
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
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はじめに
大学卒業後は、就職するか大学院にいくかという進路があります。
人それぞれ選ぶ進路は異なるので、どの進路がおすすめとは一概に言えません。
本記事は大学院を進路として選択する人に向けての記事です。
大学院に行きたいと考えている人も就職活動と同じようになぜその進路を希望するのか考えなければなりません。
大学院に入りたいと考えているが、志望理由をどんな風に書いたらいいかわからないという人に向けて、本記事では構成や注意点などを解説していきます。
【大学院の志望理由】なぜ大学院入試で志望理由書が必要なのか
そもそも大学院に入るために志望理由が必要なのがよくわからないという人もいるでしょう。
大学受験で受かっているのに、また同大学、もしくはほかの大学で入試をしなければなりません。
志望したら簡単に大学院に入れるというわけではないので、その点は注意しましょう。
勉強したいというだけなのに、それに志望理由や入試が必要なのかというような疑問を抱くかもしれません。
なぜ大学院入試で志望理由が必要なのか、項目ごとに考えていきましょう。
経緯や熱意を伝えるため
あなたがどうして大学院に行きたいと考えたのか、それは大学院入試をするにあたって伝えなければなりません。
そうした経緯を志望理由によって大学側に伝えます。
まず大学院に行きたいと考えた経緯を知るために、大学院入試では志望理由が求められます。
また、ただなんとなく大学院に行きたいという人は求められていません。
大学院に入って何かをしたいという明確な志望理由がある人が求められているものです。
そのため、大学院で何をしたいと考えているのかなど、熱意を知るのにも志望理由書が役立ちます。
つまり、志望理由書によって大学側はあなたが大学院に入りたいと考えた経緯や熱意を知ります。
それが大学院生として適しているか判断し、合否を出すというシステムです。
どんな研究をしたいかを伝えるため
志望理由にはあなたが大学院に入ったらやりたいことを書くはずです。
それが志望理由につながっているはずであり、志望理由に自然に含まれてくるでしょう。
そもそも研究したいことがないのに大学院に入ることはできません。
まず、どんな研究をしたいのかは志望理由を通して伝えることができます。
しっかりと目的を持ち、高度な研究に励んでいくのが大学院生です。
大学院生として適した研究であれば、大学側はぜひ大学院生として頑張ってもらいたいと考えるでしょう。
大学が志望理由を求められるのは、あなたがやりたいことを知りたいという理由もあります。
なんとなく書いた志望理由はすぐに見抜かれてしまうので、しっかり自分のやりたいことを伝えるような志望理由を考えましょう。
なぜその大学院に入りたいかを伝えるため
志望理由を求められる理由として最もわかりやすいのが、志望理由はあなたがなぜその大学院に入りたいかを伝える手段であるということです。
なぜその大学院に入りたいのか、大学院を進路として考えるからには理由があるでしょう。
それがしっかりとした理由であるのか、進路が決まらないからなんとなく選んでいるのかが志望理由には表れます。
志望理由を書く際には大学院に入りたい理由をしっかり考えて、明確に伝えられるように心がけましょう。
自らの意志のある明確な志望理由であれば、大学側も理解してくれるでしょう。
それから、ほかの大学院ではなく、なぜその大学院を選んだのかを差別化して伝えられるようにできると良いです。
その大学院の魅力を考え、志望理由に含めるのがベストです。
【大学院の志望理由】どんな志望理由書が評価されるのか
評価されやすい志望理由書は、上述の志望理由が必要な理由を考えるとなんとなく予想がつくのではないでしょうか。
明確な意思の感じられない、なんとなくで書かれた志望理由書はすぐに見抜かれてしまいます。
大学院は高度な研究を行う場所であり、なんとなくで入ることはできません。
よって、明確な意思のある志望理由書が評価されやすいということがわかるでしょう。
では、評価されやすい志望理由書について、以下により詳しく解説していきます。
研究内容がはっきりしている
大学院ではもちろん研究がメインになります。
大学院でやりたいと考えている研究内容が明確な志望理由書ほど評価されやすいでしょう。
明確に伝えるというのもなかなか難しいですが、まずは自分が特に行いたい研究について考えてみましょう。
研究したい事柄についてデータや資料を含めて示すことができれば、かなり明確に伝えられるはずです
とにかく評価されやすい志望理由書というのは、大学院で研究したいことがはっきりしている志望理由書です。
良い志望理由書を作成するために、まずは研究内容を明確に伝えられるように努力しましょう。
明確に伝えるための手段は研究の種類によってさまざまなので、自分が最もわかりやすく伝えられると思う手段を考えましょう。
研究テーマを客観的に分析できている
ただただ自分の興味の赴くままに研究をしたいという主観的な志望理由よりも、客観的に研究について考えられている志望理由のほうが評価されます。
客観的に物事を見られる人は、研究をする際にも視野が広がりやすいです。
自分のやりたい研究について、客観的に見る努力をしてみましょう。
大体の人が本心では自分の興味の赴くままに研究したいと考えているのではないでしょうか。
しかし、志望理由書ではそれは前面に出さなくても良いです。
志望理由が明確にある人物だという、ほかとの差別化のためにもそうすることをおすすめします。
研究について客観的な視点で考えることができている志望理由書は、評価を得やすい傾向があります。
その点を理解し、ただ自分の興味の赴くままに研究をしたいという内容にならないように心がけると良いでしょう。
卒業後のビジョンがある
より評価の高い志望理由書になるかどうかは、卒業後のビジョンがしっかりあるかどうかにかかっています。
大学院で研究したことを活かし、将来活用していきたいというように、先のビジョンまで考えている人は少ないです。
目標がある人はどんな事柄においても強く、それに向かって努力することが期待できます。
大学院で研究したことを無駄にせず、将来で活かすことまで考えられている人はそれを志望理由に書くべきです。
不可能かもしれない事柄でも、まだ不可能かどうかはわかりません。
卒業後のビジョンがある人は、それをわかりやすく説明するように心がけ、ぜひ志望理由書に含めるようにしましょう。
それは高評価につながるカギとなります。
【大学院の志望理由】おすすめの志望理由書の構成
志望理由書を作成するにあたって、そのあるべき構成について知っておきましょう。
構成は書く人次第でさまざまな形になりますが、読みやすく伝わりやすい構成にするのが重要です。
本記事ではおすすめの構成と項目ごとの注意点を考えていきます。
これを参考に自分なりに志望理由書をアレンジしてみてください。
ただし、構成に気を取られすぎて内容が薄くなってしまっては意味がありません。
あくまでも自分の伝えたいことを明確に伝えることを意識しましょう。
結論ファースト
志望理由書を書く際のポイントは、結論をはじめに伝えることです。
志望理由書の場合、結論にあたるのはもちろん志望理由です。
すぐに書き出せない場合は、一度自己分析をやり直す必要があるでしょう。
はじめに志望理由をはっきりと述べるのが志望理由書の構成におけるポイントです。
まずは、なぜその大学院で学びたいと考えたのか、理由を述べましょう。
さらに、その理由の裏付けのためにも、大学院で研究したいことを述べます。
具体的に書くようにして、あなたの考えが明確に相手へ伝わるように心がけましょう。
具体的でないような結論の印象が薄い志望理由書はインパクトに欠けます。
志望理由書の書き始めは結論で、それを述べる際は特に具体的に書くことを心がけるのがポイントです。
自分の経験
志望理由としてなぜ大学院に入りたいのか、何を研究したいのかを書くと思いますが、そこに自分の経験を交えられると良いです。
各個人の経験というのはそれぞれ違うものであり、他の誰もしていないような経験がほとんどです。
ただし、志望理由にあまり関係のないような経験では意味がありません。
大学院には専門とするジャンルがあるので、それにあまり関わらないような経験は役立ちません。
自分の人柄を伝える手段として経験を用いるのであれば問題ないです。
できるだけ志望理由に関わる経験で、大学院でも役立ちそうなことが良いでしょう。
経験を交えた志望理由書にすることによって、ほかとの差別化も狙えます。
印象的な志望理由書にするのは評価を得るためのポイントでもあるので、志望理由書には何か自分の経験を交えることをおすすめします。
志望のきっかけ
なぜ大学院に行こうと考えたのか、志望のきっかけを書くのもおすすめです。
結論として志望理由は述べていますが、さらにそれを裏付けるために志望したきっかけとなった事柄を伝えます。
そのきっかけとなった出来事は人それぞれに異なると思いますが、大学院は研究する場所なので具体的なデータや数字を交えて説明できるとわかりやすいです。
特に志望理由書に具体的な数字やデータを用いるのは、印象的な志望理由書とするために効果的です。
それは、あなた個人の経験から得た結果であり、大学院に入りたいという気持ちが強く伝わるでしょう。
志望のきっかけを明確に伝えられるようであれば、ぜひ志望理由書に書いてみましょう。
それによって評価の得られる志望理由書になる可能性が高まります。
研究をしたいテーマ
大学院で研究したいテーマがはっきりと決まっている人はそれを志望理由書に書きましょう。
大学院は研究する場所であるため、そこでやりたいことが明確に決まっている人は強いです。
特にその大学院を出ないと研究できないような専門的な内容であれば、評価の高い志望理由書となるでしょう。
ただし、抽象的にしか伝えられないのではあまり意味がありません。
できるだけ詳しく、具体的に内容を説明するようにしましょう。
まずどんなテーマで研究したいのか、そしてどのように研究していきたいのか述べるのがおすすめです。
すでにデータがある場合はそれを含めながら、研究したいテーマについて述べます。
それがその大学院に適した研究テーマであれば、高い評価を得られるでしょう。
卒業後のキャリア
卒業後のビジョンが描けている人は、そのイメージを志望理由書に含めると評価が高くなるかもしれません。
卒業後のキャリアをどのように歩んでいきたいか、具体的に説明しましょう。
大学院で研究したことをその先のキャリアで活かしていくような考えがあれば、ぜひ志望理由書に書いてみてください。
ただ研究をするだけでなく、その研究を社会に活かしていけるイメージがあれば、評価の高い志望理由書となるでしょう。
先のことで自信がなくても、自分の中でイメージが描けているのなら、それを具体的に伝えるのがおすすめです。
目標があればそれに向かって努力できるので、研究者として強いポテンシャルとなるでしょう。
卒業後のキャリアが描けている人はぜひ志望理由書の構成に入れていきましょう。
大学院の志望理由書の例文
ここでは、大学院の志望理由書例文をいくつか紹介します。
まだ書いていない方はもちろん、すでに作成している方も自分の文章と見比べてみてください。
例文1:自身の研究テーマを深く掘り下げたい場合
「私はこれまで学部での研究において〇〇(自身の専門分野)における△△(具体的な課題)について研究してまいりました。その中で、□□(具体的な発見や成果)を得ることができましたが、さらに深い専門知識と高度な研究手法を習得し、この課題の根本的な解決に貢献したいという強い思いを抱いております。貴学大学院の〇〇研究室では、××(研究室の専門性や特徴)に特化した最先端の研究が行われており、特に貴研究室の●●教授が提唱されている▲▲(具体的な理論や手法)は、私の研究テーマをさらに発展させる上で不可欠であると考えております。将来は、貴大学院で培った知識と経験を活かし、〇〇分野における新たな知見を生み出す研究者として、社会に貢献していきたいです」
例文2:異なる専門分野への転換を目指す場合
「私は学部では〇〇(学部での専門分野)を専攻してまいりましたが、近年の△△(関心を持った分野)の発展に強い関心を抱くようになりました。特に、□□(具体的な技術や社会問題)は、私のこれまでの学びと組み合わせることで、新たな解決策を導き出せるのではないかと考えております。貴学大学院の〇〇研究科は、△△分野における幅広い研究領域と、異分野融合を推進する環境が整っており、私の新しい挑戦をサポートしていただけると確信しております。将来は、〇〇と△△の知識を融合させた新たな分野を開拓し、社会に貢献できる技術開発に携わりたいと考えております。」
志望理由書に関するよくある質問
Q1:研究テーマがまだ明確に決まっていません。どう書けばいいですか?
研究テーマが未定の段階でも、志望理由書に書ける内容は多くあります。
まずは、自分が関心を持っている分野や、解決したい社会的・技術的課題を明確にしましょう。
そして、その関心がどこから来たのか、どのような背景や問題意識があるのかを言語化します。
さらに、今後の大学院での学びを通じて、その関心をどう発展させたいかを具体的に述べることが重要です。
指導を希望する教員の研究内容に触れ、今後の方向性を見出したいという姿勢を見せることも効果的です。
内容が曖昧なままでは意欲が伝わらないため、現時点での興味関心を明確に記述することが求められます。
Q2:学部時代の成績があまり良くありません。どうアピールすればいいですか?
成績に自信がない場合でも、研究への熱意や取り組み姿勢を示すことで十分に評価される可能性があります。
重要なのは、単なる数字では測れない自分の努力や成長の過程を具体的に伝えることです。
苦手科目があっても、実験やゼミ、卒業研究で粘り強く取り組んだエピソードを記述することで、課題解決力や探究心をアピールできます。
また、大学院でどのように不足を補い、成長していきたいかという意欲を明示することも評価につながります。
成績という一面にとらわれすぎず、行動や姿勢から自分の価値を示す構成が大切です。
Q3:複数の大学院を併願するのですが、内容を使い回してもいいですか?
複数の大学院を受験する際、志望理由書を全て使い回すのは避けた方が無難です。
それぞれの大学院や研究室には独自の特色や研究方針があり、画一的な内容では熱意が伝わりにくくなります。
志望理由書のベースとなる部分は共通でも構いませんが、「なぜその大学院なのか」を問う部分については必ず個別に調整が必要です。
指導教員の専門性、研究室の方針、施設やプログラムなどに触れ、自分の関心や将来ビジョンとの接点を具体的に示しましょう。
限られた時間の中でも、その大学院に合わせた工夫を加えることで、誠意ある志望姿勢を伝えることが可能になります。
推薦入試での志望理由書
推薦入試では、学力試験よりもこれまでの研究実績や成績、推薦者からの評価が重視される傾向があります。
そのため、志望理由書には自己の経験や成果を具体的に記述し、大学院での研究にどう貢献できるかを明示する必要があります。
卒業研究のテーマや成果、学会発表や論文執筆などの経験があれば、その詳細を簡潔に整理して記載しましょう。
また、推薦教員と連携し、推薦状と志望理由書の内容に一貫性を持たせることで、より説得力が高まります。
加えて、入学後に参画したい研究テーマやプロジェクトについて、自分の関心や適性とどう関わるかを明確に述べることが求められます。
即戦力となる人材としての視点を持ち、貢献への意欲を丁寧に伝えることが成功の鍵です。
併願の場合の志望理由書
併願を前提とする場合でも、各大学院に対して個別の志望理由書を用意することが望ましいです。
ただし、すべての内容を一から書き直す必要はなく、自分の関心分野や研究テーマ、将来の目標などはある程度共通化させることが可能です。
そのうえで、なぜその大学院で研究したいのか、どの教員の指導を受けたいのかといった部分については、大学院ごとの特色を反映させて書き分ける必要があります。
研究室の方針や教員の専門性、研究設備や教育体制などを調べ、それらと自分の研究ビジョンとの接点を示すように意識しましょう。
また、各大学院の雰囲気や研究のスタイルに応じて、文章の表現やトーンを調整することも印象を左右する要素となります。
【大学院の志望理由】志望理由書作成の注意点
では、志望理由書を作成する際の注意点を述べていきます。
構成や内容を充実させるのはもちろん重要ですが、最終チェックを行ってできるだけ完璧な志望理由書が作成できるようにしましょう。
志望理由書は合否に関わってくる重要な書類であるということを覚えておきましょう。
重要な書類におけるミスは、ちょっとしたミスだとしても評価を落としてしまう可能性があります。
以下の項目は志望理由書だけでなく、さまざまな書類を作成する際に気を付けるべき事柄です。
重要な書類を作成する際には、以下の内容に気を付けて作成していきましょう。
誤字脱字を確認する
誤字脱字がないかチェックすることは書類作成の際に非常に重要なポイントです。
志望理由書を書き終えて満足し、誤字脱字の見直しをせずに終わってしまう人も多いです。
しかし、時間をかけて仕上げた志望理由書が誤字脱字によって、評価を落としてしまう可能性があります。
志望理由書は正式な書類であり、入試の際にカギとなる重要なものです。
それに誤字脱字があるのは良くありません。
そのようなミスを避けるためにも、志望理由書を作成したら改めてはじめから文章を読み直してみましょう。
自分では気付かないような間違いがあるかもしれないので、可能であれば他人にも一度読んでもらうのがおすすめです。
友人や家族に目を通してもらって、おかしいところがないか確認してもらいましょう。
選考内容を確認する
もう一度、大学院の選考内容について確認してみましょう。
選考内容はどうなっているか、そして志望理由書の配点なども確認します。
入試に必要なのは志望理由書だけではないため、そのほかの対策もしなければなりません。
それによってどのように対策するべきなのかも変わってくるので、改めて選考内容を確認することは重要です。
志望理由書の配点が低ければ、それ以外にもっと力を入れる必要が出てきます。
逆に志望理由書の配点が高いのであれば、充実した志望理由書が求められているということになるのです。
また志望理由書を書いていたら、大学院と関係のない違った方向になってしまっていたということもあり得ます。
そういったことがないように、選考内容の書類を見直すことは重要です。
【大学院の志望理由】大学院入試を突破するために
最後に大学院入試を突破するために必要なことを考えていきます。
本記事では、志望理由書について解説してきましたが、入試はそれを充実させるだけでは突破できません。
志望理由書以外に試験などもあり、それぞれ対策が必要です。/p>
先述した通り、選考内容の配点を確認すれば、入試対策として力を入れるべきポイントがわかります。
よって、大学院入試を突破するためには、選考内容に応じた対策が必要になってきます。
では大学院入試を突破するためのポイントを押さえていきましょう。
試験勉強に重点を置くべき
大学院の入試では、志望理由書よりも学力試験の配点のほうが高いパターンが多いです。
配点については、先述したように選考内容が書かれた書類やホームページなどで確認できるでしょう。
学力試験の配点が高い場合、志望理由書に多くの時間を使うよりも、学力試験対策に時間を使ったほうが堅実です。
また、実技などの選考がある場合はそちらの対策に時間をかけるのが良いでしょう。
とにかく志望理由書の作成に時間をかけすぎず、あくまでも試験勉強などに重点を置くようにしましょう。
大学院の入試となると、一般的な入試とは違って、内容も専門的なものになってくるはずです。
選考内容に合わせてしっかり勉強して、試験に備えていきましょう。
対策を十分にする
大学院入試は、大学院ごとに特色があります。
しっかり選考内容などを読んで、それに合わせた対策を行っていきましょう。
試験で重要なのは、その対策をどれだけしっかりできているかです。
もしも対策するポイントがずれていると、入試の際に失敗してしまう可能性が高いです。
大学院によって専門とするジャンルが異なるため、どのような対策が必要であるのかは一概に言い切れません。
それぞれに適した対策があるので、どのような対策が必要なのか、自分でしっかり分析して備えていきましょう。
大学院の先輩などがいるのであれば、対策のポイントなどを聞いてみるのも良いでしょう。
大学院入試を突破するためには、その選考内容に合わせた対策が重要です。
志望理由書で行き詰まったら
行き詰まりを感じたら、一人で悩み続けず、周囲のサポートを積極的に活用することが大切です。
まず、大学のキャリアセンターや就職支援課では、志望理由書の添削や書き方のアドバイス、面接対策などを無料で受けることができます。
文章構成や表現の工夫について、客観的な視点から具体的な指導を受けることが可能です。
また、指導教員や研究室の先輩に相談することも非常に有効です。
自分の研究テーマをよく理解している立場から、内容の深め方や、表現の修正点を的確に指摘してくれます。
特に先輩からは、自身の受験体験を踏まえた実践的な助言を得ることができるでしょう。
さらに、友人や家族に見てもらうことで、内容が分かりやすいか、伝えたい意図がきちんと読み取れるかといった点を確認できます。
異なる視点からの意見は、読み手に伝わる文章づくりに欠かせない要素と言えます。
まとめ
本記事では、志望理由書作成のためのポイントや注意点の解説をしてきました。
上記を参考に充実した志望理由書を作成してみてください。
これらを押さえておけば、特に問題ない志望理由書が作成できると思います。
研究したいことが明確な人はあっさり志望理由書が作成できるのではないでしょうか。
大学院入試に必要な志望理由書ですが、入試ではそれ以外の選考も行います。
志望理由書の作成だけにとらわれず、そのほかの対策も怠らないようにしましょう。