ナノテクノロジー
2021/4/03
【3種の例文あり】ナノテクノロジーの研究をテーマにしたガクチカ作成法
2021/4/03
ナノテクノロジー
2021/4/03
2021/4/03
ガクチカは大学時代に力を入れて取り組んだことで、文系の学生は部活やサークル、アルバイトなどをテーマにする方が少なくありません。
理系の学生の場合は、せっかくの大学での研究成果をぜひアピールしてください。
ナノテクノロジーはこれからの時代に求められるニーズの高い技術です。
無機材料、有機材料、金属など多種多様な材料に対する三次元加工をはじめ、機械システムの超小型化・超集積化に役立つマイクロ・ナノシステム技術など大学で学び、研究してきたことを活かすチャンスです。
ガクチカはただ、大学時代に力を入れたことを語ればいいのではありません。
ひとつのテーマに絞り込み、順序立てて話を組み立てることで、企業の選考者に伝わるガクチカが作成できます。
ナノテクノロジーを研究してきた学生さんが、アピールしたいエピソード例はどのようなものがあるでしょうか。
今をときめくナノテクノロジー分野の中でも、期待される三次元加工、ナノマイクロシステムの開発をはじめ、大手企業との共同研究もアピール材料になります。
三次元加工に力を入れている企業や今後その分野に取り組んでいきたい企業などでは、特殊な装置を使用して有機材料、無機材料、金属などさまざまな材料に対して三次元加工を行い、問題解決のための研究を行ったことがある点は、大きなアピール材料です。
三次元マイクロ構造加工用金型やプレス技術の開発に取り組んでいる企業は多く、順送プレス加工やリチウムイオン電池、半導体パッケージ、微細凹凸加工などに関連する企業を中心に取り上げたいエピソード例です。
大手企業との共同研究は、技術力が高く日本の産業を支えている中小企業への就活をはじめ、大手企業の競合他社への就活でもアピール材料になります。
企業の研究ノウハウや企業の研究スピードを経験したことがアピールポイントになるためです。
大学の研究室にて学生同士で研究する枠を超え、企業の研究開発職とより高性能な設備や機器を実際に操作しながら課題を解決するというミッションをこなしています。
そこから得たことをアピールしましょう。
地球環境保護に役立つ技術や、高齢者をはじめあらゆる方に優しい技術が強く求められる時代には機械システムの超小型化・超集積化に役立つマイクロ・ナノシステム技術の発展と確立が欠かせません。
微量での計測やバイオ系薬品、酵素の高効率化学合成などを可能にするナノマイクロシステムを開発した経験は、技術革新に貢献したとしてアピールできます。
小型軽量化ニーズが高い宇宙マイクロ・ナノ技術や、小型高機能化のニーズが強い生体医療マイクロ・ナノシステム技術など、集積化、高度化、知能化が図れる新しい機械システムの開発研究を行った点をアピールしましょう。
ナノテクノロジーの研究開発をテーマにガクチカを作成する場合、どのような点に気を付ければいいのでしょうか。
特に気を付けたいのは次の2つです。
どう気を付ければいいか、見ていきましょう。
ナノテクノロジー分野も幅広く、ナノテクノロジーで解決が期待されるさまざまな課題やニーズがある中で、なぜ、その研究を選んだのか、その目的を明確にしなくてはなりません。
研究においてもそうですが、ガクチカを語るうえでも目的とプロセス、結果を明らかにすることが大切です。
話の構成としてもメリハリがついてわかりやすくなり、あなたの興味がどこにあるかも伝わります。
なぜそのような研究を行おうと考えたのかを明確に述べましょう。
研究をしたことでどんな結果や成果が得られたかも大切ですが、そこに至るプロセスを伝えることも大切です。
あなたが、その研究にどのように取り組み、どんな経験をしたかが伝わるからです。
どのようにして課題を克服して、結果を導き出したかを具体的に伝えましょう。
難しい課題をどう克服したのか、その工夫の仕方や乗り越え方に企業の選考者は着目します。
入社後に仕事や研究課題に取り組む際の姿勢が見えるからです。
「研究の目的を明確にすること」、「どのような工夫をして結果を出したかを具体的に書くこと」の注意点を踏まえ、エピソード例も含めて構成した例文を見ていきましょう。
どのような流れで作成するか参考にしてください。
ナノテクノロジーを研究した方がガクチカでアピールしたいエピソード例は、「多種多様な材料に三次元加工を行った経験」、「大手企業との共同研究」、「ナノマイクロシステムの開発を行った経験」です。
「研究の目的を明確にすること」、「どのような工夫をして結果を出したかを具体的に書くこと」の注意点を踏まえ、自分が大学時代に力を入れたことをわかりやすく説明し、入社後にどう貢献したいか具体的にアピールしましょう。
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