【例文あり】やりがいは就活の軸になるのか解説します

【例文あり】やりがいは就活の軸になるのか解説します

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録

「やりがい」は就活の軸になります。

「やりがい」を就活の軸にするメリットは熱意をアピールできることと、他の学生と差別化できる自分だけの軸を作ることができることです。

一方で、伝え方によっては抽象的になってしまい、志望動機としてアピール材料にならないため注意が必要です。

はじめに

就活の軸は就活をする企業を選ぶうえで重要となる指針です。

やりたい仕事や興味のある業種や、やってみたい職種が絞り込めても、それをどの企業で行っていくのかを決めなくてはなりません。

数ある企業の中から入社したい企業を決めるうえで、基準となるのが就活の軸です。

就活の軸を「やりがい」にするのはアリなのか解説していきます。

就活の軸とは?

就活の軸は簡単にいえば、企業選びの基準となるものです。

たとえば、銀行に就職したいといっても、数多くの銀行があります。

就活では多くの企業にエントリーして面接を受けたりしますが、入社して働いていけるのは1社だけです。

これぞという本命の1社を選ぶための指針となるのが、就活の軸です。

たとえば、銀行の中でもメガバンクがいいといっても、3つあります。

その中から一つを選び出す基準が、就活の軸になります。

やりがいは就活の軸になる?

では、「やりがい」は就活の軸になるのでしょうか。

結論としてはなります。

なぜなら、就職すれば、40年あまりにわたる長い職業人生が続いていくことになります。

「やりがい」を感じられなければ、続けていくのは難しいのではないでしょうか。

企業としても成長しながら長く働いてくれる人はウエルカムですから、「やりがい」は十分に就活の軸になります。

「やりがい」を就活の軸にするうえで、確認しておきたいことを見ていきましょう。

やりがいを就活の軸にするメリット 

就活の軸は自分に合った企業選びのために役立つだけでなく、企業へのアピールとなる志望動機でも重要な鍵を握るものです。

そのため、志望動機でどのように「やりがい」をアピールしていくかが問題になります。

そこで、「やりがい」を就活の軸にするメリットを理解することが大切です。

メリットを生かした志望動機が、内定獲得のためのポイントになるからです。

熱意をアピールしやすい

志望した企業で働くことが「やりがい」につながるとアピールすることは、企業に対して熱意を伝えやすくなります。

まだ入社していないのに「やりがい」が感じられるはずと思ったということは、それだけ、企業の事業内容や仕事のスタイルを研究したり、実際に現場を見たり、OB訪問などを熱心にやっていないと分からないものです。

志望企業の具体的な仕事内容や場面を挙げて「やりがい」があるからとアピールできれば、熱意が伝わります。

たとえば、待遇などを意識してアピールする学生より、「この仕事にやりがいを持って働けるので、志望しました。

」という学生のほうが熱意があるとみてもらいやすいのがメリットです。

自分だけの軸を作ることができる

多くの応募者がいる中で選考を勝ち抜き、内定を得るためには、他とは違う印象を与えることもポイントになります。

どの学生を見ても同じような事しか言わないのでは、差別化ができず、選考にも残りにくいです。

この点、就活の軸として「社風」を挙げる方が少なくありません。

「社風」がいいから志望したというのは企業の魅力を理解しているというアピールにはなるものの、どの学生も同じアピールをすれば、この人材が欲しいという評価にはつながらないでしょう。

これに対して「やりがい」をどこに感じるかは、人によって着眼点が異なるはずです。

「社風」という同じ対象ではなく、自分だけの軸を作ることができるので、他の応募者と差別化できるのがメリットです。

やりがいを就活の軸にするデメリット

では、「やりがい」を就活の軸にするデメリットはどんな点でしょうか。

志望動機でデメリットの面を押し出してしまっては、「やりがい」が内定獲得につながるアピール材料になりません。

デメリットを理解したうえで、そうならないようにすることが大切です。

抽象的になることがある

注意したいのは「やりがい」は、しっかりとその企業の仕事のやり方などを理解しない限り、抽象的になってしまうことです。

たとえば、「銀行の仕事にやりがいを感じるから志望しました。

」と言っても、「うちの銀行でなくてもいいのでは?」とか、「他の業界でもやりがいの感じる仕事はたくさんある。

」と思われてしまいます。

また、「グローバルに活躍できる仕事にやりがいを感じるから。

」といっても、どういう活躍にやりがいを感じるのか伝わりにくいです。

「やりがい」を感じられるか、感じられないかは、そもそも就職して実際に働いてみないと分かりません。

だからこそ、入社前の段階で具体的にどのような理由でやりがいを感じると思ったのか、具体的な内容を伝えるようにしましょう。

やりがいを就活の軸にした例文

「私は貴社の理念である人々の生活を幸せにする物づくりの開発を通じてやりがいを感じられると考え、貴社を志望しました。

貴社が業界初でリリースした、ヒートショック対策に役立つお風呂の見守り機能に感銘を受けました。

実は実際に実家で導入しているのですが、入浴時の体への負担低減運転や入浴中の状況をリモコンで知らせる見守り機能が祖父母の入浴に役立っています。

貴社のホームページで開発チームの製品開発への思いやプロセスを拝見させていただき、人々が抱える問題の解決や人々の生活に役立つ物を開発できることに大きな喜びや達成感が感じられると思いました。

開発の仕事に携わるうえで、やりがいは新たな開発の原動力になり、企業の成長に貢献できる要素になると考えます。

やりがいを持って働ける場所だと思い、貴社を志望しました。

まとめ

就活の軸とは企業選びの指針になるものであり、「やりがい」は就活の軸になります。

「やりがい」を就活の軸にするメリットは熱意をアピールできることと、自分だけの軸を作ることで他の学生と差別化できる点にあります。

「やりがい」が抽象的になってしまうと志望動機としてアピール材料とならないため、具体的に企業のどこに「やりがい」を感じたのかを伝えるようにすることが大切です。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます