業界分析

2021/6/20

新卒理系の就職先「メーカー業界」って何?   

2021/6/20

はじめに

理系学生の皆さん!就職活動は進んでいますか?

理系として就活を行なっていると 「メーカー業界」 というキーワードをよく耳にするのではないでしょうか?

理系として専攻を進み、そしてその経験を活かそうとして就活を行うと、 ものづくりをメインとする職業が自然と候補に上がってくると思います。

本日はこのものづくりを行う「メーカー業界」について就活生として知っておくべきことをまとめました!

 

【理系にとってのメーカー】メーカー業界って何?

そもそも「メーカー業界」とは何を指すのでしょうか?

メーカー業界の定義としては、 何かしらの物を製造して販売する企業全般を指します。

英語の「Make」を語源とし、「する人」を意味する「er」を足した単語になります。

実際のところ英語では「Manufacturer」がメーカー業界を指す単語として多々利用されます。

こういった定義であるが故に、メーカー業界とは幅広い範囲を指すキーワードです。

その為、メーカー業界の中にも規模の違いから製品の違い、さらには相手にしているバイヤーの違いなど、 色々な種類があります。

 

ここで注意していただきたいのは、 メーカーというキーワードが特定の職種を指すと言うことではないと言うことです。

あくまでも一種の業界で、その中でもさらに 比較的幅広い範囲をカバーする業界であると言うことが注意点になります。

理系学生が多く就職し、同時に採用側も理系学生を率先して採用している印象を自然とお持ちの方もいるかもしれません。

しかし、実際はメーカー業界とは業界全体を指す為、そこに属する企業も様々な職種を必要とします。

 

さらに重要なのは、メーカー業界の中にも異なったタイプの企業があると言うことです。

自社生産なのかそれともサプライヤーなのか、更にはどう言ったプロダクトを製造しているのかなど。

メーカーと言ってもひとまとめにするのはとても難しいと言えます。

 

【理系にとってのメーカー】メーカー業界内での違い

メーカー業界と言っても、その中にある企業を全てひとまとめにすることは不可能です。

 

まずメーカーとして就活生の多くがイメージするのが、我々一般人に行き渡る完成品の製造を担当しているメーカーです。

食品や日用品はもちろんのこと、自動車やパソコンや家電といったものまで。

商品を製造するまでの工程で、何かしらの加工や手を加える必要のあるものを販売する企業のことを指します。

これらの様な車や食品といった、 我々が直接購入する商品を製造しているメーカーを B to Cといいます。

これはBusiness to Consumer」の略です。

ビジネス (Business) から直接我々の様な一般消費者 (Consumer) へ製品を販売しているメーカーのことを指します。

 

もう一方で、我々が日常的に目にしないものを製造しているメーカーもあります。

我々が手にする自動車や家電といった製品のパーツ、またはそれらを製造する工程に必要な機器やツールといった、製造側や別のメーカー企業を相手にしたメーカーもあります。

これらの 製造側が自社の製品のために必要な物を製造しているメーカーをB to Bといいます。

「Business to Business」の略で、製造側である別のビジネスとメーカーを相手にしています。

 

【理系にとってのメーカー】どういった職があるの?

メーカーとは業界そのものを指すワードになります。

そのため、 企業の規模や専門性によって様々な職種を必要とします。

 

まずどのメーカーにも存在する職種と言えるのは、製造プロセスを担当する技術職になります。

どの様な規模の企業であっても、どんな製品を製造していたとしても、その 製造のプロセス自体を行うのに必要な技術を持った人材が必要です。

一方で、企業の規模などによって、また別の職種が必要とされることもあります。

たとえば大手の様な巨大なメーカーとなれば、自社生産を行なっていることも多いです。

そのため、物を製造するために必要な技術職専門職はもちろんのこと、その製造ラインを管理する生産管理職など製造の幅広い範囲をカバーするのに必要な職種が様々と存在します。

更には自社生産となると、プロダクト自体を生み出すために必要な研究職開発職といったR&D(Research and Development)の部門を持った企業も存在します。

 

他にも、 典型的な理系人材が必要とされる職種だけがメーカー業界に存在するわけではありません。

製造した製品を販売する為の営業職マーケティング職

全体の管理を担当する総合職人事職

プロダクトのデザインを担当するデザイナー職

さらにはそれらのパテントなどを管理する法務職などを保有する企業もあります。

「ものを作って売る」というプロセスに何かしら関係する職種であれば、メーカー業界の企業のどこかに必ず存在するといっても過言ではないでしょう。

 

【理系にとってのメーカー】専門性を活かしたいあなたへ!

幅広い職種が存在し、必要とされているのがメーカー業界の特徴でもあります。

その中で、 自分の理系としての専門知識や経験といった専門性を活かしたい人向けの職種も数多く存在します。

プロダクトを作る際の 製造工程や計画段階の構想などには、その製品を作るにあたっての専門知識やその分野での経験が必要不可欠です。

メーカー業界内でのそう言った職種の代表格とも言えるのが、技術職です。

技術職については下記のリンクに詳しくまとめてあるので、ぜひチェックしてみてください!

 

【理系にとってのメーカー】新たな経験を積みたいあなたへ!

もちろんメーカー業界という広大なジャンルを指した際に、 理系スキルが必要とされない職種も数多く業界内に存在します

小規模なメーカーが必要とする営業職や、一方で大規模な大手メーカーが必要とする企画や宣伝やマーケティングなど。

一般的には 文系職とカテゴライズされる職種も業界内では必要とされています。

そういった職種であれば、今まで理系として専念してきた事とは異なった 新たな経験を積むことができるでしょう。

 

この様な 文系職にメーカー業界内で就職する場合、理系人材である必要がないのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら 理系人材であることが、こういった職種で重宝されることも多々あります。

まず初めに、特定の製品のメーカーであれば、理系専攻として得た 知識や経験が、その製品に携わる際に部分的に役立つからです。

製品そのものに関しての知識や、それが出来上がるまでのプロセスなどを理系専攻としてすでに習得しているからです。

例えば精密計測器関連のメーカーについた際に、 理学部出身でありその機器の使用経験や知識を持っている人材と、 普通の文系専攻の機器に触れたこともない人材とを比べると、 前者の方が確実にメーカーの製品について深い理解をしていることでしょう。

そういった事前知識や経験があることによって、よりメーカー内で活躍をすることができます。

 

もう一方で、理系であることで身についた 根本的な思考回路や問題解決能力がどの様な職種でも役立つということが言われています。

実際、理系専攻の人材が文系職に就くということは全く珍しいことではありません。

理系であっても、 研究職以外の比較的文系色の強い職につくことで、自分の強みを活かすという手法もよく耳にします。

この理系全般に通ずる、どの様な職種でも活かすことのできるスキルについては、下記の記事でまとめてあるのでぜひ参考にしてください!

 

【理系にとってのメーカー】なぜ理系学生に人気なのか?

ここまででメーカー業界というと幅広いジャンルが存在すると同時に、数多くの職種が必要とされる業界であるということを説明してきました。

では、 なぜ理系人材にとりわけ人気な業界というイメージがあるのでしょうか?

 

理由としては、 理系人材の多くが志望する就職先である職種が、そもそもメーカー業界以外にあまり存在しないという点です。

多くの理系学生は、まず就職となると今までの 自分の研究や理系学生としての知識やスキルを活かせる職業を探します。

その際に最初に候補に上がるのが、今までやってきたことの延長線上にあるとも言える研究職開発職といった職種です。

これらを必要とする業界がそもそも少なく、その中でもさらに民間となると、自然とメーカー業界に限られてきます。

結果、 理系人材に人気の職種がそもそもメーカー業界にしかない為、自然と多くの理系人材がメーカーに応募するという形になっています。

 

【理系にとってのメーカー】メーカー業界のあれこれ

メーカー業界といっても、 幅広い数の異なったタイプの製品を専門としていたり、 企業としても全く異なる社風を持っていたりと様々あります。

すべての メーカー業界内の企業に一概に当てはまる情報といったものはありませんが、ここで世間一般的に言われているメーカー業界内の風潮をお話しします。

再三にはなりますが、これが全て当てはまるということはありません。

また、これだけ多くの企業が存在する業界ですので、 社風や評判など、業務内容以外で選択することも重要になってきます。

 

メーカー業界のキャリアパス

まず言えるのが、理系職と文系職かによってメーカー業界内でのキャリアパスは大きく異なってきます。

一方で、両方に通じて言えることは、どれも典型的なキャリアパスはないということです。

また、 大手メーカーといった企業では転職があまり主流とされていません。

これは理系職の場合は特に当てはまることです。

理系としての専門知識をそのメーカー内で積み上げてきたことによって、その知識を延長して養いスキルアップするのには、メーカー内での継続が一番良いと考える人が多い様です。

 

日系と外資系の違い

メーカー業界とは地球上の様々な国に存在します。

その為、 日系の国内メーカーのみならず外資も数多く存在します。

日系メーカーの多くには、年功序列終身雇用の崩壊などといった問題点が存在することがあります。

メーカー業界に限ったことではありませんが、 メーカー業界は比較的大きく影響を受けているとも言えるでしょう。

もう一方で、外資メーカーに関しても、これらの問題がないわけではありませんが、また異なった問題点もあります。

日本国内の外資メーカーに就職する際は、 本社の傘下に入るということが、業務の自由さに影響してきます

外資であることによって、報告先である本社を持つことになります。

って優先順位が落ちたり時間の制約など外資であるが故の問題も無くはありません。

 

【理系にとってのメーカー】メーカー業界以外の理系就職先

理系人材にとって メーカーが人気である1番の理由は、やはり今までのスキルや経験を活かせる からでしょう。

しかし メーカー業界以外にも、理系としてのスキルを活かせる就職先が他にもあります!

これについては下記の記事にまとめてあるので、ぜひご覧ください!

 

おわりに

いかがでしたでしょうか?

メーカー業界という幅広い種類の企業を指すキーワード。

就活をするに当たって、必要な最低気の情報をまとめてみました。

理系としてのスキルを活かすこともできる一方で、新たな文系職の様な経験を積むこともできるのがメーカー業界です。

メーカー業界が自分に合っているのかどうか、少しでも参考になったのであれば幸いです。

ぜひ自分に合った職種や企業がメーカー業界にあるのかどうか調べてみください。

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