面接
2020/10/15
【就活生必見!】ガクチカでアルバイトを強みにする方法!
2020/10/15
面接
2020/10/15
2020/10/15
面接で良く聞かれる質問「学生時代に力を入れたことは何ですか?」。
同様に良く答える回答「学生時代はアルバイトに力を入れて取り組んでいました」。
ガクチカとしてアルバイトを答えるのはありきたりで差別化できないのでは?
という相談もよく学生様から受けますが、実はそんなことはありません。
アルバイトも伝え方次第で面接官を惹きつけるガクチカとなりえます。
今回は、そんなアルバイトを魅力的なガクチカとして伝える方法についての記事です。
就活をしていくうえでは、入社候補の企業にエントリーをし、書類選考を経て、面接へと進みます。
最初のエントリーの段階では履歴書やエントリーシートの各項目へ、志望動機をはじめとする自分の考えなどの記入が求められます。
そして、面接に進めば、面接官から直接質問がなされ、それに対して的確に答えなくてはなりません。
どんな質問が出されるのか不安な方も多いと思いますが、多くの企業で質問される定番の項目が意外に多いものです。
その一つがガクチカです。
ガクチカといっても、これから就活をスタートさせる学生にとっては、何のことなのかピンとこないかもしれません。
これはいわゆる就活用語で、定番化した質問項目を略した略語です。
ガクチカとは「学(ガク)生時代に力(チカら)を入れたこと」の略語で、主に大学生活において、何を頑張ってきたかをアピールする質問となります。
ガクチカの学生時代は主に直前の大学生活を指しますが、小中高時代からずっと続けてきたことなどを話してもかまいません。
また、ジャンルも問われず、自由に選ぶことができます。
部活動やサークル、習い事をはじめ、勉強や研究、ボランティア活動やアルバイトなど、学生時代に力を入れて取り組んだことなら種類は問いません。
自分が一番何に力を入れたかを振り返りつつ、就職を希望する企業へのアピールになるようなガクチカを選ぶことがポイントになります。
種類は問いませんが、最も力を入れたことを1つに絞り込みましょう。
部活もアルバイトも頑張ったではなく、いずれか1つのジャンルに焦点を当てます。
ガクチカを話すうえでは、具体的なエピソードを紹介することがポイントです。
どれほど力を入れて取り組んだのかを理解してもらうために、実際の経験に基づくエピソードが重要な役割を果たします。
エピソードの構成としては、単に「〇〇をしていました」ではなく、課題や困難に直面しながらも、乗り越えて頑張ってきたといった印象に残るエピソードがおすすめです。
この点、ガクチカを選ぶ際には実際に最も力を入れたことではなく、より内定につながりやすいと考えるエピソードを選ぶ方が少なくありません。
そこで、多くの就活生が思い至るのが、アルバイト経験です。
もっとも、アルバイトはガクチカとしては弱く、ほかの就活生と差がつかないという意見もあります。
実際のところはどのように評価されるのでしょうか。
アルバイトはガクチカとして弱いとされるのは、学生のほとんどがアルバイトを経験しており、差別化ができないという理由や所詮、学生ができる仕事に過ぎず、入社後の仕事とは直接結びつかないという理由です。
ですが、アルバイト経験イコール入社後に仕事ができる人といった評価をしようとして、ガクチカを尋ねているわけではありません。
どんなことに力を入れ、どれだけ頑張れる人かなど、人柄や性格、過去の経験を知り、入社後にどのような活躍ができそうな人物かを推し量る意図がある質問だからです。
就活生の多くが社会人になるための修業を積んでいると評価してもらえるのでは、即戦力として内定を得られるのではと考えて、ガクチカにアルバイトを選ぼうとします。
アルバイト経験イコール就職後の仕事に役立つ点が強みだと考えるアプローチです。
ですが、アルバイトを強みにしたいなら、別のアプローチが必要です。
アルバイト経験があるから、入社後も仕事ができるとアピールしても、それは強みとは評価されません。
なぜなら、学生の多くがアルバイトをし、そつなくこなしてきたわけです。
アルバイト経験は、社会人として最低限の素養を持っていると程度の評価しか得られません。
強みとなるのはどれだけ懸命に取り組んだか、アルバイトを通じて何を学び、何を得たかです。
たとえば、1つのアルバイトを長くやり通したこと、複数のアルバイトによって適応力や柔軟性を得たことが強みになります。
1つのアルバイトをエピソードに選んだ場合は、どのようにガクチカを書けば、強みとしてアピールできるのでしょうか。
ガクチカの書き方としては、まず、学生時代に力を入れたこととして、〇〇のアルバイトをしてきたことを挙げます。
どのくらい力を入れたかを伝えるため、何年間とか、1年生の頃から現在までなど期間もアピールするのがおすすめです。
ただ1つのアルバイトを長期間継続して取り組みましたにとどまらず、具体的に何をどう頑張ったのかをエピソードとして伝えましょう。
成果が出せたようなエピソードであると、頑張ったことが伝わりやすいです。
たとえば、家庭教師のアルバイトを3年間やってきたという場合、ただ勉強を教えたではなく、どのような生徒を教えてどう成果が出せたのかを伝えましょう。
志望校合格は無理と言われていた生徒を合格に導いた経験などを挙げ、どのような工夫をして目標達成に導けたのかを具体的に語るのがおすすめです。
1つのアルバイトに的を絞る場合は、継続した期間なども挙げ、長く続けられたことも含めて強みとしてアピールすることが可能です。
持続力や根性があり、入社後もすぐに辞めることがない人物だと印象づけることや何事もあきらめずに取り組める力があると評価してもらうことができます。
また、長期にわたって取り組めば、経験値が高まり、ノウハウなども得られ、自分なりの工夫などもできるようになります。
それが成果につながっていることも多いので、アルバイトを通じて成長できたことをアピールできるのも長期継続の強みです。
では、複数のアルバイト経験は強みになるでしょうか。
職を転々としていて持続力がない、飽きやすい性格と思われるのではと不安に思う方もいるかもしれません。
ですが、実際に飽きやすくてすぐに辞めてしまったのではなく、目的や理由があって、複数のアルバイトをしてきたなら強みにすることができます。
どのように強みにすれば良いのでしょうか。
短期間でいろいろなアルバイトをしてきた方の中には、学生時代だからこそチャレンジできる、変わったアルバイトに果敢に取り組んできた方や思い出づくりをしてきた方もいることでしょう。
新しい環境に臆することなく積極的に行ける姿勢は、変化が目まぐるしい現在のビジネスの現場でも役立つことです。
経済環境や、業界や企業を取り巻く環境が大きく変化しても、たじろぐことなく、新しい環境に即応して企業を引っ張っていける、そんな側面を見出すことができるためです。
学生時代には将来の方向性を決めるために、さまざまな業種や職種のアルバイトを経験して自分に合う仕事を見つけたいという方も少なくありません。
一つひとつのアルバイトを、目的を持って取り組んだことや目標を定めて達成しようと取り組んできたことは強みになります。
単にいくつもアルバイトをしたのが強みなのではなく、アルバイト経験を通じて何を学んだか、何を習得したかが強みになります。
就職後にも役立つような学びがあったことを、具体的に伝えましょう。
アルバイトはガクチカとしては弱いと言われることがありますが、それはアピールする内容次第です。
アルバイトをしてきた経験が強みなのではなく、そこでどう取り組み、どんな成果をあげたのか、何を学び、何を得て、今後に活かせそうなのかが強みになります。
それを伝えることができる、具体的なエピソードを選んで紹介するようにしましょう。
ページのトップへ戻る