【IT業界のこれから】生き残れる?今後の動向と特徴について徹底解説!

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はじめに

これから就職活動を控えている人のなかには、IT業界に対して興味を抱いている人もたくさんいるでしょう。

そんなIT業界について、その特徴や今後の動向などを、本記事では詳しく解説していきます。

【IT業界のこれから】IT業界とは?

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まずIT業界とは、そもそもどんな業界なのかわかっていない人も、まだいるかもしれません。

ここではIT業界の基本について紹介しますので、就職を目指す前にその概要を理解しておきましょう。

業務内容

IT業界は、簡単にいうと情報技術を使ったサービスを展開している業界全体を指す言葉です。

具体的には以下のような、5つの業界に分けることができます。

IT業界には将来性がある

・インターネット業界

・ソフトウェア業界

・ハードウェア業界

・情報処理業界

・通信業界

いずれも年々進化を遂げており、IT業界はますます世間から注目を浴びている存在です。

だからこそ、非常に人気の高い業界ともいえるでしょう。

この5つの業界については、後ほど詳しく紹介しますので、ぜひチェックしておいてください。

市場規模

総務省から公開されている「令和4年版情報通信白書」によると、現在のIT業界を含む市場規模は、なんと51兆円を超えています。

前年度は52.3兆円なため減少してはいますが、この時期はコロナウイルスの影響が関わっていることが原因として挙げられるため、業界としては年々成長を続けている状況です。

特に最近ではAIの発達が目立つようになり、今や人々の生活の中でも身近な存在になってきました。

これからもさらにIT業界では、新しい技術が次々と生まれることが期待できるでしょう。

【IT業界のこれから】潰れる?!10年後のIT企業

IT業界について、人によっては倒産する企業も多いのではないか?と、考えているケースもあるかもしれません。

結論からいうと、企業の数自体は増加傾向にあり、一方で倒産してしまう企業はそこまで多くありません。

例えば、2002年頃にインターネットバブルが崩壊し、一部の成長企業以外を除くベンチャー企業が失速することがありました。

さらに企業によっては経営破綻することもあったため、将来性について心配している人もいるでしょう。

しかし、現状は逆に右肩上がりの成長を続けているのがIT業界です。

そのため、これからもその成長には十分期待ができるといえます。

【IT業界のこれから】IT業界は将来性がある!

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IT業界では、今後も新しい技術がたくさん生まれることになるでしょう。

だからこそ、非常に将来性のある業界だといえます。

具体的には以下の3つの要素が、将来明るいことを示す要素となるでしょう。

IT業界には将来性がある

・AIに奪われない職業である

・小学校でもタブレット使用がされている

・労働者数の増加

それぞれ詳しく説明します。

AIに奪われない職業である

AIの進化によって、最近では日常生活はもちろん仕事でも活用される機会が増えてきました。

しかし、その一方でAIに仕事を奪われるのではないかと考える人もいるでしょう。

結論からいうと、ITエンジニアがAIに仕事を奪われてしまうことはありません。

なぜなら、世の中に存在するさまざまなクライアントから、課題や悩みをヒアリングできるのは人間しかいないからです。

細かい技術的なことはできても、人とのコミュニケーションをそこまで密にできる技術は持ち合わせていません。

小学校でもタブレット使用がされている

現代では一昔前と違い、義務教育の間にICTを用いた教育が積極的に進められています。

例えば小学校では、パソコンやタブレットをすでに導入しているところも少なくありません。

つまり、これからの時代に必要不可欠な存在だと、世間一般的に認識されていることがわかります。

まだすべての学校において導入されているわけではありませんが、徐々にICTを取り入れるところは、これからも増え続けていくでしょう。

労働者数の増加

IT業界の労働者数は、年々増加傾向にあります。

その理由は、幼少期の頃からIT技術に触れる機会が増えてきたからです。

そして何よりも、IT人材の需要は年々増加しています。

経済産業省によると、2018年には109万人、その2年後には129万人と、着実に増えていることがわかります。

だからこそ、IT業界の将来が十分に明るいといえるでしょう。

現在もIT人材が不足しているところはまだまだありますので、これからIT業界を目指す場合は安定した仕事にありつけるはずです。

【IT業界のこれから】IT業界の業種

IT業界は、厳密にいうと以下の5つに分けることができます。

IT業界の業種5選

・インターネット業界

・ソフトウェア業界

・ハードウェア業界

・情報処理業界

・通信業界

それぞれどんな違いがあるのか?詳しく説明しましょう。

インターネット業界

まずインターネット業界とは、簡単にいうとWEB上で展開するサービス全般の業界のことを指します。

例えばWEBサイト制作だったり、画像や動画をデザインする仕事なども、すべてここに含まれるでしょう。

特に最近では動画クリエイターの人気が高く、動画編集者として就職する人も増えてきました。

また、社内で仕事をする人だけではなく、人によっては自宅やカフェなど、好きな場所でパソコンを開いて仕事をするケースもあります。

ソフトウェア業界

ソフトウェア業界とは、コンピューターに使われるプログラム全般の開発に関する業界です。

そのため、非常に専門性の高い技術が要求されます。

だからこそ、さまざまな業界と比較しても、高い収入を実現しやすいのが特徴です。

また、ソフトウェア業界で活躍できるようになれば、その高い技術を使って将来的に独立することも夢ではないでしょう。

もしこれからフリーランスになりたい人や、自分で会社を持ってみたいと考えている人は、思い切って飛び込んでみても良い業界かもしれません。

ハードウェア業界

ハードウェア業界とは、目に見える電子機器すべてを製造する業界のことを指します。

そのため、電子工学の知識やソフトウェア関連の知識などが要求されるでしょう。

例えば、普段から機械をいじるのが好きだったり、そもそも何かモノを作ることに対する興味関心が高かったりする場合は、ハードウェア業界がもっとも適しているといえます。

自分が作った製品がさまざまなメディアで宣伝されることも珍しくないため、どんな業界よりも達成感を味わえるのがポイントです。

情報処理業界

情報処理業界とは、さまざまな企業のシステム開発や保守などを請け負ったり、エンジニアを提供したりする企業のことを指します。

つまり、BtoBビジネスになるため、仕事の幅が広いのが大きな特徴です。

また、この業界ではITコンサルタントとして活躍する人も多く、人によってはエンジニアの仕事と兼任しているケースも珍しくありません。

顧客とのコミュニケーションが積極的にできる業界ですので、人と接することが好きな人には向いている業界だといえるでしょう。

通信業界

通信業界とは、私たちが普段から利用している通信インフラに関するサービスを提供している企業を指します。

例えば携帯電話だったり、Wi-Fiなども、ここに当てはまるでしょう。

今では電気やガス、水道などと同じくらい必要不可欠な存在になっているため、これからもその需要がなくなることは考えられません。

さらに通信技術も年々進歩していますので、これからも最先端の技術に触れることができるでしょう。

【IT業界のこれから】IT企業に就職するメリット

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IT業界は不安定だからやめた方が良いと、身近な人から言われたことはありませんか?

そこでここからは、IT企業に就職する際に得られるメリットを、以下の3つに分けて紹介します。

IT企業に就職するメリット

・専門的なスキルを習得できる

・儲かる

・多様な働き方

専門的なスキルを習得できる

まずIT業界への就職は、他では得られない専門的なスキルを習得できる絶好のチャンスです。

つまり、何か新しいことを学び続けたい人にとっては、最高な環境が整っているといえるでしょう。

そのスキルは仕事上だけではなく、時にはプライベートでも活用できることがあるため、必ずあなたにとっても人生において役立つものになるはずです。

また、専門的な知識があれば転職の際にも大きな武器になるため、他の企業に行きたくなった際にもきっと力になってくれるでしょう。

儲かる

IT業界でどの企業で働くことになったとしても、高収入を実現できる可能性があります。

特に専門的な技術を要求される職種であれば、一般的なサラリーマンの月収よりもはるかに高い金額を稼ぐことも、夢ではありません。

そのため、生活レベルを一気に引き上げたい人にとっても、最適な選択肢だといえるでしょう。

ちなみに、独立して活動できるようになれば、さらなる高収入も期待できるようになります。

多様な働き方

多くの業界では、実際に仕事をするために現場へ足を運ぶ必要性があります。

一方でIT業界の場合は、必ずしも職場と自宅を行き来する必要はありません。

なぜなら仕事の性質上、パソコンのような機器さえあればどこでも作業ができてしまうからです。

最近ではリモートワークを取り入れている企業も決して少なくないため、多様な働き方がしてみたい人にとっては、ベストな業界になるでしょう。

【IT業界のこれから】IT企業に就職するデメリット

ではメリットがある一方で、逆にデメリットはないのでしょうか?

具体的には、以下の2つが挙げられます。

・コミュニケーションをする場面が少ない

・プライベートとの両立が難しい

それぞれ詳しく説明しましょう。

コミュニケーションをする場面が少ない

業界によっても異なりますが、IT業界でデスクワークになる場合、仕事を通じて人とコミュニケーションをとる機会はあまり多くないのが現実です。

もちろん連絡ツールを使って会話をすることはありますが、直接面と向かって話す機会はあまりないでしょう。

そのため、黙々と作業するのがつらかったり、つまらなかったりする場合は、あまり向いていない可能性があります。

もし人とのコミュニケーションも積極的にしたい場合は、IT業界で営業職になったり、コンサルタントを目指して頑張ってみるのが良いでしょう。

プライベートとの両立が難しい

IT業界で仕事をしていると、急に何らかのトラブルが生じてしまうケースも珍しくありません。

例えば、WEBサービスがつながりにくくなった際に、突然対応を求められてしまうことがあります。

そのため、休日であろうと場合によっては出動しなければいけなくなる時もあるでしょう。

また、仕事が忙しいあまり、職場以外のプライベートな時間にも仕事をしなければいけなくなる場合もあります。

もしプライベートと仕事を両立したいと考えている場合は、少し難しくなるかもしれません。

【IT業界のこれから】IT企業に将来性があるという理由で就職しても大丈夫か?

いくら将来性があるとはいえ、IT企業に就職しても良いのかどうか迷ってしまうかもしれません。

そこで大事なのが、就職活動の際に「軸」を決めておくことです。

そうすれば、いざ就職した際にも、あとで後悔してしまうことはなくなるでしょう。

どんな人にも向き不向きは必ずあるため、まだIT業界に対して不安な気持ちがある場合は、一度よく考えてみるのをおすすめします。

【IT業界のこれから】就活の「軸」決め方

就職活動において、はしっかりと決めておくことが大切です。

もし軸がないと本気度が伝わりづらいため、必ず決めておかなければいけません。

そして何より、自分自身が就職後に後悔しないようにする上でも、重要なポイントになります。

以下の3つに沿って、ぜひ就職活動における軸を決めていきましょう。

自己分析

・興味がある・能力が発揮できる業界は?

・仕事に対する意識はどれくらいある?

他己分析

なお、より詳しく知りたい場合は以下の記事も合わせてチェックしてみてください。

https://digmee.jp/article/309837

自己分析

まずは自己分析をするところから始めていきましょう。

例えば、これまでの人生で自分が熱中できたことや、大切にしてきたことを、1つずつピックアップしてみてください。

それは勉強や仕事でも良いですし、遊びでもかまいません。

そこにあなたが本当にやりたいことが詰まっているはずですので、最終的にIT業界に入っても実現できそうなのかどうかを、よく考えてみましょう。

興味がある・能力が発揮できる業界は?

今まで生きてきて、何に興味を惹かれたのか?どんな知識やスキルを身につけることができたのか?を、細かく振り返ってみてください。

どんな仕事も、あらかじめ興味を持てなければ、決して長く続きません。

そして何より、自分の能力を発揮できなければ、毎日の仕事がつらいと感じやすくなってしまうでしょう。

どんな些細なことでも良いので、一度よく考えてみてください。

仕事に対する意識はどれくらいある?

これからIT業界で仕事をする際に、どれくらいそこに対する気持ちが強いのかが重要です。

例えば「WEBサービスを通じて多くの人に喜んでもらいたい」のような気持ちを、常に持てる自信はありますか?

それが仕事に対する大きなモチベーションにつながりますので、万が一持てない場合はIT業界に行ってもすぐに辞めたくなってしまうかもしれません。

他己分析

自分自身で本当にIT業界へ行くことを考えるのも大事ですが、できることなら第三者の意見も合わせて聞いてみるのがおすすめです。

例えば、知り合いや友人でも良いですし、もっとも身近な存在である家族に対して聞いてみても良いでしょう。

客観的な意見から初めて気づくこともたくさんあるため、もしかするとそこに明確な答えがあるかもしれません。

まとめ

今回はIT業界に関するこれからの動向や、業界の仕事について詳しく説明しました。

IT業界はこれからもますます進化していく業界ですので、将来性に関しては特に心配しなくても良いでしょう。

そして何より高収入を実現しやすいところも大きな特徴ですので、単純に収入を増やしたい人にとっても、ベストな選択肢になってきます。

少しでも興味がある場合は、ぜひ検討してみてくださいね。

 

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