
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
ヒューリックの本選考を理系学生として受けるとき、研究やゼミと並行しながらWebテスト対策をどう進めればよいか悩む人は多いはずです。
不動産デベロッパーは文理を問わず人気が高く、採用枠が極端に狭いため、序盤のWebテストでつまずくと面接にすらたどり着けません。
ヒューリックの本選考ではSPIを中心とした適性検査が課されるとされ、しかも選考序盤と面接フェーズの2回にわたって受検する運用との情報があります。
この記事では、Digmedia編集部が競合各社の選考体験談や公式採用サイトの情報を突き合わせ、ヒューリックのWebテストの出題傾向・合格ラインの目安・対策ロードマップを整理しました。
研究と両立しながら最短で突破したい理系学生に向けて、得点源にしやすい科目と手薄になりがちな科目のバランスまで踏み込んで解説します。
- ヒューリックの選考フローとWebテストが置かれている位置づけ
- 本選考で課されるSPIの出題科目・試験時間・受検方式の目安
- ボーダーラインと採用難易度の体験談ベースの相場感
- 研究と両立しながら進める逆算型の対策スケジュール
- ES・面接で評価される観点と理系ならではの注意点
- 研究と両立しながらヒューリックのWebテスト対策を効率化したい理系学生
- 技術職・研究職を含む総合職として不動産業界を志望している人
- 非言語は得意だが言語が手薄になりがちで不安を感じている人
- 院試や修論と選考スケジュールが重なりそうな修士の学生
- 2回あるとされるWebテストの内容差を事前に把握しておきたい人
目次[目次を全て表示する]
ヒューリックの選考と適性検査の全体像
ヒューリックのWebテスト対策を考える前に、まずは会社が何を重視し、選考全体のどこにWebテストが組み込まれているかを把握しておきましょう。
編集部の視点では、ヒューリックは少数精鋭の総合職採用で人物重視の傾向が強く、Webテストは「人物を見る前の足切り」と「面接フェーズでの適性把握」という二段構えで使われていると読み取れます。全体像を押さえると、どの段階でどれだけ力を割くべきかが見えてきます。
ヒューリックの事業・求める人物像と選考の特徴
ヒューリックは不動産の所有・賃貸・売買・仲介をコアに、東京23区中心の駅近立地にオフィスビルや商業施設を多数保有しています。
近年は開発やCRE、VA事業に加え、高齢者住宅・健康・観光・教育など多角的に事業領域を広げており、建築・土木系の理系人材が専門性を活かせる余地も想定されます。
求める人物像として公式が掲げるのは、積極性・チャレンジ志向・プロフェッショナル志向・当事者意識の高さです。多様性や社員個々の個性を尊重する姿勢も明示されており、選考では「自分の言葉で語れる人柄」が見られていると考えてよいでしょう。
応募資格は全学部全学科対象で、四年制大学・大学院の卒業/修了見込みであれば文理を問いません。建築や土木を専攻する理系学生も、職種別ではなく総合職として応募できると読み取れる点は押さえておきたいところです。
初任給は2026年4月時点で大卒35.0万円・修士了39.0万円とされ、入社後1年以内に宅地建物取引士の取得が原則必須(取得費用補助あり)という制度面も、理系出身者が事業の専門性に向き合ううえで知っておくと志望動機に厚みが出ます。
ヒューリックの選考フロー(エントリー〜内定)
公式採用サイトの情報を整理すると、本選考はマイページ登録から始まり、書類選考ではWEBエントリーシートに加えて自己アピール動画の提出が求められます。
その後、自宅受験が可能とされるWEBテスト1を受け、グループディスカッション(東京本社またはオンライン、20分程度との体験談)に進みます。
面接は複数回行われ、その合間に2回目のWEBテストが実施されるとされています。最終的に内定となり、入社前課題はないとの情報です。なお「エントリー期間は選考の優劣に一切影響しない」と公式が明記している点は、研究で多忙な理系学生には安心材料といえます。
選考全体のなかでWebテストが占める位置づけ
ヒューリックのWebテストが特徴的なのは、序盤と面接フェーズの2回にわたって登場すると見られる点です。
序盤のWEBテスト1は能力検査中心で、応募者を一定数に絞る足切りの役割を担っていると推測されます。面接の合間のWEBテスト2は性格・適性寄りで、人物理解を補強する用途との見方が体験談ベースで語られています。
つまり、Webテストは単なる通過儀礼ではなく、能力面と人物面の両方を測る重要工程です。理系学生は能力検査の地力があっても、性格検査で一貫性を欠くと面接評価に響くため、両方を意識した準備が欠かせません。
とりわけ序盤の足切りで落ちると、せっかく磨いた研究エピソードや志望動機を面接で語る機会すら得られません。学校推薦のような救済ルートがメーカー型ほど整っていない自由応募中心の選考と見られるため、Webテストの通過は自力で確実に押さえるべき関門だと位置づけておきましょう。
ヒューリックで実施されるSPIの出題傾向
ここからは、ヒューリックの本選考で実際にどのようなテストが課されるのか、種類・受検方式・科目構成を編集部の調査ベースで整理します。
適性検査の正体が分かると、対策の優先順位が一気に明確になります。特に理系学生は非言語で稼ぎやすい一方、言語と性格検査に油断が出やすいので、出題傾向を正しく把握して時間配分を組み立てることが重要です。
ヒューリックのWebテストの種類と受検方式(テストセンター/自宅受検)
ヒューリックの本選考の適性検査はSPIが中心とされ、媒体によっては玉手箱やTAL(性格検査系)の出題可能性に言及するものもあります。
受検方式は自宅受験型(WEBテスティング形式)が主との情報で、テストセンター指定の明確な記述は確認できませんでした(要確認)。
自宅受験が前提なら、研究室や自室の通信環境・静かな時間帯を事前に確保しておくことが現実的なリスク管理になります。理系学生は実験や輪講の合間に受検枠を入れがちですが、計算用紙や電卓の準備を含め、落ち着いて取り組める条件を整えておきましょう。
出題科目と試験時間(言語・非言語・性格検査)
SPIを想定した一般的な目安では、能力検査(言語+非言語)が約35分、性格検査が約30分という構成が標準的です。
言語は2語の関係・語句の意味や用法・長文読解が中心で、非言語は数表の読み取り・順列組合せ・確率・推論・集合・速さ・損益算などが出題されます。
TALが課される場合は図形配置+質問形式の性格テストで、テスト1が約15分・テスト2が約5分(合計約20分、制限40分目安)との情報です。玉手箱が出るケースでは計数・言語・性格の3科目で計約76分との目安記述もあり、どの形式でも対応できる基礎力を作っておくと安心です。
SPIならではの頻出問題の傾向
SPIの非言語は、推論や集合のように「条件を整理して場合分けする」問題が得点差を生みやすい領域です。
理系学生は数式処理に強い反面、損益算や割合の文章題で読み違えるケースがあり、計算力より日本語の条件読解でミスが出やすい傾向があります。
言語では、語句の意味や2語の関係といった知識系がスピード勝負になります。長文読解は設問の根拠を本文から素早く特定する練習が効きます。普段論文を英語で読む理系でも、SPI特有の短時間処理に慣れていないと取りこぼすため、形式慣れを優先するのが得策です。
なお、不動産総合職では英語(ENG)の出題に言及する上位記事は確認できず、必須でない可能性が高いと見られます(要確認)。性格検査やTALが課される場合は、技術職寄りの適性として「主体性」や「協調性」がどう表れるかを見られるため、奇をてらわず一貫した回答を心がけることが安全です。
ヒューリックのWebテストのボーダーと正答率の目安
対策のゴールを決めるうえで欠かせないのが、どの程度の正答率を確保すれば通過できるのかという相場感です。
ここでは体験談ベースの数値を「目安」として紹介します。いずれも公式が公表した値ではないため、断定的に受け取らず、余裕を持った得点を狙う指針として使ってください。採用枠の狭さがボーダー感に与える影響も併せて解説します。
ヒューリックのボーダーラインの目安
大手不動産の難関企業という位置づけから、ヒューリックのWebテストのボーダーは6〜7割を想定する記述が多く見られます。
「6割では不安、7割は確保したい」という見解がある一方、「5〜6割を目指せば通過」とする記事もあり、媒体間で幅があります(就活体験談ベース)。
テスト自体の難易度は標準〜普通とされますが、採用枠が狭いぶん足切りラインは相対的に上がりやすいとの見方が有力です。理系学生としては、得意な非言語で7割超を安定させ、言語の取りこぼしを最小化して全体で7割前後を狙う設計が無難でしょう。
ヒューリックの採用倍率と通過の難易度
公式募集要項では採用予定人数が「10名前後」とされ、2021年度実績は計12名(男8・女4)、別記事では実績9名との数字もあります。
毎年ひとケタ〜十数名の少数採用であり、具体的な倍率は各記事とも未掲載ですが、採用枠の狭さから倍率は高くなりやすいと推測されます。
業種別の就職難易度では不動産は上位(記事では31業種中3位との記載)とされる一方、東洋経済「入社が難しい有名企業ランキング200」には未ランクインです。難易度は高いものの、テスト自体が突破不能なわけではなく、足切りを確実に超える準備が鍵になります。
また、内定者の多くがインターン経由との情報も多く、インターン参加者には早期選考や選考フロー一部カット、リクルーター優遇といったルートがあるとの体験談もあります(要確認)。理系学生は研究で多忙なぶん、こうした早期接点を活かせると本選考の負担を分散でき、結果的にWebテスト対策の時間も確保しやすくなるでしょう。
テスト結果の使い回しはできる?
SPIのテストセンター形式では、一度受検したスコアを他社に送信できる「使い回し」が一般的に可能とされています。
ただし、ヒューリックの受検方式が自宅受験型(WEBテスティング)主体との情報であれば、使い回しの前提となるテストセンター受検かどうかは要確認です。
仮に使い回せる場合でも、結果に自信があるときに限定するのが基本です。理系学生は院試や研究の繁忙期と選考が重なりやすいため、好成績を出せたタイミングのスコアを活かす戦略は有効ですが、企業ごとに求める水準が異なる点には注意し、ヒューリックの難関度を踏まえて慎重に判断しましょう。
自宅受験型が主とされる以上、使い回しを前提にせず、ヒューリック向けにあらためて受検する想定で準備しておくほうが安全です。受検方式が公式に確定していない以上、最新の選考体験談で一次情報を確認したうえで、当日に焦らない段取りを組んでおきましょう。
編集部が分析するヒューリックWebテスト対策ロードマップ
ここからは、限られた時間で結果を出すための具体的な対策手順を、研究と両立する前提で提案します。
理系学生は実験・ゼミ・院試などで可処分時間が読みにくいからこそ、教材選びと進め方、スケジュールの逆算が成否を分けます。編集部の視点で、最短ルートになる優先順位を整理しました。
SPI対策におすすめの問題集・進め方
まずは市販のSPI対策本を1冊に絞り、最初から最後まで通すことを最優先にしてください。複数冊を中途半端に触るより、1冊を反復して解法パターンを定着させるほうが短時間で伸びます。
進め方は、初回で全範囲を一周して苦手分野を洗い出し、二周目以降は推論・損益算・確率など失点しやすい単元を重点的に潰すのが効率的です。
理系学生は非言語をスキップしがちですが、SPI特有の出題形式に慣れる意味で一度は通しましょう。言語は知識系の暗記と長文の根拠探しに分けて、隙間時間で回すと時間対効果が高くなります。
練習できるアプリ・模試サービス
問題集と並行して、スマホで解けるSPI対策アプリや模試サービスを使うと、移動時間や実験の待ち時間を学習に充てられます。
アプリは1問単位で取り組めるため、スキマ時間の多い理系の生活リズムと相性が良いのが利点です。
本番形式の模試サービスは、制限時間内に解き切る感覚と自分の正答率を把握するのに役立ちます。ヒューリックのボーダー目安である7割前後を本番前に安定して超えられるか、模試で確認しておくと安心です。性格検査の練習も含むサービスを選べば、TALや性格検査への耐性づくりにもつながります。
逆算した対策スケジュールの組み方
対策はWEBテスト1の受検日から逆算して組むのが基本です。目安として、本番の3〜4週間前に問題集を一周、2週間前から苦手単元の反復、直前1週間は模試で時間配分を仕上げる流れが現実的です。
研究や院試と並行する場合は、1日30分でも毎日触れることを優先し、まとまった時間が取れる週末に模試をぶつけるとリズムが崩れにくくなります。
修士の学生は学会や修論の山場と重なりやすいので、繁忙期を避けて早めに一周を終え、選考期は仕上げに専念できるよう前倒しで進めておきましょう。
具体的には、研究のコアタイムが固まっている平日は1日30分のアプリ演習に絞り、実験が一段落する週末に60〜90分の模試をぶつけるなど、生活リズムに合わせた配分が続けやすくなります。2回目のWEBテストが面接フェーズに控える点も踏まえ、能力検査の仕上げだけでなく性格検査の回答方針も早めに固めておくと、後半戦で慌てずに済みます。
ヒューリックのES・面接対策
Webテストを突破した先に待つのが、ESと複数回の面接です。ヒューリックは人物重視の傾向が強いため、テスト対策と並行してこちらも早めに準備しておく価値があります。
ここでは、自己アピール動画というヒューリック特有の要素も含め、ES・一次/二次面接・最終面接で評価される観点を体験談ベースで整理します。理系学生が陥りやすい「研究の話に終始して志望度が伝わらない」失敗も避けたいところです。
ヒューリックのESの傾向と通過のポイント
ヒューリックのESは、文章に加えて自己アピール動画の提出が必須という特徴があります。動画では人柄や個性が直接伝わるため、内容の論理性だけでなく表情や話し方も評価対象になると考えられます。
ES通過率は約70%程度との推計記述(公式数値ではない)もあり、書類段階で大きく絞られるわけではない一方、志望動機の質で差がつきます。
理系学生は研究内容の説明に偏りがちですが、なぜ不動産か、なぜヒューリックかを当事者意識を持って語ることが通過の鍵です。研究で培った課題解決力を事業とどう結びつけるかまで踏み込めると説得力が増します。
一次・二次面接で聞かれる質問
一次面接は学生1〜3名×面接官1〜2名で、個人またはグループ形式との体験談があります。基本的なガクチカや志望動機、人柄を確認する場と見られます。
二次以降では、志望度の高さや当事者意識を掘り下げる質問が増える傾向です。「なぜ他のデベロッパーではなくヒューリックか」に答えられるかが評価を左右します。
理系学生は、研究で身につけた論理的思考や粘り強さを、抽象論ではなく具体的なエピソードで語ると伝わりやすくなります。チームでの役割や、当事者として課題に向き合った経験を準備しておきましょう。
最終面接で評価される観点
最終面接は学生1名×社員1〜3名の個人面接形式との体験談で、志望度確認の色合いが強いとされます。
ここまで来ると能力面はある程度クリアしている前提で、入社意思の強さと価値観の一致が最重視されると考えられます。
ヒューリックが掲げる積極性・チャレンジ志向・プロフェッショナル志向・当事者意識に、自分の経験や将来像をどう重ねられるかを言語化しておきましょう。理系学生なら、専門性を活かして不動産事業のどこに貢献したいかを具体的に描けると、志望度の本気度が伝わります。
ヒューリックのWebテストに関するよくある質問
最後に、ヒューリックのWebテストについて理系学生からよく挙がる疑問を、編集部の調査ベースで整理します。
対策の開始時期や難易度、落ちる原因といった不安は、相場感を知るだけで解消できるものが少なくありません。研究と両立する前提で、現実的な落としどころを提示します。
対策はいつから始めるべき?
結論としては、本選考エントリーの1〜2か月前から始めるのが安心です。SPIは形式慣れが効くため、早く始めるほど直前の負担が軽くなります。
理系学生は研究や院試の繁忙期と選考が重なりやすいので、繁忙期を避けて早めに問題集を一周しておくと、選考期に仕上げへ集中できます。
「エントリー期間は選考の優劣に影響しない」と公式が明記しているため、焦って早期エントリーするより、テストの準備を整えてから臨むほうが結果的に得策です。
ヒューリックのWebテストは難しい?
テスト自体の難易度は標準〜普通とされ、SPIの基礎をきちんと固めれば対応できるレベルです。
ただし、採用枠が10名前後と極端に狭いため、足切りラインが相対的に上がりやすい点には注意が必要です。
つまり「問題が難しい」というより「合格者が少ないぶん高めの得点を求められやすい」と捉えるのが実態に近いでしょう。理系学生は得意の非言語で得点を積み、言語の取りこぼしを抑えれば、7割前後の安定した得点は十分狙えます。
落ちる原因は?
Webテスト段階で落ちる主な原因は、時間配分の失敗と性格検査の一貫性の欠如だと考えられます。
非言語に時間をかけすぎて言語を解き切れない、あるいは性格検査で回答に矛盾が出て人物評価を下げる、といったパターンが体験談で語られます。
理系学生は能力検査に自信があっても、自宅受験ゆえの環境トラブルや、設問の読み違いで足元をすくわれることがあります。模試で本番形式に慣れ、性格検査も素直かつ一貫して答える練習をしておくことが、取りこぼしを防ぐ最善策です。
もう一つ見落とされがちなのが、対策開始の遅れです。研究を優先するあまり直前まで手をつけず、形式に慣れないまま本番を迎えると、難易度は標準でも時間内に解き切れずに落ちてしまいます。早めの一周で地力を作っておけば、こうした準備不足による失点は十分に防げます。
まとめ:ヒューリックのWebテストを最短突破するために
ヒューリックの本選考では、SPIを中心とした適性検査が序盤と面接フェーズの2回にわたって課されるとされ、能力面と人物面の両方が見られています。
ボーダーは6〜7割を目安とする見方が多く、採用枠が10名前後と狭いぶん足切りは相対的に上がりやすいため、理系学生は得意の非言語で7割超を安定させ、言語と性格検査の取りこぼしを抑える設計が有効です。
対策は本選考の1〜2か月前から問題集1冊を反復し、アプリと模試でスキマ時間を活用しながら、研究や院試の繁忙期を避けて前倒しで仕上げるのが現実的です。
ESでは自己アピール動画と志望動機の質、面接では当事者意識と志望度の高さが評価の鍵になります。Webテストを確実に突破し、研究で培った力を語れる準備を整えて、少数精鋭の選考を勝ち抜きましょう。