これで完璧!自己PRの作り方を解説します

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はじめに

企業側は、本当に自社に合う人柄かどうか、面接ではしっかりと見たいと思っています。

自己PRで「この人を採用したい」と思わせられるかどうかでも、合否が決まるといっても過言ではありません。

なんとなく私の長所はここという感覚で答えるのではなく、しっかりと自己分析をして、自分を知ってから話すようにしましょう。

適当に考えているか、自分自身をよく知った上で自己PRしているかどうは、話し方からしっかりと伝わっています。

自己PRの見つけ方

漠然と自分を知ろうと思っても、意外に難しく感じてしまうものです。

手順を踏んで自分はどんな人間かを探っていった方が、適当に行うよりも効率よく知ることができます。

こちらではどんな手順で行っていくといいのか、見つけ方のコツを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

ある程度まとまった時間があった方がいいので、空き時間を作ってじっくりと自分と向き合う時間を作りましょう。

①自己分析をする

まずは自分がどんな人間かを知るためには、自己分析するところからはじめます。

知っているようで、意外と自分という人間を知らない方は多いものです。

自己分析を進めていくと、次のステップにもいきやすく、最終的に面接やエントリーシートなどに書く時にも相手に伝わるものを書けるようになります。

面接官に興味をもってもらい、自己PRについて突っ込まれたことを聞かれても、考えをもっているのですんなり答えられるようにもなります。

1自分の今までの経験を書き出す

急にどんなところが自分の長所か結論まで考えようとしてしまうと、大変に感じてしまいます。

自分の今までの経験を些細なことでもいいので、紙に思いつく分、書き出してみましょう。

決して立派なことではなくても、学生生活において、何でもない日常の中で頑張ったことでもOKです。

まだこれから詰めて考える段階ですので、この経験は自分を知るものと関係しているのか、悩んでしまったことも思うがままに書いてみましょう。

今記入している用紙を誰かに見せなければいけないわけではないため、自由に書いていいのです。

リラックスした状態で過去を振り返り、どんな経験をしてきたのか書きはじめると、結構な量のエピソードが書けます。

2自分が活躍した経験を選び出す

先ほどは大きくエピソードの内容を考えずに、思いつくままに書きました。

そこから今度は、面接や就職したい企業ではどんな人材を求めているのかを考えながら、自分が大きく活躍した経験を選び出しましょう。

たとえば企業によってはチームプレイが大切な場合、部活や学校などで皆と一緒に何かを達成し、自分も活躍したエピソードがいいでしょう。

個人プレイなどで頑張ったものよりも、より自分のよさをアピールしやすくなります。

営業などであれば粘り強さ、力仕事ではタフな体力があるというのも喜ばれます。

さまざま書き出した中から、より自分のアピールポイントになるものをじっくりと選んでみましょう。

3なぜ自分が活躍したかを考える

何かを頑張る時というのは、自分の中に大きな動機があるはずです。

そんなに思いがないのに、頑張って辛い時を乗り越えてでも、達成しようとは思いません。

今まで考えてきた過去に頑張れたことには、何かしらの理由が必ずありますので、なぜ自分が活躍できたのか、じっくりと考えてみましょう。

そこに自分の好きなことや得意なこと、頑張れるモチベーションになることが秘められています。

活躍できた理由というのは、面接官は非常に注目していて、どんなことで頑張れる学生かをしっかりと見ています。

理由が面接官の心を打つもので、この会社に欲しい考え方の人物だと思ってもらえれば、採用になる可能性が十分に出てきますので、時間をかけて考えてみましょう。

②自分の好きなものを考える

過去に活躍できたものだけでなく、自分の好きなものについても考えてみましょう。

嫌いなものを無理にやっていると、稀に好きになることもありますが、たいていは気持ちが続かず、辞めてしまいます。

どんなことだと一心不乱に夢中になって頑張れるかを、自分なりに考えてみるようにしましょう。

好きなものというのは個性にもなりますし、多少困難があっても、それ以上に好きで頑張りたい気持ちが大きいため、頑張れる原動力になります。

好きなことをするためにどのような努力をしてきたのか、そこから仕事に活かすことができるかを考えてみてください。

エピソードの中から、自己PRを見つけることができます。

③周りの人に聞いてみる

自分なりに自己分析をしたものの、もっと知らない自分もいるかもしれないという場合は、周りの人に聞いてみるのが一番です。

何もしないよりも、自己分析をすることである程度本来の自分が見えてきますが、それでも偏りが出てきます。

もしかしたら自分では知らなかった長所やある一面があり、そのエピソードが働きたい企業で欲しいと思っている人物像とフィットする可能性があります。

とくに周りの人の中でも、自分自身をよく見てくれている、親や兄弟、親友などの近しい友人に聞いてみましょう。

自分以上に客観的にどんな人物かを見てくれていますので、新しい長所を発見できるかもしれません。

周りに伝わっているよさというものを知るのも大切です。

自己PRの流れ

自分の分析を時間かけて行い、どのエピソードを使うのかある程度決まってきたら、今度は相手に伝わりやすい文章作りが大切です。

どんなに素敵なエピソードでも、相手にまったく伝わっていないと、よさがわからないまま終わってしまいます。

ほかのライバルの学生よりも、一歩リードしたわかりやすい自己PRを作りたいものです。

ここでは、より相手に伝わりやすい自己PRの作り方を、詳しく紹介していきます。

①結論

文章のはじめに、自分の強みは何か、わかりやすく1文で持ってくるようにします。

何が強みかを聞くことで、まず面接官の頭の中に残るのです。

急に具体的な学校や部活動での出来事を丁寧に話しても、何の話をしているのかわからなくなってしまいます。

最後だけに結論をもってきてしまうと、はじめに話した具体的な文章がよくわからないまま頭の中を通りすぎ、面接官もなんだかよくわからないままで終わってしまうのです。

はじめに何か結論をもってくることで、これから何の自己PRがはじめるのか、大変わかりやすくなります。

同じように学校や部活動での具体的な話をしたとしても、結論を聞いているため、話の内容を理解しながら聞けます。

②結論を裏付ける経験の概要

最初に結論を面接官が聞くことで、今度は裏付ける経験の概要が知りたいと思うようになります。

結論を聞くことでわかりやすい話の流れにはなっていきますが、どんなことがあったのか、概要を知りたいと感じています。

ここでは次に具体的な話をしていくため、深く掘り下げすぎる必要はありませんが、結論を裏付ける経験を述べて、どんな話になっていくのかわかるように説明をしましょう。

裏付ける経験のだいたいの話がわかると、さらに次に具体的な話をされた時にどんなエピソードかの理解が深まります。

通常でも文章を読む前に「はじめに」や「概要」があると、何の話がはじめるのかわかりやすいものです。

自己PRの文章でも同じことがいえますので、しっかりと考えておきましょう。

③課題

面接官は概要なども聞き、どんな話がはじめるのかある程度理解していますので、ここからは具体的な話をしていきます。

まずは なぜ頑張ろうと思ったのか、達成しようと思ったのか、課題となったことについて説明しましょう。

同じ事柄が起きたとしても、実は人それぞれで視点が違うものです。

概要を聞いた上で課題をどう捉えたのかは、面接官にとって興味深いものです。

ここの視点が会社で仕事をする場合にもつながるような理想的な視点だと、 「自社に必要な人材」と感じてもらえます。

どんな点に課題を感じ、どう頑張ろうとしたかというのは、社会人になってからもつながるところです。

経験の中で生じた課題を述べて、どうして頑張ろうと思ったのかわかりやすく伝えましょう。

④行動

課題に対して、今度はどのように行動してきたのかを詳しく話していきましょう。

行動の仕方は、採用した後会社の中でも、どんな動きをして解決していこうとするのかが見えてくるところです。

そのため、面接官は耳を澄まして、どんな行動をして解決へと向けて頑張ったのか聞いています。

行動については自分だけがわかるようなエピソードになってしまうと、どんな風に頑張って行動したのか内容が掴みにくくなってしまいます。

丁寧で詳しく具体的に、面接官がリアルに想像できるような内容で伝えるようにしましょう。

よりリアルに話せれば、面接官の中でも、学生がどんな風に自社で働いてくれそうな人物か想像しやすくなります。

ピッタリな人材と感じてもらえれば、採用まで一歩前進できます。

⑤結果

努力をして行動してきた結果が、どうなったのかも具体的に話しましょう。

この時その結果が華々しいものではなくても、 頑張ったというものが伝われば問題ありません。

皆が学生時代に部活動で全国大会に出場できるわけでもないですし、成績もトップを維持できるわけでもありません。

誰にも自慢できるような結果でなくても、そこから得た成果に価値を見出しているというのが重要です。

逆に立派な結論を言おうと思って、県大会までしか出場できなかったのに全国大会まで行ったと言ってしまったら、後からボロが出てしまいます。

正直に結果は話しながらも、どういったことを学んだのかが大切です。

⑥貢献

最後に経験をして得たことを話しただけでは足りないので、どう会社に貢献できるのかを伝えます。

自己PRの中でも大切な部分で、ここの部分がしっかりと働いた後の未来にリンクしないと意味がありません。

強みをどう活かして会社の中で活躍したいのか、貢献したいのかを伝えましょう。

ここで働きたいと思って企業で活躍できそうなエピソードを話せると、 学生がどう自社で活躍してくれるのかより現実的に想像ができます。

リンクさせた貢献のエピソードを伝えるためにも、話の内容は、より企業にとって欲しい人材かどうかをアピールすることが重要です。

どう貢献できるかどうかも面接では注目されている部分ですので、具体的に答えられるようにしておきましょう。

自己PR作成の注意点

立派な文章を作ろうとするあまり、逆にわかりにくい文章になってしまい、面接官の心に響きにくいものとなってしまう場合もあります。

自己PRは自分が満足する文章ではなく、 相手が初めて聞いてもわかりやすいというのを意識しましょう

ここでは、よりわかりやすい自己PRを作成するためにも、気をつけたい注意点をいくつか説明していきます。

ぜひ参考にしながら、オリジナルでわかりやすい自己PRを作ってみてください。

専門用語は使わない

部活動などをしていると、仲間内にしかわからないような言葉や、そのスポーツならではの 専門用語があるでしょう。

毎日のようにその言葉を使っていると、自分の中では当たり前の言葉になってしまいます。

しかし、まったくそのスポーツをしたことのない人にとっては聞き慣れない言葉で、何を言っているのかわからなくなってしまうのです。

文章を考えた時に、一度これは皆が知っている用語かどうか、確認してみましょう。

もしわからないかもしれないと感じたら、かみ砕いて初めてそのスポーツの説明を聞く人のわかるように伝えましょう。

エピソードを聞いた時に、専門用語がないと、よりわかりやすい文章になり話の内容を面接官も掴めます。

エピソードを述べる

自己PRでかっこいい話をいくらしても、エピソードがなければ本当の話が疑わしくなります。

人はいくらでも嘘をつけますし、よく見られたいということで、過大な自己PRもやろうと思えばできてしまいます。

しかし嘘をついていると、突っ込まれた時に応えられなくなりますし、ボロが出てしまうのです。

エピソードを述べて想像しやすく具体的に話を聞くと、ただ格好つけるだけのために話しているのではないとわかります。

根拠があるために、信頼できる学生だとも思われますし、そのエピソードから企業でどんな風に活躍してもらうかを想像できるのです。

自己PRでは ただ述べただけでは説得力がないため、一緒にエピソードを添えるようにしましょう。

どのように貢献するかを述べる

自己PRではどのように長所だと思ったのか根拠を話して理解してもらう必要もありますが、その経験をもって、今度はどのように企業へ貢献するかを述べる必要があります。

ここがないと、 自分の長所をただ話しただけで終わってしまいます。

もっと未来までの像を面接官にイメージしてもらい採用してもらうには、どのように貢献するかを自己PRの中で述べてもらうようにしましょう。

壮大でかっこいいものではなくてもいいので、エピソードの中からどう貢献できそうか考えて、最後に伝えるとうにしましょう。

文章としてのまとまりもよくなりますし、自社でどう活躍してもらうか、より具体的に考えてもらえます。

まとめ

より伝わる自己PR文を作る時には、まず自己分析をして自分という人間はどんな人かを把握しましょう。

これまで気が付かなかった自分も発見できますし、より企業にアピールできる自己PR文が作れるようになります。

文章も適当に組み立てるのではなく、まず結論からもってきて、その後具体的なエピソード、その結果何を学んだのかを話していきます。

最後により働いた時をイメージしてもらうためにも、何をして貢献できるか伝えるようにしましょう。

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