ホテル業界のインターンシップに参加するメリット
「インターンシップに参加しなければ希望するホテルに就職することができない」というわけではありません。しかし、インターンシップに参加することで得られるものは大きいでしょう。ホテル業界のインターンシップに参加するメリットを3点紹介します。
・企業について知ることができる
就活の際は事前に企業のホームページを閲覧したり企業説明会などに参加したりすることで、その企業の情報を得るのが一般的です。
一方、 インターンシップでは自ら企業に赴き、実際の現場で話を聞き仕事を体験できるほか、ホームページなどでは分からないホテルの内部情報を知ることができるのが最大のメリットです。
・自分がやりたい仕事が見えてくる
「憧れていた業界だけど、自分の思い描いていた仕事と違った」「華やかな仕事がしたいと思っていたけど、コツコツと積み上げる仕事の方が自分に向いているかもしれない」
有名企業や華やかなイメージのある仕事は誰しもが憧れを抱くもの。
しかし、実際に仕事をしてみるとギャップを感じてしまったという人は少なくありません。 インターンシップではその企業の情報や仕事内容などが明確になるため「自分が本当にしたいことは何か」を知るきっかけになり得ます。
・志望動機がより明確になる
例えばインターンシップ先のホテルに就職を希望する場合、そのホテルの魅力や理念、インターン中に感じたことなどがより提示しやすくなります。
志望動機が明確になると自信をもって面接に臨むことができるでしょう。
海外ホテルのインターンシップ
今や海外企業への就職は珍しいものではありません。
大手のホテル会社では海外ホテルでのインターンシップも開催しているため、ホテル業界を志望している人はぜひとも参加してみてはいかがでしょうか。
【海外ホテルインターンシップの平均参加期間】
インターン先によって異なりますが、海外ホテルのインターンシップは比較的長期間行われる傾向にあります。
中には12ヵ月もの間インターンが行われるケースがあるほか「この日からこの日まで滞在できる人対象」のように、参加条件として日時が指定されることも。
長期間のインターンに参加する場合は、学校を休学したり会社を休職したりとスケジュールを調整する必要があるため、注意が必要です。
【海外ホテルインターンシップによくある参加条件】
接客経験者優遇、職歴・学歴不問など、求められるスキルはホテルによって異なります。
海外のホテルの場合に語学力をみられる機会が多い傾向にありますが、日常会話ができる・中級程度・上級程度などのように、語学に関するスキルもそれぞれです。
中には現地の語学学校での勉強がセットになっているプログラムもあるため、語学力を鍛えたい方は語学学校での勉強もプログラムに組み込まれているインターンを受けてみると良いでしょう。
もちろん中には英語ができなくてもOKなホテルもあるほか、語学力に応じて配属先が決まるホテルもあるので「英語に自信がない」という人も勇気をもって挑戦してみてはいかがでしょうか。
ホテルのインターンシップに参加する際の注意点
ホテル業界のインターンシップに参加する際には、以下のことに注意しましょう。
・従業員の一人としての責任感を持つ
お客様にとってホテルで働いている人は皆「従業員」です。
インターン生だからといって学生気分のまま働いていると、自分のミスによってお客様に迷惑をかけてしまうことも考えられます。
仕事に取り組む際はホテル従業員の一人であるという自覚と責任感を持つことが大切です。