
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
富士電機のインターンに応募したいけれど、倍率や優遇、落ちたときに本選考がどうなるのかが気になっていませんか。
富士電機の28卒向けインターンは、技術系の業務体験(実働5〜10日間)、技術系の工場見学、事務系のインターンの3つで、夏と冬に募集があります。
倍率や優遇は公表されていませんが、募集人数や本選考の受付期間は公式に出ていて、そこから準備の目安は立てられます。
この記事では、富士電機の採用サイトに載っている日程・募集人数・応募期間をもとに、倍率の考え方と優遇の有無を整理します。
インターンに落ちた場合の動き方も、就活アドバイザーの視点で具体的に紹介します(2026年10月1日確認)。
富士電機のインターンの特徴は?夏と冬の3つのプログラム
富士電機のインターンの一番の特徴は、全国の工場で社員の指導を受けながら、設計開発や品質保証などの実際の業務を体験できることです。
富士電機の採用サイト(インターン・説明会情報)に載っている28卒向けのプログラムは次の3つです。
| プログラム | 対象 | 期間 |
|---|---|---|
| 技術系の業務体験 | 理系(4年制大学・大学院) | 実働5〜10日間 |
| 技術系の工場見学 | 理系(4年制大学・大学院) | 半日〜1日 |
| 事務系のインターン | 文系・理系問わず | 1〜2日 |
業務体験は、川崎・東京・千葉・鈴鹿・神戸・松本・三重・吹上などの工場で行われ、テーマごとに場所が変わります。
過去のテーマ例として、画像AI技術を使った外観検査アルゴリズムの研究開発、回転機の製品設計体験、コーヒー・紅茶マシンの制御ソフトウェア設計体験が紹介されています。
パワー半導体から発電設備、自動販売機などの食品流通の機器まで扱う会社なので、テーマの幅が広く、機械・電気・情報・化学など多くの専攻に合うものが見つかりやすいのも特徴です。
3つのうち、どれに参加するかで得られるものが変わるので、まずは自分が何を確かめたいのかを決めてから選ぶと、参加の価値が高まります。
仕事の中身を深く知りたいなら業務体験、会社の雰囲気や現場を短時間で見たいなら工場見学、文系の職種を知りたいなら事務系のインターンが向いています。
富士電機の会社概要
富士電機は1923年設立の電機メーカーで、エネルギー・インダストリー・半導体・食品流通の4つの事業を手がけています。
発電所や工場の電気設備から、電気自動車にも使われるパワー半導体、駅や街中で見かける自動販売機まで、暮らしや産業を支える製品が中心です。
一般の消費者が名前を目にする機会は多くありませんが、BtoBの分野で100年以上事業を続けてきた会社で、理系の学生からの関心が高い企業の一つです。
企業研究では、どの事業が自分の関心に近いかを先に決めておくと、説明会や採用サイトの情報を読み取りやすくなります。
会社の基本情報は次のとおりです。
| 会社名 | 富士電機株式会社 |
|---|---|
| 設立 | 1923年8月29日 |
| 本社所在地 | 東京都品川区大崎一丁目11番2号 |
| 代表者 | 代表取締役会長CEO 北澤 通宏 |
| 従業員数 | 26,955名(2026年3月31日現在) |
| 売上高(連結) | 1兆2,276億円 |
| 事業内容 | エネルギー・インダストリー・半導体・食品流通 |
富士電機の採用倍率
富士電機は採用倍率を公表していません。
採用サイトと採用パンフレットには新卒の採用人数の記載も無く、応募者数も分からないため、倍率は計算できません。
就活サイトなどで倍率の数字を見かけても、富士電機が出した数字ではないため、受けるかどうかの判断材料にする必要はありません。
倍率の代わりに手がかりになるのは、インターンの募集人数と、本選考の応募期間の長さです。
後で詳しく説明しますが、技術系の業務体験は各テーマ1〜数名程度と枠が小さく、ここが最も狭い入り口になっています。
一方で本選考は27卒で2月から6月まで6回に分けて受け付け、その後も随時受付だったので、本選考の応募の機会は複数回あると考えておけます。
インターンの枠の小ささと本選考の機会の多さを分けて考えておくと、インターンに通らなかったときにも焦らずに済みます。
採用人数が気になる人は、説明会で人事の担当者に例年の規模を聞いてみると、公式に近い感覚をつかめます。
初任給と休日
富士電機の初任給(2026年6月実績)は、学士28万7,000円、修士31万2,000円、博士32万8,500円です。
学士と修士の差は2万5,000円で、大学院に進むかどうかを考えている人にとっては判断材料の一つになります。
賃金の改定は年1回6月、賞与は年2回(6月・12月)です。
休みは完全週休2日制(土・日)で、祝日やゴールデンウィーク、夏季、年末年始も休みになり、年間休日は126日(2025年度)です。
勤務は実働7時間45分で、フレックスタイム制度もあり、サテライト勤務や在宅勤務の制度も用意されています。
各事業所に独身寮や社宅があり、賃貸住宅の家賃補助制度もあるので、工場のある地域に配属されても住まいの面で困りにくい環境です。
入社後は4月中旬まで集合研修を受け、5月末までは現場での実習でものづくりを学び、6月から配属先で働き始めます。
内定後は10月に内定式があり、11月から入社までの間は、電気の基礎知識やPCスキルをe-Learningで無理のない範囲で学ぶ流れです。
理系はどのような職種がある?
富士電機の技術系職種は理工系の人だけが応募できます。
富士電機の採用サイト(採用情報)に載っている技術系職種は、研究開発、設計・開発、技術(受注品の品質・工程・損益の総合管理)、生産・製造技術などです。
ほかに品質保証、フィールド・サービスエンジニア、システムエンジニアなどがあります。
このうち技術(受注品の総合管理)は、メーカーの中でも富士電機らしい仕事で、顧客ごとに作る設備の品質や工程、損益までをまとめて管理します。
研究や設計のように深く掘る仕事と、技術のように全体をまとめる仕事では、求められる力が少し違います。
事務系職種は学部・学科・専攻を問わず応募でき、営業、財務・経理、人事・総務、資材調達、法務、事業企画、生産管理、社内SEなどがあります。
業務体験のテーマは技術系の職種につながっているので、気になる職種があれば、その職種に近いテーマを選んで体験しておくと、本選考で志望の理由を話しやすくなります。
職種ごとの仕事の流れは採用サイトの職種紹介にも載っているので、テーマを選ぶ前に一度読んでおくと、選ぶ理由を説明しやすくなります。
採用大学と応募できる学部
富士電機は採用大学の一覧を採用サイトで公表していません。
応募資格は4年制大学卒業見込み、または大学院(修士・博士)修了見込みの人で、技術系は理工系、事務系は学部を問いません。
理系の人が事務系職種に応募することもできると、採用サイトのFAQに書かれています。
ただし技術系と事務系の併願はできないため、理系の人は早めにどちらで応募するかを考えておく必要があります。
大学名は公表されていない以上、気にしすぎるよりも、自分の専攻が技術系の職種のどこにつながるかを整理することに時間を使うほうが選考の準備になります。
海外の大学の出身者も応募でき、卒業時期が3月以外の場合は、相談次第で4月以外の入社も可能とFAQに書かれています。
留学生も通常の選考に加わる形で、新卒の入社時期は毎年4月1日だけとされています。
大学や学部による区別について公式の記載は無いので、自分の専攻と仕事のつながりを伝えることに集中して準備を進めましょう。
28卒インターンの日程と応募期間
富士電機の28卒向けインターンは、夏の募集(6月)と冬の募集(9月)が行われ、10月1日時点で応募できるのは技術系の工場見学だけです。
冬の業務体験と事務系のインターンは、9月1日から13日までの2週間ほどで応募が締め切られました。
応募期間がどちらも2週間ほどと短いのが富士電機のインターンの特徴で、気づいたときには締め切られていたということが起こりやすい日程です。
工場見学は各開催日の2営業日前まで応募できるので、冬の業務体験に間に合わなかった人も、まだ富士電機の現場を見る機会があります。
ここからは、プログラムの中身、夏と冬の日程、募集人数と待遇を順に見ていきます。
インターンの内容
技術系の業務体験は、工場の最前線で働く社員の指導のもとで、設計開発や品質保証などの実際の業務に取り組むプログラムです。
技術系職種の役割や魅力、やりがいを体感してもらうことが目的とされていて、テーマごとに配属される工場が決まります。
工場見学は、事業紹介、工場見学、実験室見学、社員座談会などで構成され、半日から1日で行われます。
短い時間で工場の雰囲気やエンジニアの仕事、社風を感じられるので、業務体験の前の企業研究としても使えます。
事務系のインターンは、グループワークなどを通じてBtoBメーカーの営業・経理・人事・調達の仕事を体感するプログラムです。
パワー半導体から発電プラントまで扱う会社で、事務系の社員がどんな場面で活躍しているかを知れるのが、このプログラムの価値です。
3つとも対象や時期が違うので、自分の学年や予定に合うものから順に申し込んでいくのが現実的です。
同じ年度の中で複数のプログラムに参加できるかは公式に書かれていないので、気になる人はマイページの案内で確かめておきます。
締め切りはいつ?夏・冬の募集スケジュール
富士電機の採用サイト(インターン・説明会情報)に載っている28卒向けの日程は次のとおりです。
| プログラム | 応募期間 | 実施時期 |
|---|---|---|
| 夏:技術系の業務体験 | 6月1日〜6月14日(終了) | 8月3日〜9月30日のうち実働5〜10日間 |
| 夏:事務系 | 6月1日〜6月14日(終了) | 東京9月3〜4日、大阪9月10〜11日、オンライン8月21日・26日 |
| 冬:技術系の業務体験 | 9月1日〜9月13日(終了) | 11月30日〜12月18日のうち実働5〜10日間 |
| 冬:技術系の工場見学 | 9月1日〜各開催日の2営業日前 | 10月1日〜10月30日のうち半日〜1日 |
| 冬:事務系 | 9月1日〜9月13日(終了) | 東京・大阪とも11月中旬〜12月中旬 |
夏は6月、冬は9月の1日から約2週間が応募期間という同じ形になっています。
業務体験に応募するかを迷っている人向けに、応募期間の前にオンラインの説明会も開かれていて、インターンの全体像や実際のテーマが紹介されました。
来年度に挑戦する人は、5月末と8月末に説明会に参加し、6月と9月の頭にすぐ応募できるようにしておくと、短い応募期間でも慌てずに済みます。
応募はどれも2028マイページから行うため、まだ登録していない人は先にマイページに登録しておきます。
マイページの案内メールは他の企業の連絡に埋もれやすいので、富士電機からのメールにラベルを付けるなど、見落とさない工夫をしておくと安心です。
応募の締め切りは日曜日の23時59分になっていることが多いので、週末に慌てないよう、平日のうちに応募を済ませておきましょう。
募集人数と待遇
募集人数は、技術系の業務体験が各テーマ1〜数名程度、工場見学が各拠点1日あたり5〜20名程度、事務系が各回56名程度です。
業務体験は社員がつきっきりで指導する形式のため、1つのテーマで受け入れられる人数が少なくなっています。
事務系は1回に56名程度とまとまった人数を受け入れるので、業務体験に比べると参加の機会は多めです。
交通費は会社負担で、自宅から通うのが難しい人には宿泊施設が用意され、宿泊費も会社負担です。
業務体験に参加する人は、損害保険・傷害保険に事前に各自で加入しておくことが必須とされているので、大学の学生保険などで条件を満たしているかを早めに確かめておきます。
事務系のインターンは東京と大阪で開かれ、遠方から参加する人にも宿泊施設が用意されます。
報酬についての記載はありませんが、参加にかかる費用の多くを会社が負担してくれるので、金銭面の心配は少ないプログラムです。
遠方の工場のテーマを選んでも費用の負担はほとんど無いので、場所よりも内容でテーマを選ぶのがおすすめです。
インターンの選考フロー
富士電機のインターンへの応募は、2028マイページへの登録から始まります。
富士電機の採用サイトから2028マイページに新規登録します。
プログラムごとに決まった応募期間内に、マイページから応募します。
選考の有無や内容を含め、参加までの案内はマイページで届きます。
採用サイトには、インターンの選考でESやWebテストを行うかどうかの記載はありません。
ただ、業務体験は各テーマ1〜数名程度しか受け入れないため、テーマごとに参加者を決める何らかの手順があると考えて準備しておくのが安全です。
応募フォームでは、なぜそのテーマを選んだのか、専攻や研究で何を学んできたのかを書けるようにしておくと、どんな形の選考にも対応できます。
テーマの説明を読んで、その仕事で使いそうな知識と、自分が学んできたことの重なりを一文で書けるようにしておくと、伝わり方が大きく変わります。
選考の内容はプログラムごとにマイページで案内されるため、応募したらマイページの連絡をこまめに確かめるようにします。
インターンの倍率・難易度
富士電機はインターンの倍率を公表していませんが、技術系の業務体験は募集人数が各テーマ1〜数名程度と少ないため、枠は狭いプログラムです。
一方で工場見学は各拠点1日あたり5〜20名程度、事務系は各回56名程度と、プログラムによって受け入れる人数に大きな差があります。
倍率という一つの数字よりも、どのプログラムにどれくらいの枠があるかを知っておくほうが、応募の作戦を立てるうえで役に立ちます。
ここでは、募集人数から見た難易度、倍率の見方、夏と冬の違いを順に説明します。
準備の優先順位を決めるための材料として読んでください。
募集人数から見た難易度
技術系の業務体験は、テーマごとに1〜数名程度しか受け入れないため、希望するテーマに応募が集まると参加は難しくなります。
特に画像AIやソフトウェアなど、学生に人気の分野のテーマは応募が集まりやすいと考えておくのが現実的です。
反対に、回転機や受配電機器など、なじみが薄い分野のテーマは、関心を持つ学生が限られるぶん狙い目になることがあります。
工場見学は各拠点1日あたり5〜20名程度、事務系は各回56名程度で、業務体験よりは受け入れる人数が多いプログラムです。
業務体験だけに絞らず、工場見学や事務系のインターンも候補に入れておくと、富士電機と接点を持てる可能性を広げられます。
テーマの一覧は応募期間に入るとマイページで公開されるので、候補を2〜3個選んでおき、それぞれ応募する理由を書けるようにしておくと安心です。
人気のテーマに挑戦するときも、第二候補を用意しておくと、どちらかで参加できる可能性が上がります。
倍率が公表されていない理由と見方
富士電機は応募者数を公表していないため、インターンの倍率は計算できません。
多くのメーカーでも、インターンの応募者数や倍率を公表していないのが一般的です。
倍率の数字よりも、どのテーマに応募するかと、そのテーマで自分の専攻をどう活かすかを考えるほうが、準備としては役に立ちます。
同じテーマに応募する学生の中で、なぜそのテーマを選んだのかを具体的に説明できる人は多くありません。
テーマの説明に出てくる製品や技術について一度調べ、自分の授業や研究と重なる点を一つ見つけておくだけでも、応募内容の具体性は大きく変わります。
数字が見つからないことに不安を感じるより、自分で準備の質を上げられる部分に時間を使うほうが、結果につながりやすくなります。
テーマ選びと応募内容の具体性という、自分で変えられる部分を丁寧に準備した人ほど、受け入れる部署に関心が伝わりやすくなります。
他の企業のインターンと比べるときも、倍率より、自分が何を確かめたいかで選ぶほうが満足のいく参加になります。
夏と冬どっちが倍率が高い?
夏と冬の倍率は、どちらも公表されていません。
募集人数は夏も冬も同じ枠組み(業務体験は各テーマ1〜数名程度)で、応募期間はどちらも2週間ほどと短い点も共通しています。
違うのは実施の時期で、夏は8月から9月、冬は11月末から12月で、冬は授業や研究と日程が重なりやすくなります。
冬に参加したい人は、実働5〜10日間の日程を確保できるかを、指導教員とも相談しながら確かめておく必要があります。
夏に参加できなかった人も、冬の募集に応募できる仕組みなので、夏の経験を振り返って冬に再挑戦することもできます。
再挑戦するときは、夏に選んだテーマと同じ分野にこだわらず、近い技術を使う別のテーマも候補に入れると、参加できる可能性が広がります。
冬は本選考の準備と重なる時期でもあるので、インターンで得たことをそのままエントリーシートの材料にする意識で参加すると、時間を無駄にしません。
夏と冬のどちらにも応募するつもりで準備しておけば、どちらかに参加できる可能性は高くなります。
富士電機のインターン優遇はある?
富士電機の採用サイトには、インターン参加者への優遇や早期選考の記載はありません(2026年10月1日確認)。
記載が無い以上、インターンに参加すれば本選考が有利になると考えて応募するのは避けたほうがよいでしょう。
その一方で、本選考の受付が長い期間にわたっていることや、学校推薦があることは公式に書かれています。
インターンに参加するかどうかに関係なく、本選考でどのように応募の機会があるかを知っておくと、計画を立てやすくなります。
ここでは、早期選考、本選考、学校推薦の3つの観点から整理します。
公式に書かれていることだけを材料にすると、うわさに振り回されずに計画を立てられます。
早期選考優遇
採用サイトのインターン・説明会情報と採用情報のどちらにも、インターン参加者向けの早期選考の案内は載っていません。
就活サイトなどで早期選考の話を見かけても、富士電機が公式に示している情報ではない点に注意します。
インターンに参加する価値は、優遇よりも、工場の現場や社員の仕事を直接見て、本選考で話せる材料を得られることにあります。
業務体験で取り組んだ内容や、社員から聞いた話は、本選考で志望の理由を話すときの具体的な根拠になります。
参加した人は、その日のうちに印象に残った場面と、そこから考えたことをメモしておくと、後で振り返りやすくなります。
メモには、社員の部署や、話してくれた具体的な仕事の内容も残しておくと、本選考で話すときに説得力が増します。
参加しなかった人も、工場見学や説明会で同じような材料を集められるので、優遇が無いことを気にしすぎる必要はありません。
大切なのは、参加の有無よりも、そこで何を見て何を考えたかを自分の言葉で話せることです。
本選考優遇
27卒の本選考は、技術系・事務系ともに2026年2月10日からの1次応募に始まり、6次応募(6月30日まで)の後も随時受付でした。
応募の区切りが6回あるので、自分の準備が整ったタイミングで応募できるのが富士電機の本選考の特徴です。
ただし早い区切りで応募した人ほど、選考の枠が多く残っている可能性があるため、準備は2月までに一通り終えておくのが安心です。
本選考の応募条件にインターンへの参加は入っていません。
インターンに参加しなかった人も、1次応募の時期に間に合うように準備を進めることで、十分に勝負できます。
1次応募は2月中旬の約2週間なので、年明けにエントリーシートを書き始めるのでは遅れやすく、12月までに下書きを用意しておくのが目安です。
28卒の応募期間は2027年の採用情報で発表されるので、年明けに採用サイトを確かめる予定を手帳に入れておきます。
準備が早く整った人ほど、早い区切りで落ち着いて応募できます。
リクルーター・推薦との関係
富士電機の27卒の選考情報には、応募期間の案内とあわせて「学校推薦者は免除となります」と書かれていて、学校推薦での応募もあります。
インターンとリクルーターや学校推薦の関係は、採用サイトには書かれていません。
採用サイトには、富士電機の社員とOB・OG訪問などで個別に会う場合は、マイページへの登録をお願いしたいとも書かれています。
OB・OG訪問をする人は、訪問の前にマイページへ登録しておくのが富士電機のルールです。
学校推薦を考えている人は、大学のキャリアセンターや研究室で、富士電機の推薦枠があるかを早めに確かめておきます。
推薦は一度使うと辞退しにくいものなので、インターンや工場見学で富士電機の仕事を確かめてから使うかどうかを決めると安心です。
研究室の先輩に富士電機へ進んだ人がいれば、推薦と自由応募のどちらで受けたかを聞いておくと、判断の参考になります。
推薦の締め切りは大学ごとに違うので、学内の日程も早めに確かめておきます。
学部生と院生どちらが有利?
富士電機の採用サイトには、インターンや本選考で学部生と院生のどちらが有利かの記載はありません。
技術系のインターンと工場見学は、国内の4年制大学と大学院に在籍する理系の人が対象で、学部生も院生も応募できます。
初任給は学士と修士で違いますが、選考上の有利・不利とは別の話です。
院生は研究内容を業務体験のテーマと結びつけやすい一方、学部生は授業や実験、ゼミでの経験を材料にできます。
どちらの立場でも、応募するテーマや職種と自分の学びがどう結びつくかまで整理しておくことが、選考で評価されやすい準備です。
FAQには、語学力は現時点の点数よりも今後高めようとする姿勢を重視すると書かれていて、学年や学歴よりも、これからの伸びしろを見ている会社だと読み取れます。
選考通過するためのポイント
富士電機のインターンと本選考に向けては、職種の選び方、適性検査、専攻と事業のつながりの3つを準備しておきます。
富士電機は技術系と事務系の併願ができないため、どちらで応募するかを決めることが最初の一歩になります。
適性検査は種類が公表されていないので、基礎を幅広く固めておくのが確実です。
専攻と事業のつながりは、テーマを選ぶときにも、本選考で志望の理由を話すときにも使えます。
3つとも、インターンの応募前から本選考の直前まで続けて使える準備なので、早めに手をつけておくのがおすすめです。
特に適性検査は、一度身につければ他社の選考にも生かせます。
技術系と事務系のどちらで応募するか決める
富士電機の本選考では、技術系職種と事務系職種の併願はできないと、採用サイトのFAQに書かれています。
理系の人は、技術系で専門を生かすか、事務系で営業や企画に関わるかを選ぶことになります。
迷っている人は、技術系の工場見学と事務系のインターンの両方に参加してみると、仕事の違いを自分の目で比べられます。
技術系の業務体験は実際の設計や開発の業務に近く、事務系のインターンは営業や経理、人事、調達の仕事をグループワークで体感する内容です。
どちらに参加した後も、自分がどちらの仕事に手応えを感じたかを書き出しておくと、本選考でどちらに応募するかを決める材料になります。
決めきれないときは、入社後に長く続けたい仕事はどちらかという視点で考えると、答えが出やすくなります。
入社後の配属は面談で希望を聞いたうえで、適性と部門のニーズを総合的に見て決まると採用サイトのFAQに書かれています。
応募の時点で職種を選んでも、配属は入社後に決まると考えておくと、選考では職種より事業への関心を軸に話しやすくなります。
Webテスト・適性検査
富士電機の適性検査の種類は、採用サイトには書かれていません。
種類が分からないときは、言語・非言語の基本を一通り解けるようにしておくのが、どの形式にも対応しやすい準備です。
本番前に時間を計って模擬テストを解くと、1問にかけられる時間の感覚がつかめて、焦りが減ります。
非言語は推論や割合、表の読み取りなどがよく出るので、問題集を1冊決めて最低でも2周解いておきます。
1周目で間違えた問題に印をつけ、2周目以降はその問題だけを解き直すと、短い時間で苦手を減らせます。
性格を見る検査は、正直に迷わず答えることが基本で、良く見せようとすると回答に矛盾が出やすくなります。
本選考で1次応募を狙う人は、年内に問題集を一通り終えておくと、年明けからは面接の準備に集中できます。
模擬テストの結果で苦手な分野が分かったら、その分野の問題だけを毎日少しずつ解く習慣をつけると、短い期間でも点数が安定します。
問題集は解説が詳しいものを選ぶと、間違えた理由を自分で理解しやすくなります。
専攻と富士電機の事業を結びつける
富士電機の業務体験はテーマごとに募集されるため、自分の専攻や研究がどのテーマに近いかを考えて応募します。
パワー半導体、受配電・制御機器、情報制御システム、食品流通の機器など、富士電機の事業と自分の学びのつながりを整理しておくと、話に一貫性が出ます。
たとえば電気系の人ならパワー半導体や電力変換、機械系の人なら回転機や自動販売機の設計、情報系の人なら画像AIや制御ソフトウェアがつながりやすい分野です。
事業ごとの製品や技術は、採用サイトの事業紹介や部門紹介のページで確かめられます。
自分の研究がそのまま使えなくても、考え方や手法が生かせる場面を説明できれば十分な材料になります。
説明するときは、研究で身につけた力を一つに絞り、それが富士電機のどの仕事で役立つかを具体的に言えるようにしておきます。
工場見学に参加できれば、実際の製品や設備を見たうえで話せるので、つながりの説明に具体性が出ます。
見学で見た設備について、どこに自分の学びが生かせそうかを一言で言えるようにしておくと、面接での受け答えにも厚みが出ます。
富士電機が求める人物像
富士電機は、「熱く、高く、そして優しく」の精神で、新たな価値の創造に挑戦し続ける人材を求めています。
富士電機の採用サイト(採用情報)のFAQでは、次の3つが挙げられています。
- 多様な人材をチームにまとめ、総合力を発揮できる人
- 世界で活躍する志を持ち、自身の言葉で考えを発信できる人
- 自ら高い目標を掲げ、達成に向けて行動できる人
若手社員へのアンケートでは、富士電機の印象をひとことで言うと、人が優しい、おだやか、まじめ、風通しがいい、という答えが上位に並んでいます。
穏やかな社風の中で、チームで力を合わせながら高い目標に挑戦する人が求められていると読み取れます。
3つの人物像は面接で直接聞かれるとは限りませんが、自分の経験がどれに当てはまるかを整理しておくと話の軸がぶれません。
チームで総合力を発揮できる人
富士電機の仕事は、設計・製造・品質保証・営業など多くの部門が関わって進みます。
顧客ごとに作る設備では、技術の担当者が品質や工程、損益までをまとめて管理するため、部門をまたいで人をまとめる力が欠かせません。
学生時代に、立場や考えの違う人と一緒に成果を出した経験があれば、自分がどんな役割を担ったかまで話せるようにしておきます。
リーダーの経験でなくても構わず、意見がまとまらないときに間に入った経験や、メンバーの得意なことを生かすように動いた経験も材料になります。
話すときは、チームの状況、自分の行動、結果の順に整理すると、総合力を発揮できる人だと伝わりやすくなります。
結果だけでなく、そこから何を学び、次にどう生かしたかまで話せると、入社後の姿も想像してもらいやすくなります。
富士電機の若手社員は職場の印象として人の優しさや風通しの良さを挙げていて、周りと協力できる人が働きやすい環境だと分かります。
協力して取り組んだ経験は、部活動やアルバイト、研究室の共同作業など、どんな場面のものでも構いません。
世界で活躍する志と高い目標を持つ人
富士電機は「世界の富士電機」を目指していて、語学力は選考で現時点の点数よりも、今後高めようとする姿勢を重視するとFAQに書かれています。
コミュニケーションシートにはTOEICのスコアなどを書く欄がありますが、点数が低いからといってあきらめる必要はありません。
配属部門や職種によっては海外勤務の機会もあり、今後は海外展開を加速させるため、その機会はさらに増えると説明されています。
自分で目標を立てて行動した経験と、これから挑戦したいことをつなげて話せるようにしておきましょう。
語学に自信がない人は、今どんな方法で力を伸ばそうとしているかを具体的に話せると、姿勢として評価されやすくなります。
目標の大きさよりも、そのためにどんな行動を続けているかのほうが、話を聞く側には伝わりやすいものです。
入社後も年2回の上司との面談でキャリアプランを共有する機会があり、目標を持って働く人を後押しする仕組みが整っています。
富士電機のインターンに落ちたら本選考は受けられない?
富士電機のインターンに落ちても、本選考には応募できます。
本選考の応募条件にインターンへの参加は入っておらず、27卒の本選考は2月10日からの1次応募に始まり、6月30日以降も随時受け付けていました。
業務体験は各テーマ1〜数名程度と枠がとても小さいため、参加できなかったとしても、それだけで本選考の結果が決まるわけではありません。
夏のインターンに落ちた人も、9月に冬の募集があり、10月の工場見学は各開催日の2営業日前まで応募できます。
インターンに参加できなかった分は、工場見学や説明会、採用サイトの職種紹介・社員紹介で企業理解を補います。
落ちた理由を振り返るときは、選んだテーマが人気の分野に偏っていなかったか、テーマと自分の学びのつながりを具体的に書けていたかを見直すと、本選考の準備にそのまま生かせます。
富士電機のインターンに関するよくある質問
富士電機のインターンについて、文系の参加や交通費、再応募でよく出る疑問に答えます。
文系でも富士電機のインターンに参加できますか?
インターンシップの交通費・宿泊費は支給されますか?
インターンの選考に落ちた場合、次のシーズンに再応募できますか?
技術系と事務系の両方に応募できますか?
語学力は選考でどのくらい求められますか?
まとめ
富士電機の28卒向けインターンは、技術系の業務体験、技術系の工場見学、事務系のインターンの3つで、夏と冬に募集があります。
倍率や優遇は公表されていませんが、技術系の業務体験は各テーマ1〜数名程度と枠が小さく、インターンに落ちても本選考には応募できます。
本選考は27卒で2月から6月まで6回に分けて受け付けていたので、準備は年明けまでに一通り終えておくと安心です。
インターンの枠が小さい分、工場見学や事務系のインターンも上手に使い、富士電機との接点を増やしておきましょう。
10月1日時点では10月の工場見学に応募できるため、2028マイページに登録して、工場見学と本選考の案内を受け取れるようにしておくのが確実です。

