5分でわかるインターン面接のポイント!採用面接との違いとは?

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インターンシップ選考で面接に呼ばれたものの、どのような対策をすれば良いのかわからない方も多いですよね。

今回の記事では、インターン面接の流れや重要なポイント、採用面接との違いまで徹底解説します。

インターンの面接とは?

インターンシップを実施する企業の中には、参加者を選考するための面接を行う場合があります。

このような企業では、インターンに参加すると本選考で優遇が得られるパターンも期待できます。

就活の成功へ一歩近づくためにもインターン選考で面接が実施される場合には、きちんとした対策が重要です。

インターン面接と新卒採用面接との違い、インターン面接で重要なポイントを紹介します。

想定される質問や逆質問のやり方、面接時のマナーといったインターン面接の基本を解説します。

インターン選考での面接は、インターン参加をかけた大切なチャンス。

企業担当者と面と向かった際にしっかりと回答できる準備をしておくことが大切です。

インターン面接をきちんと理解して、就活の成功に一歩近づきましょう。

インターンシップ参加のメリット

面接を受ける前に、インターンシップに参加・開催するメリットとはそもそも何なのか整理しておきましょう。

学生が参加するメリットと企業が開催するメリット、それぞれ確認していきます。

学生がインターンシップに参加するメリットは、以下の3つが挙げられます。

・企業や業界への理解が深まる ・自分に合った業界・企業選びの軸が見つかる ・自分の価値観や今後の方向性を知ることができる

インターンシップでは実際にその企業で働きます。

顧客として外から見てるだけでは分からない、業界の深い部分を目にすることができるかもしれません。

また、インターンシップに参加することで自分に合った業界・企業選びのヒントが見つけやすくなるでしょう。

インターンシップの業務を体験する中で、 ・どのような業務を面白いと感じるのか ・何にやりがいを感じるのか を理解できるのは大きなメリットです。

経験したことから見つけた面白さや、やりがいをもとにして自己分析を進めることで自分に合った業界・企業を見つけることができます。

一方、企業がインターンシップを開催するメリットは次の3つです。

・入社意欲が高い学生の母集団を形成できる ・早期から学生との接触ができる ・学生個人の資質や職能を判断できる

インターンシップは、本選考が始まる前に開催されるのが一般的です。

早い時期から積極的に活動している学生は意欲の高い学生といえます。

意欲の高い学生と接点をもつことができるのは、企業にとって大きなメリットです。

また、 インターンシップを通じて働きぶりや普段からの物事に取り組む姿勢・態度を見ることで、学生個人の資質やスキルを判断できます。

面接だけでは分からない学生の素の様子を見ることで、企業で活躍できる可能性が高い学生を採用したいと考えているのです。

企業がインターンシップ面接を行う理由

インターンシップ参加者を決めるために、企業が面接を行うのはどのような理由があるのでしょうか? インターンシップに参加すると、 ・現場への同行 ・企画の立案 ・リサーチ ・チームでのディスカッション など社員に準じる立場で仕事を体験する機会が多いです。

そのため、社外秘の情報に触れ、取引先の人と会う可能性があります。

人柄や資質に問題のある学生を入れるわけにはいきません。

そこでインターンに参加する学生の人柄や資質、仕事に対する熱意などを知るために、インターンシップ面接が開催されます。

また人気企業の場合は、一度のインターンシップ開催で受け入れる学生の数よりも応募学生が大幅に上回ってしまうこともあります。

そのため、応募者の中から参加する学生を絞らなければなりません。

企業にとってのインターンシップは、優秀な学生と早期から接触して、企業の魅力を伝えるチャンス。

優秀でより自社に合った学生に優先的にインターンに参加してもらうため、参加までに選考を行うこともあります。

インターン面接と採用面接との違い

インターン面接と新卒採用面接では、選考基準が異なります。

・インターン:基礎的な思考力、コミュニケーション能力重視 ・採用面接:会社風土とのマッチ度、会社への目的意識重視

企業にとってインターンシップの開催は、優秀な学生に自社の魅力を伝える意味合いを持っています。

そのため、志望理由や会社との相性よりも思考力・コミュニケーション能力・今まで行ってきた努力が重視され、ビジネスでの活躍可能性が高いかどうか判断して選考が行われます。

一方で、新卒の採用面接では基礎能力の上で会社風土とのマッチ度が高いか、または「その会社でないとダメな理由」など会社に対する目的意識があるかが内定の決め手になります。

・学生がやりたいことと業務内容が合っているか ・採用した学生が自社で活躍できるか

というように、企業と学生のマッチングやその会社で長く活躍できる可能性があるかどうかを判断しています。

インターン面接で質問されること

それではインターン選考の面接に向けた対策を解説していきます。

インターンシップ面接での主な問いとして、5つの質問が挙げられます。

定番の質問であるため、本番でしっかりとした受け答えができるように準備しておくことが大切です。

・なぜインターンに応募したのか? ・インターンを通じてどんなことを学びたいのか? ・自己PRをしてください。

・学生時代に頑張ったことは? ・あなたの強み、弱みは?

回答に悩みやすい「学生時代に頑張ったことは?」について、回答例と回答のポイントをご紹介しましょう。

【回答例】 私が大学生活で頑張ったことは、ゼミでの研究活動です。

その中で私は意見をまとめたり、論点からズレていく話を元に戻す役割を担ってきました。

自分の意見をきちんと言えることが大切だと考えています。

発言の少ないメンバーにも話が回るように、意識して発言していました。

相手に伝わりやすい話し方や、相手の意見を受け入れる大切さを学びました。

御社でも問題把握や意見をまとめることで、問題解決の手助けがしたいと考えています。

【回答のポイント】 学生時代に頑張ったことを聞かれた場合には、力を入れた活動を中心に、活動の結果や成果などについて回答しましょう。

そこまでのプロセスや、その経験から気がついたこと・学んだことを伝えると、より説得力があります。

ゼミを経験する学生は多いですよね。

研究室でどのようなことを学んだのか、活動内容やゼミでの役割を切り口にすると書きやすいです。

できるだけ具体的なエピソードを中心にすると、イメージしてもらいやすくなりますよ。

面接で重要になる逆質問

インターンシップの面接では、最後に面接担当者から「何か質問は?」と聞かれることがあります。

「逆質問」と呼ばれるものですが、「特にありません」と返答するのは避けましょう。

意欲がないのではと感じられるからです。

逆質問はただの質問ではありません。

逆質問の内容によって、合否が変わってしまう可能性もありえます。

逆質問に対しても、しっかり準備しておくことが大切になります。

自分の長所や志望動機をさりげなくアピールできる質問や、やる気が伝わる質問など、逆質問の中でも自分のことを伝えられるように意識していきましょう。

<逆質問の例> ・インターンシップ生に求めること、期待していることは何ですか? ・どのようなスキルを身につければ、御社の仕事に役立てますか? ・他社と共同で進めているプロジェクトについて、インターンとして関わることはできますか? ・グローバルに活躍したいと考えています。

語学以外にどのようなスキルが必要ですか? ・リーダーとして昇進していくためには、どのような能力が必要ですか?

面接時のマナーもしっかり意識しよう

インターンシップ面接であっても、採用面接と同様に服装や身だしなみ、マナーは大前提です。

本選考ではないからといって、気を抜いてはいけません。

・リクルートスーツを着ていく ・清潔感のある身だしなみを整える ・社会人として必要な最低限のマナーを守る

採用面接と同じように、身だしなみなどのマナーを遵守しましょう。

面接では社会人としての資質を見られています。

面接マナーに不安がある場合には、今一度確認しておきましょう。

インターンシップから本採用につながることもあります。

採用への一歩ともいえる大切な面接。

インターンシップ面接だからと軽く見ることなく、万全の準備をして面接に臨むことが重要です。

インターン面接を突破しよう

今回はインターン面接のポイントを紹介しました。

インターンシップから本採用につながる可能性もあるので、しっかりと対策しておくことが大切です。

社会人としての一歩ともなるインターンシップ。

業界や企業のことを深く理解するためにも役に立つので、ぜひ参加しておきたいところです。

事前に入念な対策をしておくと、周りの応募者と差をつけることができます。

インターンシップ選考の際には、しっかりと準備しておきましょう。

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