業界分析

2019/9/12

就活生に大人気!コンサル業界について徹底解説!

2019/9/12

 

就活生に人気を誇るコンサル業界

 

近年ファーストキャリア先として人気であるコンサルティング業界。就職活動サイト「ONE CAREER」の調査では、東大・京大の20卒の就職人気ランキングにて、トップ10のうち7社がコンサルティングファームが占めています。

 

 

(参照:東大京大・20卒就職ランキング:足踏みする総合商社、飛躍するコンサル)

そんな就活生に絶大な人気を誇るコンサルティング業界の代表的な企業から最新トレンドまで解説していきます。

 

 

コンサル業界って何するの?

 

コンサルティングとは、「企業(稀に行政や公共機関)などの役員に対し、主に経営課題の解決策を提示し、企業の発展に貢献する」仕事のことです。

もともとは、フレデリック・テイラーという19世紀末のアメリカの経営学者が、衰退していた工場にコンサルティング的アプローチを加え復活させたというのがコンサルティングの始まりとされています。

そして、1926年に世界的なコンサルティング会社「マッキンゼー・アンド・カンパニー」が設立され、経営コンサルの基盤が整っていき、今に至るという歴史を持っています。

コンサルティング企業は、「カンパニー」ではなく「ファーム」と呼ばれ、中で働いている人もコンサルタントとしてプロフェッショナルであることが求められます。

 

 

コンサルティング会社のファームの分類とは

 

コンサル業界は大きく「戦略系」「総合系」「その他コンサル」の3つに分けることができます。

また「シンクタンク」という就活生からするとコンサルとどう違うのかがわかりにくい業界もあり、そちらも解説していきたいと思います。


 

 

戦略コンサル

コンサルと聞いて一番に思い浮かべるのはこの戦略コンサルだと思います。

主に企業の役員に対して、経営課題の解決やM&A(企業の合併・買収)の事業統合後のサポートなど経営上流に関わります。
高い情報処理能力と経営層にも物怖じしない精神力が必要とされます。

企業としては、外資系の「マッキンゼー・アンド・カンパニー」「ボストンコンサルティンググループ」「ベイン・アンド・カンパニー」がBIG3と呼ばれる戦略コンサルの代表的な企業です。
他にも「ATカーニー」「ローランドベルガー」「経営共創基盤」などが就活生から人気の戦略コンサルとなっています。

 

 

総合コンサル

近年採用人数を拡大しているのがこの総合コンサルティングファームです。
総合コンサルは、経営陣から現場の一般社員までをビジネスの相手とし、経営の戦略立案から実行までを行なっているコンサルティングファームです。

 

戦略コンサルが完璧な経営戦略を作ったとしても、それを実行できていないという状況があり、その実行まで責任を持っているのが総合コンサルといえます。

企業としては、BIG4と呼ばれる「デロイトトーマツコンサルティング」「PwCコンサルティング」「EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング」「KPMGコンサルティング」、IT系の「アクセンチュア」「IBM」が有名な総合コンサルティングです。

 

その他コンサル

今まで経営コンサルティングしかしてこなかったコンサルティング業界。

しかしITの発達や、経営を取り巻く環境の劇的な変化により多種多様な課題に対するコンサルティングファームが出現しました。

例えば、組織型のコンサルに強みを持っている「リンクアンドモチベーション」や中小企業の再建コンサルに特化した「山田ビジネスコンサルティング」、業務改善コンサルに強みを持っている「LTS」などがあげられます。

 

シンクタンク

コンサルを調べているとよく出てくるシンクタンク。コンサルとシンクタンクの違いをきちんと説明できる就活生は少ないのではないでしょうか?
シンクタンクは、様々な分野の専門家を集め、国の政策決定や企業戦略の基礎研究、コンサルティングサービス、システム開発を行う組織。(参照:シンクタンク)

どちらもプロフェッショナル集団であることは変わらないですが、シンクタンクは特に研究や分析を主に行なっているということが言えるでしょう。 コンサルの主なクライアントが民営企業なのに対し、シンクタンクの主なクライアントは官公庁です。

企業としては「野村総合研究所」「大和総研」「三菱UFJリサーチ&コンサルティング」「三菱総合研究所」が代表的な企業となっています。

 

 

学生に聞いた!コンサル業界のイメージ


激務

コンサルの代名詞とも呼ばれる激務。
昔は終電がなくなってもまだ働いているということがあったらしいですが、現在は政府が進めている「働き方改革」の流れもあり少しずつ改善されているようです。

しかし、よく考えてみると、ビジネスの課題がどんどん複雑化している中でコンサルティングファームへの案件が増えていっている現在、働く時間を減らしたら処理できる案件が減ってしまいます。これを解決するためには仕事効率を上げるか、採用人数を増やすかの2つの解決方法が考えられますが、採用人数に関しては近年、総合系のコンサルは採用人数を数百人単位で増やしています。

どのくらい激務かどうかは、実際に働いている企業のOB/OGに聞くのが良いでしょう。

 

高給

これもコンサルティング業界を象徴する特徴です。就活生の中にも新卒でたくさん給料をもらいたいからコンサルにいくという人もいるでしょう。

コンサルが高給な理由は主に2つあると考えられます。

・単純に働く時間が長い
・プロフェッショナル集団として難易度の高い課題を解決する

参考程度に、コンサルティングファームの新卒の基本給与は500~600万程度(年俸制)が平均とされています。(参照:コンサルタントの給料・ボーナス)

戦略系のコンサルティングファームの方が総合系のコンサルティングファームよりも給与水準は高い傾向にあります。これは採用人数が少なく、経営課題も経営層に近いビジネスの上流に部分を担当するためと考えられます。

 

高い人材流動性


コンサルティング業界は日系企業のように定年まで勤め上げるという人が少ないことが特徴としてあげられます。

コンサル業界の特徴として、高給があげられましたが、給料を上げるためにファームを転々とする人も少なくありません。

そのほかのキャリアチェンジですが、ある人は自分で事業を立ち上げたり、ある人はベンチャー企業へ転職したりします。
ただ、 コンサルは他業界と比べて給料が高いため、給料を下げてまで他業界に転職することはあまりしないのが現状です。

また、コンサルティング業界は優秀な人材を多く輩出していることも特徴としてあげられます。DeNA共同創立者の南場智子氏、経営共創基盤CEOの冨山和彦氏、経済産業担当大臣の茂木敏充氏など、ビジネス界から政界まで幅広く人材を輩出しています。

 

 

コンサルティング業界の最新情報

 

コンサルティング業界も時代の流れを受けて、業界全体が変化しています。

 

デジタル化

AIやビッグデータ、クラウド、IoTなどの最先端技術の研究が盛んになり、それらがビジネスに応用されてくるようになってきた昨今、 企業の経営の場にもデジタル化の波が押し寄せてきています。

戦略コンサルのマッキンゼー・アンド・カンパニーはデジタルマッキンゼーというデジタル技術を用いた企業変革をする会社を設立し、アクセンチュアはIMJというデジタルマーケティング会社の株式取得をし、デジタル領域の強化を図っています。

職種としても、デロイトトーマツコンサルティングでは新卒でもテクノロジーコンサルタント職の募集をしていたり、アクセンチュアでもデジタルコンサルタント職を選んだりすることができます。

 

ロジカル+デザイン思考

コンサルティング会社のクライアントは基本的に法人です。つまり、 ビジネスの形としてはBtoBとなります。

しかし、クライアントとなる企業がビジネスをしている相手が消費者であったりすると、モノが溢れて豊かになった時代、消費者のニーズも多様化し、企業もどのように利益を上げていくかという壁にぶつかっています。

つまり、 コンサルティング会社にはユーザー目線を意識したコンサルティングが求められているということになります。

今までロジックを組み立て、綺麗な経営企画書を書いているとうまくいった時代から、デザイン思考的なアプローチも求められてきていることが、大きなコンサルティング業界のトレンドとなっています。

(参照:【初心者向け】ビジネスに必要な「デザイン思考」とは何か?プロセスをイラストで紹介)

実際に、マッキンゼー・アンド・カンパニーはデザインコンサルティング会社の「LUNAR」社を傘下としたり、アクセンチュアはロンドンに本社を構える「Fjord」社を買収しています。

これらのトレンドはグローバル単位で起こっているもので、いずれは日本にも影響を及ぼしてくることでしょう。

 

 

コンサルティング業界は早期から対策が必要

 

いかがでしたか?
コンサルティング業界のことがざっくり知れたのではないでしょうか?
新卒の現場においては、コンサルティング業界は選考の時期が早く、難易度も高いことが特徴です。きちんと業界・企業研究をし、選考対策をしてから選考に臨みましょう。

 

 

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