理系生は資格で就活を有利に?資格を取るべき3つのメリット!

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はじめに

理系の大学生のなかで、資格を取得している人はいったいどのくらいいるのでしょうか。

実は理系の学生にとって資格の取得には大きなメリットがあり、就活を有利にすすめられるのです。

とはいえ、なにから始めたらよいのかわからないという方もいることでしょう。

ここでは実際に起こりうるメリットや役に立つ資格の種類、さらに資格の選び方について具体的にご紹介します。

【理系生は資格を取るべき】理系生は資格を取るべきか?

理系生は資格を取るべきなのでしょうか。

その答えはYESです。

なぜなら理系生が取得できる資格は、実際の仕事に直結するような役立つ資格ばかりだからです。

専門的な資格は就活を有利に運ぶだけでなく、仕事を始めてからもさまざまなメリットが数多くあります。

仕事を始めてしまうと、なかなか資格取得のための時間が取りづらいという面もあるため、大学生のうちに早めに取得しておくのがおすすめです。

また実際に取得していく過程で自身の知識が深まるだけでなく、適正についても知れるでしょう。

これらは自分の将来やりたい仕事を選ぶひとつの道しるべともなり、選んだ専攻分野との相性をはかることにもつながります。

研究や就活が始まると忙しくなる

資格取得が大切なことであるとはいえ、大学での勉強やゼミの課題・発表、サークル活動にアルバイトと忙しい日々をおくっている学生が多いのも事実です。

そういった場合には、 本当に役立つ資格を選び効率よく取得するのが大切です。

また春休みや夏休みなど長期の休みを有効に活用することもひとつの方法となります。

とくに大学生活の後半には研究や就活が始まってしまい、時間だけでなく心の余裕もなくなっていきます。

エントリーシートの作成におわれて、なかなか資格取得の時間は取れません。

4年間の大学生活はあっという間にすぎてしまいますから、1・2年生の時間に余裕のあるうちから資格の取得に向けて計画を立て実践していきましょう。

【理系生は資格を取るべき】資格を取るメリット 

理系生が資格を取るべきメリットは、就活に有利になる・業界就職後に知識が生きる、資格手当がでる企業があることがあげられます。

どれも将来のキャリアに関わる大切なことです。

ここでは、具体的にそのメリットについてご紹介していきましょう。

就活に有利になる

実際に就活に向けて資格を取得する人は、全体の15%にとどまっています。

つまりひとつでも取得しておくと大きなアピールポイントになり、評価されやすくなることでもあります。

とくに自身の勉強に関連していること、またその企業での仕事内容に直結しているものであれば、高い評価が得られる可能性が高くなるでしょう。

また仕事内容と直接関係がない場合でも、ある程度の難易度の高い資格であれば、資格取得に向けて努力ができる人物であるというアピールにもつながります。

さらに英語の資格に関しては、一定の点数をエントリーシートの基準に使用している企業もあり、まさに就活に直結しているともいえます。

このように資格を取得することでエントリーシートの通過率があがるだけでなく、面接での自己アピールでもひとつの目にみえる成果として話せるので、内定への一歩となるでしょう。

業界就職後に知識が生きる

理系の学生は文系の学生に比べると工業系や薬品系や建築系、IT系など専門性の高い仕事に就く可能性が高いのです。

これら専門職と呼ばれる仕事では、大学で学んだり研究したりした知識を応用してさらに専門性を高めていくという内容が多くなります。

そういったときに生かせるのが資格です。

業界に就職したのち、資格取得で学んだそれらの知識を活かかして仕事をこなせます。

また資格の内容が仕事内容に直結している場合もそうでない場合も、資格をもっていること自体が会社からの評価につながり、給料やキャリアアップが期待できるでしょう。

とくに英語系の資格においてはグローバルな会社では必須スキルともなっているため、就職後の仕事の幅が広がることは間違いありません。

資格手当がでる企業がある

会社や職種によっては、入社後に関連する資格の取得が求められる場合もあります。

ほかにも資格手当として給料に上乗せされる可能性も大きく、学生のうちからチャレンジすることは大きなメリットとなります。

勉強することで自分の知識や技能の幅が広がるだけでなく、給料をより多くいただけるのはありがたいことでしょう。

入社してからすぐは、研修や覚えることが多くなかなか余裕のないことが多いので、やはり大学生のうちに取得しておくのがおすすめです。

就きたい業種が絞れてきたら、その仕事に関連する資格についてリサーチを始めるとよいでしょう。

【理系生は資格を取るべき】理系生が取るべき資格

就活で有利になるうえ就職後にも役立ち給料やキャリアアップが期待できるとなれば、さっそく資格取得に向けて動き出したいところです。

しかし実際に理系生が取るべき資格とは、いったいどういったものがあるのでしょうか。

ここでは代表的な4つの資格と、それらがどう生きるのかについて解説します。

英語資格

まずは就活における定番ともいえる英語資格です。

TOEICやTOEFLといった英語検定はグローバル化が進んでいる今、まさに必須資格ともいえるでしょう。

TOEICは日本でもっともメジャーな英語試験、TOEFLは外資系の企業などで取り入れられている試験として知られています。

これらのスコアは企業側も就活や昇進において評価に関わる大きな基準としているため、ぜひひとつはもっておきたいところです。

評価の対象としては700点以上が目安とされているので、それ以上を目標にして頑張りましょう。

どう生かせるのか

TOEICやTOEFLは合否での判定ではなく、点数によるスコア判定が基準となっています。

どの企業でも高得点であればあるほど評価の対象となっているため、納得のいくスコアを目指して何度かチャレンジしてみるとよいでしょう。

ITパスポート

ITパスポート試験とは通称Iパスとも呼ばれている、経済産業省認定の国家資格です。

情報処理に関わる社会人や学生に必要な、ITの基礎知識に関することが試験内容となっています。

具体的には経営やマネジメント、テクノロジの3分野について4択のなかからひとつを選んで解答するという内容です。

難易度としては入門編といえる程度になっており、独学でも比較的取得しやすいのが魅力です。

受験手数料も6,000円以下となっているため、学生もチャレンジしやすいといえるでしょう。

どう生かせるのか

情報セキュリティに関する知識や企業コンプライアンスに関する知識は、分野を問わずどういった会社でも必要とされているものです。

難易度の低さから内定の決定的な決め手になるとはいいがたいものの、スキルの汎用性は高くもっておくべき資格のひとつといえるでしょう。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験も経済産業大臣によって行われる国家資格のひとつです。

対象者としてはプログラマー、システムエンジニアなどのITに関わる仕事を行う人があげられます。

難易度としてはレベル1とされているITパスポートよりも難しいレベル2となっていて、やや難しいといえるでしょう。

試験内容はアルゴリズムや流れ図といった問題のほかにも、経営やマネジメントについても幅広く出題され、総合的なITに関する知識が求められます。

どう生かせるのか

毎年10万人を超える受験者がいるほど人気の資格となっており、IT業界やゲーム業界などの就職に役立つことが期待できます。

現在では学校教育のなかにプログラミングの授業が組み込まれていることもあいまって、これからの時代にますます求められる資格ともいえるでしょう。

知的財産管理技術者

知的財産管理技術者とは著作権や特許、発明・技術保護など企業の保有する知的財産の管理を行う専門家、知的財産管理技能士を認定する国家試験です。

知的財産とはアイデアやブランドなど、目にみえないけれど価値のあるもののことを指します。

書籍や映画・ゲームなどもこれらに相当します。

難易度としては3級は簡単すぎるため、就職でアピールしたいという場合には2級以上を取得するのがおすすめです。

どう生かせるのか

これらの資格は理系の就職先としてあげられる研究や、開発などの職種で必要とされています。

会社にとっての財産を守るための重要な役割をはたしているといっても、過言ではありません。

試験を通して学んだ知識を仕事に生かせることでしょう。

アクチュアリー試験

アクチュアリー試験とは、公益社団法人日本アクチュアリー会によって実施されている資格試験です。

1次試験では数学や経済に関する5科目の知識、そして2次試験では生保・損保・年金のどれか1分野を選んで受験します。

これらは非常に難しい試験として知られており、受験するためには大学3年生以上であることが必要です。

高度な数理知識が必要ですが、合格するとアクチュアリー正会員として登録されます。

どう生かせるのか

生命保険会社や信託銀行などへ就職する際に役立つ資格です。

合格までに10年かかる人もいるほど難易度の高い資格であることから、就活でも大きなアピールポイントになること間違いありません。

【理系生は資格を取るべき】資格はどう選ぶのか?

このように理系の学生が取得しやすい資格にも、さまざまなものがあります。

いざ資格を受けようと考えたとき、いったいどのように選ぶのがよいのでしょうか。

ここでは将来役立つ資格を選ぶための基準をご紹介します。

自分がやりたい業界から選ぶ

大学1年生や2年生の方や、大学院への進学を考えていて就活まで時間に余裕がある場合は、自分の興味のある分野から選んでみましょう。

就職希望の業界を見越して、その職種で役立ちそうな資格や関連の強い資格などを調べてみるとよいでしょう。

自分の苦手な分野を強化してくれそうな資格、もしくは自分の強みをさらに伸ばせそうな資格という観点から選ぶのもおすすめです。

資格によっては試験日から合否の判定まで時間がかかることも少なくないので、しっかりとスケジュールを立てて選ぶことも大切です。

難易度から選ぶ

就活まで時間がせまっているという場合や、資格取得のために自分が費やせる時間が限られているという場合は、資格試験の難易度を考慮して選ぶようにしましょう。

先ほどあげたアクチュアリー試験など、評価につながりやすい資格ほど難易度が高い傾向にあります。

なかには専門の予備校に通う必要があるものから、参考書を購入し独学で済むものまでさまざまです。

難易度を知るためには、合格率や勉強時間の目安などをインターネットで調べてみるのがおすすめです。

資格試験の勉強におわれて、大学の試験を落としてしまったことが起きないように、事前によく考えて選ぶようにしましょう。

国家資格か民間資格か

世のなかにはありとあらゆる資格がありますが、そのなかでも国家資格と民間資格の大きくふたつにわけられます。

国家資格は法律にのっとって国が主催する資格試験です。

これらに準ずる資格としては公的資格と呼ばれるものもあり、関係省庁や大臣・商工会議所によって認定されているものです。

一方民間資格は民間団体や企業によって行われており、社会的ニーズに合わせて開かれているものが多くあります。

信頼度としてはやはり国家資格や公的資格が高いといえるでしょう。

とはいえ民間資格でも英検やTOEICなどのように認知度が高い試験もあるため、一概にどちらがよいとはいえない部分もあります。

ただし民間試験でありながら国家資格であるかのような名称を使用している団体もあるため、事前によく確認することが必要です。

 【理系生は資格を取るべき】まとめ

今回は理系の学生が資格を取るべき理由とおすすめの資格、さらに資格の選び方についてご紹介しました。

限りある学生生活を有意義にすごすためにも、ぜひひとつは取得できるように頑張りましょう。

就職の際そして仕事を始めてから、かならず取っていてよかったと思える日がくるはずです。

また資格の取得だけでなく取得の過程で知識を深め、自分と向き合えるという点も資格取得の大きなメリットといえるでしょう。

ぜひこの記事を参考にして、自分にぴったりの資格にチャレンジしてみてください。

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