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2021/7/13

【理系の文系就職の実態とは?】文系就職のメリット・就活時のアピールポイントを紹介

2021/7/13

理系の大学へ通っている学生の場合、研究している内容が専門的すぎて選択する道は2択に分かれやすいです。
1つは「今研究している分野の専門職を探す」、2つめは「理系科目を専攻しているが文系の企業へ就職する」という選択肢が頭に浮かぶと思います。
しかし、専門職へ就くには大学院まで進学する必要も出てくるので、理系の学生でも文系の企業へ就職するという人はとても多いです。
そこで今回は、理系が文系の企業へ就職することのメリット・デメリットからおすすめの業界や職種などの具体例についてもご紹介していきます。

【理系の文系就職の実態とは?】実態

そもそも文系就職とは、

理系の学生が文系職と呼ばれる企業に就職すること

を指します。

また、文系就職をする理系の学生は8%ほどで、

たとえ文系職の企業だったとしても理系学生へのニーズは高まっている傾向にあるのです。

特に企業側としては、さまざまな考え方やスキルを持った人材を採用したいと考えているので、

理系だったとしても十分内定を貰うこともできます。

なぜ理系のニーズは高まっているのか?


「それでも、文系の企業であれば文系の学生を積極的に採用するのでは?」

と疑問を抱くと思います。

しかし、現実では文系の企業だからこそ理系の学生を積極的に採用する企業も多くなっているのです。

なぜなら、文系の職種においても業務の効率化を図るために「IT化」が進んできていることが主な原因でしょう。

特に多くの企業では、対面による業務を避けるためにパソコン機器を利用したリモートワークが実施されたり、

統計データのまとめや分析のために表計算ソフトを使用したりします。

そのため、少しでもパソコンの使い方がわかっている学生や大学の研究で

表計算ソフトを日常的に使っているという理系の学生は重宝されやすいのです。

【理系の文系就職の実態とは?】メリット

ここでは理系学生が就活で文系就職をする場合のメリットについてご紹介します。

どうしても理系学生が文系就職を考えると、文系学生と比較してしまい不安や自信喪失などに陥りやすいです。

ですが、理系学生にも大きなメリットがあることをしっかりと把握しておきましょう。

文系との差別化

まず1つめのメリットは、理系学生は文系学生に比べて数字に強いという点です。

理系学生の場合、大学の講義から研究内容までどんな場面においても数字を中心に扱ってきていますよね。

たとえば、理系での研究論文やレポートなどを書く時は、必ず根拠のある数値をもとに作成することが多いです。

したがって、理系学生は数字を扱うような業務が含まれる業種であれば、文系学生に比べて非常に有利になると言えるでしょう。

また、理系学生は「確かな根拠にもとづいた意見」を日々の研究や講義で学ぶことができています。

つまり、仕事においても根拠を持った意見や行動ができるようになるという点も大きな差別化ポイントになるのです。

専門性

2つめのメリットは、理系学生ならではの専門性です。

先ほども述べたように理系学生の場合、大学での研究やレポートなどすべてにおいて「根拠」や「筋道」が重要になります。

この根拠と筋道が自然と意識できるという点は、業務を行ううえでとても大切な能力です。

たとえば、何か商品を売り出したり営業したりする場合に、

自社の商品のメカニズムに関する知識があれば、顧客の要望に合わせたものを提供することができます。

商品の表面だけを説明するよりも

「なぜこの商品がおすすめなのか(根拠)」と「どのような流れで提案すべきか(筋道)」

を意識できることで営業としてもスキルの幅が広がるのです。

【理系の文系就職の実態とは?】デメリット

理系学生が文系就職をするためのメリットも多くありますが、当然ながらデメリットもあります。

「デメリットを知ると自信がなくなってしまう」と不安になる方も多いですが、

事実として文系学生よりも不利な点ははっきりと把握しておいたほうが良いです。

解決策も合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

就活にかける時間

まず1つめのデメリットは、就活に費やせる時間が文系学生に比べて短くなります。

理由は、理系学生のほとんどが4年次に研究活動を始めさせる大学がほとんどなので、

就活に専念できる時間が限られてしまうからです。

文系学生の場合は、理系学生と比べて卒業論文の提出から卒論発表までの時期が早かったり、

理系の実験や検証など長時間かかる研究が少なかったりします。

したがって、理系学生は文系学生と比較すると就活に割ける時間が少ないので、より短期間で就活を終える必要があるのです。

解決策としては、複数の企業が合同開催する会社説明会へ積極的に参加すること

ある程度の企業研究を研究活動が始まる前の3年次までに進めておくと良いでしょう。

情報量不足

2つめのデメリットは、就活に対しての情報量が少ないという点です。

文系学生の場合は、理系学生よりも就職する割合が多いため先輩や教授から情報をあらかじめ仕入れることもできます。

さらには、各企業のOG・OB訪問などもしやすいので就活においては非常に有利と言えるでしょう。

しかし理系学生の場合は、文系就職をする先輩が少なかったり大学院へ進学する先輩が多かったりするので、

文系学生に比べて就活に関する情報を得る機会があまり多くありません。

つまり、理系学生が文系就職を考える場合は早い段階で就活におけるスケジュールを立て、

受け身の姿勢ではなく自分から積極的に動くことが重要になります。

【理系の文系就職の実態とは?】理系生がアピールすべきポイント

理系学生が文系就職を成功させるためには、どんなアピールポイントがあるのかという点をしっかりと考えることが大事です。

採用担当者にとっても「理系なのになぜうちの会社を選んだのだろう?」という疑問が真っ先に浮かびます。

したがって、なぜ理系学生が文系就職という道を選んだのかという点を重心としてアピールする必要があるでしょう。

データ分析・統計などのスキル

先ほども述べましたが、理系学生は文系学生よりも数字に強い傾向にあります。

そのため、データの解析や分析は理系学生ならではの強みになるでしょう。

たとえば、これまでの売上データや顧客の購買データをグラフにして統計を取ったり、

さまざまなデータをもとに最適な提案をしたりということができます。

特に理系学生の場合は、たくさんの数値をまとめてグラフ化して考察することはごく自然にできている方が多いです。

つまり、数値処理能力が文系学生と比べてとても高いということになり、これはアピールポイントとしてはかなり有利でしょう。

また、最近では一つひとつの業務がIT化しつつあるので、

数値処理能力が高い人材が必須となる企業も多くなっていることも理系学生にとってはチャンスです。

なぜ文系就職か?に答えられるように

理系学生が文系就職をする際に避けて通れないのが「なぜ理系なのに専門性を活かしにくい業界を選んだのか?」という質問でしょう。

特に文系の色が強い企業への就職を考えているのであれば、上記の質問には明確に答えられるように対策をしておく必要があります。

なぜなら、たとえ専攻が理系であっても文系職種で十分通用すると判断してもらえるようにするためです。

アピールの仕方としては、先ほどから挙げている「数値処理能力に強い点」や

「明確な根拠を持って説得ができる点」などを前面に出すと良いでしょう。

文系職種の企業では、入社試験を受ける学生のほとんどが文系出身です。

つまり、文系学生と比べて「どこで差別化ができるのか?」ということを面接官へアピールすることが重要となります。

【理系の文系就職の実態とは?】おすすめの業界・業種

最後に理系学生がどのような分野で求められているのか、業界と業種別にご紹介します。

あくまでも一例に過ぎませんので、必ず自分の就きたい職種や業界など業界研究を十分に行ったうえで就職先を選ぶようにしてください。

メーカー

メーカーや技術系商社、IT企業は理系学生を積極的に採用しています。

理由は、理系学生のように専門性の高い分野を扱うことに慣れていると

専門知識を活かして商談ができ、製品の引き渡しまでの顧客とのやりとりをスムーズに行うことができる

という点を評価している企業が多いです。

そのため、技術営業や企画職などの人材ポストとして採用されることが期待できます。

コンサルタント

コンサルタントは顧客の課題解決を行う際に、課題の整理・分析をする業務が多いです。

さらに整理や分析を行っていく中で、本質的な問題を見つけ適切な解決策を考えるというプロセスが重要になります。

つまり、学生時代から研究活動において、課題を見つけ分析し、

次の解決策を考えるという流れを身につけている理系学生はとても貴重かつ評価が高いのです。

金融

金融業界には銀行・証券・保険といった職種がありますが、これらすべてにおいて理系の特徴を活かすことができます。

なぜなら、いずれの職種においてもお金が深く関係しており、正確な数値処理能力が必要となるからです。

特に日頃から数字に慣れていないと小さなミスを引き起こしてしまいます。

しかし、金融業界はいずれも一般的な企業とは異なり、顧客のお金を扱う業種なので少しのミスも許されない世界です。

そのため、文系学生よりも数値処理能力が高い理系学生は金融業界からするととても貴重な存在と言えるでしょう。

【理系の文系就職の実態とは?】まとめ

理系学生が文系の職種へ就職を考えた時は、どうしても文系学生と比べて「時間がない」や「自信がない」

などマイナスな気持ちになることが多いです。

しかし、近年ではどの業種でもIT化が進んでいるため、理系学生ならではの強みを活かせる場面が増えてきています。

「研究で時間がない……」や「就活に対しての情報量が少ない」のようなデメリットは、

早めのうちに行動を起こしておくことで解消できることも事実です。

したがって、「理系だから……」とあきらめるのではなく、

自分はどのように差別化ができてどのように貢献できるかという点をしっかりと分析しておくようにしましょう。

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