合同説明会のメリットとは?最大限活用する方法

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「合同説明会は無駄である。

」 就職活動が進んでいくにつれて、よく言われるようになります。

中には、先輩から「無駄だから行かない方がいい」と言われて、そもそも参加していない方もいるのではないでしょうか? そんな方々は”損”をしています。

合同説明会を無駄にしている

合同説明会が無駄だと言う学生が多いです。

「ネットで調べることのできる表面的な情報しかもらえない。

」 「同じような質問ばかりする学生が多くて飽き飽きする。

」 「選考に関係あることがなにもない。

」 様々な理由で、無駄だと言われますが、 本当に無駄なのでしょうか? 無駄だと言われる理由の多くは、受け身で参加しているため、満足していないことから感じているものです。

合同説明会に、なぜ参加されていますか? 多くの方が「みんなが行っているから行かないと。

」と回答されるのではないでしょうか。

これでは、無駄な合同説明会になってしまう可能性が高いです。

ここのマインドセットを改めることから始めましょう。

合同説明会は何のために参加する? 合同説明会とは、複数の企業が合同で行う説明会のことです。

合同説明会に参加する目的

合同説明会に参加する目的とは一体何でしょうか? 参加することで得られるものは、以下の3つです。

目的①複数の企業を知る
目的②複数の企業から話を聞く 目的③就活スタートで出遅れない

こういう場だと考えて参加する学生が多いです。

まず、目的意識を持つことを意識してください。

合同説明会の場を通して「何を知りたいか?」「何を獲得するか?」を考えてから参加してみてください。

それだけで大きく変わります。

誰でも共通して、持っていただきたい目的は、次の3つです。

目的①興味の薄い業界について知る
目的②社会について学ぶ 目的③人事・社員と話をする

3つの目的を意識していただくだけで、合同説明会の場が価値のある場になります。

さらに各々の目的も持つことができれば、さらに充実した場にすることができます。

今回は、合同説明会に参加する3つのメリットを解説します。

興味の薄い業界について知る

興味のある業界に関しては、自分の知識や経験から関心を持っています。

「飲食店でのアルバイト経験から、食品業界に。

」 「アパレルでの接客のアルバイトから、小売業界に。

」 といったようにです。

しかし興味のない業界は、知識や経験がないため、関心を持っていないことが多いです。

情報がない業界と言い換えることができます。

合同説明会はそんな自分とは全く縁のなかった業界に会うことができる場なのです。

基本的に就活はどれだけの企業を見たかという量と、どれだけ深く関わって情報を手に入れたかという質で満足度が変わります。

合同説明会はそんな量の部分を広げるのにぴったりの機会なのです。

興味のある業界は自分で勝手に情報収集するのであえて全く興味のない業界や企業の話を聞きにいってみましょう。

社会について学ぶ

合同説明会は、社会勉強ができる場になります。

企業は、少しでも多くの就活生に知ってもらうことを目的に参加しています。

初めて説明を聞く人でも分かりやすく説明してくれます。

社会とは誰かの仕事で成り立っています。

鉄道会社が運行してくれないと、私たちは電車に乗ることができず、物流が滞ればその日の晩ご飯も食べられないかもしれません。

このように自分たちの生活に関わりのある部分は容易に想像できますが、BtoBの企業が実際に何をしているのかは日常の生活の中ではわかりにくいです。

そのような自分たちが関心を向けていない部分で社会がどのように回っているのかを知ることができるのがこの合同座談会です。

人事の人は初めて聞きに来る学生にもわかりやすいように会社のやっていることを説明してくれます。

そこで新たな興味が生まれることもあるでしょう。

人事・社員と近い距離で話をする

合同説明会の場は、あまり内定を意識した場ではないため、気軽に話をきくことができます。

多いパターンとしては、 ・説明が一通り終わったのちに逆質問の時間が取られ、質問がある人がそこで手をあげて質問するパターン ・説明が終わって他ブースに移動する前に前で話していた社員に個人的に聞きに行くパターン です。

コネクションをつくることができたらベストですが、やはり合同説明会という場所ということもあって、企業の社員は非常に多くの学生と接触することになるので、なかなか印象に残すことは難しいです。

おすすめの方法として、企業ブースの話している社員ではなく、後ろで見守っている社員に話しかけるという方法があります。

多くの人は話している社員に目を向けがちで、後ろの社員は割と競争率が高くなかったりします。

そこで共通の話題、例えばその企業に入社した先輩がいるなどの話で引っかかりを作って個人的に連絡する関係になれば、より深い話を聞くことができるチャンスです。

おすすめのテクニック

次は目的達成するためのテクニックをご紹介します。

●人気ブースには参加しない

やはり、人気企業にはいつも多くの学生が押し寄せています。

ただ、そこに混じったとしても実は時間の無駄だったりします。

人気企業は合同説明会をしなくてもエントリーが集まり、逆にこれを読んでいるあなたも合同説明会で話を聞いても聞かなくてもエントリーするでしょう。

合同説明会で得た情報くらいでは内定には繋がりません、ホームページに書いてあります。

そこで全く人気のない企業のブースに行ってみましょう。

学生の数が圧倒的に少ないので、社員との距離が近くなります。

さらに深い話が聞けたり、コネクションを作りやすかったりしますので、ぜひ人気のないブースに行ってみてください。

●席には座らない

説明が始まると、みんな席に着くと思うのですが、この席につかなくてもいいのです。

座らなくても後ろの方で立っているだけで説明は聞けます。

また好きなタイミングで移動できるため、聞いていて興味のない内容であれば抜けちゃっていいのです。

さらに周りにいる社員や人事に積極的に声をかけて、説明の中でもう少し理解したい部分や、個人的に聞きたいことなどを解消してしまうのも大事です。

席に座っていたらなかなか後ろにいる社員に声をかけることは難しいですが、立っていると容易に声をかけることができます。

●就活仲間をつくる

一企業の説明は数十分に及びます。

1日で回る企業数には限りがありますし、長時間説明を聞いていると疲れてきます。

そんな時には就活仲間を作っておくと、自分が企業を回っている間にその友達は他の企業を回っているため後で自分が行っていない企業の情報を知ることができます。

自分にとって興味があまりない業界であったら長々と説明を聞いている時間がもったいないですよね。

そんな時に 友達から情報収集することで業界理解の時間を短縮することができます。

合同説明会を有効活用することで就活をより良く

いかがでしょうか? 合同説明会は自分の目的意識・場の使い方によって、価値がある場になります。

就職活動のゴールは、自分がやりたいことができる業界・企業に就職することです。

業界・企業についてまだまだ知らないことが多いです。

知らないだけで、自分と合う業界・企業があるかもしれません。

そのため、合同説明会参加前には、自己分析をやっておくと良いでしょう。

その上で参加することで、興味のない・知らない業界の説明をききに行くことができ、視野を広げることができます。

今回紹介したポイントを意識して、合同説明会に参加してみてください。

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