
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
「自由闊達」「いざという時にお役に立つ」という企業文化を持ち、日本の損害保険業界を牽引し続ける東京海上日動。
同社の選考では、形のない「信頼」を売るビジネスだからこそ、あなた自身の「人間力」と「主体性」が極めて厳格に問われます。
最新の設問では、3つの取り組みを挙げさせることで「経験の幅」を、その後の400字で「思考の深さと完遂力」をチェックする構成になっています。
本記事では、同社が大切にする「Good Company」の精神に合致し、選考官に「この人物ならどんな困難も突破できる」と確信させるための戦略を解説します。
この記事を参考に、あなたの経験を東京海上日動の未来を担う信頼の証へと昇華させ、通過率を最大化させていきましょう。
ES通過率と結果通知のリアル
東京海上日動の選考は、業界トップクラスの志願者が集まる超激戦区です。ESの段階で「論理の一貫性」がないものは厳しく選別されます。
通過率は非公表ですが、特に「周囲を巻き込んだ経験」において、自分の役割と働きかけが不明確なものは評価されにくい傾向にあります。
結果通知については、マイページを通じて通常1週間から2週間程度で連絡が来ることが一般的です。
同社は「誠実さ」を重んじるため、選考プロセスにおいてもあなたの本質を見極めるための深い深掘りが行われます。
周囲に差をつけるためには、3つの活動に多様性(学業、スポーツ、アルバイト等)を持たせ、バランスの取れた人間性をアピールすることが肝要です。
ES設問一覧と評価のポイント
最新の東京海上日動ESは、活動の羅列と、その中の一つを深掘りする2段階構成です。
すべての回答を通じて、あなたが「自ら考え、周囲を動かし、結果に執着できる人材」であることを示す必要があります。
東京海上日動最新ES設問まとめ
・設問1:大学時代に力を入れて取り組んだことを3つ(箇条書き形式)
・設問2:最も力を入れた取り組みの詳細(活動期間、役割、人数、内容)(400文字以内)
各設問の解説と回答例
選考官に「この人物は現場でステークホルダーの信頼を勝ち取れる」と思わせるための、戦略的な回答例を提示します。
大学時代に力を入れて取り組んだこと(3つ)
ここでは、あなたの「多面性」を示します。異なるジャンルから選ぶのが王道です。
- 100名規模の体育会テニス部における、主将としての組織改革とリーグ昇格への挑戦
- 個別指導塾のリーダー講師として、校舎全体の志望校合格率を昨対比20%向上させた経験
- ゼミにおける「日本の防災意識」をテーマとした共同研究と、学会での論文発表
最も力を入れた取り組みの詳細(400文字以内)
損害保険の仕事に通ずる「リスクの特定」と「周囲への働きかけ」を意識して、STAR法で記述します。
個別指導塾のリーダーとして、担当校舎の合格率を昨対比20%向上させることに注力した。当時、講師30名の間で指導方針が共有されておらず、生徒の成績推移にムラがあることが課題だった。私は「校舎一丸となった合格」を目指し、二つの施策を講じた。第一に、全講師との個別面談による意識の統一だ。第二に、各生徒の苦手分野を可視化する独自の「進捗管理シート」の導入と、週一度の事例共有会の義務化だ。当初は作業増に反発もあったが、私が自ら全生徒100名分の下書きを作成する背中を見せることで、仲間の信頼と協力を得た。結果、講師間の連携が劇的に深まり、校舎史上最高の合格率を達成することができた。この経験から、困難な状況下で周囲を巻き込み共通の目的に導くには、徹底した現状分析と、自らが最も動くという誠実な姿勢が不可欠であることを学んだ。(398文字)
企業が求める人材・マッチング確認
東京海上日動が求めているのは、高い知性を持ちながらも、現場の最前線で泥臭く調整を重ね、成果を出し切る「覚悟のあるプロフェッショナル」です。
「いざという時」を支える仕事だからこそ、あなたのエピソードの中に「責任感」と「誠実さ」が滲み出ているかを確認してください。
セルフチェックリスト
提出前に、以下の5つのポイントがあなたの回答に宿っているか最終確認を行ってください。
- 3つの活動が、あなたの「多面的な魅力(知性、体力、社交性等)」を網羅しているか
- 400字の詳細において、直面した課題が「自分一人の問題」ではなく「組織の問題」になっているか
- 課題解決のために「あなたが具体的にどう周囲に働きかけたか」が明確か
- 結果として、定量的または定性的な「変化」が示されているか
- 文章全体から、東京海上日動の社員に相応しい「品格と熱意」が伝わってくるか
まとめ
東京海上日動のエントリーシートは、あなたの「人間としての器」を、社会のインフラを支えるためのロジックに乗せて伝える挑戦状です。
「To Be a Good Company」という高い理想を持つ同社だからこそ、飾らないあなた自身の「本気」を大切にしてください。
この記事で磨き上げた戦略的な回答を武器に、自信を持って国内損保の最高峰へ一歩踏み出しましょう。
「信頼の連鎖」を創り出し、世界をより良く変える仲間として、最高の結果を掴み取りにいきましょう。