【内々定の辞退はできる?】内々定を辞退する際の注意点!マナーはしっかり、誠意を見せよう

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就活中は、複数の企業から内々定をいただくケースは少なくありません。

内定は難しいですが、労働契約が成立していない段階ですので、法的拘束力がなく内々定であれば辞退することができます。

そのため、辞退の意が固まったら、すぐにでも辞退の連絡を電話で行いましょう。

メールで伝えると確実に辞退の旨が伝わらないこともあるのでメールは避けます。

また辞退する際には、大多数の応募者から自らを選んでいただいたことに感謝する気持ち、そして辞退を受け入れてくだされば、そのことに関するお礼も込めて「ありがとうございました」を伝えることが大切です。

【内々定の辞退はできる?】はじめに

就活生の中には複数志望企業があって、いずれもいい調子で選考が進んでいるという方もいらっしゃることでしょう。

また、内々定を複数の企業から同時期にいただく方もいらっしゃるはずです。

ただ同日では、第二志望の企業から採用の通達があっても第一志望の希望が受かれば、そちらで就職したいと考えるのは当然のことです。

この場合内内艇を辞退しなければならなくなるのですが、内々定は辞退できるのでしょうか。

【内々定の辞退はできる?】内々定は辞退することはできる

結論を言うと内々定は辞退することができます。

就活生にはいくらでも複数の企業から内々定をいただいている方はいるので、多くの方が喧々していることなのです。

そのため、決して珍しい話でもありませんし、それは企業側も理解しています。

ただし、内々定をせっかくいただいておきながら、そしていくら口約束としても了承しておきながらやっぱり辞退したいというのは言いづらいということもあるのではないでしょうか。

しかし、内々定は、内定とは異なり、企業と学生側が書面を取り交わした正式な労働契約が成立していない状態なので、辞退することが可能なのです。

つまり、今後労働契約を結びますよという通知が内々定です。

法的効力はまったくありませんから、辞退することができるのです。

【内々定の辞退はできる?】内々定を辞退する際のマナー

だからといって、内々定を辞退するにもマナーはあります。

先方に迷惑がかからないようにすることが重要なポイントになってきます。

辞退する方法があまりにも雑であったり、一般常識から外れていると一人の人間としての信用を失ってしまうことになります。

あくまで内々定と言っても、選考を通してあなたをすでに決定していることから、欠員はまた選考をやり直さなければなりません。

つまり企業へ余分なコストをかけてしまうことになるのです。

そのためにもマナーを守って辞退の意を伝えましょう。

早く連絡する

まずは辞退の決意をしたらすぐにでも連絡をするようにしましょう。

皆さんが辞退した分欠員が出るので、次の採用者を決定しなければなりません。

つまりまた選考し直さなければならなくなるので、早めに連絡をした方が先方にも迷惑がかからないためです。

また、内々定の辞退は内定が通知される日10月1日よりも前に行うことが必要です。

内定は、経団連の指針によって内定式が卒業・修了年度の10月1日以降に行われるということが決められています。

内定は、企業からの採用通知と、応募者の入社承諾書をそれぞれが提出することで双方に合意とみなされ、完全な労働契約が成立されます。

この状態では法的拘束力が生じるため、そう簡単に辞退することができないためです。

時間帯を考えて連絡しよう

通常、連絡をする際には電話を使って連絡をします。

直接訪問する必要は特にありません。

先方も面談の時間を設けるのも大変ですし、皆さんもさすがに自分で辞退の旨を対面して説明するのは気が引けるという方も多いはずです。

多くの方は電話で連絡をしているので電話で事態の旨を連絡しても構いません。

またこの際の注意点として、時間帯を考えて就業直後の早朝や定時の時間は忙しい時間帯でもあるので、あえて避けて連絡するといいでしょう。

「ありがとうございました」という言葉をちゃんと言う

内々定を辞退する学生は、内々定を通知してから早期の段階であれば理解を示してくれる企業が多いです。

ただ、やはり大多数の中から選んでもらったことに関しては感謝の気持ちを伝えなければなりませんし、もちろん辞退に応じたくださったことにも感謝の意を示さなければなりません。

つまり、辞退する旨を連絡する際は、同時に内々定をいただいたことに対して感謝の気持ちを必ず伝えるようにしましょう。

採用には非常に大きなコストがかかっていることもよく理解しておく必要があります。

その中で選出してもらったことは奇跡にも近いことです。

また辞退を了承いただいたら、そのことについてもお礼の気持ちとして「ありがとうございました」を伝えましょう。

電話で直接言う

また、内々定の辞退の旨はメールでも構わないのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、このような緊急の際やお詫びの言葉を伝える際は、必ず採用担当者へ直接電話をして伝えることが大切です。

メールですと、先方が辞退のメールをきちんと確認できているのか定かではありませんし、企業には社内社外問わず一日にさまざまなメールが多数届くため、複数のメールに埋もれて皆さんの辞退についての連絡に気づかないということも発生します。

そのようなリスクを避けるためにも直接電話しましょう。

また、先方へ迷惑をかける辞退については直接話すことで誠意が伝わりやすいのでメールは絶対にお勧めできません。

【内々定の辞退はできる?】辞退するとその後の就活に影響する?

内々定をいただいた企業を辞退してしまうと、その後の就活に影響が出ることがあるのでしょうか。

もし入社する会社がグループ会社や子会社なのであれば、少し影響が出てしまう可能性もゼロではありませんが、ほとんどのケースでありません。

ただし対応の仕方によっては、それがグループ企業に伝わってしまう可能性もあり、そちらでいい評価が得られなくなってしまう可能性があります。

内々定なので企業側もよほどの理由があれば取り消しすることもできるので、辞退の仕方にも注意しましょう。

丁寧な断り方をすれば大丈夫

基本的には、企業へ大きな迷惑をかけてしまって申し訳ないという気持ちを丁寧に伝えて断れば、その気持ちは伝わることが多いです。

辞退の理由は無理に具体的に述べる必要はありませんが、先方は理由を必ず聞いてくると思いますので、検討の結果と答えてもいいですし、素直に他の企業の内情を知って第一志望が変わりましたと伝えるとやんわりとした理由が伝わるので納得いただけるでしょう。

ただし、企業の中には内々定の段階ですぐに健康診断を行うケースもあります。

これは会社の負担で行っているケースがあるため、健康診断まで受けてしまった場合はキツいお灸を据えられたり、詫び状ならぬ謝罪文を提示しなければならない可能性もあります。

もちろん健康診断にかかった費用はできるだけ自分でお返しするなど配慮するようにし、健康診断を早期に受けなければならなくなった時は受ける前に辞退するのもいいでしょう。

【内々定の辞退はできる?】まとめ

就活中はほとんどの方が内々定の辞退を伝える機会があることでしょう。

しかし、はじめて辞退する場合はどのように伝えたら先方に失礼にあたらないか、波風を立てずに辞退することができるかと不安に思う方が多数いらっしゃると思います。

辞退を伝える際は誠意をもって、辞退の意が決まった時点でなるべく早めに電話で連絡を入れましょう。

そして、多くの応募者から時間をかけて自身を選んでくれたことに感謝する気持ちを直接伝えましょう。

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