
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
サントリーホールディングスは、日本を代表する総合飲料メーカーとして、ビール・ウイスキー・清涼飲料水など幅広い事業を展開する人気企業です。理系学生にとっても研究開発や生産技術など多様なフィールドが用意されており、毎年多くの就活生が参加を希望しています。
サントリーのインターンシップは「ビジネス部門」と「生産研究部門」の大きく2つに分かれており、理系学生を対象としたコースも複数設置されています。特に生産研究部門では基礎研究・商品開発・生産技術といった専門性の高いコースが用意されており、研究室での経験を活かした参加ができます。
インターンシップは選考直結型として運営されており、参加することで早期選考や本選考での優遇が得られる可能性があるとも言われています。倍率は高い傾向があるとされており、事前準備の質が通過率を大きく左右します。
本記事では、28卒の就活生・特に理系学生に向けて、サントリーのインターンの選考フロー・倍率・優遇制度・落ちた場合の本選考対応まで詳しく解説します。インターンシップへの参加を検討している方は、ぜひ最後まで読んでしっかりと対策を進めてください。
目次[目次を全て表示する]
【サントリーのインターン】特徴と魅力は?
サントリーのインターンシップの最大の特徴は、ビジネス部門と生産研究部門という2つの大きな区分があり、理系・文系ともに自分の専門性に合ったコースを選べる点です。
ビジネス部門では、セールスマーケティング・ファイナンス・ブランドマネージャー・サプライチェーンの4コースが設けられており、理系学生でもロジカルシンキングやデータ活用に強みを持つ場合は積極的に参加できます。一方、生産研究部門では基礎研究・商品開発・生産技術の3コースが用意されており、修士以上の理系院生を主なターゲットとしたプログラムが展開されています。
プログラムは数日から10日程度の実践型で、業務の一端を実際に体験できる設計になっています。交通費の実費支給や昼食代の補助、遠方参加者への宿泊手配など、参加しやすい環境が整備されている点も魅力です。
また、サントリーは「やってみなはれ」の精神を企業文化として掲げており、チャレンジを重視する姿勢がインターンシップにも色濃く反映されています。実際の事業課題に取り組むプロジェクト型のプログラムを通じて、社員との距離が近い環境で学べることもこのインターンシップの大きな魅力です。
【サントリーのインターン】会社概要の紹介
サントリーのインターンシップに応募する前に、企業の基本情報をしっかり押さえておきましょう。
| 正式名称 | サントリーホールディングス株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府大阪市北区堂島浜2丁目1番40号 |
| 代表者 | 代表取締役社長 新浪剛史 |
| 設立 | 1899年(創業)/ 2009年(ホールディングス体制へ移行) |
| 資本金 | 公開情報より非上場のため非開示(非上場企業) |
| 事業内容 | 酒類・清涼飲料水・食品の製造・販売、外食事業、健康・美容事業など |
| 従業員数 | グループ全体で約4万人程度とも言われています(単体・連結は変動あり) |
| HP | https://www.suntory.co.jp/ |
サントリーの採用倍率
サントリーの本選考倍率は、数十倍から100倍を超える水準とも言われており、業界内でも特に高い就職難易度を誇る企業のひとつとして知られています。特に総合職・文理問わず応募者が集中するため、書類選考の段階から相当な競争が生じると考えておく必要があります。
インターンシップの選考においても同様に倍率は高い傾向があるとされており、ES・Webテスト・面接のすべての段階で高い完成度が求められます。
サントリーの平均年収
サントリーホールディングスの平均年収は1,200万円程度とも言われており、日本の大手企業の中でも最高水準に位置する企業のひとつです(2024年時点、平均年齢44.8歳前後の数値とされています)。
2024年には平均7%程度の賃上げが実施されたとも報じられており、新卒入社後の給与水準についても業界の中では比較的高い傾向があるとされています。ただし、ホールディングスは非上場であるため、有価証券報告書ベースの公開数字とは異なる点に注意が必要です。
理系はどのような職種がある?
サントリーにおける理系学生の主な就職先職種は以下のとおりです。
- 基礎研究職:酒類・飲料の素材研究や生命科学分野の研究開発
- 商品開発職:中味開発・製法開発・原料探索・品質保証など
- 生産技術職:製造ラインの設計・管理・改善
- 品質保証・品質管理職:製品の安全性・品質維持の管理業務
- サプライチェーン職(理系採用あり):物流・需給計画・生産管理
特に修士・博士課程の院生は研究職・商品開発職への配属が想定されやすく、インターンシップでも生産研究部門のコースを選ぶことで、志望職種に直結した経験を積むことができます。
採用実績のある大学・大学院
サントリーは非上場であるため公式な採用実績校の開示は限られていますが、就活情報サイトの口コミや先輩情報によると、旧帝大・早慶・上智・ICU・関関同立・MARCHなど幅広い大学から採用実績があるとも言われています。
特に基礎研究・商品開発などの理系職では、旧帝大および難関私立大学の大学院出身者が多い傾向があるとされています。ただし、大学名だけで合否が決まるわけではなく、研究内容・志望動機・人物評価が重視される選考です。
【サントリーのインターン】インターンの概要
インターンの内容
サントリーのインターンシップは、大きく「ビジネス部門」と「生産研究部門」の2区分に分けられ、それぞれ複数のコースが設置されています。
ビジネス部門(4コース)
- セールスマーケティングコース
- ファイナンス・アカウンティングコース
- ブランドマネージャーコース
- サプライチェーンコース
生産研究部門(3コース)
- 基礎研究コース
- 商品開発・生産コース
- 生産技術・生産コース
生産研究部門のコースは理系学生(特に大学院生)が対象となっており、実際の研究テーマや製品開発プロセスに関わる実践的な業務体験が中心です。商品開発・生産コースでは、酒類・清涼飲料水の中味開発や製法開発、原料の探索・評価などに携わり、技術者視点で商品価値を生み出す体験ができます。
プログラムの期間はコースによって異なりますが、3日〜10日程度の日程が設定されることが多く、フルタイム(9:00〜17:30前後)での参加が基本とされています。
締め切りはいつ?夏・冬の募集スケジュール
サントリーのインターンシップは夏と冬の2回にわたって実施されています。過去の実施実績をもとにした目安は以下のとおりです(年度によって変動するため、必ず公式採用サイトで最新情報を確認してください)。
- 夏インターン:8〜9月頃に実施。ES締切は概ね6〜7月頃とも言われています
- 冬インターン:12月〜1月頃に実施。ES締切は10〜11月頃とも言われています
早期選考を見据えると夏インターンへの参加が特に重要とされており、3年生の4〜5月頃からマイページ登録・企業研究を始めておくことが推奨されます。
サントリーのインターンシップの特徴
サントリーのインターンシップは選考直結型として機能しており、参加した学生は担当分野への初期配属が想定されるという点が大きな特徴です。単なる職場見学やグループワークにとどまらず、実際の業務課題に取り組む実践型のプログラムとなっています。
また、理系院生向けの生産研究部門コースでは、研究概要の提出や自己PR動画の提出が求められるケースがあるとも言われており、専門性と人物像の両面を総合的に評価するスタイルが採られています。
【サントリーのインターン】インターンの選考フロー
サントリーのインターン選考は概ね以下のフローで進みます。コースや時期によって若干異なる場合があるため、エントリー時に公式案内を必ず確認してください。
公式採用サイトからマイページを作成し、希望コースにエントリーします。
志望動機・自己PR・研究概要(理系コースは必須の場合あり)などを記入して提出します。
言語・非言語の能力テストおよび性格適性検査が実施されます。テストの形式はSPIや独自形式とも言われています。
ES内容・研究内容・志望動機をもとにした面接が実施されます。オンライン形式が中心とも言われています。理系コースでは研究内容に関する技術的な質問が行われるケースがあります。
選考通過後、指定の日程でインターンシップに参加します。期間は3〜10日程度。
生産研究部門コースでは、ES提出時に自己PR動画や研究概要書の添付が求められる場合があります。また、コースによっては面接が1回のみの場合もあるとも言われており、選考ステップの数はエントリー時に確認することをおすすめします。
【サントリーのインターン】インターンの倍率・難易度
サントリーのインターンシップは人気企業ゆえに非常に高い競争率となっており、難易度は高いと考えておくべきです。
難易度はどれくらい?
サントリーのインターンシップ選考は、ES・Webテスト・面接のすべての段階で一定の水準が求められます。特に生産研究部門では専門知識の深さも評価対象となるため、理系院生にとっても油断できない選考となっています。
就活情報サイトの口コミや先輩情報をもとにすると、難易度は「高い〜非常に高い」とする評価が多く見られます。食品・飲料業界の中でもトップクラスの人気を誇る企業であるため、それに見合った対策が必要です。
倍率が高い理由
倍率が高くなる主な理由は以下の3点が挙げられます。
- ブランド力の高さ:「サントリー」という名前のブランド力が強く、幅広い学生から人気を集めるため応募者数が多くなりやすい
- 職種の多様性:理系・文系を問わず複数コースが設置されており、多くの学生にとって応募の間口が広い
- 選考直結型の価値:インターン参加が本選考に有利に働くとされているため、優秀層が集中しやすい
選考通過率はどれくらい?
具体的な選考通過率について公式な数値の開示はありません。就活情報サイト上の先輩口コミをもとにすると、各選考ステップを経るごとに絞り込まれていく傾向があり、最終的なインターン参加者数はエントリー者数の数パーセント程度とも言われています。
いずれの数値も非公式情報であり、年度・コース・時期によって異なる可能性があります。通過率の数字にとらわれすぎず、各ステップの対策を丁寧に積み上げることが重要です。
夏と冬どっちが倍率が高い?
一般的に、夏インターンは3年生の就活本格化とともに多くの学生がエントリーするため、応募者数が増えやすく倍率が高くなる傾向があるとも言われています。一方、冬インターンは夏に参加できなかった学生や志望度が固まった学生が集中する傾向があり、質の高い競合が多くなるとも言われています。
どちらが有利かは一概には言えませんが、早期選考との連動を考えると夏インターンへの参加が本選考対策上も重要度が高いとされています。
【サントリーのインターン】インターン優遇はある?
早期選考優遇
サントリーのインターンシップは選考直結型であり、参加者に対して本選考とは別ルートの「インターンシップ選考」が設定されているとも言われています。インターンシップ経由の選考ルートを通過した場合、参加したインターンシップの分野への初期配属が想定されるという点で、本選考の一般ルートとは異なる特別な選考フローが用意されている可能性があります。
本選考優遇
インターンシップ参加者が本選考で優遇される可能性があるとも言われていますが、公式には明言されていません。ただし、インターンシップ経由の選考と一般応募の選考は別立てとなっており、インターンシップ参加者向けに独自の選考ルートが設定されている実態があるとされています。
インターンシップ終了後に個別面談や座談会の機会が設けられるケースがあるとも言われており、社員との関係構築が本選考への準備にもつながりやすい構造となっています。
リクルーター・推薦との関係
サントリーではリクルーター制度や大学推薦の活用については公式に詳細が公開されておらず、情報が限られています。理系院生の場合、大学推薦の活用可否については所属大学や研究室の指導教員に確認することが確実です。
インターンシップ参加後に社員との接点が生まれやすいという特性上、参加者が自然にリクルーターに近い社員と関係を持つケースがあるとも言われていますが、制度としての詳細は不明です。
【サントリーのインターン】学部生と院生どちらが有利?
サントリーのインターンシップは部門・コースによって対象層が異なります。生産研究部門(基礎研究・商品開発・生産技術コース)は主に理系の大学院生(修士・博士課程)を対象としており、研究概要の提出が必要になるなど院生向けの構成となっています。
一方、ビジネス部門のコースは学部生・院生を問わず応募できるとされており、文理問わず応募可能な間口の広さが特徴です。
研究職・商品開発職への就職を目指す理系院生にとっては、生産研究部門のコースへの参加が選考上最も直結しやすいとも言われており、学部生の場合はビジネス部門コースへのチャレンジも有力な選択肢となります。いずれにせよ、コース選択と自分の強みのマッチングが重要です。
【サントリーのインターン】選考通過するためのポイント
サントリーのインターンシップ選考を突破するために、特に重要な3つのポイントを解説します。
志望動機を完璧に答えられるようにする
サントリーの面接では、「なぜ食品・飲料業界か」「なぜ競合他社ではなくサントリーか」「なぜこのコースを志望するか」という三層構造の志望動機を明確に語れることが求められます。
「やってみなはれ」の企業文化や、特定の製品・ブランドへの思い入れと結びつけた志望動機は好印象を持たれやすいとも言われています。自分の経験・強みとサントリーの求める人物像を接続するストーリーを事前に組み立てておきましょう。
Webテスト・適性検査の対策をする
ES通過後に課されるWebテストは、言語・非言語の能力テストと性格適性検査で構成されます。テストの形式はSPI3や独自テストとも言われており、早めに市販の問題集やオンライン模試で基礎力を鍛えておくことが重要です。
人気企業のインターンは書類選考後にWebテストで大きく絞られるケースが多く、ここで足をすくわれないよう最低限の対策は必須です。
研究概要・技術面接の対策をする
生産研究部門コースでは、研究概要書の提出や技術面接が実施されるケースがあります。自分の研究を専門外の人にも伝わりやすい言葉でまとめる練習を積んでおくことが重要です。
技術面接では「研究の目的・方法・結果・考察」を論理的に説明できることはもちろん、「その研究がサントリーの事業にどう活きるか」という視点を持っていることが評価されやすいとも言われています。事前に研究内容を3分程度で説明できるよう反復練習しておきましょう。
【サントリーのインターン】評価される人物像
「やってみなはれ」精神を体現できる人
サントリーが創業以来掲げてきた「やってみなはれ」という企業文化は、チャレンジ精神・開拓者精神を重視するメッセージです。失敗を恐れずに挑戦し、その経験から学んで前進できる姿勢がある人物は、選考でも高く評価される傾向があるとも言われています。
自己PRや面接では、過去に困難な課題に挑み、粘り強く取り組んだエピソードを具体的に語れるよう準備しておきましょう。
専門性と顧客視点を両立できる人
理系コースでは技術的な専門性が重要視される一方で、「お客様視点かつ技術者視点で商品価値を生み出す」という発想が求められています。商品開発コースの紹介にも明示されているこの姿勢は、理系院生に対しても単なる研究能力だけでなく、消費者・市場への理解を持っているかを問うものです。
自分の研究をどのように製品・サービスの価値向上につなげられるかを意識しながら、選考に臨むことが重要です。
【サントリーのインターン】インターンに落ちたら本選考は受けられない?
インターンシップの選考に落ちた場合でも、本選考への応募は可能です。サントリーでは「オープン選考」と「インターンシップ選考」の2ルートが設けられており、インターン不参加の学生もオープン選考から本選考にエントリーできます。
ただし、インターンシップに参加した学生が独自の選考ルートで早期選考に乗ることができるという構造上、インターン不参加の場合は選考情報の入手機会や早期選考への対応が遅れやすくなることは意識しておく必要があります。
インターンシップに落ちた場合は、その経験を振り返りESや面接の改善点を整理したうえで、本選考に向けた対策を早めにスタートさせることが重要です。OB・OG訪問やキャリアセンターの活用など、情報収集の手段を広げることも有効です。
【サントリーのインターン】サントリーのインターンに関するよくある質問
※正式には「オープン・カンパニー」や「キャリア教育」として区分されるプログラムも含まれる場合がありますが、本記事では学生の間で広く使われている慣例に従い「インターン」「インターンシップ」と表記しています。
文系でも参加できるインターンコースはありますか?
はい、ビジネス部門のインターンシップはセールスマーケティング・ファイナンス・ブランドマネージャー・サプライチェーンの4コースが設定されており、文系学生も応募可能とされています。ただし、コースによって募集要件や選考内容が異なるため、エントリー前に公式採用サイトで各コースの募集要件を確認するようにしましょう。
研究・授業と両立してインターンシップに参加できますか?
インターンシップの期間は3〜10日程度とされており、夏休み・冬休みの時期に集中して開催される傾向があります。そのため、授業への影響は比較的少ない設計とも言えます。ただし、研究室の繁忙期や学会発表との重複を避けるためにも、エントリー前に指導教員や研究室のスケジュールを確認しておくことをおすすめします。
交通費や宿泊費は支給されますか?
過去の参加者の情報によると、交通費の実費支給と昼食代(1日1,000円程度)の補助があったとも言われています。また、遠方から参加する場合は宿泊が用意されるケースもあるとされています。ただし、制度の詳細は年度・コースによって変わる可能性があるため、選考通過後に提示される案内文を必ず確認してください。
インターンシップは何コースまで応募できますか?
応募できるコース数については、公式案内に従ってください。複数コースへの重複応募が可能かどうかは年度によって異なる場合があるため、エントリー時の案内を必ず確認することが重要です。
【サントリーのインターン】まとめ
本記事では、28卒の就活生・特に理系学生に向けてサントリーのインターンシップの全体像を解説しました。重要なポイントをまとめます。
- サントリーのインターンシップはビジネス部門(4コース)と生産研究部門(3コース)の計7コースが設定されている
- 生産研究部門は主に理系院生を対象としており、研究概要の提出や技術面接が求められるケースがある
- 選考フローはES→Webテスト→面接の流れが基本で、倍率は高い水準とも言われている
- インターンシップは選考直結型で、参加者には独自の選考ルートが用意される可能性がある
- インターンシップに落ちた場合でもオープン選考から本選考への応募が可能
- 選考通過のポイントは志望動機の深掘り・Webテスト対策・研究概要の準備の3点
サントリーは「やってみなはれ」の精神を体現できる人物を求めており、チャレンジ経験や専門性と顧客視点の両立を意識した準備が重要です。早めの情報収集と対策を積み重ね、インターンシップ参加を目指して行動を起こしてください。

