HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
こんにちは！就職活動、本当にお疲れ様です。
数あるIT企業の中でも、広告やメディア（ABEMA）、ゲーム事業などでトップを走るサイバーエージェント。
その社風や事業内容に魅力を感じ、選考に挑戦したいと考えている大学生も多いのではないでしょうか。
しかし、人気の高さゆえに面接が不安ですよね。
この記事では、サイバーエージェントの面接を徹底解説します。
選考の特徴から、過去に聞かれた質問、内定を掴むための具体的な対策方法まで、就活生の皆さんが知りたい情報を網羅的にお届けします。
しっかり準備して、自信を持って臨みましょう。
サイバーエージェント面接の特徴
サイバーエージェントの面接は、学生一人ひとりの個性や価値観を深く見極めようとするのが大きな特徴です。
雰囲気は比較的穏やかで、人事や社員の方があなたの経験や考えを丁寧に聞いてくれることが多いようです。
しかし、その中で「なぜサイバーエージェントなのか」「入社後に何を成し遂げたいのか」といった熱意や、会社のカルチャーである挑戦する姿勢、成長意欲にどれだけマッチするかを鋭く評価されます。
若手社員が多く活躍する環境のため、主体性や変化への対応力、チームでどう動けるかといった点も重視される傾向にあります。
サイバーエージェントの面接で聞かれること
面接で聞かれる質問は、学生時代に力を入れたこと（ガクチカ）や志望動機といった基本的な内容が中心です。
ただし、サイバーエージェントの場合、そのエピソードの深掘りが徹底されます。
なぜその活動を選んだのか、どんな課題があり、どう考え、どう行動して解決したのか、その経験から何を学んだのかを、ロジカルに説明することが求められます。
また、広告、メディア（ABEMA）、ゲームなど、多岐にわたる事業のどれに興味があるのか、その理由や、関連するサービスをどう思っているかなど、企業研究の深さを問う質問も多いです。
サイバーエージェントの面接での回答のポイント
サイバーエージェントの面接で評価される回答のポイントは、自分の言葉で、本音の考えを伝えることです。
上手に取り繕った回答よりも、失敗した経験や課題に直面した際に、自分がどう思い、どう乗り越えようと行動したのかを具体的に語ることが重要です。
特に、サイバーエージェントが大切にする挑戦や成長といった価値観と、自身の経験を関連付けて話せると良いでしょう。
なぜ他のIT企業や広告会社ではなく、サイバーエージェントを選んだのか、その明確な理由と入社後に活躍したいという強い思いを、自信を持って伝えることが内定への鍵となります。
受かる人のポイント
サイバーエージェントの面接で受かる人、つまり内定を獲得する人には、明確な特徴があります。
それは、自己分析が圧倒的に深いことです。
自分の過去の経験一つひとつについて、なぜその行動を選んだのか、その時の感情や思考プロセス、そして結果から何を学んだのかを、自分の言葉で詳細に語れます。
さらに、その経験から導き出された自分の強みや価値観が、サイバーエージェントの事業（広告、メディア、ゲームなど）や、若手から挑戦できる環境でどう活かせるのかを具体的に結びつけられます。
ABEMAなどのサービスについても、ただ利用するだけでなく、自分なりの分析や改善案を持っているなど、事業への高い関心と成長意欲をアピールできる人が評価される傾向にあります。
落ちる人のポイント
一方で、残念ながらお見送りになってしまう人には、準備不足が見られるケースが多いです。
例えば、志望動機が曖昧で、なぜサイバーエージェントでなければならないのかが伝わらない場合です。
IT業界や広告業界という括りだけで、会社の事業内容や社風への理解が浅いと思われてしまいます。
また、学生時代のエピソードを話す際に、事実の羅列になってしまい、その時の課題や自分の考え、工夫した点が伝わらないのもマイナスです。
サイバーエージェントは挑戦や成長を重視するため、受け身な姿勢や、過去の成功体験だけに頼ったアピールも、物足りないと評価される可能性が高いです。
サイバーエージェントの面接フロー
サイバーエージェントの新卒採用（2025年卒など）の選考フローは、職種（ビジネスコース、エンジニアコース、クリエイティブコースなど）によって異なる場合がありますが、一般的にはエントリーシート提出後、複数回の面接が設定されています。
面接の回数は人によって異なる可能性もありますが、平均して3回から4回程度行われることが多いようです。
一次面接、二次面接、そして最終面接（役員面接）という流れが基本です。
それぞれの面接段階で、見られるポイントや面接官（人事、現場社員、役員）が変わってきます。
一次面接
一次面接は、若手から中堅の人事担当者や現場社員の方が面接官となるケースが多いです。
形式はオンラインでの個人面接が中心のようです。
ここでは、エントリーシートに書かれた学生時代のエピソード（ガクチカ）や自己PR、志望動機など、基本的な内容について深掘りされます。
あなたの人柄やコミュニケーション能力、論理的に物事を考える力など、基礎的なポテンシャルを見られます。
特に、エピソードの背景や、その時の自分の考えをしっかりと言語化できるように準備しておくことが重要です。
緊張しすぎず、明るくハキハキと回答することを心がけましょう。
二次面接
二次面接では、一次面接よりも年次が上の現場マネージャーや、希望する事業部の責任者クラスの社員が面接官となることが多いです。
ここでは、志望度の高さと企業とのマッチング度がより重点的に見られます。
一次面接で話した内容をさらに深く掘り下げ、「なぜ」「どうして」を繰り返されることもあります。
また、入社後にどんな仕事がしたいか、サイバーエージェントのどの事業（広告、メディア、ゲームなど）で、自分のどんなスキルや経験を活かして活躍したいか、具体的なキャリアイメージを問われる可能性が高いです。
企業研究をしっかり行い、自分の言葉で熱意を伝える準備が必要です。
役員・最終面接
最終面接は、多くの場合、役員クラスの方や人事のトップが面接官となります。
雰囲気は穏やかなケースも多いですが、これまでの面接で得たあなたの情報（評価）を踏まえた上で、最終的な意思確認とマッチングの場となります。
ここでは、小手先のテクニックではなく、あなたの本質的な価値観やポテンシャル、入社への強い熱意が評価されます。
なぜサイバーエージェントでなければならないのか、困難な課題に直面した時にどう乗り越えるかなど、あなたの考えそのものが問われます。
自分の将来のビジョンと、会社の方向性が合っていることを自信を持って伝えましょう。
サイバーエージェントの面接対策方法
サイバーエージェントの面接対策で最も重要なのは、徹底した自己分析です。
過去の経験を振り返り、自分がどんな時にモチベーションが上がるのか、どんな課題に挑戦し、どう解決してきたのかを深く掘り下げてください。
次に重要なのが企業研究です。
広告、メディア（ABEMA）、ゲームといった多角的な事業内容を理解し、なぜ自分が他社ではなくサイバーエージェントで働きたいのか、明確な理由を見つけましょう。
実際にサービスを利用し、自分なりの意見を持つのも良い方法です。
大学のキャリア支援センターなどを活用し、模擬面接を繰り返し、自分の考えを論理的に伝える練習を積むことも非常に有効です。
おわりに
サイバーエージェントの面接対策について、網羅的に解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
IT業界の中でも特に人気が高く、多くの就活生が挑戦する企業です。
だからこそ、不安も大きいと思いますが、面接はあなたという人と会社の価値観がマッチするかをお互いに確認する場です。
この記事で紹介したポイントを参考に、自己分析と企業研究を徹底的に行い、自分の思いを自分の言葉で伝える準備をしてください。
あなたの挑戦と成長への意欲が伝われば、道は必ず開けます。
自信を持って頑張ってください！
