ガクチカでチームワークをアピールしよう!例文もあわせて確認!

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はじめに

学生時代に力を入れたことを書く際には、自分の能力や強みをエピソードの中で上手にアピールすることが重要です。

ただエピソードを淡々と書くだけでは、自己アピールにつながりません。

また強調したい強みを感じてもらいやすいガクチカ題材を探すことも必要です。

ここでは「チームワーク」をアピールしたい場合のガクチカの書き方について紹介します。

エピソード選びのコツや文章構成について参考にしてください。

いくつか例文も挙げてみます。

【ガクチカでチームワークを伝える】ガクチカとは

そもそもガクチカとは何か、を理解しましょう。

ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」の略です。

ガクチカは自己PRと同様に、履歴書やエントリーシートだけではなく、面接でもほぼ必ず聞かれるような内容です。

学生時代に力を入れたことであなた自身の印象が変わることもあります。

そのため、しっかりと内容を作成していきましょう。まずは企業が見ているポイントを抑えましょう。

【ガクチカでチームワークを伝える】企業が見ているポイント

企業が見ているポイントは何か、というと主に3つあります。

1つ目は「どのように物事に取り組む学生なのか」、2つ目は「人柄」、3つ目は「自社とマッチするかどうか」です。

ガクチカの内容からこの3点を確認して、自社で活躍できそうかどうか、を判断していきます。

このポイントを抑えた上で書いていきましょう。

次からは書き方の紹介をしていきます。

 【ガクチカでチームワークをアピール】チームワークを強調するにはどのように書けばいいの?

他人と力を合わせて物事を進める協調性やチームワークは、働くうえでも貴重な能力です。

そうしたチームワークをガクチカで強調するためには、どのような点に留意すれば良いのでしょうか。

重要なポイントとなるのが、題材選び文章構成です。

チームワークをアピールしやすい題材の紹介と文章の書き方や締めについて解説していきます。

学生時代の経験を振り返り、特にチームワークがあると実感したエピソードを取り上げてみましょう。

 まずは題材選び

ガクチカを書くにあたってまず行うべき作業は、エピソードの題材選びです。

人によっては、学生時代に力を注いだことがたくさんある場合も見られます。

部活やサークル活動をはじめ、アルバイトやボランティア経験などはガクチカの題材として一般的です。

そのほかにもゼミ活動や勉強、スポーツや趣味など幅広いジャンルの題材があります。

その中でもチームワークについて書きやすいものは、やはり多数名で行う活動ではないでしょうか。

たとえば部活動やゼミ活動などは、大勢が集まって何かをやり遂げるシーンが多いはずです。

単独で何かした経験はチームワークを感じにくいので、やはり大勢での体験談が題材に向いています。

部活経験やゼミ経験をガクチカの題材に活用する書き方について見ていきましょう。

 部活経験

文化部でも運動部でも、部活動ではチームワークが求められることが多いものです。

たとえば文化部であれば、吹奏楽部やコーラス部などはメンバーみんながいったいとなって奏でるからこそ素晴らしい音楽になります。

自分の演奏レベルが高くとも、みんなの調和が取れなければなかなか目指す結果が生まれないでしょう。

サッカーやバスケットなど、チームスポーツの運動部であればなおのこと、チームワークについて書きやすいと言えます。

部活動はみんなで団結して励まし合ってこそ、達成感も大きくなります。

また目標に向かう中で壁にぶつかることもあるでしょう。

そんなときもみんなで助け合って乗り越えることができた経験もあるはずです。

ガクチカでチームワークをアピールしたいのであれば、部活動を題材にするのがおすすめです。

部活のガクチカについては、こちらの記事でご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

 ゼミ経験

学生にとって一番力を入れなければならない基本的なことは、やはり勉強と言えるかもしれません。

真面目に無欠席で講義に出て優秀なトップ成績を収めることも、確かにガクチカです。

しかしながら勉強はどうしても単独作業であり、そこからチームワークへとつなげることはなかなか難しいでしょう。

大学内での学びにおいてチームワークをアピールできる経験は、ゼミ活動ではないでしょうか。

一言にゼミといえども、活動内容はさまざまです。

しかしながらゼミは何名かによって成り立っていることがほとんどです。

ゼミ内でのプレゼン会や企画イベントなどもいろいろとあることでしょう。

ゼミ発表の場では、ゼミのみんなが協力して何かを伝える体験をする人もいるはずです。

ゼミ経験も、チームワークを強調できる良き題材と言えます。

ゼミを題材にしたガクチカについては、こちらの記事でご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

 チームワークを感じたエピソードを探す

だいたい基盤となる題材が決まったならば、次にその中で話題に出すエピソードを探しましょう。

たとえば吹奏楽部に所属しており副部長を務めているとします。

部活動中の経験が多々ある中でも、特にチームワークを実感したのはどのようなことでしょうか。

副部長としてみんなを引っ張った経験、メンバー一団となって厳しい練習に励んだ経験など、数えきれないエピソードが思い浮かぶはずです。

その中で、チームワークについて書きやすいものを慎重に選びます。

できるだけ具体的に文章化しやすいエピソードがおすすめです。

 

 締めの分析のところで「チームワーク」を強調

話の中で読み手に「チームワーク」についてインパクトを持ってもらうためには、文章構成が重要です。

書き方としては、結論→理由→エピソード→結論でまとめるPREP法を基礎としましょう。

まず「学生時代は〇〇に励み、そこからチームワークの大切さを学びました」などと、最も言いたいことを述べます。

ガクチカは「学生時代に頑張ったこと」のみを書いてしまいがちですが、大切なのはそれを通してアピールしたい能力や強みとリンクさせることです。

文頭にも、「〇〇を頑張りました」だけではなく、「〇〇を頑張った結果、〇〇力が身につきました」というような書き方を心がけましょう。

そしてなぜそう思うのか、それを裏付けるエピソードを書いた後に、再度結論を主張してまとめます。

締めの部分で、自身にチームワーク力があることをもう一度強調することを忘れてはいけません。

 【ガクチカでチームワークをアピール】チームワークの能力はどのように評価されるの?

ガクチカでチームワーク力があることをアピールすることで、実際のところ人事担当者はそのことを評価してくれるのでしょうか。

チームワーク能力がビジネスにおいて必要とされるものかどうか、学生にとっては気になるところです。

せっかくガクチカで話しても、評価につながらなければ残念です。

選考において、チームワーク力をアピールするガクチカはOKなのかNGなのかについて考えてみましょう。

チームワーク力が高く評価されるかどうかは、その企業が何を求めているかにも関係してきます。

 それを求めている人物像ならOK

チームで活動する仕事はいろいろとあります。

チーム営業をはじめ、1店舗に数名が在中する販売職もチームで売上を上げることになるでしょう。

また飲食店も、ホール・厨房どちらも職場の人間が協力して店を回すことになります。

そのほかにもなんらかの新プロジェクトを進めるにあたって、チームを組んで頑張っている会社も少なくありません。

こうした仕事内容の企業では、チームワーク力を持つ人材を求めています。

企業の人物像と自身がマッチするのであれば、自信を持ってチームワーク力をアピールしたいものです。

きっと大いに評価してもらえることでしょう。

 企業の求めている人物像にぶつけよう

チームワーク力を求めている企業だと確信したならば、熱意を持って自分の能力をぶつけることが成功のカギです。

特に躊躇して消極的になる必要はありません。

ガクチカで大切なことは、企業が求めている人物像をしっかりと把握することです。

そしてそれに重なる自分の能力を見つけることができれば、後はやる気や志望意志を人事担当者に伝えれば良いのです。

求めている人物像やチームワーク力のある人間だとわかれば、凛とした態度で選考に挑むことができます。

エントリーシートなどに書く文章も、自然と熱く内容のブレないものになるはずです。

 複数のガクチカを用意しよう

就活をするにあたって忘れてはならないことは、 どのような人材を求めているかは企業によってまったく異なるということです。

わかりやすい例を出すならば、同じように営業職に力を入れた会社でも、単独営業なのかチーム営業なのか営業スタイルによって必要な能力が異なります。

単独営業の会社は、正直なところあまりチームワーク力は求めていません。

それよりも孤独に強いメンタルや1人でぶつかっていく力などを要しているわけです。

一方のチーム営業スタイルの会社は、チームワーク力がある人材こそまさに求めていると言えるでしょう。

選考を通るためには、その会社にマッチしたガクチカを話すことが大切です。

そのためにも、いくつかのガクチカを準備しておきたいものです。

会社が何を求めているかを知るために、企業研究も欠かせません。

 【ガクチカでチームワークをアピール】例文

「チームワーク」をうまく強調できているガクチカの例文をいくつか紹介します。

説得力がある効果的なガクチカは、文章構成がしっかりしており言いたいことがわかりやすいです。

ダラダラと前置きも長くなく、要点が押さえられています。

チームワーク力があることが読み手に伝わるガクチカとは、どのような文章なのか参考にしてみましょう。

部活動に関するガクチカとそれ以外についてのガクチカについて、おすすめの例文を挙げます。

 例①

私は学生時代吹奏楽部に所属し、みんなで励まし合って目標を達成するチームワーク力を学びました。

フルートを担当していましたがソロでのミスが多く足を引っ張っていたのです。

しかしながら市大会で入賞するためにはミスを克服しなければならず、チームに迷惑をかけまいと頑張った結果2位に入れました。

吹奏楽はみんなが納得のいく演奏ができなければ、良い結果は生まれません。

プロ並みの部員がいても、1人のミスで全部がダメになってしまうのです。

本当にチームワークが求められる部活だと思います。

私のミスは、息継ぎが下手なところにまず原因がありました。

そのため1日50回腹筋することを決めました。

さらに度胸をつけるために河川敷で1人練習し、ソロパートは1日50回は繰り返すようにしたのです。

みんなも私の練習に付き合ってくれました。

チームワークとは、みんなに迷惑をかけないように自分を成長させることだと知りました。

こうして得たチームワーク力を、御社の販売職でも活かしたいです。

売り場の皆で協力して、県内トップの売上を出せればと思っております。

 例②

私は学生時代はウエイトレスのアルバイトに力を注ぎ、職場でチームワーク力を身につけました。

忙しい店なので、ホールの人間みんなが人のことを考えて動かなければ回らなかったからです。

大きなレストランで、ホールの人間は4名いることがほとんどでした。

モーニングやランチタイムはひっきりなしの来客で、4人が力を合わせなければオーダーミスやクレームが生じます。

疲れていても周りのことを考えなければいけません。

しんどいときほど周りにも目を配って協力し合う大切さを、私は身を持って知りました。

そのおかげでチームリーダーを任されるようにもなりました。

忙しいウエイトレス経験で得たチームワーク力を活かして、御社のチーム営業でも活躍したいです。

営業はメンタルの強さも必要と思うので、チームメンバーが弱っているときも支え励ませる存在として頑張ります。

 まとめ

「チームワーク」についてガクチカでアピールしたいときには、まずは受ける企業が求めているかどうかを考えてみましょう。

そしてチームワークがあることを感じやすい題材やエピソードを絞っていくことが大切だとわかりました。

PREP法を取り入れて、理論的かつ要点を押さえた簡潔な文章を心がけたいものです。

企業によっては、何よりチームワーク力を欲しているところも少なくはありません。

しっかり企業研究をして、チームワーク力のある人材を求めている会社だとわかれば熱いガクチカでアピールしましょう。

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