【京都大学理系ってどんな場所?】京大を目指す受験生に知ってほしい京大キャンパスライフを紹介

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はじめに

日本が誇る大学といえば東京大学と答える人も多いことでしょう。

しかし、東京大学以外にも世界に誇れる大学というのは存在しており、京都大学もその一つです。

特に京都大学の理系は、近年注目浴びているiPSの研究をはじめ、さまざま分野の第一線を走っています。

今回はそんな京都大学理系について紹介していきましょう。

【京都大学理系ってどんな場所?】ある京大生の1週間のタイムスケジュール

それでは京都大学に在籍している理系学部の学生はどのような毎日を送っているのでしょうか。

今回はとある工学部学生の1週間のスケジュールを見ていきましょう。

工学部1年生・体育系サークル [https://kyodai.kawai-juku.ac.jp/kyodai/week/list3.php] 1年生ということで、平日は夕方まで基本的に授業で埋まっています。

しかし、忙しいながらもサークル活動も精力的に行っており、勉強と運動のメリハリを大切にしていることがわかります。

基本的に理系の1年生は勉強が大変ですので、予習や復習もしっかりと行わなければいけません。

レポート作成も大変ですので、しっかりと時間を取らなければなりません。

また、休日は観光をすることや友人と遊び、サークルの試合などにも精を出しています。

毎日勉強づけではストレスも溜まるでしょうし、せっかく大学生になったのですから、いままでできなかったことやいままで行けなかった場所に行ってみるのも良いでしょう。

工学部3年生・運動部 [https://kyodai.kawai-juku.ac.jp/kyodai/week/list7.php] この人は工学部物理工学科宇宙基礎工学コースに所属しており、さらに部活動の朝練もあるため、朝は早い時間から動いており、夜はバイトを入れているなど忙しい毎日を送っているようです。

しかし日曜日は友人と遊びに行くなど、きちんとした息抜きをしていることがわかります。

1年生と比べると勉強は格段に難しくなります。

そのため、遊ぶことも大切ですが、しっかり勉強することも重要です。

3年生にもなると徐々に進路を考えてくる人も出てくるでしょう。

就活をするのであれば就活の準備を進めていかなければなりませんし、院を目指すのであればそれに向けた対策も行う必要が出てきます。

バイトや部活、友達と遊ぶことに精を出すことも良いですが、しっかりとバランスを考えて生活しましょう。

【京都大学理系ってどんな場所?】理系の学部・就職先を知りたい方へ

京都大学の理系ではさまざまな分野を学ぶことができます。

生物学、天文学、物理学、宇宙物理学、化学、光粒子化学、光工学、など……。

特に京都大学に所属している研究者は物理学や数学・数理解析の方が多いようです。

また、数理解析研究所には数学の難問であるABC予想を証明した望月新一氏、iPS細胞研究所所長の山中伸弥氏など、その研究の第一人者が在籍しています。

学部をもっと詳しく知りたいという方は、こちらの記事(https://docs.google.com/spreadsheets/d/1qyE8hAET3a8Nub7RTKB6geOwd0ljhGFRTqe8mCYt4QI/edit#gid=11)に詳細が載っていますので、ぜひ参考にしてみてください。

就職先についてですが、理系学部の生徒は就職よりも研究者の道に行く人が多いようです。

学部卒業者のうち、60%前後の人が大学院へと進学し、研究者の道を歩みます。

しかし就職が難しいのかと言われればそうではなく、総合人間学部が公表している就職データ[]によると、就職人の多くは一流企業に就職した人も多いようです。

【京都大学理系ってどんな場所?】毎年恒例の公式戦

京都大学の部活動は毎年さまざまな公式戦に参加しております。

コロナの影響で大会が開催されなかった年もありますが、基本的に毎年開催されており、その度にメディアに取り上げられるなど、大きな盛り上がりを見せています。

今回は毎年開催されている大会の中でも、特に盛り上がる3つの大会について紹介していきましょう。

東大戦

東大戦はもともと各運動部が独自に東京大学と定期戦を開催しており、部によっては100年近い歴史を誇る伝統行事です。

京都大学は「東大戦」、東京大学は「京大戦」と呼んできましたが、2009年に独自に行われていた定期戦を1つに統合して「双青戦」[https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0701I_X00C13A6CR0000/ ]と名前を変えました。

全30を超える部活動が東京大学と争い、部活動の勝利数によって勝敗を決める形となり、OBやOGなども全力で応援する一大行事となっています。

2009年から2019年の全11回における戦績は京都大学側が6勝4敗1引き分けと勝ち越しており、今後の大会も注目されています。

7大戦

7大戦[http://www.7univ-nanadaisen.jp/page/about.html]とは正式名称を「全国七大学総合体育大会」であり、その名の通り北は北海道から南は九州まで全国各地の有名大学7校が40を超える競技で争います。

参加する大学は東大戦を争う東京大学、北海道大学、東北大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学、そして京都大学です。

参加人数も総勢7,000人を超えて、学生主体の大会としては日本最大級となっており、歴史も50年を超える歴史を誇ります。

しかし2020年及び2021年の59回大会と60回大会が新型コロナの影響によって中止になっています。

近畿地区国立大学体育大会

近畿地区国立大学体育大会も7大戦と同じく、50年を超える伝統ある大会です。

近畿地方に存在する大学の中でも、京都大学や大阪大学、神戸大学などを含めた11校が17の競技で争います。

直近の57回大会[http://www.kinkoku.jp/dl/results/57th/results_all.pdf]において、京都大学は体操競技で1位を取るなど10の競技で入賞しており、総合成績3位となりました。

【京都大学理系ってどんな場所?】主な部活紹介

京都大学にはさまざまな部活があり、歴史のある大学ということで100年近い歴史のある部活から、比較的新しい部活までさまざまです。

そこで今回は、ラグビー部、クイズ研究会、陸上競技部の3つの部活を紹介していきましょう。

ラグビー部

ラグビー部は1922年に設立された、日本で2番目に長い歴史のあるラグビー部です。

過去に3回の全国制覇を果たしており、全国大学選手権に5回の出場歴があります。

過去に在籍人の中にはノーベル化学賞を授与された野依良治さんなど、有名人が多いのも特徴。

近年では京大初のトップリーガー[https://www.kiurfc.com/news/detail/id/15959]が誕生し、現在の部員数も60名ほどいるなど安定感のある部活です。

クイズ研究会

京都大学クイズ研究会Mutiusは1989年に設立された新しい部活です。

京都大学が公認している唯一のクイズサークルであり、部員数も院生を含めて80人近くいるなど、今一番勢いのある部活です。

最近ではテレビなどの影響でクイズに興味が出てくる人も増えてきており、京都大学は学生最高峰のクイズ大会「abc」で過去4回の優勝経験のある強豪校でもあります。

メディアにも注目されているサークルであり、クイズ研究会のOBが複数のクイズ番組に出演するなど、メディア出演も積極的に行っています。

陸上競技部

京都大学陸上競技部は、院生を含めて130人を超える部員数を誇る人気の部活です。

練習場所は農学部のグラウンドで行われており、500mのトラックに投擲場、幅跳びや高跳びのピットなど全種目の練習が可能な環境が整っています。

また、グラウンド近くにはトレーニングルームが備え付けられており、各種ウェイトを使ったトレーニングも可能です。

西日本インカレをはじめとした、大小さまざまな大会に積極的に参加しており、東大戦では男子が3連勝しているなど実力があります。

また、近年でもU20の大会で走り高跳びの選手が6位入賞するなど、若い世代も含めて実力者が育ちやすい環境であると言えるでしょう。

【京都大学理系ってどんな場所?】入ってわかる京都大学の良さ

京都大学にはほかの大学にはない素晴らしい点がいくつもあります。

今回は3つに絞って、京都大学の良さについて解説していきましょう。

TAの数が多い

TAとはTA(ティーチング・アシスト)制度のことを指し、学振特別研究員以外の博士後期課程学生の希望者を雇用して学生に実験や自習の教育補助を行う人たちのことを指します。

多くの大学で採用されている制度ですが、京都大学ではこのTAの数が多いことが特徴です。

また、学生側の大学院生の先輩という身近な存在に触れ合えるため、さまざまなことを質問することができ、大学院生側も自分の基礎的知識の復習や教育経験を得られるということで、おおむね好意的に捉えられており[https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/embed/jaaboutpublicissuetadocuments

2ta-sub.pdf]、そういう点もTAとなる院生が多い要因になっているようです。

食堂の数が多い

京都大学・吉田キャンパス[https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/coop]には構内北側にある「北部食堂」と、南側にある「南部食堂」と呼ばれる複数のカフェや食堂があります。

それぞれ特色があり、特に北部食堂と南部食堂では度々争い[https://twitter.com/nshoku7653?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E953990997477765120%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.huffingtonpost.jp%2F2018%2F01%2F24%2Fkyoto-u_a_23342943%2F]が起こるなど、京都大学の名物食堂として有名です。

また、食堂以外にも生活用品を数多く揃えている「時計台生協ショップ」や、書籍や食品などを置いている「吉田ショップ」。

さらにはパソコンや実験機器を取り扱っている「北部購買」など、お店が充実していることも特筆すべきところでしょう。

他学部との交流が深い

また、ほぼすべての学部がキャンパス周辺にあるため、社会系の授業がある度にほかの学部の人と交流することができます。

社会系は卒業までに16単位あり、ほかの学部の人との交流によっては将来につながる出会いもあるかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

これから京都大学を目指して受験勉強をする人や行きたい大学が複数あって大学選びに迷っている人もいることでしょう。

京都大学理系は、勉学もそうですが部活動も盛んであり、楽しいキャンパスライフを送れる大学です。

しかしその分、偏差値の高い大学でもあるので、京都大学を目指す学生さんはしっかりと勉強をして、受験に控えるようにしましょう。

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