一般常識の問題と解答解説|分野別に出題傾向を徹底解説

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

就職活動の筆記試験では、「一般常識テスト」が出題されることがあります。

一般常識テストは企業が独自に作成することが多く、国語・数学・英語・社会・理科の5分野から幅広く出題されます。

この記事では、一般常識テストの問題を分野別に掲載し、解答解説とともに出題傾向を徹底解説します。

この記事を読んでわかること
  • 一般常識テストの基本情報と出題形式
  • 一般常識テストの国語・数学・理科・社会の問題と解答
  • 一般常識テストの難易度と出題傾向
  • 効果的な一般常識テスト対策の方法
この記事をおすすめしたい人
  • 一般常識テストの問題を実際に解いて対策したい人
  • マスコミ・出版・金融業界を志望している人
  • 一般常識テストの出題傾向を把握しておきたい人

目次目次を全て表示する

一般常識テストとは?基本情報

一般常識テストは就職活動の筆記試験として多くの企業で実施されています。ここでは、一般常識テストの基本的な特徴と出題形式について解説します。

一般常識テストの概要と特徴

一般常識テストは、企業が独自に作成・実施する筆記試験で、受験者の教養や基礎学力を幅広く測定することを目的としています。

SPIや玉手箱のような外部テスト会社が提供する適性検査とは異なり、企業ごとに出題内容や形式が異なるのが大きな特徴です。

出題範囲は国語・数学・英語・社会(時事問題)・理科の5分野にわたり、特に時事問題や教養的な問題がSPIとの最大の違いです。

マスコミ・出版業界や金融業界では特に出題頻度が高く、これらの業界を志望する就活生は入念な対策が求められます。

問題形式は選択式が中心ですが、企業によっては記述式や小論文が含まれることもあります。

幅広い知識が問われるため、日頃から新聞やニュースに触れておくことが対策の基本となります。

一般常識テストの出題形式と制限時間

一般常識テストの制限時間や問題数は企業によって大きく異なります

一般的な目安としては、制限時間が30分〜60分、問題数が30問〜100問程度で実施されるケースが多いです。

出題形式は四択や五択の選択式が最も多く、正誤判定問題や穴埋め問題が出題されることもあります。

マスコミや出版業界では時事問題の比重が特に高く、直近3か月〜半年のニュースから出題されることが多い傾向にあります。

金融業界では経済用語や金融に関する基礎知識が問われるケースもあるため、業界に合わせた対策が必要です。

受検方式はペーパーテスト形式が主流ですが、近年ではWebテスト形式で実施する企業も増えています。

SPIとの違い

一般常識テストとSPIの最大の違いは、出題範囲の広さにあります。

SPIは言語(国語)と非言語(数学)の2分野が中心ですが、一般常識テストではそれに加えて英語・社会・理科が出題されます。

特に社会分野では時事問題が出題されるため、SPIの対策だけでは不十分です。

また、SPIはリクルートマネジメントソリューションズが統一的に作成しているのに対し、一般常識テストは企業が独自に作成するため、出題傾向の予測が難しいという特徴があります。

SPIの問題が中学〜高校1年レベルであるのに対し、一般常識テストは高校卒業レベルの知識が求められることが多いです。

両方のテストに備えるためには、SPI対策に加えて時事問題や教養分野の学習を並行して進めることが重要です。

一般常識テストの問題|国語分野

一般常識テストの国語分野では、漢字の読み書きや四字熟語、ことわざなどの教養が問われます。ここでは、代表的な問題タイプごとに例題と解答解説を紹介します。

漢字の読み・書き取りの問題と解答

漢字の読み・書き取りは、一般常識テストの国語分野で最も出題頻度が高い問題タイプです。

日常生活ではあまり使わない難読漢字や、ビジネスシーンで使われる漢字の正しい読みが問われます。

出題されやすい漢字としては、「相殺(そうさい)」「訃報(ふほう)」「凡例(はんれい)」「会釈(えしゃく)」「進捗(しんちょく)」などがあります。

書き取り問題では、同音異義語の使い分けが頻出です。

例えば「たいしょう」には「対象・対照・対称」の3つがあり、文脈に合った漢字を正しく選べるかが問われます。

対策としては、一般常識の問題集に掲載されている頻出漢字リストを繰り返し学習することが効果的です。

例題:漢字の読み

次の漢字の読みとして正しいものを選びなさい。「弁済」

A. べんさい B. べんせい C. べんざい D. べんぜい

解答 A

解説

「弁済」の正しい読みは「べんさい」です。借りたものや負債を返すことを意味する法律用語で、ビジネスや金融の場面でよく使われます。「済」は「さい」と読むのが正しく、「せい」「ざい」「ぜい」は誤りです。

四字熟語・ことわざの問題と解答

四字熟語・ことわざの問題は、意味や使い方を正確に理解しているかが問われます。

出題パターンとしては、四字熟語の意味を問うもの、穴埋めで完成させるもの、誤った使い方を選ぶものなどがあります。

頻出する四字熟語としては、「朝令暮改」「一期一会」「臨機応変」「取捨選択」「試行錯誤」などが挙げられます。

ことわざでは「灯台下暗し」「石橋を叩いて渡る」「棚から牡丹餅」「二兎を追う者は一兎をも得ず」などが頻出です。

対策のポイントとしては、四字熟語やことわざを意味だけでなく、具体的な使用場面とセットで覚えることが重要です。

また、似た意味を持つ四字熟語やことわざをグループ化して覚えると、選択肢の消去法にも役立ちます。

例題:四字熟語

「一朝一夕」の意味として最も適切なものを選びなさい。

A. 朝から晩まで働くこと B. わずかな時間・期間のこと C. 毎日コツコツ努力すること D. 一度きりの大切な機会

解答 B

解説

「一朝一夕」は「わずかな時間・短い期間」を意味する四字熟語です。「一朝一夕にはできない」のように、物事が簡単には成し遂げられないことを表す文脈で使われます。Aは「朝」「夕」の字面から連想しやすい誤答、Cは「継続」の意味、Dは「一期一会」の意味であり、いずれも不正解です。

敬語・文法の問題と解答

敬語・文法の問題では、正しい敬語表現や文法的に正しい文を選ぶ力が問われます。

特に尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分けは頻出で、ビジネスマナーとしても重要な知識です。

よくある出題パターンとして、二重敬語(「おっしゃられる」など)や、尊敬語と謙譲語の混同(「部長が申された」など)の誤りを指摘する問題があります。

文法問題では、主語と述語の対応や、接続詞の正しい使い方が問われます。

対策としては、ビジネスメールや面接でよく使われる敬語表現を整理して覚えることが効果的です。

特に「拝見する」「申し上げる」「いただく」「くださる」などの使い分けは確実に押さえておきましょう。

例題:敬語

次のうち、敬語の使い方として正しいものを選びなさい。

A. 部長がおっしゃられた通りです B. 資料を拝見いたしました C. お客様が参られました D. 先生が申しておりました

解答 B

解説

Bの「拝見いたしました」は「見る」の謙譲語「拝見する」に丁寧語「いたしました」を付けた正しい表現です。Aの「おっしゃられた」は「おっしゃる」+「られる」の二重敬語で誤り、Cの「参られました」は謙譲語「参る」に尊敬の「られる」を付けた矛盾表現、Dの「申しておりました」は謙譲語「申す」を目上の「先生」に使っているため不適切です。

一般常識テストの問題|数学・理科分野

一般常識テストの数学・理科分野では、基礎的な計算力や科学の知識が問われます。ここでは、代表的な問題タイプごとに例題と解答解説を紹介します。

計算問題(方程式・割合)の問題と解答

数学分野では、方程式や割合に関する基本的な計算問題が最も多く出題されます。

中学〜高校レベルの数学知識があれば解ける問題がほとんどですが、久しぶりに解くと忘れていることも多いため、事前の復習が必要です。

頻出テーマとしては、一次方程式・連立方程式・割合と百分率・速さと距離・濃度計算などが挙げられます。

特に割合の問題は、「元の値段の30%引き」や「前年比120%」のような表現を正確に計算に反映できるかがポイントです。

電卓が使えない場合が多いため、暗算や筆算の正確さも求められます。

公式を丸暗記するだけでなく、数値を変えた類題を繰り返し解いて計算力を鍛えておきましょう。

例題:割合の計算

ある商品の価格が2,500円から3,000円に値上がりした。値上がり率は何%か。

A. 15% B. 17% C. 20% D. 25%

解答 C

解説

値上がり率は(値上がり額÷元の価格)×100で求められます。値上がり額は3,000−2,500=500円です。500÷2,500×100=20%となるため、正解はCです。割合の問題では「何を基準(分母)にするか」を正確に把握することが重要です。

図形・確率の問題と解答

図形問題では面積や体積の計算、確率問題ではサイコロやカードを使った基本的な確率計算が出題されます。

図形分野の頻出テーマとしては、三角形・四角形・円の面積、直方体・円柱の体積、角度の計算などがあります。

公式を覚えていれば解ける問題が多いですが、三角形の面積の公式「底辺×高さ÷2」や円の面積の公式「π×半径の2乗」など、基本公式を正確に使えるかがポイントです。

確率問題では、「同時に2個取り出す」「連続して引く」などの条件を正しく整理する力が求められます。

場合の数を漏れなく数えるために、樹形図や表を活用する習慣をつけておくと効果的です。

特に「少なくとも1つ」という条件の問題では、余事象を利用して全体から引く方法が素早く正確に解けます。

例題:確率

1から10までの数字が書かれたカードが1枚ずつ計10枚ある。この中から1枚引いたとき、3の倍数である確率を求めなさい。

A. 1/5 B. 3/10 C. 1/3 D. 2/5

解答 B

解説

1から10までの中で3の倍数は3、6、9の3つです。全体が10枚なので、確率は3/10となり、正解はBです。確率の基本公式「確率=条件を満たす場合の数÷全体の場合の数」に当てはめれば正確に求められます。

理科の基礎知識の問題と解答

理科分野では、中学〜高校レベルの基礎的な科学知識が問われます。

出題範囲は物理・化学・生物・地学と幅広く、各分野から満遍なく出題される傾向にあります。

物理では力のつり合いやオームの法則、化学では元素記号や化学反応式、生物ではDNAや光合成、地学では地震や天気の仕組みなどが頻出です。

特に化学の元素記号(H=水素、O=酸素、Fe=鉄など)や、物理の基本公式(V=IR、F=maなど)は暗記しておくと確実に得点できます。

対策としては、中学理科の教科書を一通り見直すだけでも多くの問題に対応できるようになります。

一般常識の問題集に掲載されている理科分野の頻出問題を繰り返し解いて、基本知識を定着させましょう。

例題:理科の基礎知識

水の化学式として正しいものを選びなさい。

A. CO2 B. H2O C. NaCl D. O2

解答 B

解説

水の化学式はH2O(水素2原子と酸素1原子の化合物)です。Aの「CO2」は二酸化炭素、Cの「NaCl」は塩化ナトリウム(食塩)、Dの「O2」は酸素分子です。化学式は一般常識テストの理科分野で頻出するため、代表的な物質の化学式は確実に覚えておきましょう。

一般常識テストの問題|社会・時事問題分野

一般常識テストの社会・時事問題分野では、政治・経済・国際情勢に関する知識が問われます。ここでは、代表的な問題タイプごとに例題と解答解説を紹介します。

政治・経済の基礎知識の問題と解答

政治・経済分野では、日本の政治制度や経済の基本的な仕組みに関する問題が出題されます。

頻出テーマとしては、三権分立の仕組み、国会・内閣・裁判所の役割、日本銀行の金融政策、GDP(国内総生産)の意味などがあります。

また、選挙制度(小選挙区制・比例代表制)や、衆議院と参議院の違いも出題されやすいテーマです。

経済分野では、円高・円安の影響、インフレーション・デフレーションの仕組み、消費税などの税制に関する基礎知識が問われます。

特に金融業界を志望する場合は、金利政策や株式市場の基本用語も押さえておく必要があります。

対策としては、高校の政治・経済の教科書を見直し、基本用語の意味を正確に理解しておくことが効果的です。

例題:政治の基礎知識

日本国憲法で定められている三権分立の「三権」に含まれないものを選びなさい。

A. 立法権 B. 行政権 C. 司法権 D. 徴税権

解答 D

解説

三権分立の「三権」は立法権(国会)・行政権(内閣)・司法権(裁判所)の3つです。「徴税権」は三権には含まれず、税金の徴収は行政権の一部として内閣が担っています。三権分立は一般常識テストの政治分野で最も基本的なテーマの一つです。

時事問題の問題と解答

時事問題は一般常識テストの社会分野で最も出題頻度が高いテーマです。

出題範囲は直近3か月〜1年程度のニュースが中心で、国内外の重要な出来事や社会的な話題が取り上げられます。

頻出ジャンルとしては、首相や大臣の名前、国際的なサミットや条約、ノーベル賞受賞者、大きな自然災害、法改正などがあります。

マスコミ・出版業界では特に時事問題の比重が高く、10問以上出題されることも珍しくありません。

対策としては、毎日新聞やニュースサイトに目を通し、重要な出来事を「いつ・どこで・何が起きたか」の3点でメモしておくと整理しやすくなります。

就活用の時事問題対策本も販売されているため、試験前の総復習に活用すると効率的です。

例題:時事問題

2025年に開催された大阪・関西万博のテーマとして正しいものを選びなさい。

A. 人類の進歩と調和 B. いのち輝く未来社会のデザイン C. 自然の叡智 D. テクノロジーと未来

解答 B

解説

2025年大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。Aの「人類の進歩と調和」は1970年の大阪万博、Cの「自然の叡智」は2005年の愛知万博のテーマです。Dは実在しないテーマです。時事問題では、このような大きなイベントのテーマや概要を押さえておくことが重要です。

国際情勢・地理の問題と解答

国際情勢や地理の問題では、世界の国々や国際機関に関する基礎知識が問われます。

頻出テーマとしては、G7やG20の参加国、国連の主要機関(安全保障理事会の常任理事国など)、EUの加盟国、主要国の首都などがあります。

地理分野では、日本の都道府県庁所在地、世界の主要河川や山脈、気候区分などの基本知識が出題されます。

近年は国際情勢に関する出題が増加しており、主要国の大統領や首相の名前を問う問題も見られます。

対策としては、世界地図を眺めながら主要国の位置関係を確認し、国際ニュースと関連づけて覚えるのが効果的です。

日本の地理については、都道府県の特産品や人口ランキング、世界遺産なども出題されることがあるため、幅広く対策しておきましょう。

例題:国際機関

国連安全保障理事会の常任理事国に含まれない国を選びなさい。

A. アメリカ B. ロシア C. ドイツ D. 中国

解答 C

解説

国連安全保障理事会の常任理事国はアメリカ・イギリス・フランス・ロシア・中国の5か国です。ドイツは常任理事国には含まれていません。常任理事国は拒否権を持つという特徴があり、国際政治の基本知識として一般常識テストでは頻出のテーマです。

一般常識テストの問題の難易度と出題傾向

一般常識テストの問題は企業や業界によって難易度が異なります。ここでは、難易度の目安と最新の出題傾向を解説します。

難易度の目安

一般常識テストの難易度は、全体として高校卒業レベルが基本とされています。

国語分野は漢字の読み書きや四字熟語が中心で、日常的に活字に触れている人であれば比較的解きやすい内容です。

数学分野は中学〜高校1年レベルの計算問題が中心ですが、久しぶりに数学に触れる文系学生にとっては対策が必要な分野です。

社会・時事問題分野は知識量がものを言うため、日頃からニュースをチェックしていない人にとっては最も難しく感じる分野といえます。

マスコミ・出版業界の一般常識テストは他業界と比べて難易度が高い傾向にあり、より深い教養や時事知識が求められます。

企業によっては英語の長文読解や理科の専門的な問題が出題されることもあるため、志望企業の過去の出題傾向を調べておくことが重要です。

業界別の出題傾向

一般常識テストの出題傾向は業界によって大きく異なります

マスコミ・出版業界では時事問題の出題比率が非常に高く、直近のニュースだけでなく歴史的な出来事や文化に関する問題も出題されます。

金融業界では経済用語や金融の仕組みに関する問題が多く、「日銀の金融緩和政策」「為替相場の変動要因」などのテーマが頻出です。

IT業界では一般常識テストの代わりにSPIや玉手箱が使われることが多いですが、一部の企業ではIT用語やデジタルリテラシーに関する問題が出題されることもあります。

商社では国際情勢や地理に関する問題の出題比率が高く、世界の主要都市や貿易に関する知識が問われます。

志望業界の傾向に合わせて対策の重点分野を決めることが、効率的な学習につながります。

高得点を取るためのポイント

一般常識テストで高得点を取るためには、幅広い分野をバランスよく対策することが最も重要です。

特定の分野だけに集中して対策しても、他の分野で大きく失点してしまうと全体の得点が伸びません。

まずは一般常識の問題集を一通り解いて、自分の得意分野と苦手分野を把握しましょう。

苦手分野を重点的に対策しつつ、得意分野でも確実に得点できるように復習を怠らないことがポイントです。

時事問題は対策本だけでは最新のニュースに対応できないため、新聞やニュースサイトを毎日チェックする習慣をつけることが不可欠です。

また、過去にその企業を受けた先輩の体験談があれば、出題傾向を把握する貴重な情報源になります。

一般常識テストの問題を解くコツ

一般常識テストの問題を効率よく解くにはテクニックが必要です。ここでは、時間配分や正答率を上げるための具体的なコツを紹介します。

時間配分のコツ

一般常識テストの時間配分で最も重要なのは、分野ごとに使える時間を事前に計算しておくことです。

例えば、60分で50問の場合、1問あたりの制限時間は約1分12秒です。

国語の漢字や四字熟語の問題は知識があれば即答できるため、30秒以内で解いて残りの時間を計算問題や長文に回すのが理想的な戦略です。

数学の計算問題は1問1分〜1分30秒、時事問題は1問30秒〜1分を目安に解き進めましょう。

わからない問題に時間をかけすぎないことも重要で、20秒考えても答えが浮かばなければ一旦飛ばして次の問題に進むことをおすすめします。

最後に時間が余ったら、飛ばした問題に戻って改めて考えるという二段階方式が効率的です。

正答率を上げるテクニック

正答率を上げるためには、消去法を積極的に活用することが効果的です。

一般常識テストは選択式の問題が多いため、正解がわからなくても明らかに間違いの選択肢を除外することで正解にたどり着ける場合があります。

四択問題で2つの選択肢を消去できれば、正解率は50%まで上がります。

漢字の問題では、漢字の部首やつくりから意味を推測する方法も有効です。

時事問題では、選択肢の中に明らかに時代や内容が異なるものがあれば、それを手がかりに消去法を使いましょう。

数学の計算問題では、概算で答えの桁数や大まかな値を見積もることで、計算ミスに気づきやすくなります。

例えば、割合の問題で選択肢が「5%、15%、50%、150%」であれば、概算で答えが10%台だと判断できれば15%を選べます。

ケアレスミスを防ぐ方法

一般常識テストでのケアレスミスで最も多いのは、「正しいもの」と「誤っているもの」の読み違いです。

問題文をよく読まずに解答してしまうと、正しい知識があっても不正解になってしまいます。

対策として、問題文中の「正しいもの」「誤っているもの」「含まれないもの」などの指示語に注意深く目を通す習慣をつけましょう。

数学の計算問題では、計算の途中式を必ず書き残しておくと、見直しの際にミスを発見しやすくなります。

特に割合や百分率の問題では、「何を基準にしているか」を確認してから計算に入ることが重要です。

また、マークシート方式の場合は、解答欄のズレにも注意が必要です。

10問ごとに問題番号と解答欄の番号が一致しているかを確認する習慣をつけると、マークミスを防ぐことができます。

一般常識テストの問題対策におすすめの方法

一般常識テストの問題対策には様々な方法があります。ここでは、効果的な対策方法とスケジュールの立て方を紹介します。

一般常識の問題集を活用する

一般常識テスト対策の基本は、専用の問題集を繰り返し解くことです。

おすすめの問題集としては、「マスコミ就職読本」シリーズがマスコミ志望者向けの時事問題を網羅しており、マスコミ・出版業界の志望者に最適です。

幅広い業界に対応する問題集としては、「一般常識&時事問題」(成美堂出版)が分野別に整理されていて使いやすいです。

問題集は1冊を3周以上繰り返すのが効果的で、1周目は全問を解いて弱点を把握し、2周目は間違えた問題を集中的に復習し、3周目は通しで仕上げます。

最新年度の問題集を購入することが重要で、古い問題集では時事問題がカバーされていない可能性があります。

問題集を解く際は本番と同じ制限時間を設けて取り組み、時間内に解ききる感覚を養っておきましょう。

新聞・ニュースで時事問題をカバーする

時事問題の対策には、毎日のニュースチェックが欠かせません。

新聞を読む習慣がない場合は、ニュースアプリやWebニュースサイトを活用して、1日15分程度でも主要なニュースに目を通しましょう。

特に押さえておきたいジャンルは、政治(首相の発言・法改正)、経済(株価・為替・企業動向)、国際(サミット・紛争・条約)、社会(事件・事故・文化的話題)の4つです。

ニュースを読む際は、5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように)を意識して情報を整理すると記憶に残りやすくなります。

週末には1週間のニュースを振り返ってノートにまとめると、試験直前の復習にも役立ちます。

就活情報サイトでは時事問題の予想問題が公開されていることもあるため、積極的に活用しましょう。

対策のスケジュール

一般常識テスト対策のスケジュールは、受検日の1か月前から開始するのが理想的です。

SPIと比べて出題範囲が広いため、より長い準備期間が必要です。

1週目は問題集を1周し、国語・数学・英語・社会・理科の全分野に一通り触れて苦手分野を特定します。

2週目は苦手分野を重点的に対策し、公式や用語の暗記に集中しましょう。

3週目は時事問題の対策に重点を置き、直近のニュースを総復習します。

4週目は模擬テスト形式で通しの練習を行い、時間配分の最終調整を行います。

時事問題の対策は試験直前まで続ける必要があるため、毎日のニュースチェックは4週間を通じて継続しましょう。

一般常識テストの問題に関するよくある質問

一般常識テストの問題について就活生からよく寄せられる質問に回答します。受検前の不安解消にお役立てください。

一般常識テストはどの業界で出題されますか?

一般常識テストはマスコミ・出版・金融業界で特に多く出題されます。

これらの業界では、幅広い教養や時事問題への関心が仕事に直結するため、採用試験で一般常識テストを課すケースが多いです。

マスコミ業界ではテレビ局・新聞社・出版社のほぼすべてが一般常識テストを実施しており、時事問題の配点が特に高い傾向にあります。

金融業界では銀行・証券会社・保険会社で実施されることが多く、経済に関する基礎知識が重点的に問われます。

一方、IT業界やメーカーではSPIや玉手箱などの適性検査を使う企業が多く、一般常識テストの実施率は相対的に低いです。

ただし、業界に関係なく一部の企業では独自の一般常識テストを実施しているため、志望企業の選考情報を事前に確認しておくことが大切です。

SPI対策だけで一般常識テストに対応できますか?

SPI対策だけでは一般常識テストに十分に対応することはできません

SPIの対策で身につく国語力や計算力は一般常識テストでも役立ちますが、一般常識テスト特有の出題分野であるさ時事問題・英語・理科はSPIではカバーされていません。

特に時事問題は一般常識テストの中でも配点が高い傾向にあり、この分野の対策なしに高得点を取ることは難しいです。

SPI対策と一般常識テスト対策を並行して進める場合は、SPIの対策で国語・数学の基礎力を固めつつ、一般常識の問題集で時事問題・英語・理科を補完するのが効率的です。

両方の対策を同時に進めることで、学習内容の重複を有効活用しながら幅広い試験に対応できるようになります。

限られた時間で対策する場合は、まず志望企業がどちらのテストを実施しているかを調べ、優先順位をつけて取り組みましょう。

一般常識テストの結果は合否にどれくらい影響しますか?

一般常識テストの結果が合否に与える影響は、企業によって大きく異なります

マスコミ業界では一般常識テストの結果が合否を大きく左右するケースが多く、筆記試験で一定の点数に達しないと面接に進めない企業もあります。

一方、一部の企業では一般常識テストは参考程度の位置づけで、面接やエントリーシートの評価がより重視されることもあります。

ただし、一般常識テストの得点が低い場合、「基本的な教養が不足している」という印象を与えてしまう可能性があるため、最低限の対策はしておくべきです。

企業によっては一般常識テストの結果を面接の質問材料として活用することもあるため、筆記試験の手応えは面接の雰囲気にも影響します。

就活の選考は総合的に判断されるものですが、一般常識テストで足切りされないよう、しっかりと対策しておくことが重要です。

まとめ

一般常識テストは、企業が独自に作成する筆記試験で、国語・数学・英語・社会・理科の5分野から幅広く出題されます。

特にマスコミ・出版・金融業界で出題頻度が高く、時事問題や教養的な知識が重視される点がSPIとの大きな違いです。

時事問題の対策が最も重要で、毎日のニュースチェックと問題集の繰り返し学習を組み合わせることが効果的です。

対策としては、受検日の1か月前から計画的に学習を進め、苦手分野を重点的に克服しながら全分野をバランスよく対策しましょう。

この記事で紹介した問題と解答解説を活用し、分野ごとの出題傾向を把握して効率的に対策を進めてください。

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