ウェブテスト

2019/8/05

【選考対策】性格検査で押さえるべきポイント

2019/8/05

Webテストの対策で見落としがちな性格診断。
しかし選考の合否に関わる大事な部分であることを知っていましたか?
今回は、性格検査の評価ポイント・対策ポイントについてまとめました。ぜひこちらの記事を踏まえてWebテストに臨んでください。

性格検査とは?

性格検査(=personality test)とは、パーソナリティを把握するための心理検査であり、選考の際に取り入れられている適性検査の一種です。

性格検査は多くの企業が新卒採用に用いており、候補者は自社の仕事に向いているか、パーソナリティの部分はどうかを把握するために実施しています。

 

しかしながら「性格検査に良し悪しや正解なんてない」「能力検査とは違って性格検査は重要じゃないから対策しなくて良い」などのように、性格検査の対策を行なっている学生は多くないのが現実です。

性格検査の対策を行なわないことでWebテストの難易度がトップレベルの外資系企業に通過したにも関わらず、同じテスト結果を同業界の日系企業の選考に利用して落ちてしまった、ということもあります。

落ちた要因は、日系企業と外資系企業で求められる性格が異なるからです。

 

日系企業では協調性や人当たりの良さが重視されます。
“飲みニケーション”という言葉があるように、チームでコミュニケーションを取りながら協力して成果を出していく文化や傾向があります。

一方、外資系企業は成果主義と個人主義の傾向が強いです。
実力に見合った評価がされる環境が用意されているので、個人の能力に自信を持ち、今後も圧倒的な実績を残していこうとする人が多いとされています。

 

つまり、企業の特色や社風によって求められる人物像が異なるため「A社は合格だったけど、同業界のB社は不合格だった」ということが起こりうるのです。

性格検査を行う具体的な目的

性格検査を行うには、主に3つの目的があります。

・企業との相性を測る
・スクリーニング
・面接の材料にする

 

企業との相性を測る

自社で活躍している社員と性格や傾向が似ているかを判断し、企業との相性を測る目的で行います。

例えば、社内で活躍している(社員A)がいるとして、人事は(社員A)のようなポテンシャルを持つ新卒を一名採用したいと考えています。

そこで性格検査の結果を参考に、新卒の候補者の中から(社員A)に近い性格や傾向、能力を持った学生を洗い出していきます。

選考を進めていく中で、同じような能力値を持つ候補者が二名見つかりましたが、採用枠は一名のみ。

そこで判断する基準となるのが、自社の社風や特色にマッチした性格であるかです。

 

企業の社風や特色にマッチしているかどうかは性格検査の結果で判断される場合が多くあるため、万が一“この企業に入りたいがために回答を誤魔化す”といったことを行うと、入社後のミスマッチに繋がってしまう恐れがあります。

就活においてミスマッチを起こさないためにも、性格検査は誤魔化さず正直に回答することが大切です。

 

スクリーニング

知名度のある大手企業や就活生からの人気が高いメガベンチャーなどの場合、応募者が非常に多く選考を効率的に進めるためのスクリーニングは重要な工程です。

Webテストでは「ビッグ・ファイブ理論」に基づき、企業独自の判断でスクリーニングをかけていきます。

 

ビッグ・ファイブ理論とは“人の性格は5つの要素の組み合わせからなる”ことを説明した理論で、日本で行われている性格検査の多くはこの理論を元に設計されています。(参照:ビック・ファイブ理論)

・開放性 ー 知的好奇心
・誠実性 ー 自己統制力やまじめさ
・外向性 ー 社交性や活動性
・協調性 ー 利他性や協調性
・神経症傾向 ー ストレス耐性

「適性検査を用いてスクリーニングをかける」ということは、すなわち企業側は「判断基準となる検査結果を持っている」ということ。
そのため、Webテストを受験する際は社風や特色など企業分析を十分に行なっておくことがポイントになります。

 

面接の材料にする

性格検査を含むWebテストの選考を通過すると、次は面接が始まります。
適性検査の結果を確認しながら、面接は進められることが多いです。
面接では、ESと併せてその人の性格に一貫性があるか見られます。
矛盾点があると嘘をついている可能性があるとして、印象が悪くなってしまいます。
自己分析を通じて、自分の人間性を理解した上で、それぞれが矛盾しないように答えることが大切です。

 

 

【種類別】性格検査の質問例・回答例を一挙紹介

 

質問の種類


①職種に合わせて回答したい質問

「コンサルなどロジカルシンキングが必要な職種」の場合

Q.物事を深く考えすぎる傾向がある
A.「あてはまる」が良い
→考えることが苦手な人はコンサルなどの職種に向いていない


②企業の風土に合わせて回答したい質問

「結果重視の企業」の場合

Q.思いやりがないのはよくないor不合理であるのはよくない
A.「不合理であるのはよくない」を選択する
→結果を出すことが重視されているため、合理性を持って臨むことが大切


③正解が決まっている質問

Q.嘘をよくつくほうだ
A.「いいえ」を選択
→嘘をよくつく人は採用される可能性が低い


④バランスの取れた回答が望ましい質問

Q.落ち込みやすい方だ
A.「どちらかといえばあてはまる」「どちらかといえばあてはまらない」が良い
→「あてはまる」責任感がある一方で、失敗したときに落ち込みすぎる印象
→「あてはまらない」落ち込まないことで楽観的であるが、責任感がないという印象

 

回答の種類

・2択
「はい」or「いいえ」 / 「Aに近い」or「Bに近い」

・4択
「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」「どちらかといえばあてはまらない」「あてはまらない」

(「どちらともいえない」が入る場合もある)

 

 

性格検査でみられる4つの評価ポイント

 

行動特性

考えることや運動することが好きか嫌いか、内向的か外向的か、持続的に取り組めるか否か等を判断する分野

ex)ひとつのことに取り組んでいる時に他に興味があることができたら、そっちを優先的に取り組む / まずは目の前のことをやる

 

意欲

目標に取り組む意欲や、行動することそのものに対する意欲を確認する分野

ex)やりたいことがあったら、まず行動する / まず考える

 

情緒

自分の感情をコントロールできるかを判断する分野

ex)イライラしたとき、感情が顔に出てしまう / 自分の中で抑える

 

ライスケール

学生が嘘をついていないかを見るために「大きく見せよう」「上手くごまかそう」とする傾向が強いか確認する分野

ex)私は友達との約束を破ったことはない はい / いいえ

「これまで~したことはない」と断定している形で出題されます。
受験者の虚偽を測るものです。就活では信用があるかが重要視されています。一貫性を意識して素直に回答していくことで、人柄をアピールすることができます。

 

 

性格検査で落ちる人の3つの特徴

回答に矛盾がある

回答に矛盾があると通過しにくくなります。
「諦めが悪いほうだ」という質問に対して「はい」と答えたのにも関わらず、「何事にも粘り強く取り組む」という質問で「いいえ」と答えると回答に矛盾が生じていることになります。
自分に正直に嘘などをつかないようにしましょう。

また、企業・自己分析ができていないと性格検査の通過は難しくなります。

・企業がどういう人材が欲しいのか
・私はどういう人間であるのか

分析を十分に行ったうえで臨むようにしましょう。

 

時間をかけすぎる

最後まで回答できない学生が多いです。
1問1問考えてしまう気持ちはありますが、最後まで回答しきるというのは大切です。
そのために、事前に問題に対して答えを想定しておくことが大切です。

 

例えば、柔軟性を問われる問題があったとします。
極端に「自分の意見を曲げない」という回答ばかりだと、企業によっては一緒に働くことができるのか不安な印象を与えてしまうでしょう。

 

 

性格検査の対策ポイント

 

一貫性を持って答える

性格検査は一回のテストで似た質問が複数出てくることも珍しくありません。
そのため、似たような質問に対して一貫性のない回答をしてしまうと「意思が弱い」「信頼できない」といった評価をつけられる恐れがあるため注意しましょう。

 

素早く答える

性格検査の多くは、200問以上で構成されており、時間切れのために最後まで回答できなかったと後悔する学生は少なくありません。
もちろん回答の内容・質も重要となりますが、全問に対して答える力、すなわち「問題を進める中でのスピード感と決断力」も選考判断の一つとして考えている企業もあります。

時間内に全問答えることを優先して、考え込まずに答えていきましょう。

 

企業が求める人材像を理解する

まずは選考を受ける企業が求める人物像を事前に把握しておきましょう。
求める人物像を知るためには企業のホームページがある場合は会社の理念や指針などを見たり、説明会等で「どのような社員が活躍しているか」など質問をしたりするのがおすすめです。

その人物像に近い性格検査の結果であれば、選考通過の可能性が高まるかもしれません。

 

奇をてらった答えは避ける

採用担当者の印象に残るようにしたいと思うあまり、あえて斜め上の回答をしようとする人も中にはいるでしょう。
しかしながら、あまりに極端すぎる回答は場合によっては「気難しい性格なのかもしれない」と判断されてしまう可能性があるので注意が必要です。

 

 

性格検査のポイントは「正直に答えること」

 

性格検査は正直に答えることが最も重要です。
先述にもある通り、性格検査はミスマッチを防ぐ目的としても実施されています。
「〇〇業界に魅力を感じていたけれど、自分の性格的には別の業界の方が活躍できるのではないだろうか」などのように、自己分析をしっかりと行いながら検査を受けるようにすると良いでしょう。

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