんど休みが取れない激務な仕事でもあります。

資格は働いてからでも取得可能ですので、学生のうちに無理に取らなくて大丈夫です。

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