
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
NTTコミュニケーションズ(現・NTTドコモビジネス)は、NTTドコモグループの法人ICT中核を担い、グローバルIPバックボーンやデータセンター、クラウド基盤「Smart Data Platform」、セキュリティサービスまでを一気通貫で手がける通信インフラの大手です。
そのサマーインターンは、ネットワークやクラウド、データサイエンス、セキュリティといった理系学生向けの技術コースが厚いことで知られ、情報・通信・電気電子・数学・物理系の学部生から院生まで毎年多くの応募が集まります。
編集部が就活体験談やエンジニア採用ページを確認したところ、応募の最初の関門になるのがSPIを用いたWebテストでした。
ここで一定のボーダーを超えられないと、現場受け入れ型の技術プログラムや早期選考の優遇ルートにたどり着けないため、通過率と対策の勘所を先に押さえておく価値は大きいといえます。
この記事では、編集部がNTTコム(NTTコミュニケーションズ)のサマー・秋・冬インターンWebテストの種類・通過率・ボーダーを検証し、理系学生がSPIで落ちないための対策ロードマップまで整理しました。
研究や院進スケジュールと両立しながら効率よく準備したい人ほど、最後まで読んでおくと選考対策の優先順位が見えてきます。
- NTTコミュニケーションズサマーインターンの選考フローと適性検査の位置づけ
- インターンで課されるSPIの種類・形式・試験時間
- サマー・秋・冬別の通過率とボーダーの目安
- 理系学生が落ちる人の傾向と効率的な対策法
- 28卒で2026年のサマー/秋/冬インターンに応募予定の人
- 情報・通信・電気電子・数学・物理系でネットワーク/クラウド/データサイエンス/セキュリティのエンジニアコースを狙う理系学生・院生
- 研究や院進準備と並行して、非言語が得点源で言語がやや手薄な人
- NTTコム本選考の早期選考優遇を見据えてインターンWebテストを突破したい人
目次[目次を全て表示する]
NTTコミュニケーションズサマーインターン選考の全体像と適性検査の位置づけ
NTTコムのインターン選考を突破するには、まずサマー・秋・冬の流れと、そのなかでWebテストがどこに置かれているかを理解することが出発点になります。シーズンごとに募集テーマや案内時期が異なるため、全体像をつかまないまま個別の対策に入ると優先順位を誤りがちです。本選考との違いも含め、選考フロー全体を俯瞰しておきましょう。
サマー・秋・冬の選考フローと28卒スケジュール
NTTコミュニケーションズのインターンは、サマー・秋・冬の複数シーズンで開催されます。
28卒の場合、サマーは6〜9月、秋は10〜11月、冬は12〜2月が応募・実施の目安です。
選考フローは「エントリーシート(ES)提出 → Webテスト → 面接(コースにより複数回)」が基本形で、技術コースではコーディング課題や専門質問が加わることもあります。
サマーは募集テーマが最も多く、ネットワーク・クラウド・セキュリティ・データサイエンスなど理系向けの現場受け入れ型プログラムが揃う一方で、応募者数も最多になります。
院進を予定する理系学生は、研究の中間発表や学会と応募時期が重なりやすいため、6月のうちにESとWebテストの準備を前倒ししておくとスケジュール破綻を避けられます。
本選考との違い
インターン選考と本選考は、課されるWebテスト自体は同じSPI系統でも、位置づけと重みが異なります。
本選考のWebテストは内定可否に直結する一次フィルターであり、ボーダーも相対的に厳しく設定される傾向があります。
一方インターンのWebテストは、参加者を選抜するためのスクリーニングであり、面接や成果でリカバリーできる本選考に比べて「足切りライン」の意味合いが強いのが特徴です。
ただしNTTコムの場合、サマーインターン参加者に早期選考や面接優遇の案内が届くケースが体験談で多く報告されており、インターンWebテストの突破がそのまま本選考の優遇ルートにつながります。
つまり理系学生にとっては、インターンWebテストを「本選考の前哨戦」と捉えて対策する姿勢が合理的です。
選考におけるWebテストの位置づけ
NTTコムのインターン選考でWebテストは、ESとほぼ同じ段階に置かれる初期スクリーニングです。
ESで志望動機や技術的関心を示しても、Webテストのボーダーを割ればその時点で不合格になり得るため、両者は車の両輪と考える必要があります。
とくに技術コースは応募者の専門性が高く、能力検査の数値だけでは差がつきにくいからこそ、性格検査を含めた総合評価でふるいにかけられます。
研究実績やプログラミング経験が豊富な理系学生でも、Webテストの基礎的な処理速度で取りこぼすと面接にすら進めません。
逆にいえば、Webテストは努力が点数に反映されやすい数少ない関門であり、対策コストに対するリターンが大きい領域だといえます。
NTTコミュニケーションズインターンで実施されるSPIの傾向
対策の精度を上げるには、NTTコムのインターンで課されるSPIがどの方式・科目で構成されているかを具体的に把握することが欠かせません。形式を取り違えると、せっかくの演習量が本番でかみ合わないまま終わってしまいます。種類・受検方式・試験時間・本選考との関係を順に検証していきましょう。
SPIの種類と受検方式
NTTコミュニケーションズのインターンWebテストは、SPI(テストセンターまたはWEBテスティング形式)が主流とみられます。
SPIはリクルートマネジメントソリューションズが提供する適性検査で、テストセンター形式では正答率に応じて出題難易度が変動する適応型ロジックが採用されています。
NTTドコモビジネスとしてグループ各社と採用基盤を共有する流れのなか、グループ内でもSPIが標準的に用いられる傾向があり、NTTデータやNTTドコモを併願する理系学生は対策を流用しやすい点がメリットです。
受検方式は、リアル会場・オンライン会場のテストセンター型と、自宅受検のWEBテスティング型のいずれかが指定されます。
応募コースや年度で方式が変わるため、応募後に届く案内メールで方式と期限を必ず確認してください。
出題科目と試験時間
SPIは言語・非言語・性格検査の3科目で構成されます。
テストセンター形式の場合、能力検査(言語・非言語)が合わせて約35分、性格検査が約30分が標準的な試験時間です。
言語では二語の関係・語句の意味・文の並べ替え・長文読解が頻出で、限られた時間で筆者の主張を素早く把握する読解力が問われます。
非言語では推論・割合・損益算・速度算・確率・集合などが出題され、テストセンターでは推論の比重が高い点が特徴です。
数学・物理系の理系学生は非言語が得点源になりやすい一方、言語が手薄になりがちなので、語彙と長文の対策を後回しにしないことが通過率を左右します。
本選考と同じか・インターン特有の傾向
NTTコムのインターンSPIは、本選考と同じSPI系統が使われる可能性が高いとみられます。
そのため、インターンで一度SPIを仕上げておけば、本選考でも同じ対策がそのまま生きるという二重のメリットがあります。
インターン特有の傾向としては、サマーは応募者が多いぶんボーダーがやや高めに設定されやすく、処理速度の差で合否が分かれやすい点が挙げられます。
また技術コースでは、能力検査の数値に加えて性格検査での協調性やチャレンジ志向が重視される傾向があり、エンジニア気質の理系学生でも性格検査を軽視すると取りこぼします。
院生は研究で論理的思考に慣れている反面、時間制約下のスピード処理は別スキルなので、本番形式での練習が欠かせません。
編集部が分析するNTTコミュニケーションズインターンWebテストの通過率とボーダー
通過率とボーダーは公式に公表されないため、編集部は就活体験談や口コミをベースに目安を検証しました。数値はあくまで参考値であり、年度やコースで変動する前提で読む必要がありますが、自分が確保すべき得点ラインの感覚をつかむ材料にはなります。サマー・秋・冬それぞれの傾向を踏まえて見ていきましょう。
通過率の目安(サマー/秋/冬別)
NTTコミュニケーションズのインターンWebテスト通過率は公表されていませんが、就活体験談ベースで推定すると目安が見えてきます。
編集部の整理では、応募が集中するサマーは通過率20〜30%程度、秋・冬は30〜40%程度とみられます。
サマーは技術コースの人気が高く理系の母集団もハイレベルになるため、Webテストの段階から競争が厳しくなりがちです。
秋・冬は応募者数が落ち着くものの、本選考直結型のプログラムが組まれることが多く、難易度自体はサマーと同水準と考えておくのが安全です。
いずれの数字も非公式な目安なので、「通過率に頼らず確実に上位を取る」つもりで準備するのが現実的です。
とくにネットワークやクラウド、データサイエンスといった人気の技術コースは応募者の質も高く、想定よりボーダーが上振れする前提で動いておくと安全側に倒せます。
ボーダーと正答率の目安
SPIのボーダーは点数そのものではなく偏差値ベースで評価されるため、明確な合格点は存在しません。
NTTコムのような大手通信・ICT企業のインターンでは、能力検査で正答率7割前後を一つの目安と捉える就活体験談が多く見られます。
非言語が得点源になる理系学生は、言語で大きく崩さなければボーダー到達は十分に狙えます。
逆に、長文読解や語彙で取りこぼすと総合点が押し下げられ、非言語の強みが相殺されてしまう点に注意が必要です。
性格検査にもライ・スケール(虚偽回答の検出)があるため、能力検査だけでなく性格検査の整合性もボーダー判定に影響すると考えておきましょう。
結果の使いまわしと注意点
SPIのテストセンター形式では、過去に受検した結果を別の企業へ送信する「使いまわし」が可能な場合があります。
手応えのある結果が手元にあれば使いまわしで負担を減らせますが、NTTコムのボーダーは高めの可能性があるため、自信がない結果を流用するのは避けたほうが無難です。
とくにサマーは母集団のレベルが高いので、過去のギリギリの結果を使うより、本番直前に仕上げて受け直すほうが通過率は上がります。
WEBテスティング型が指定された場合は使いまわしができないため、毎回フル受検が前提になる点も押さえておきましょう。
研究で多忙な院生ほど、「いつ、どの結果を出すか」をスケジュール込みで設計しておくと取りこぼしを防げます。
NTTコミュニケーションズインターンWebテストで落ちる人の傾向と回避策
編集部が体験談を分析すると、Webテストで落ちる人には共通パターンが見えてきます。実力不足というより、SPIの形式や配点構造を理解しないまま受けてしまうことが原因になっているケースが目立ちます。理系学生がとくにはまりやすい落とし穴を先に知り、回避策までセットで押さえておきましょう。
落ちる人に共通する3つの傾向
NTTコムのインターンWebテストで落ちる人には、おおむね3つの共通点があります。
1つ目は対策不足のままぶっつけ本番で受け、SPI特有の出題形式に面食らうケースです。
2つ目は非言語に自信があるあまり言語対策を後回しにし、長文読解や語彙で総合点を落とすパターンです。
3つ目は能力検査ばかり重視して性格検査を軽視し、回答の一貫性を欠いて評価を下げてしまうケースです。
理系学生は1問の精度を追い込む研究的な姿勢が裏目に出て、難問にこだわり時間切れになりがちな点も見逃せません。
時間配分ミスの回避策
SPIで最も多い失点要因が、時間配分のミスです。
テストセンターは1問ごとに制限時間があり、難問で立ち止まると後半の解ける問題まで落とす悪循環に陥ります。
回避策は、解けない問題は潔く飛ばし、確実に取れる問題から拾うという割り切りです。
理系学生は厳密に解こうとする癖があるため、本番では「正確さより回転率」を意識し、概算や選択肢の絞り込みで時間を稼ぐ感覚を身につけましょう。
本番形式の模試で1問あたりの体感時間を体に覚えさせておくと、当日のペース配分が安定します。
性格検査で落ちる人
能力検査を突破しても、性格検査で評価を落として落ちる人がいます。
NTTコミュニケーションズは法人顧客の課題にチームで挑む事業特性から、協調性・コミュニケーション力・チャレンジ精神との適合度が重視されます。
エンジニア気質で「一人で黙々と進めたい」傾向が強く出すぎると、チームでの課題解決を求める社風とのミスマッチと判定されかねません。
とはいえ自分を偽る必要はなく、約300問を短時間で回答するなかで回答の一貫性を保つことが最大のポイントです。
事前に自己分析を済ませ、技術職としての自分の強みと志向を言語化しておくと、回答のブレを防げます。
編集部おすすめのNTTコミュニケーションズインターンWebテスト対策ロードマップ
限られた時間で通過率を最大化するには、科目ごとに優先順位を付けて対策する設計が有効です。やみくもに全分野へ手を広げるより、得点源と弱点を切り分けて投資配分を決めるほうが、研究で多忙な理系学生には現実的です。ここでは言語・非言語・効率化の3ステップでロードマップを提案します。
言語対策
非言語が得点源になりやすい理系学生こそ、言語を最初に固めるのが通過率を上げる近道です。
まず二語の関係・語句の意味といった知識系を1冊の問題集で網羅し、頻出パターンを暗記レベルまで落とし込みます。
長文読解は、設問を先に読んで必要な情報だけを拾う「設問先読み」を習慣化すると、読解時間を大幅に短縮できます。
研究で英語論文を読み慣れている人でも、SPIの日本語長文は速度と要約力が問われる別物なので、専用の演習が必要です。
1日15分でも継続すれば、言語は短期間で底上げしやすい科目なので、後回しにせず早めに着手しましょう。
非言語対策
非言語は理系の得点源ですが、SPI特有の出題に最適化する余地が大きい科目です。
推論・割合・損益算・速度算・確率・集合といった頻出分野を解法パターンごとに整理し、瞬時に手が動く状態を作ります。
とくにテストセンターは推論の比重が高いため、推論の典型パターンを集中的に演習しておくと得点が安定します。
数学の難問を解く力ではなく、基礎問題を速く正確にさばく処理力が問われる点を意識しましょう。
院生は高度な数式に慣れている反面、単純計算のスピードが鈍っていることもあるため、計算ドリルで瞬発力を取り戻しておくと安心です。
「答え」を探すより効率的な対策法
ネット上には「SPIの答え」や「解答集」を探す動きがありますが、編集部はおすすめしません。
テストセンターは適応型で出題が変動するうえ、不正受検が発覚すれば早期選考の優遇どころか選考自体を失うリスクがあるからです。
遠回りに見えても、本番形式の模試を繰り返して自分の弱点を特定し、潰していくほうが確実に通過率を上げられます。
模試で時間配分と推論パターンを体に覚えさせれば、出題が変わっても対応できる「再現性のある実力」が身につきます。
研究と両立する理系学生こそ、答え探しの時間を本番演習に投資するほうが費用対効果は高いといえます。
NTTコミュニケーションズインターンのES・面接・GD対策
Webテストを突破した先には、ES・GD・面接が控えています。Webテスト対策に追われて後工程の準備が手薄になると、せっかく一次の関門を超えても次で足踏みしかねません。技術コースで評価されるポイントを押さえ、Webテスト対策と並行して早めに準備を進めておきましょう。
ESの傾向
NTTコミュニケーションズのインターンESでは、志望動機に加えて「学生時代に力を入れたこと」や技術的な関心が問われる傾向があります。
技術コースでは、研究テーマやプログラミング・ネットワーク・データ分析の経験を具体的に書けるかが評価の分かれ目です。
NTTコムが手がけるデータセンター・クラウド・グローバルネットワーク・セキュリティのどの領域に関心があるかを明確にすると、志望度の高さが伝わります。
抽象的な「社会貢献がしたい」ではなく、自分の専門と事業領域を結びつけた具体性が刺さります。
Webテストと同時並行で準備が必要なので、応募シーズンの早い段階から書き始めておきましょう。
GD対策
コースによってはグループディスカッション(GD)が課されます。
NTTコムのGDでは、法人顧客の課題解決を題材にしたお題が出されることがあり、論理性とチームでの協働姿勢の両方が見られます。
理系学生は議論の精緻化に強い一方で、自説に固執しすぎると協調性の面でマイナス評価になりがちです。
結論を急がず、メンバーの意見を整理して合意形成に貢献する「ファシリテート役」を意識すると評価されやすくなります。
性格検査で見られる協調性とGDでの振る舞いは一貫させると、評価のブレがなく信頼性が高まる点も覚えておきましょう。
面接でよく聞かれる質問
面接では、志望動機・自己PR・研究内容に加えて、技術的な深掘り質問が想定されます。
「あなたの研究を専門外の人にどう説明するか」といった技術を平易に伝える力を問う質問は、法人ICT企業らしい頻出パターンです。
「数あるNTTグループのなかでなぜNTTコミュニケーションズか」も定番で、データセンターやグローバルネットワークなど固有の強みを語れると差別化できます。
院進予定者には、修了後のキャリアや研究と事業の接点を尋ねられることもあるため、自分の言葉で答えられるよう準備しておきましょう。
逆質問では、技術職としての成長環境や担当領域に踏み込むと、志望度の高さが伝わります。
NTTコミュニケーションズならではのグローバルネットワークやデータセンター運用に関する具体的な問いを用意しておくと、事業理解の深さも同時に示せます。
まとめ:NTTコミュニケーションズサマーインターンWebテストを突破するために
ここまで、NTTコミュニケーションズ(NTTドコモビジネス)のサマー・秋・冬インターンWebテストについて、編集部が通過率・ボーダー・対策を検証してきました。最後に理系学生が押さえるべきポイントを整理します。
NTTコムのインターンWebテストはSPI系統が主流で、能力検査約35分・性格検査約30分の構成が標準的です。
通過率の目安はサマーで20〜30%、秋・冬で30〜40%程度とみられ、能力検査は正答率7割前後を一つの目標ラインに据えると現実的です。
落ちる人の傾向は、対策不足・言語の手薄さ・性格検査の軽視・時間配分ミスに集約されるため、理系学生は得点源の非言語に油断せず言語と性格検査を早めに固めましょう。
対策は「答え探し」より本番形式の模試の反復が効率的で、インターンSPIは本選考にもそのまま生きる二重のリターンがあります。
28卒はサマー6〜9月・秋10〜11月・冬12〜2月のスケジュールを踏まえ、研究や院進準備と両立しながら早めに準備を始めることが、早期選考の優遇ルートを掴む最短ルートです。
本記事を参考に、自分の弱点を特定して計画的に対策を進め、NTTコミュニケーションズのインターンWebテストを確実に突破してください。