
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
建設用クレーンや高所作業車の国内トップメーカーとして知られるタダノは、理系学生を中心に注目度の高いインターンシップを毎年実施しています。
ものづくりの最前線に触れられる本格的なプログラムのため、参加を目指す就活生も多く、競争率はそれなりに高いと言われています。
この記事では、タダノのインターンシップの選考フロー・倍率・優遇情報・落ちた後の本選考対策まで、最新情報をもとに詳しく解説します。
なお本記事では、正式名称「インターンシップ」と区別なく、慣例に従いインターンと表記する場合があります。
建設機械業界への就職を考えている方は、ぜひ最後まで読んで選考準備に役立ててください。
目次[目次を全て表示する]
【タダノのインターン】特徴と魅力は?
タダノのインターンは、建設用クレーンや高所作業車の開発・設計に関わる本格的な技術体験ができる点が最大の特徴です。
プログラムでは、構造・機構技術や動作制御、画像・AI、プロダクトデザインといった複数のテーマから自分の専門に近いものを選んで取り組みます。
単なる見学に留まらず、実際の解析ソフトやシミュレーションを使った業務体験が用意されており、最終日には現役社員の前で成果を発表する報告会が実施されます。
香川県高松市にあるタダノイノベーションセンターで実施されるため、普段なかなか見ることのできない開発拠点の雰囲気を肌で感じられることも魅力です。
インターンシップを通じて社員と直接交流できる機会が設けられており、職場環境や社風を深く理解するうえでも非常に有益なプログラムと言えるでしょう。
【タダノのインターン】会社概要の紹介
タダノは1948年創業の建設機械メーカーで、建設用クレーン・車両搭載型クレーン・高所作業車などの製造・販売・サービスを手がけています。
日本国内に留まらずグローバル展開を積極的に進めており、建設機械分野では世界有数のポジションを確立しています。
「人と機械と地球の共栄」を企業理念に掲げ、安全性・環境性能・操作性の追求を続けているメーカーです。
| 会社名 | 株式会社タダノ |
|---|---|
| 本社所在地 | 香川県高松市新田町甲34番地 |
| 設立 | 1948年(創業) |
| 事業内容 | 建設用クレーン・車両搭載型クレーン・高所作業車・アクセス機器の製造・販売・サービス |
| 従業員数 | 約1,600名(グループ連結ではさらに多数) |
| 証券コード | 6395(東証プライム) |
| 採用職種 | 研究・開発職/生産技術職/営業職/企画スタッフ職 |
タダノの採用倍率
タダノの本選考における採用倍率について、公式から明確な数字は公表されていません。
ただし建設機械業界の中でも知名度・安定性ともに高い企業であり、特に理系学生からの応募が集まるため、インターンシップ・本選考ともに相応の競争が発生していると考えられています。
技術系職種への応募者が多い傾向があり、数倍〜十数倍程度の倍率という声も一部で聞かれますが、公式には確認できない情報です。
選考倍率に関わらず、早めに企業研究・選考対策を始めることが内定獲得への近道です。
タダノの平均年収
タダノの平均年収については、複数の求人・転職情報サービスのデータをもとにすると、600万円台前後とも言われています。
ただし年収は職種・年次・個人評価によって大きく異なるため、あくまでも参考値として捉えてください。
製造業・建設機械メーカーとして国内でも安定した事業基盤を持ち、ものづくりに関わるエンジニアとしてのキャリアを長期的に積める環境が整っています。
理系はどのような職種がある?
タダノでは理系学生を対象とした職種が複数設けられており、技術系人材の採用を積極的に行っています。主な職種は以下のとおりです。
- 研究・開発職(クレーン本体・油圧・電子制御・ソフトウェア・AIなど)
- 生産技術職(製造プロセスの開発・改善・設備設計)
- SE職(社内システムの設計・開発・運用)
- 品質保証・品質管理職
- 技術営業職(製品の技術提案・サポート)
インターンシップで体験できる職種は主に研究・開発系が中心ですが、SE職向けプログラムが別途用意されている場合もあります。
自分の専攻・スキルセットに近い職種のプログラムを選ぶことで、より実践的な体験が得られます。
採用実績のある大学・大学院
タダノでは全国の国公立・私立大学の理系学部・大学院からの採用実績があります。
インターンシップの応募資格として「全国の国公立・私立大学の修士学生」と明記されており、特定の大学・大学院に限定された採用ではありません。
公式に出身大学・大学院の一覧が公表されているわけではないため、特定校への偏りについては明言できませんが、専攻と技術適性が重視される傾向が見受けられます。
研究内容や取り組んだテーマがタダノの事業領域と関連するほど、選考でのアピールにつながりやすいと考えられています。
【タダノのインターン】インターンの概要
タダノのインターンシップは主に夏季に集中して実施されており、理系大学院生を主要ターゲットとした本格的な技術体験型プログラムです。
参加することで建設機械開発の現場を直接体感でき、就活の方向性を見定める貴重な機会になります。
インターンの内容
タダノのインターンシップは、建設機械の開発・設計に関わる実務体験を中心に構成されています。プログラムは数日間にわたって実施され、参加者は以下のような流れで体験を積みます。
まず初日に会社紹介と工場見学が行われ、タダノの事業全体像や製品ラインナップを把握したうえで、本社・開発拠点であるタダノイノベーションセンターの施設を見学します。
続いて、参加者は構造・機構技術、動作制御技術、画像・AI技術、プロダクトデザインの4テーマから1つを選択し、テーマに沿った業務体験に取り組みます。解析ソフトを使ったシミュレーションや基礎実験を行うなど、実際の開発現場に近い作業を体験できます。
最終日には社員の前で成果報告会が実施されます。限られた期間で得た知見をまとめてプレゼンする経験は、就職後にも直結するスキルを養う場となっています。交通費は会社規定に基づき一部補助、遠方参加者向けに宿泊費補助もある場合があります。
技術テーマを選べる柔軟な設計となっているため、自分の専門性を活かした体験ができる点も大きな魅力です。
締め切りはいつ?夏・冬の募集スケジュール
タダノのインターンシップは夏季(8〜9月頃)を中心に実施されており、エントリー受付は春から夏の初め(5〜7月頃)にかけて行われる場合が多いとされています。
冬季インターンシップについては、年度によって実施の有無や規模が異なる場合があるため、公式採用サイトやマイナビ・リクナビの企業ページで最新情報を確認することを推奨します。
28卒向けの募集スケジュールは、2026年春〜夏に順次公開される見込みです。応募機会を逃さないよう、早めにマイページ登録を済ませておくことが重要です。
タダノのインターンシップの特徴
タダノのインターンシップには、他の建設機械・重工メーカーと比較しても際立つ特徴がいくつかあります。
第一に、院生限定(一部テーマを除く)という高い参加資格設定が挙げられます。修士・博士課程の学生を主な対象としており、実務レベルに近い高度な技術体験が提供されます。
第二に、4テーマから選択できる柔軟な設計です。専攻・興味・キャリア志望に合わせてテーマを選べるため、参加者それぞれに合った体験ができます。
第三に、報告会を通じた社員との実質的な交流が設けられており、職場の雰囲気や求められる人材像を直接感じ取れる機会が充実しています。
【タダノのインターン】インターンの選考フロー
タダノのインターンシップには選考が設けられており、エントリーから参加決定まで複数のステップを通過する必要があります。
以下に、一般的に報告されている選考ステップを整理します。なお、年度・プログラムによって細部が異なる場合があるため、公式情報を必ず確認してください。
公式採用サイトまたはマイナビ・リクナビからエントリーを行い、マイページを開設します。
志望動機・研究内容・自己PR・希望テーマなどを記載したESを提出します。技術系プログラムでは研究概要の記載が重要視されます。
オンラインで実施される適性検査や基礎学力テストを受験します。技術系職種への応募のため、理系的な思考力が問われる可能性があります。
オンラインまたは対面で実施されます。研究内容・志望動機・入社後にやりたいことなどが問われる傾向があります。社員複数名が面接官を担う形式が多いとされています。
選考通過後、実施日程の連絡が届きます。遠方参加者向けの宿泊手配や交通費補助の案内も同時に行われます。
【タダノのインターン】インターンの倍率・難易度
タダノのインターンシップは、建設機械メーカーの中でも知名度・事業規模ともに高い企業のプログラムとして、多くの理系院生が注目しています。
選考の難易度・倍率について正確な数値は公開されていませんが、参加枠が限られるため相応の競争があると考えて準備することが重要です。
難易度
タダノのインターンシップの難易度は、建設機械・重工系の中でも高めとも言われています。
エントリーシートと面接の両方で技術的な内容が問われるため、研究内容をわかりやすく言語化する力と、タダノの事業への理解を組み合わせた準備が求められます。
また、対象が主に理系修士学生に限定されていることから、参加できる学生の母集団自体は絞られているものの、その分応募者のレベルも高い傾向があります。
倍率が高い理由
タダノのインターンシップの倍率が高くなりやすい背景として、以下のような理由が考えられます。
まず、建設機械業界トップクラスという企業ブランドの高さから、機械系・電気系・情報系を問わず幅広い理系院生が応募を検討します。
次に、提供されるプログラムの質が高く、実際の開発業務に近い体験ができるという評判が広まっていることも応募者増加につながっています。
さらに、参加枠が比較的限られていることから、需要と供給のバランスが倍率を押し上げる要因になっていると考えられます。
選考通過率
インターンシップの選考通過率について、タダノ公式から数値は公開されていません。
体験談ベースの情報を総合すると、ESと面接を経て参加が決まる形式のため、通過率は数十%程度ともみられていますが、あくまでも参考値に過ぎません。
対策としては、ES・面接ともに研究内容と志望動機の一貫性を意識して準備することが最も効果的です。
夏と冬どっちが倍率が高い?
タダノのインターンシップは夏季プログラムを中心に設計されており、冬季インターンシップは年度によって実施規模が異なります。
一般的に夏インターンのほうが参加枠が多く、応募者数も多いためトータルの競争率は夏のほうが高くなりやすい傾向があります。一方で冬季は枠が少ない分、倍率が相対的に高くなる可能性もあります。
いずれのシーズンも早めにエントリーし、しっかりとした選考対策を講じることが重要です。
【タダノのインターン】インターン優遇はある?
インターンシップに参加した学生が本選考で有利になる「優遇ルート」は、多くのメーカーで設けられており、タダノでも同様の仕組みがあると言われています。
ただし優遇の詳細な条件・内容については公式に明示されていないため、あくまでも参考情報として捉えてください。
早期選考優遇
タダノのインターンシップ参加者は、本選考の早期選考ルートに案内される可能性があると言われています。
インターン参加後に個別の連絡や面談の機会が設けられるケースが就活生の体験談に見受けられます。早期選考は一般選考より前に進められることが多く、他社との並行選考スケジュールを立てやすくなるメリットがあります。
ただし早期選考への案内が必ずしもすべての参加者に対して行われるとは限りませんので、過信せず通常の選考対策も継続することが重要です。
本選考優遇
インターンシップで高い評価を得た参加者に対しては、本選考の一部ステップが免除されたり、評価が引き継がれたりする可能性があると言われています。
具体的な免除内容や優遇の度合いについては非公開であるため、あくまでもインターンへの参加を「本選考につながるチャンス」として捉え、全力で取り組む姿勢が重要です。
インターンシップ本番での積極的な姿勢・質問・報告会でのパフォーマンスが、採用担当者の印象に残りやすいと考えられています。
リクルーター・推薦との関係
タダノでは、インターンシップ後にリクルーター面談が設定されるケースがあると報告されています。
リクルーターとの面談は、企業への理解を深めながら採用担当者との関係を築く機会となります。ただしリクルーター制度の詳細は公式に公開されていないため、面談が設定された場合は前向きに対応しつつ、正式な選考と同様の準備をしておくことが望ましいです。
また、大学からの推薦制度との併用については、所属大学のキャリアセンターに確認することを推奨します。
【タダノのインターン】学部生と院生どちらが有利?
タダノの技術系インターンシップは、対象を「機械系・電気系・情報系学科の修士学生」と明記しているプログラムが中心です。
そのため、学部生よりも大学院生(修士1年・修士2年)のほうが参加対象として設定されており、応募できるプログラム数の面で院生が有利な状況です。
ただし、プロダクトデザイン職向けのプログラムについては文理不問で全学生が対象となっているケースもあるため、デザインに強みを持つ学部生も挑戦できる余地があります。
本選考においても技術職・研究開発職は院生を主要ターゲットとしている傾向が強く、専門的な研究背景を持つ院生のほうがアピールしやすい環境といえます。
学部生の場合は、SE職や企画スタッフ職など文理不問のプログラムへのエントリーを検討すると良いでしょう。
【タダノのインターン】選考通過するためのポイント
タダノのインターンシップ選考を通過するためには、技術的な専門性と企業理解の両方をバランスよくアピールすることが重要です。
以下に、各選考ステップで意識すべきポイントをまとめます。
志望動機
タダノのインターンシップ選考において、志望動機は特に重視されるポイントの一つです。
「なぜ建設機械業界なのか」「なぜタダノなのか」「インターンシップで何を学びたいのか」という3つの問いに対して、具体的かつ一貫した回答を準備することが求められます。
タダノが手がける製品(クレーン・高所作業車)が社会のインフラ整備や建設現場でどのように活躍しているかを調べたうえで、自分のキャリア志望と結びつけて表現することが有効です。
また、インターンシップで体験したいテーマ(構造・制御・AI・デザインのいずれか)と自身の専攻・研究内容の接続を明確に示すと、選考担当者に刺さりやすい志望動機になります。
Webテスト・適性検査
タダノのインターン選考ではWebテスト・適性検査が課される場合があります。
形式・出題傾向の詳細は非公開ですが、理系職種への応募が前提となるため、数学的・論理的な問題が含まれることが想定されます。就活用の一般的なWebテスト対策書籍や過去問サービスを活用し、言語・非言語ともにしっかりと対策しておきましょう。
SPIや玉手箱といった主要なテスト形式は、複数種類対策しておくと安心です。テスト対策は早めに始め、本番直前に慌てないよう計画的に進めることが重要です。
研究概要・技術面接の対策をする
タダノのインターンシップ面接では、研究内容の説明が重要なウェイトを占めると考えられています。技術系のインターンシップであるため、専門外の面接官にも伝わるわかりやすい言語化が求められます。
研究概要については、「テーマ・目的・手法・結果・意義」という流れで整理し、専門用語を使いすぎずに話せるよう練習しておくことが有効です。また、「その研究とタダノの事業がどう関係するか」まで答えられると、高い評価につながりやすいです。
面接では研究内容の深掘り質問が来ることも想定されるため、研究の背景・課題・今後の展望まで説明できる状態にしておきましょう。さらに「インターンで取り組みたいテーマを選んだ理由」という問いにも、研究との接続を踏まえて答えられると万全の準備といえます。
【タダノのインターン】評価される人物像
タダノのインターンシップ選考で評価されやすい人物像には、いくつかの共通した傾向があります。
事前にどのような学生が求められているかを把握しておくことで、ES・面接でのアピールポイントが明確になります。
主体性と課題解決への意欲がある人
タダノは「現場で考え、行動できる技術者」を求める傾向があります。
インターンシップのプログラム自体が、テーマに沿って自ら考えながら業務を進める設計になっているため、受け身ではなく主体的に取り組む姿勢が評価されます。
研究でもリーダーシップをとった経験や、問題を自分で設定して解決策を考えたエピソードがあれば積極的にアピールしましょう。
チームワークとコミュニケーション能力がある人
建設機械の開発はチームで進めるプロジェクトが中心であり、タダノでは協調性・対話力を重視する傾向があります。
インターンシップでも報告会でのプレゼンや、チームメンバー・社員との連携が評価ポイントになります。
自分の意見をわかりやすく伝えつつ、相手の意見も取り入れながら議論を進められる人が活躍しやすい環境です。
【タダノのインターン】インターンに落ちたら本選考は受けられない?
タダノのインターンシップ選考に落ちた場合でも、本選考への応募資格が失われるわけではありません。
インターンシップと本選考は別の選考プロセスとして設計されており、インターンに参加できなかった学生も一般選考ルートから本選考にエントリーすることが可能です。
ただし、インターンシップ参加者が早期選考や選考優遇を受けられる可能性がある分、一般選考は相対的に後の時期に始まりスケジュール面で不利になる可能性があります。
インターンに落ちた場合は、その経験を振り返ってES・面接の改善点を洗い出し、本選考に向けて再準備することが重要です。志望動機の具体化・研究概要のブラッシュアップ・企業研究の深化など、できることは多くあります。
また、秋冬に別のインターンシップや説明会が設けられている場合は、積極的に参加して接点を作ることが本選考への道を開くうえで有効です。
【タダノのインターン】タダノのインターンに関するよくある質問
最後に、タダノのインターンシップに関してよく寄せられる質問とその回答をまとめます。
Q. 文系学生でもタダノのインターンシップに参加できますか?
Q. 授業や研究と両立しながらインターンシップに参加できますか?
Q. インターンシップの参加費や宿泊費はかかりますか?
Q. インターンシップの選考で特に準備しておくべきことは何ですか?
Q. 修士1年と修士2年どちらで参加するのが良いですか?
【タダノのインターン】まとめ
タダノのインターンシップは、建設機械の開発・設計に関わる高度な技術体験ができる、理系院生にとって非常に価値の高いプログラムです。
構造・制御・AI・デザインの4テーマから選択できる柔軟な設計と、報告会を通じた社員との実質的な交流は、他のメーカーと比べても充実した内容といえます。
選考では、ES・Webテスト・面接を通じて技術的な専門性と企業への理解の深さが問われます。研究概要の言語化と「なぜタダノか」という志望動機の具体化が合否を分ける鍵です。インターンシップへの参加は早期選考につながる可能性もあるため、28卒の方はM1の夏を目標に早めに準備を開始することを強くおすすめします。
万一選考に落ちた場合も、本選考への道は閉ざされていません。反省点を整理して本選考に向け改めて準備を進めましょう。
建設機械という社会を支える製品の開発に携わりたい方にとって、タダノのインターンシップは就活の方向性を確かめる絶好の機会です。ぜひ積極的に挑戦してみてください。
