パワーエレクトロニクス

2021/3/04

【ガクチカ作成マニュアル】パワーエレクトロニクスを研究で学んでいる向けの対策集

2021/3/04

パワーエレクトロニクスを学ぶ方のガクチカは就職先が「学んできた内容」とマッチしている場合には研究内容に関連するエピソードがおすすめです。

文系就職を目指している方や研究で思うような成果が出せていない場合には、研究内容以外をテーマにしたエピソードを紹介しましょう。

はじめに

ガクチカは学生時代に頑張ったことと、その経験から得られたものを通して、
入社後にどのような活躍ができるか
をアピールするものです。

そのため、志望する企業での活躍につながるエピソードを紹介するのがおすすめです。

パワーエレクトロニクスを専攻した学生さんは、ガクチカにどのようなエピソードを選ぶべきでしょうか。

採用したいと思わせる、ガクチカの作り方について見ていきましょう。

【パワーエレクトロニクスを学ぶ方のガクチカ】どんな内容をガクチカで話すか?

パワーエレクトロニクスを学ぶ方がガクチカでどんな内容を話すかは、大きく2つに分けられます。

1つは研究内容について、もう1つはそれ以外です。

研究内容に関するエピソードを取り上げる方は
志望先が学んできた内容とマッチしている方や研究で成果が上がっている
方が多いです。

一方、研究内容以外をテーマにする方は、パワーエレクトロニクスに直接関連しない分野での就職を志望している方や研究成果が出ていないケースが見られます。

研究内容について

研究内容に関するエピソードをガクチカで取り上げる場合、志望先が「学んできた内容」とマッチしているケースをはじめ、理系就職を目指しているケースが一般的です。

パワーエレクトロニクスの技術を活かせる企業への就職を目指すなら、研究内容の成果をアピールしない手はありません。

学生時代にこれだけの成果を出した、これだけ専門性を極められたという点を詳しく話し、
入社後にその企業のどんな場面で経験を活かせるか
を具体的にアピールしましょう。

また、もう1つのポイントとして、研究が進んでおり、自分なりに成果や手ごたえを感じていることが前提です。

研究にしっかり取り組めていない状態や思うような成果が出せていないのにガクチカとして紹介すると、就職後にどう活かしていくのかにうまくつなげられないことが多いです。

研究のやり方に粗が見えてしまうと、企業としても仕事を任せることに不安が残ってしまうので気を付けましょう。

研究内容以外について

研究内容以外のエピソードを取り上げたほうがスムーズに面接が進むケースの一つに、文系就職を目指しているなど、
パワーエレクトロニクスとは関連のない分野を志望している
場合です。

この点、学生時代に最も力を入れたことがパワーエレクトロニクス関連の研究で、しかも成果が出せているのであれば、「何で異業種を志望するの?」と疑問に持たれることやストレートに質問が飛んできます。

その点をうまく説明できる理由を持っていないなら、研究内容以外にするほうが無難です。

逆に研究への取り組み方や考え方を、異分野に活かせると説得したいなら、研究内容を取り上げても問題ありません。

就職を志望する先がパワーエレクトロニクス関連であれ、異業種であれ、研究が進んでいない、研究でアピールできることがないなど、研究が思うようになっていないのであれば、研究内容以外で頑張ったことを紹介しましょう。

研究にそもそも力を入れてこなかった方も同様です。

【パワーエレクトロニクスを学ぶ方のガクチカ】ガクチカの作り方

パワーエレクトロニクスを学ぶ方が、どのようにガクチカを作成していけば良いか、その流れを確認しておきましょう。

まずは、エピソードを選ばなくてはなりません。

研究内容にするか、それ以外にするかを前述の選び方の基準で決定したうえで、エピソードを洗い出しましょう。

研究内容に関するエピソードといっても、1つではないはずなので、まずは印象深いエピソードを洗い出します。

その中から、1つに絞り込んで、エピソードを選びましょう。


何か課題に直面したうえで、乗り越えたエピソード
が決め手です。

エピソードを選んだら、何がアピールできるかをじっくり考えましょう。

箇条書きにするなど明確にして、整理するのがおすすめです。

それをもとに、ガクチカの基本構成に沿って文章を作っていきましょう。

詳しくは●●(現在執筆中)ご参照ください。

【パワーエレクトロニクスを学ぶ方のガクチカ】よく使われるエピソード

パワーエレクトロニクスを学ぶ方がガクチカでどのようなエピソードを紹介すべきか、悩まれる方も多いことでしょう。

研究といってもいくつも行ったという方、2年も3年も研究していて話をまとめきれないと困っている方もいるかもしれません。

エピソードは複数の内容を盛り込むことや時系列で延々と物語を語るのではなく、
ピンポイントに的を絞る
ことが大切です。

アピールしたいことを踏まえ、どういったエピソードを選ぶべきか、よく使われるエピソードを参考にしてみましょう。

共同研究について

パワーエレクトロニクスを学ぶ方がガクチカで、よく使うエピソードの一つが企業や公的機関などとの共同研究です。

アピールポイントは学生の立場でありながら、
企業とタッグを組んで責任を持って研究という仕事をしてきた点
です。

共同研究では国や企業から資金が拠出され、期日までに成果を出すことなどが求められます。

ただ、自分で卒業論文を書くための研究とは異なり、取り組み方も、それによって得た経験も異なるはずです。

産学官連携の共同研究などでは、教授や学生仲間だけでなく、社会人とのやりとりもあり、一足早く、就職後の経験をしている点で、ほかの就活生より抜きんでています。

企業や機関が持っている設備を使えたり、ほかの研究者たちから指導を受けたり、刺激を受けながら専門分野を追求してきた実績があります。

こうした点をうまくエピソードに盛り込み、入社後に自分がどう貢献できるか、具体的にアピールしていきましょう。

研究での挫折について

パワーエレクトロニクスを学ぶ方のガクチカで研究内容をエピソードとして取り上げる場合、成功した話、すべてがうまくいった話でないとダメと思っていませんか。

むしろ、研究で挫折したエピソードのほうが望ましいくらいです。

もっとも、挫折してそのまま放置した、あきらめたといった話ではいけません。


挫折をどう乗り越え、その後、どのような結果が残せたのか
まで語れるエピソードであることがベストです。

では、なぜ挫折したエピソードが望ましいのでしょうか。

それは、就職しても実際に仕事を行っていくうえでは、同じような挫折経験が起こるためです。

そのときにどのように乗り越える人なのか、乗り越えることができる精神力や発想力、行動力などがあるのかを、エピソードの中から企業の選考者が見極めることが可能となります。

今の時代はわずかな挫折で会社を辞めてしまう方やモチベーションが低下してしまう方も多いので、乗り越えられる力やその姿勢を示せることは大きな強みになります。

実機の開発について

パワーエレクトロニクスを学ぶ方がガクチカでおすすめのエピソードの一つに、実機の開発も挙げられます。

設計から開発、実験まで一貫した研究を実行しているエピソードを話せるため、社会に出てからも即戦力として役立つ、一通りの業務を経験しているとアピールすることができるためです。

研究段階を超えて、実機として利用できるまでのレベルの研究開発に取り組んだことは、就職後に
現場で貢献できる能力やノウハウがあること
の、大きな強みとしてアピールが可能です。

エピソードを紹介するにあたっては、どうして実機を開発するキッカケが得られたのかや、開発のうえで直面した課題、どのように乗り越えて成果を出せたのかなどを具体的に語りましょう。

スムーズに実機が開発できたエピソードを話すのではなく、挫折したことや問題に直面しながら、自分の力を発揮して乗り越え成功に至った経験をアピールすることが大切です。

【パワーエレクトロニクスを学ぶ方のガクチカ】ガクチカの例文

では、パワーエレクトロニクスを学ぶ方がガクチカで、よく使われるエピソードを用いて、具体的にどのようにガクチカを作成すれば良いのか、ガクチカの作成の仕方や構成に従った例文を実際に見ていきましょう。

例文はあくまでも例ですが、
書き方の手法や流れ、ポイント
などを理解するための参考になります。

例文を読んで書き方がイメージできたら、実際に自分のケースで作成してみましょう。

共同研究の例文

私が学生時代に力を入れたことは、〇〇社との共同研究です。

私が所属する研究室ではパワーデバイスの素材として、次世代を担うと注目されるSiC(炭化ケイ素)による研究開発を進めており、それに注目した〇〇社から共同研究のオファーをいただきました。

従来の主素材であったSi(シリコン)に比べ、電力損失が発生しにくいのでパワーエレクトロニクス機器の省エネ化に役立ちます。

いかに無駄なく交流・直流に変換できるか、スイッチング損失を抑えるという課題が発生しました。

そこで産学における共同研究により、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタの開発を推し進めることで、SiCを材料にしたパワー半導体の開発に道筋をつけることができました。

〇〇社からは「民間企業単独でできる挑戦ではなかった」とのお言葉を頂戴しましたが、研究室としても産業としての量産を前提に考えなければ、SiCパワー半導体を実用化・事業化するには至らなかったはずです。

この経験で、専門的な知識と技術を持つ産学連携の重要性を学びました。

この経験をもとに入社後も、学術としての専門性とビジネスとしての目標を融合させた取り組みに貢献していきたいです。

研究での挫折の例文

私が学生時代に力を入れたのは、ノートパソコンへの電源供給をいかに省力化するかの研究です。

私たちの生活は今や電気なくして成り立ちませんが、その中でIT機器の電力消費割合も年々増加しています。

リモート授業やテレワークにより、ノートパソコン使用者も増える中、電気をロスなく効率的に変換するために安定的な直流電力を供給するためのスイッチング電源の効率をさらに高めたいと考えました。

目標に掲げたのは現在よりも70%の省力化を目指すことです。

ですが、何度、実験を行っても95%から98%と現在とほとんど変わらない数値にしかなりません。

あまりに変化が起こらず、挫折しかけました。

ですが、多機能化が進んだ電子機器において、複数の小型DC-DCコンバータをIC近くに分散配置することを思い起こし、AC-DCスイッチング電源の配置を見直してみたところ、ようやく92%の省力化を達成したのです。

掲げた目標にははるかに及びませんでしたが、ほかのコンバータの応用などひらめきが必要なことを学びました。

挫折を乗り越えた経験を活かし、御社に入社後もあきらめない心と探求心を持って、研究開発に取り組みたいです。

実機の開発の例文

私が学生時代に力を入れて取り組んだことは、中小工場における産業用ロボットの実機開発です。

大学の研究室にて自動車製造ラインなどで導入されている組み立てや溶接、塗装などを行う産業用ロボットを動かす中枢技術となる、半導体技術とシステムLSIについて学んでいました。

教授のアシスタントとして、さまざまな産業用ロボットを動かす技術の研究を行っていましたが、叔父が板金塗装工場を営んでいた縁で、ありがたいことに産業用ロボットの開発オファーをいただいたのです。

人手不足で困っているため、塗装をアシストしてくれるような危機が欲しいとのことでした。

極小さな機器ではありましたが、叔父のニーズを細かくヒアリングし、現場に何度も出向いて実際の工程を確認しながらの実機開発は非常に学ぶことが多かったです。

この経験を活かし、御社でもクライアントとの対応や現場でのニーズ確認なども踏まえた実機開発に活かしていきたいです。

【パワーエレクトロニクスを学ぶ方のガクチカ】まとめ

パワーエレクトロニクスを学ぶ方がガクチカを作成するにあたっては、まず、就職先が学んできた内容とマッチしているか、それとも文系就職を目指しているかで研究内容について取り上げるか、研究内容以外にするかが分かれます。

もっとも、研究内容で思うような成果が出せていない場合には、
研究内容以外のエピソードを選ぶのが望ましい
です。

また、研究内容を取り上げる場合、共同研究、研究での挫折、実機開発をテーマにしたエピソードを紹介できると、アピール材料になります。

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