【高難易度?】ガクチカを1分で話すコツ

【高難易度?】ガクチカを1分で話すコツ

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はじめに

面接で尋ねられることが多いガクチカですが、特に制限時間なく回答を求められるケースの他、何分でという時間を設定されるケースがあります。

一度に多くの就活生が話をするグループ面接をはじめ、個別面接でもガクチカを1分で話すよう求められるケースも少なくありません。

時間制限をされるのは、企業側に何か意図があるのでしょうか。

そして、1分というタイムリミットを設けられた場合、どのようにガクチカを話せば良いのでしょうか。

【1分で話すガクチカ】1分でガクチカを話させる意味

ガクチカを1分で話すよう求められるには、実は意味があります。

グループ面接で人数が多いから手短に、個別面接で他の質問で時間が押したから簡単にという、その場の状況で判断されているとは限らないのです。

では、企業側が1分でガクチカを話させるのは、どんな意味があるのでしょうか。

1つには、 要点をまとめる力があるかです。

もう1つは、 簡潔に話すことができるかも試されています。

ビジネスをしていくうえで、要点をまとめる力はとても重要になります。

上司に報告するにしても、調べたことを説明するにしても、会議やプレゼンで発表するにしても、顧客に営業するにしても不可欠の能力です。

スピードが求められる時代には、要点を簡潔に述べられる力も不可欠になるためです。

【1分で話すガクチカ】1分でガクチカを話すコツ

では、1分でガクチカを話すにはどうすれば良いのでしょうか。

1分でまとめて、必要なことを具体的にアピールするためには、ただ早口で話すとか、内容を省略すれば良いのではありません。

面接をうまく乗り切るためには、1分間で話せる内容に要約して、1分で簡潔に話せるコツを知ることが大切です。

コツを知り、事前に準備をしておくことで、突然、1分という時間制限を与えられても、落ち着いて対応できるようになります。

文字数を意識する

ガクチカはエントリーシートや履歴書に書く内容として、すでに用意されている方もいるかもしれません。

それをベースにしても良いですが、 これから新たに作成するにしても、1分で話せる内容にまとめておくことが大切です。

1分間に話せる量としては、300字を目安にしましょう。

300文字程度と言われて、なかなか要約できず、350字くらいなら大丈夫と安心してはいけません。

というのは、ある程度のスピードで話しても、メリハリをつけて明確に伝えられるアナウンサーレベルの話し方ができる方でも、1分でしっかり伝えられる量は350字ほどだからです。

300字を大きく超えないように要約するのがポイントです。

話の構成を見直す

300字にまとめるうえでは、内容が伝わりにくくならないようにしなくてはなりません。

また、伝えるべきポイントを省略してしまうと、せっかく良いガクチカがあるのに、あなたの強みなどが伝わらず、もったいないことになってしまいます。

300字であっても、メリハリをつけ、必要なポイントを押さえた内容にするには、骨格を崩さないようにすることが大切です。

話の骨格として、PREP法で構成をしてみましょう。

PREP法はPoint(結論)→Reason(理由)→Example(具体例)→Point(まとめの結論)の流れとなるので、まずは各項目1行でまとめていきます。

文字数に余裕があれば、強調したいポイントを中心に肉付けを行います。

強調したいのは、課題解決に向けたプロセスとその結果です。

ガクチカの経験でどんな問題を乗り越え、どう解決したかをしっかり伝えられるようにしましょう。

【1分で話すガクチカ】1分でガクチカを話す際のNG

では、1分でガクチカを話すことを求められた場合に、やってはいけないNG事項にはどのようなことがあるでしょうか。

代表的なNGは2つあり、1つは 話しすぎること、もう1つは 内容が浅すぎることです。

いずれのNGも、これをやってしまうと要約力や簡潔に話す力がないとみなされかねません。

NGを冒さないためにも、どんな点に注意すべきか、見ていきましょう。

話しすぎ

NGの代表的なケースである話しすぎにも、いくつかパターンがあります。

1つは1分過ぎても話し続け、 時間オーバーで終わるケースです。

もう1つは、 1分過ぎても話が終わらず、途中でさえぎられてしまうケースです。

このパターンは何より避けたいケースとなります。

話が途中で終わってしまい、伝えたいことやアピールしたかったことが伝わらずに終わってしまうためです。

さらに1分で話し終えるケースでも、やってはいけないNGがあります。

情報を詰め込もうとしすぎるあまり、早口言葉みたいになり、相手に聞きとってもらえないパターンです。

このパターンは1分で話せる量としてちょうど良い300字に要約する力がないケースとアピールしたいことが多すぎて省略できなかったケースもあります。

浅すぎ

一方、1分以内で話さなければという意識が強すぎ、内容が薄すぎる場合や浅すぎるケースもNGです。

ガクチカでアピール材料となる経験談や課題解決の経験があるにもかかわらず、要約する力がない場合やとにかく短く簡潔に話さなければと思うあまり、どんどん話をカットしてしまう方が陥りやすいNGです。

これを避けるためには PREP法を意識し、300字という字数を目安に、内容にメリハリをつけることを目指しましょう。

そして、実際に1分で話し終えるか練習を重ねて自信をつけることも大切です。

アウトプット練習をしておかないと、せっかく300文字にまとめても、本番で焦ってしまい、内容をさらに飛ばして話し、浅い内容にしてしまうことがあるためです。

【1分で話すガクチカ】1分で話すガクチカの例文

ここまで作成について説明をしました。

ここでは実際に1分間で話すことができるガクチカの例文をご紹介します。

 

【1分で話すことができるガクチカの例文】

私が学生時代に力を入れたことは居酒屋のアルバイトです。

居酒屋のアルバイトではキッチン、ホールスタッフの両方を担当しております。

そこで、リピート率を向上させることを目標に取り組んでいました。

私は両方のポジションが出来るからこそ、お客様と直接コミュニケーションをとり、お客様に合わせたお料理の提供を意識しました。

その結果、リピートしてくださるお客様が増えて、1年以上通ってくれている人もたくさんいらっしゃいます。

この経験からお客様に寄り添うためには自分のできることを増やす、つまり成長が必要であることを学んだので、社会人になっても学び続け成長してまいります。

【1分で話すガクチカ】ガクチカが見つからない場合

そもそも自分が何をガクチカとして話したらよいのか、と悩む方は、他の人のテーマを確認してみてください。

友達にどのようなことを話しているのかを聞いてみたり、私の強みは何か?と質問してみることで、新しい発見があるかもしれません。

自分ではガクチカとして伝えられる、と思っていなくても、それは他の人から見ると立派なガクチカになる可能性があります。

過去のことを振り返る、周りの人に聞く、ということを行って、自分をアピールできるガクチカを作成しましょう!

まとめ

ガクチカを1分で話すように求められるのは、あなたの要約力や簡潔に話せる能力が試されています。

話しすぎて時間オーバーになることや制限時間を意識するあまりに内容が浅くならないよう、事前準備が大切です。

1分で無理なく話せる300字を目安にし、PREP法に基づき、メリハリのあるガクチカを作成しておきましょう。

そのうえで、実際に1分で明確に話せる練習をしておくことがおすすめです。

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