【理系生必見!】これを見れば電機メーカー就職の実態が全てわかる。就職に必要なスキル・将来性などを解説

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はじめに

理系大学生の中には、電機メーカーで就職を考えている方もいるでしょう。

さまざまな就職先があるため、自分にはどんな職場が合っているのか悩む部分でもあるのではないでしょうか。

ただもし電機メーカーに就職を決めたとして、働き続けたときに将来性はあるのか、就職する際に有利になるようなスキルなどはあるのか知りたいものです。

こちらではこれから電機メーカーで就職を考えている方が、今の実態はどうなっているのかわかりやすく解説していきます。

電機メーカーの中でもどんな分野で働きたいかによって、大学をすぐに卒業したまま働くほうが良いのか、大学院まで行ったほうが良いのかなども変わってきます。

具体的に目指す分野の目安も決めて、電機メーカーの就職を決めたほうがいいでしょう。

【電機メーカーとは?】電機メーカーで必要なスキルとは?

一口に電機メーカーと言っても、開発系と事務系に分かれ、その中でも細かく分かれています。

たとえば開発系では、研究開発、生産管理、マーケティングの分野に分かれます。

実際働くにあたってどんなスキルがあると、重宝されるのでしょうか。

電気・電子への知識

まず電機メーカーでは当たり前のように電機の知識が必要になりますので、大学で工学系に進んでいるような人が身につけている最低限度のスキルや知識は必要です。

しっかりと知識がついていれば、電気や電子に関わってくる研究開発職や設計開発エンジニア、生産技術などの技術職に就いても働きやすいでしょう。

実際に電気や電子の知識がある学生のニーズは高くなっています。

このほかにも、今の時代に必要な技術としてAIやビッグデータ、IoTなどの知識も持っている学生が求められています。

自分の目指す電機メーカーがどのような知識を持っている学生を求めているかにもよりますが、ここで挙げた知識について持っている学生は企業からも喜ばれるでしょう。

TOEICなどの英語検定

海外企業との連携が増えているため、TOEICは取っていたほうが有利です。

電気や電子の知識があるのは当たり前で、このほかに英語も堪能だとわかれば採用されやすくなります。

実際働いてからも外国人の雇用を行っていることもあり、仕事先で英語を話さなければいけません。

就職してから忙しい中英語を習って覚えるというのも大変ですので、学生のうちから勉強をしてTOEICなどの英語検定を受けておきましょう。

点数でいえばできれば800点近くあると、円滑なコミュニケーションが取れる学生だと思ってもらえます。

万が一そこまで英語に力を入れてと言ってくる企業ではないとしても、学生のうちに勉強をして資格を取っておくとさまざまな場面で有利になってくるでしょう。

基本情報技術者

こちらの資格はIT系資格としても有名ですが、電機メーカーでの仕事内容と重なる部分も多く持っているため使えます。

IT企業で働きたいときには絶対に持っていたい国家資格になりますが、電機メーカーと全く関係のない分野ではありません。

今はさまざまな家電とITを融合させた商品も増えているため、製造や販売の際にこの資格があると役立ちます。

国家資格でもあるため、決して簡単なものではありません。

勉強する際にも結構な時間を要するとも言われていて、ある程度時間が取れる学生のうちに取っておくと有利になります。

試験は年に2回しかないので、その時期に合わせて勉強が完了するように目標を立てると良いでしょう。

【電機メーカーとは?】就職するために大学院に進むべきか?

自分が企業の中で何をしたいのかが大きく関わってきますが、 研究開発の分野で大手に就職したいと考えている場合は、大学院まで進み博士課程まで学んでいるほうが良いでしょう。

一般的に大学院まで進み学んだ後に就職するという過程が普通になっているため、大学を卒業してすぐに大学院に進みたいと思っても多少難しさが出てくるでしょう。

研究開発の分野は狭き門でもありますので、大学院まで行けば必ず働けるというような保証はありません。

さまざま優秀な学生が全国から応募してくるため、就職活動も力を入れないといけません。

もし大学卒でも優秀な学生だと企業が思えば、採用になる場合もあります。

【電機メーカーとは?】電機メーカーの将来性は?

仕事としても電機メーカーに興味を持ち、就職したいと考えている方もいるのではないでしょうか。

電機メーカーの将来性はあるのか、ずっと働き続けられるような職場か気になっているという方も多いでしょう。

こちらでは、電機メーカーの将来性について詳しく紹介していきますので、就職するかどうか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

電機メーカーの現状

今やさまざまな家電製品が家の中にあるのは当たり前になってきているため、家電製品のニーズが尽きるということはありません。

しかし 日本では昔に比べて人口の減少があり、これまでよりも大きく売り上げを伸ばすというのは難しいのも現状です。

さらに働く際にも人間だけでなく、ロボットやAIによる産業の効率化によって、就業者数は今後さらに減少が見込まれています。

実際大手の電機メーカーでは、日本だけで勝負していくのは難しいと見込んでいます。

だからと言って諦めているのではなく、まだまだ需要があると感じる海外へ進出し成長しようとしている企業が多くなっているのです。

英語ができるようになっていたほうが良いというのも、こういった事情から外国人の採用や海外を拠点に企業を展開する方に向かっているためです。

電気産業自体は縮小気味

これまで日本の技術は細かく高度なため、電気関係の商品が売れていました。

しかし、 長年日本の主力産業だった自動車産業においても、海外メーカーが強くなっています。

日本が優位に立っていたのが今では風向きも変わり、電機産業全体ではやや海外に押され気味になっています。

ただ全てが押され気味になっているわけではなく、ロボットや医療機器などの先進分野では優位性があるのも特徴です。

今のニーズを把握し、環境に優しいものなどに対応した電気製品などを考え新事業へ取り組むなど努力をしています。

【電機メーカーとは?】電機メーカーと海外企業の関わりは?

電機メーカーとしては、海外企業の方が当然賃金が安く日本よりも圧倒的に成長が早いため、今後も海外企業との関わりは増えていきます。

日本のみでの勝負は難しく、海外も視野に入れ成長していかなければならないとも言えるでしょう。

【電機メーカーとは?】電機メーカーの給料はどのくらい?

実際電機メーカーに就職をしたら、いったい給料はどのくらいもらえるのか気になっている方は多いのではないでしょうか。

初任給となると少し低くなってしまいますが、平均で43歳の場合660万円、上場企業では38歳で615万円もらえます。

グンと高い訳ではありませんが、さまざまな業界がある中でそんなに平均も悪くない年収ではないでしょうか。

たとえば事務機のメーカーとしても有名で売れ行きも良いリコーでは、平均年収が807万円です。

40歳の大卒の総合職の方の場合、基本給のほかに家族手当などさまざまなものがプラスになり月給が54万円になります。

ほかにボーナスもあり、年収で,1000万円弱ももらっています。

【電機メーカーとは?】どんな企業がある?

電機メーカーというと、実は日本の中に多数の企業が存在します。

総合電機メーカーと呼ばれる企業には、パナソニック・日立製作所・ソニー・東芝・三菱電機・富士通・NEC.・シャープがあります。

どの企業も大手で、家の中にある家電もこのうちのどこかの企業の製品を使っている方も多いでしょう。

私たちがよく目にする家電の電機メーカーのほかに、主にbtobのメーカーも多数あります。

メカトロニクス、オムロン、ファナック、ほかには、東京エレクトロン、SCREENホールディングス、アドバンテストなどもあります。

さまざまな企業があるため、自分はどこでどのように働きたいのか考え就活をするようにしましょう。

【電機メーカーとは?】自己分析とは?

家電メーカーについて見てきた方の中には、年収もそこまで悪くなく自分の得意分野を活かせそうなため就職したいと考えている方もいるかもしれません。

ここまで閲覧してもらった方の中で興味が湧いたという方がいれば、とりあえず自己分析から始めましょう。

働くときには自分に合っている職業でないと、カッコイイから、給料が良いからだけでは内定が出ません。

面接官に自分はここでどうしても働きたいという思いを伝えられるように、自分と向き合う時間は必要です。

まず自分は今までどんなことをしてきたのか振り返り、紙にまとめてみましょう。

未来にはどうなりたいのかも一緒に考えることや自己分析ツールなども上手に活用すると自分では言葉にまでできていなかった部分もわかってきます。

自己分析をすると、本当に自分に合っている仕事ややりたいことが見えてきます。

まとめ

就職を考え電機メーカーを選んだら、有利に就活ができるように今から行動をしましょう。

まずできるのは働いてから役立つスキルの勉強で、特にTOEICなどの英語の勉強や基本情報技術者の資格取得へ向けて頑張っておくと良いでしょう。

面接のときにこのどちらの資格も持っていれば、企業側から見ても自社で働くためにやる気を持って学生時代勉強してきたんだということが伝わります。

もし研究職に就きたい場合は、大学で卒業せずに大学院まで行ったほうが有利です。

電機メーカーで働きたいと思ったら、自己分析をして本当に合う職業かどうかも見極めましょう。

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