
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
就職活動の適性検査では、「eF-1G」を受検することがあります。
eF-1Gは、株式会社イー・ファルコンが提供する独自形式の適性検査で、単語連想や図形の法則性発見、暗算など他のテストにはない問題が多数出題されます。
この記事では、eF-1Gの出題パターンごとの例題と解き方を中心に、基本情報や効果的な対策法まで詳しく解説します。
- eF-1Gの基本情報と出題形式
- 言語系・数理系・独自形式の例題と解き方
- eF-1Gの出題傾向と頻出パターン
- 効果的なeF-1G対策の方法
- eF-1Gを初めて受ける人
- IT・ベンチャー業界を志望している人
- eF-1Gの例題を解いて出題パターンを把握したい人
目次[目次を全て表示する]
eF-1Gとは?基本情報をわかりやすく解説
まずはeF-1Gがどのようなテストなのか、基本的な情報を押さえておきましょう。ここでは、eF-1Gの概要や導入企業の傾向、他のテストとの違いを解説します。
eF-1Gの概要と特徴
eF-1Gは、株式会社イー・ファルコンが開発・提供するWeb適性検査です。
能力検査と性格検査の2つのセクションで構成されており、能力検査では言語・数理・独自形式の問題が幅広く出題されます。
最大の特徴は、他の適性検査にはない独自形式の問題が多く含まれている点です。
単語を見て連想する言葉を入力する問題や、図形の変化パターンを見抜く問題など、SPI・玉手箱とは大きく異なる出題形式が採用されています。
能力検査の制限時間は約30分で、性格検査は約15分が目安です。
問題数に対して制限時間が短いため、スピーディーな解答が求められるテストといえます。
近年はIT企業やベンチャー企業を中心に導入が増加しており、就活生にとって対策が欠かせない適性検査の一つとなっています。
eF-1Gを導入している企業の傾向
eF-1Gは、IT・Web業界やベンチャー企業を中心に導入が広がっています。
具体的には、大手IT企業やメガベンチャー、コンサルティングファームなどで採用されるケースが増えています。
導入企業がeF-1Gを選ぶ理由としては、独自形式の問題により受検者の多面的な能力を測定できる点が挙げられます。
SPIや玉手箱では測りきれない発想力や直感的な判断力を評価できるため、クリエイティブな人材を求める企業に支持されています。
また、問題の対策がしにくいという特性から、受検者の素の能力を把握しやすいというメリットもあります。
そのため、成長志向の高い企業や、独自の採用基準を持つ企業がeF-1Gを積極的に採用する傾向にあります。
志望企業がeF-1Gを導入しているかどうかは、企業の採用ページや就活情報サイトの口コミで確認できます。
他のWebテストとの違い
eF-1Gと他の主要なWebテストの最も大きな違いは、出題形式の独自性にあります。
SPIでは言語・非言語の基本的な問題が中心ですが、eF-1Gでは単語連想や図形パターンの発見など、一般的な学力テストとは異なるタイプの問題が多数出題されます。
玉手箱やGABは計数・言語・英語といった科目構成ですが、eF-1Gでは科目の境界が曖昧で、複数の能力を同時に問う問題が含まれます。
また、TG-WEBも独自性の高いテストとして知られていますが、eF-1Gはそれ以上に他のテストで見かけない問題形式が出題される傾向があります。
対策本やアプリの数もSPIや玉手箱に比べると少ないため、出題パターンを事前に把握しておくことが重要です。
本記事で紹介する例題を通じて、eF-1G特有の問題形式に慣れておきましょう。
eF-1Gの出題形式と問題構成
eF-1Gの能力検査では、さまざまなジャンルの問題がまとめて出題されます。ここでは、出題される問題の分類と構成を詳しく見ていきましょう。
能力検査の問題分類
eF-1Gの能力検査は、大きく言語系・数理系・独自形式の3つのカテゴリに分けられます。
言語系の問題では、語彙力や文章理解力が問われます。
同義語・反意語の選択や、文章の要旨を把握する問題が出題されます。
数理系の問題では、暗算や数列の規則性を見つける計算力が試されます。
特に暗算問題は制限時間が非常に短く、素早い計算処理能力が求められます。
独自形式の問題は、eF-1Gの最大の特徴といえるカテゴリです。
単語連想、図形の法則性発見、パターン認識など、通常の適性検査では見られない問題が出題されます。
これらの問題は事前に出題パターンを知っているかどうかで、解答速度に大きな差が生まれます。
制限時間と問題数の目安
eF-1Gの能力検査は、約30分の制限時間で複数のセクションに分かれて出題されます。
セクションごとに制限時間が設定されており、1セクションあたりの解答時間は数分程度と非常に短い設計です。
問題数は全体で50問以上にのぼることもあり、1問あたりにかけられる時間は30秒前後になります。
そのため、直感的に解答する力と、考え込まずに次の問題へ進む判断力が重要です。
特に暗算セクションでは、10問程度を2〜3分で解く必要があるため、計算スピードが合否を左右します。
また、独自形式の問題では初見の形式に戸惑って時間を浪費するケースが多いです。
事前に出題パターンを理解しておくことで、本番では問題形式の理解に時間を使わずに済み、解答に集中できます。
性格検査の概要
eF-1Gの性格検査は、約15分で回答する形式です。
質問に対して「あてはまる」から「あてはまらない」までの段階で回答していきます。
測定される項目は、主体性・協調性・ストレス耐性・論理的思考力など多岐にわたります。
eF-1Gの性格検査の特徴として、単純な自己申告だけでなく、回答の一貫性もチェックされる点が挙げられます。
似たような質問が異なる表現で複数回出題されるため、矛盾した回答をすると信頼性が低いと判断される可能性があります。
対策としては、企業が求める人物像を意識しつつも、正直に一貫した回答を心がけることが大切です。
無理に自分を良く見せようとすると矛盾が生じやすくなるため、素直に回答することをおすすめします。
eF-1Gの例題と解き方|言語系問題
ここからは、eF-1Gで出題される言語系問題の例題を紹介します。同義語・反意語や文章読解など、出題パターンごとに解法のポイントを確認しましょう。
同義語・反意語の選択問題
eF-1Gの言語系では、同義語や反意語を選ぶ問題が出題されます。
提示された単語と同じ意味、または反対の意味を持つ語句を選択肢から選ぶ形式です。
SPIの言語問題と似た出題ですが、eF-1Gでは日常的に使わないやや難易度の高い語彙が出題されることもあります。
「逡巡」と最も意味が近い語を選びなさい。
A. 決断 B. 躊躇 C. 前進 D. 回顧
解答 B
解説
「逡巡(しゅんじゅん)」は、決心がつかずにためらうことを意味します。
選択肢Bの「躊躇(ちゅうちょ)」も同様にためらう・迷うという意味を持つため、これが正解です。
Aの「決断」は迷いを断ち切ることなので反意語にあたります。
Cの「前進」は先に進むこと、Dの「回顧」は過去を振り返ることで、いずれも意味が異なります。
「冗長」と最も反対の意味を持つ語を選びなさい。
A. 簡潔 B. 膨大 C. 詳細 D. 複雑
解答 A
解説
「冗長(じょうちょう)」は、表現や文章が無駄に長いことを意味します。
反対の意味は「短く要点がまとまっている」ということなので、選択肢Aの「簡潔」が正解です。
Bの「膨大」は量が多いという意味で冗長に近い方向性、Cの「詳細」は細かく丁寧であること、Dの「複雑」は入り組んでいることを示し、いずれも反意語としては適切ではありません。
同義語・反意語問題を攻略するには、普段から熟語の意味を正確に理解し、ペアで覚える習慣をつけることが効果的です。
文の並び替え・文章読解
eF-1Gでは、文の並び替え問題や短い文章の読解問題も出題されます。
並び替え問題では、バラバラに提示された文を正しい順序に並べ替えて、論理的に意味の通る文章を完成させます。
解答のコツは、接続詞や指示語に注目することです。
次のア〜エを正しい順序に並べ替えなさい。
ア. そのため、企業は採用段階で候補者の適性を見極めることが重要になる。
イ. 近年、人材のミスマッチによる早期離職が社会問題となっている。
ウ. こうした背景から、適性検査を導入する企業が年々増加している。
エ. 入社後に「想像と違った」と感じる新入社員は約3割にのぼるとされる。
解答 イ → エ → ア → ウ
解説
まずイの「人材のミスマッチ」が話題の導入にあたるため、最初に来ると判断できます。
次にエの「入社後に想像と違った」はミスマッチの具体例であり、イの補足説明としてイの直後に続きます。
アの「そのため」は前述の内容を受けた結論を示す接続詞なので、イ・エの流れを受けて配置されます。
最後にウの「こうした背景から」がアの内容を受けた最終的な結論となり、末尾に置かれます。
このように、接続詞と指示語を手がかりにして文の前後関係を把握するのが、並び替え問題を素早く解くコツです。
語句の用法・文法問題
eF-1Gでは、語句の正しい用法を問う問題も出題されます。
同じ漢字でも文脈によって意味が異なるケースや、慣用句の正しい使い方を問う問題が代表的です。
こうした問題では、日常的に正しい日本語に触れているかどうかが問われます。
「敷居が高い」の正しい意味を選びなさい。
A. レベルが高くて手が出しにくい B. 不義理があって行きにくい C. 値段が高くて買えない D. 難易度が高くて挑戦しにくい
解答 B
解説
「敷居が高い」の本来の意味は、相手に対して不義理や面目のないことがあり、その人の家に行きにくいという意味です。
選択肢Bが本来の正しい用法にあたります。
Aの「レベルが高くて手が出しにくい」やDの「難易度が高くて挑戦しにくい」は、近年広まった誤用としてよく知られています。
適性検査では本来の意味が正解として出題されることが多いため、慣用句は辞書的な意味で覚えておくことが大切です。
語句の用法問題に対応するには、SPI対策本の語彙パートを繰り返し学習するのが効果的です。
特に誤用されやすい慣用句やことわざはeF-1Gでも狙われやすいため、正しい意味と誤用例をセットで確認しておきましょう。
eF-1Gの例題と解き方|数理系問題
続いて、eF-1Gの数理系問題の例題を紹介します。暗算・数列・割合計算など、計算スピードが求められるパターンを中心に解法を確認しましょう。
暗算問題
eF-1Gの数理系で特に重要なのが、暗算問題です。
四則演算(加減乗除)を筆算なしで素早く解くことが求められ、1問あたりの制限時間は非常に短く設定されています。
問題自体の難易度は高くありませんが、スピードと正確さの両立が必要です。
次の計算を暗算で解きなさい。
37 + 48 − 19 = ?
A. 56 B. 66 C. 72 D. 62
解答 B
解説
まず37 + 48を計算します。
30 + 40 = 70、7 + 8 = 15なので、37 + 48 = 85となります。
次に85 − 19を計算します。
85 − 20 = 65に1を足して、85 − 19 = 66となります。
暗算を速くするコツは、繰り上がり・繰り下がりを工夫することです。
たとえば「−19」を「−20 + 1」と分解するように、キリのよい数字に置き換えて計算すると速く正確に解けます。
日頃から暗算アプリやフラッシュ暗算で練習しておくと、本番での計算スピードが大幅に向上します。
数列・規則性の発見
eF-1Gでは、数列の規則性を見抜く問題も出題されます。
並んだ数字の法則を見つけて、空欄に入る数値を答える形式です。
等差数列や等比数列だけでなく、差が変化するパターンや複数のルールが組み合わさった問題も出題されます。
次の数列の□に入る数を答えなさい。
2, 5, 11, 23, □
A. 35 B. 40 C. 47 D. 52
解答 C
解説
各項の関係を確認すると、前の数を2倍して1を足すという規則が見つかります。
2 × 2 + 1 = 5、5 × 2 + 1 = 11、11 × 2 + 1 = 23と、すべてこの法則に当てはまります。
したがって□は、23 × 2 + 1 = 47となり、正解はCです。
数列問題を解くときは、まず隣り合う項の差を確認しましょう。
差が一定なら等差数列、差が倍々になっていれば等比数列に近いパターンです。
差が一定でない場合は、差の差(階差数列)を確認するか、「前の数を何倍かして足す・引く」という法則がないか探してみましょう。
eF-1Gでは複雑すぎる数列は出題されにくいため、基本的なパターンを素早く試す練習をしておくことが有効です。
割合・比率の計算
eF-1Gでは、割合や比率を使った計算問題も出題されます。
売上の増減率や構成比を求める問題など、ビジネスシーンを想定した設定が多い傾向です。
グラフの読み取りと組み合わせて出題されることもあり、数値の正確な把握が求められます。
ある店舗の先月の売上は200万円で、今月の売上は230万円だった。売上の増加率は何%か。
A. 10% B. 13% C. 15% D. 17%
解答 C
解説
増加率は「(今月の売上 − 先月の売上)÷ 先月の売上 × 100」で求められます。
(230 − 200)÷ 200 × 100 = 30 ÷ 200 × 100 = 15%となります。
割合計算のポイントは、基準となる値(この場合は先月の売上200万円)を正確に把握することです。
「何に対しての割合か」を見誤ると、分母を間違えて不正解になってしまいます。
eF-1Gの割合問題では、分数をそのまま計算するよりも約分して簡単な数字に変換してから計算する方が速く解けます。
たとえば今回の30 ÷ 200も、3 ÷ 20 = 0.15と変換すれば暗算で処理できます。
日頃から分数・百分率の変換を練習しておくと、本番で素早く正答にたどり着けるでしょう。
eF-1Gの例題と解き方|独自形式問題
eF-1G最大の特徴である独自形式の問題を紹介します。単語連想・図形パターン・分類判断など、他のテストでは見られない出題形式の対処法を確認しましょう。
単語連想問題
単語連想問題は、提示されたキーワードから連想する言葉を制限時間内に入力する問題です。
eF-1Gの独自形式の中でも特に有名な問題で、初見では戸惑う就活生が多い出題パターンです。
たとえば「赤」というキーワードが提示されたら、「りんご」「太陽」「血液」「消防車」など、そこから連想される単語をできるだけ多く入力していきます。
次のキーワードから連想する言葉をできるだけ多く答えなさい(制限時間1分)。
キーワード:「海」
解答例 波、砂浜、魚、サーフィン、塩、船、水平線、貝殻、夏、太平洋、潮、クジラ
解説
この問題には唯一の正解はなく、連想した言葉の数と多様性が評価されます。
コツは、1つのカテゴリに固執せず、さまざまな角度から連想を広げることです。
「海」であれば、自然(波、潮)、生き物(魚、クジラ)、レジャー(サーフィン、海水浴)、地理(太平洋、地中海)など、カテゴリを切り替えながら答えると数を稼ぎやすくなります。
また、手を止めないことが重要です。
完璧な答えを考えるよりも、思い浮かんだ言葉をどんどん入力する方が高評価につながります。
日頃から連想ゲームのように一つのテーマから言葉を広げる練習をしておくと、本番でスムーズに解答できるようになります。
図形の法則性を見つける問題
eF-1Gでは、図形の変化パターンを見抜く問題も出題されます。
複数の図形が規則的に変化していく中で、次にくる図形を選択肢から選ぶ形式です。
図形の回転、色の変化、形の増減など、複数のルールが同時に適用されることもあります。
ある図形が以下のルールで変化しています。4番目にくる図形を選びなさい。
1番目:丸が1個(白)→ 2番目:丸が2個(黒)→ 3番目:丸が3個(白)→ 4番目:?
A. 丸が4個(白) B. 丸が4個(黒) C. 丸が3個(黒) D. 丸が5個(白)
解答 B
解説
この図形には2つのルールが同時に適用されています。
1つ目のルールは、丸の数が1個ずつ増えるということです(1個→2個→3個→4個)。
2つ目のルールは、色が白と黒で交互に切り替わるということです(白→黒→白→黒)。
したがって4番目は「丸が4個で黒」となり、正解はBです。
図形問題を解くときは、まず「何が変化しているか」を特定しましょう。
数・色・形・向き・大きさなど、変化する要素を1つずつ確認し、それぞれの規則性を見つけるのが攻略法です。
eF-1Gでは2つ以上のルールが同時に適用されることが多いため、1つの法則を見つけたら他にも法則がないか確認する習慣をつけましょう。
分類・仲間外れ問題
eF-1Gでは、複数の要素の中から仲間外れを見つける問題や、与えられた要素をグループに分類する問題も出題されます。
この問題では、物事の共通点や相違点を素早く見抜く力が試されます。
一見すると簡単に思えますが、分類の軸が複数ある場合に迷いやすいのが特徴です。
次の5つの中から仲間外れを1つ選びなさい。
A. ピアノ B. バイオリン C. ギター D. チェロ E. ハープ
解答 A
解説
B・C・D・Eはすべて弦楽器に分類されます。
バイオリンは弓で弦を弾く擦弦楽器、ギターは指やピックで弦を弾く撥弦楽器、チェロも擦弦楽器、ハープも弦を弾く楽器です。
一方、Aのピアノは鍵盤を押してハンマーで弦を叩く仕組みのため、鍵盤楽器に分類されます。
したがって、仲間外れはAのピアノです。
分類問題では、まず選択肢全体を見渡して最も大きなカテゴリで共通点を探しましょう。
今回は「楽器」という大きなカテゴリでは全て共通していますが、「弦楽器かどうか」というより細かい分類軸で違いが見えてきます。
eF-1Gの分類問題はこのように、抽象度の異なる複数の分類軸から正しい軸を選ぶ力が問われます。
迷ったときは「4つが共通して持つ特徴は何か」を考えると、仲間外れが見つかりやすくなります。
eF-1Gの出題傾向と頻出パターン
eF-1Gの出題傾向を把握しておくことで、効率的に対策を進められます。ここでは、特に出題頻度の高いパターンと、近年の傾向について解説します。
出題頻度の高い問題タイプ
eF-1Gの能力検査で特に出題頻度が高いのは、暗算問題と単語連想問題です。
暗算問題はほぼ毎回出題されており、四則演算を素早く処理する力が試されます。
単語連想も頻出で、1つのキーワードに対して制限時間内にどれだけ多くの言葉を書き出せるかが問われます。
次に出題頻度が高いのは、図形の法則性を見つける問題と、数列の規則性問題です。
これらはパターン認識力を測る問題で、eF-1Gの能力検査において中核的な位置づけにあります。
言語系では同義語・反意語の問題が安定して出題される傾向にあります。
また、文章の並び替えや要旨把握も一定の頻度で出題されます。
eF-1Gは年度によって問題の構成が変わることもありますが、上記の問題タイプは安定して出題されているため、優先的に対策しておきましょう。
独自形式問題で問われる力
eF-1Gの独自形式問題では、一般的な学力ではなく思考の柔軟性と処理速度が問われます。
単語連想問題では、発想力と語彙の幅が評価されます。
1つのキーワードから多角的に連想を広げられるかどうかが、高得点のカギです。
図形の法則性問題では、パターン認識力と論理的思考力が試されます。
複数のルールを同時に把握して正しい答えを導き出す力が求められるため、観察力の鍛錬が重要です。
分類・仲間外れ問題では、物事を抽象化して整理する力が問われます。
共通点と相違点を素早く見抜く力は、ビジネスにおける問題分析能力にも直結するため、企業が重視する能力の一つです。
これらの独自形式問題に共通するのは、事前の知識よりもその場での適応力が重要だという点です。
出題パターンを事前に把握し、似た問題で練習しておくことで、本番での適応力を高められます。
近年の出題傾向の変化
近年のeF-1Gでは、問題の多様化が進んでいる傾向が見られます。
従来の暗算や同義語に加えて、より思考力を問う問題が増えている印象です。
特に図形の法則性問題では、単純な回転や色の変化だけでなく、複数の要素が同時に変化する複合的な問題が増加しています。
また、単語連想問題では抽象的なキーワードが出題されるケースも報告されています。
「自由」「成功」「変化」のような抽象概念から連想を広げる問題は、具体的なモノを指すキーワードよりも難易度が高くなります。
数理系の問題でも、単純な暗算だけでなく表やグラフの読み取りと組み合わせた出題が見られるようになっています。
このような傾向を踏まえると、幅広い出題パターンに対応できるよう、さまざまなタイプの問題に触れておくことが効果的な対策となります。
eF-1Gの効果的な対策法
eF-1Gは独自形式の問題が多いため、対策の仕方に工夫が必要です。ここでは、出題パターン別の具体的な対策法を紹介します。
暗算力を鍛える方法
eF-1Gの暗算問題を攻略するには、日常的に暗算トレーニングを行うことが最も効果的です。
スマートフォンの暗算アプリを使えば、通学時間や隙間時間を活用して練習できます。
おすすめの練習方法は、2桁の足し算・引き算から始めて、徐々に3桁の計算や掛け算・割り算へとレベルを上げていくことです。
計算のコツとしては、キリのよい数字に分解して計算する方法が有効です。
たとえば「67 + 28」であれば「67 + 30 − 2 = 95」と計算すると速くなります。
また、掛け算は「分配法則」を活用すると暗算しやすくなります。
「15 × 12」は「15 × 10 + 15 × 2 = 150 + 30 = 180」と分解できます。
毎日10〜15分の暗算練習を2週間続ければ、計算速度は目に見えて向上します。
eF-1Gの暗算は難しい計算というよりもスピード勝負なので、反射的に答えが出るレベルを目指しましょう。
独自形式問題への対応策
eF-1Gの独自形式問題は、対策本が少ないため出題パターンの把握と類似問題での練習が主な対策になります。
単語連想問題の対策としては、日頃から連想ゲームを行うのが効果的です。
ランダムにキーワードを選び、1分間でできるだけ多くの関連語を書き出す練習を繰り返しましょう。
この際、同じカテゴリの言葉ばかり出すのではなく、視点を切り替えて多角的に連想することを意識します。
図形の法則性問題には、IQテストの練習問題やパズルゲームが活用できます。
図形の回転・反転・色の変化・要素の増減といった基本パターンを把握しておけば、本番で慌てずに済みます。
分類問題には、身の回りのものを使って分類トレーニングをするのも有効です。
たとえば5つの単語を並べて「仲間外れはどれか」を自分で考える練習をしておくと、本番での思考スピードが上がります。
独自形式は慣れが物を言うため、最低でも10パターン以上の類似問題を事前に解いておくことをおすすめします。
全体的な学習スケジュール
eF-1Gの対策は、受検の2〜3週間前から計画的に進めるのが理想的です。
1週目は出題パターンの把握に充てましょう。
本記事で紹介した例題を一通り解き、eF-1Gで出題される問題の全体像をつかむことが目標です。
2週目は苦手分野の集中対策を行います。
暗算が苦手ならアプリで毎日15分練習し、連想が苦手なら連想ゲームを毎日5セット行うなど、弱点を重点的に強化しましょう。
3週目は本番形式での練習に移ります。
制限時間を設定して複数の問題を連続で解き、時間配分の感覚を身につけます。
また、性格検査の対策も忘れずに行いましょう。
性格検査は一貫性を持って正直に回答することが大切ですが、事前に質問のパターンを知っておくと落ち着いて回答できます。
直前期には、受検環境の確認も行ってください。
自宅で受検する場合は、安定したネット接続と静かな環境を事前に確保しておくことが大切です。
eF-1Gに関するよくある質問
eF-1Gについて就活生からよく寄せられる質問に回答します。受検前の疑問を解消しておきましょう。
eF-1Gの対策本はある?
eF-1Gに特化した対策本は、現時点ではほとんど出版されていません。
SPIや玉手箱のように専用の問題集が多数販売されている状況とは異なり、eF-1G単独の対策本を書店で見つけるのは難しいのが実情です。
そのため、eF-1G対策としては複数の方法を組み合わせるのが効果的です。
言語系の問題はSPI対策本の語彙パートが活用できます。
同義語・反意語や慣用句の知識はSPIとeF-1Gで共通しているため、SPI対策本で十分カバーできます。
数理系は暗算アプリや計算ドリルで対応可能です。
独自形式についてはIQテストの問題集やパズル系のアプリが参考になります。
また、就活情報サイトの口コミや体験記で実際の出題内容を確認しておくことも重要な対策の一つです。
本記事のような例題付きの解説を活用して、出題パターンに慣れておきましょう。
eF-1Gは何分くらいかかる?
eF-1Gの受検にかかる時間は、能力検査が約30分、性格検査が約15分で、合計約45分が目安です。
ただし、受検前の説明画面や動作確認の時間を含めると、全体で50分〜1時間程度を見込んでおくとよいでしょう。
能力検査はセクションごとに制限時間が設定されており、時間が来ると自動的に次のセクションに移行します。
そのため、1つのセクションで時間をかけすぎても他のセクションに影響はありませんが、各セクション内での時間配分が重要になります。
特に暗算セクションは1問あたりの制限時間が非常に短いため、考え込まずにテンポよく解答することを心がけましょう。
分からない問題は飛ばして次に進む判断も大切です。
未回答でも減点にならないケースが多いため、確実に解ける問題から取り組む方が得点を最大化できます。
eF-1Gで落ちることはある?
eF-1Gの結果によって選考に落ちる可能性はあります。
企業がeF-1Gを導入する目的は候補者の能力と適性を測定することであり、結果が一定の基準に達しない場合は不合格となるケースがあります。
ただし、eF-1Gの評価基準は企業によって異なります。
能力検査の得点だけでなく、性格検査の結果や他の選考要素と総合的に判断する企業も多いです。
特に独自形式の問題は絶対的な「合格ライン」が設定されにくいため、全体的なバランスが重視される傾向にあります。
eF-1Gで不合格にならないためには、苦手分野を作らないことが大切です。
暗算・言語・独自形式のすべてのパターンにおいて一定水準以上の成績を出せるよう、バランスよく対策を進めましょう。
また、性格検査で矛盾した回答をすると評価が下がる可能性があるため、一貫性のある回答を心がけることも重要です。
まとめ
eF-1Gは、株式会社イー・ファルコンが提供する独自形式の適性検査です。
言語系・数理系に加えて、単語連想や図形の法則性発見など他のテストにはない独自形式の問題が出題される点が最大の特徴です。
IT・ベンチャー企業を中心に導入が増えており、志望する企業でeF-1Gが実施される可能性は今後さらに高まると考えられます。
対策としては、暗算トレーニングと出題パターンの事前把握が特に重要です。
本記事の例題を参考に出題形式に慣れておき、本番では落ち着いてスピーディーに解答できる準備を整えましょう。