【無料】エゴグラム診断|5つの自我状態であなたの性格タイプ・適職を徹底分析

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

エゴグラム診断

たった30問で、あなたの性格の「形」がわかる!

CP・NP・A・FC・ACという5つの自我状態のバランスを、グラフにして返す無料のエゴグラム診断。

直感で選ぶだけで、あなたの性格タイプが【5本のグラフ】でひと目でわかる。

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エゴグラム診断とは?無料で受けられる5つの自我状態の性格診断

エゴグラム診断は、5つの自我状態のバランスをグラフにして見る性格診断です。

ひとつのタイプ名で言い切るのではなく、5本の棒グラフの高さと、その並び方で読み取ります。

もとになっているのは、精神科医のエリック・バーンが提唱した交流分析という理論です。

その交流分析をもとに、ジョン・M・デュセイが自我状態のエネルギー量をグラフ化する手法として1972年に発表したのがエゴグラムでした。

出典:Dusay, J. M.「Egograms and the “Constancy Hypothesis”」Transactional Analysis Journal 第2巻3号 37-41頁(2026年8月24日確認)

同じ点数でも並び方が変われば、読み取れる傾向は変わります。

ここでは、エゴグラム診断がどんな仕組みで結果を出しているのかを解説します。

エゴグラム診断は交流分析の5つの自我状態を測る

エゴグラム診断が測るのは、性格の良し悪しではありません。

心の中にある5つの働きに、それぞれどれだけエネルギーを使っているかを測ります。

5つとは、CP・NP・A・FC・ACと呼ばれる自我状態のことです。

交流分析では、人の心を親・大人・子どもという3つの立場に分けて考えます。

親の立場をCPとNPの2つに、子どもの立場をFCとACの2つに分け、大人の立場をAとしたものが5つの自我状態です。

例えば、後輩のミスを見て「期限は守るべきだ」と感じるときはCPが働いています。

一方で、同じ場面で「落ち込んでいないだろうか」と気にかけるときはNPが働いています。

どちらが正しいという話ではなく、どちらに多くのエネルギーを使うかという配分の違いです。

この配分を目に見える形にしたものが、エゴグラム診断の5本のグラフです。

エゴグラム診断とTEG・東大式エゴグラムの違い

エゴグラムという名前の診断は、ひとつではありません。

よく知られているのが、東大式エゴグラムと呼ばれるTEGです。

TEGは東京大学医学部心療内科TEG研究会が開発し、金子書房が販売している心理検査で、TEGは同社の商標です。

設問文そのものが著作物にあたるため、無料の診断がTEGの設問をそのまま使うことはできません。

したがって、無料で公開されているエゴグラム診断の多くは、交流分析の5つの自我状態という理論だけを共有した独自の簡易版です。

このページのエゴグラム診断も同じで、設問30問はすべて独自に作成しています。

逆に言えば、同じ「エゴグラム」でも設問数も採点方法も診断ごとに違うということです。

そのため、別のサイトで受けた結果と点数が食い違っても、どちらかが間違っているわけではありません。

比べたいときは、点数ではなく5本の形が似ているかどうかで見比べてください。

無料のエゴグラム診断は30問のチェックリストで受けられる

エゴグラム診断を受けるのに、特別な準備は必要ありません。

このページから進める無料のエゴグラム診断は、30問のチェックリストに答えるだけです。

5つの自我状態それぞれに6問ずつ設問があり、はい・どちらでもない・いいえの3つから選びます。

各軸は0点から12点までの範囲で採点され、その5本がグラフとして表示されます。

例えばCPで6問すべてに「はい」を選べば12点、すべて「いいえ」なら0点になります。

一方で、迷って「どちらでもない」を選び続けると、5本が中央に寄って形が出にくくなります。

形をはっきりさせたいなら、迷った設問こそ直感でどちらかに寄せてください。

登録や入力の前に考え込むほど、理想の自分に近い答えを選びやすくなります。

まずは30問を一気に通して、自分の5本がどんな形になるかを確かめてみましょう。

エゴグラム診断でわかるCP・NP・A・FC・ACの意味

エゴグラム診断の結果を読むには、5つの自我状態が何を指すのかを知っておく必要があります。

CP・NP・A・FC・ACは、それぞれ別の心の働きを表す記号です。

どれかが高いから優秀、低いから劣っているという順位はありません。

高いときに出る良さと出にくくなる面が、5つそれぞれにあります。

グラフは左からCP・NP・A・FC・ACの順に並ぶのが一般的です。

5つは親・大人・子どもという3つの立場を、さらに細かく分けたものです。

CPとNPは親の立場、FCとACは子どもの立場で、それぞれ正反対の方向に働きます。

ここでは、エゴグラム診断で測る5つの自我状態の意味を順番に解説します。

① CP|規範と責任感をつかさどる批判的な親

CPは、Critical Parentの略で、批判的な親と訳されます。

ルールや理想を掲げ、「こうあるべきだ」と判断する働きです。

CPが高い人は、決めたことを最後までやり切り、約束や期限をきちんと守ります。

筋の通らないことに気づきやすく、集団の中では基準を示す役割を担いやすくなります。

一方でCPが高すぎると、その基準を他人にも求めてしまい、厳しく見られることがあります。

逆にCPが低い人は、相手のやり方を否定せず受け入れる柔らかさを持っています。

ただしCPが低すぎると、締切や約束がずるずると後ろにずれやすくなります。

どちらの場合も、CP単体ではなく隣のNPとの高低差で読むと実態に近づきます。

自分のグラフを見るときは、まずCPとNPのどちらが高いかを確かめてください。

② NP|受容と共感をつかさどる養育的な親

NPは、Nurturing Parentの略で、養育的な親と訳されます。

相手を受け入れ、世話を焼き、支えようとする働きです。

NPが高い人は、困っている人の変化に早く気づき、頼まれる前に手を貸します。

人が集まる場をなごませ、対立が起きても関係をつなぎとめます。

一方でNPが高すぎると、相手のためにやりすぎて自分の時間を削ってしまいます。

逆にNPが低い人は、必要以上に踏み込まず、相手の自立を尊重できます。

ただしNPが低すぎると、冷たい、関心がないと受け取られることがあります。

NPは同じ親の立場でも、CPとは正反対の方向に働く点が特徴です。

CPが高くNPが低い形なのか、その逆なのかを、自分のグラフで見比べてみましょう。

③ A|事実と論理で判断する大人

Aは、Adultの略で、大人と訳されます。

感情を挟まず、事実と情報をもとに冷静に判断する働きです。

Aが高い人は、条件を並べて比べ、根拠がそろってから決めます。

問題が起きたときも、感情的にならず現実的な対処を組み立てられます。

一方でAが高すぎると、理屈が先に立って淡々とした印象になることがあります。

逆にAが低い人は、感情や勢いを大切にした、人間味のある動き方をします。

ただしAが低すぎると、思いつきで進めて確認が甘くなりやすくなります。

Aは5本のちょうど真ん中にあり、両側の親と子どものバランスを取る位置にあります。

自分のグラフで真ん中がへこんでいるか、突き出ているかを確かめてください。

④ FC|感情をそのまま出す自由な子ども

FCは、Free Childの略で、自由な子どもと訳されます。

好奇心や感情を、周囲を気にせずそのまま表に出す働きです。

FCが高い人は、面白そうなものにすぐ飛び込み、場を明るくします。

初めての環境でも物おじせず、思ったことを素直に口に出せます。

一方でFCが高すぎると、勢いで動いて手順の確認が後回しになりがちです。

逆にFCが低い人は、落ち着いていて、感情に振り回されずに行動できます。

ただしFCが低すぎると、楽しむことに罪悪感を持ち、息切れしやすくなります。

FCは、隣のACとの差がもっとも性格の印象を左右する組み合わせです。

グラフの右側2本、FCとACのどちらが高いかを必ず確かめておきましょう。

⑤ AC|周囲に合わせる順応した子ども

ACは、Adapted Childの略で、順応した子どもと訳されます。

相手の期待を読み、自分を抑えて合わせようとする働きです。

ACが高い人は、場の空気を察し、対立を避けて全体をなめらかに動かします。

相手が何を求めているかに敏感で、集団の中で衝突を起こしません。

一方でACが高すぎると、言いたいことを飲み込み続けて、あとから疲れがたまります。

ACが高すぎる状態は、我慢の量が本人の自覚を超えているサインとして読まれます。

逆にACが低い人は、思ったことをはっきり言え、自分の判断で動けます。

ただしACが低すぎると、周囲との摩擦が増えることがあります。

ACは5本の一番右にあり、ここが突出していないかを最初に確かめてください。

エゴグラム診断のパターン一覧|代表的な型と特徴

エゴグラム診断のパターンとは、5本のグラフを結んだ線が描く形のことです。

点数を1本ずつ見るのではなく、全体の輪郭で読むのがパターン分析です。

高い軸と低い軸の位置関係が同じなら、点数の絶対値が違っても同じ型として扱われます。

型の名前は、台形型・M型・W型のように、線の見た目をそのまま呼んだものが定着しています。

ただし、いくつの型に分けるか、どの条件で判定するかは診断ごとに異なります。

このページの診断では、次の10種類に分けて判定しています。

判定条件も併せて示すので、自分のグラフと見比べてください。

ここでは、エゴグラム診断の代表的なパターンを順番に解説します。

① 台形型・逆台形型|まん中が高い形と両端が高い形

台形型は、本診断ではNP・A・FCが高く、両端のCPとACが低い場合に判定されます。

やさしさと論理とのびやかさが同時に立つため、人当たりがよく、しかも話の筋が通ります。

両端が低いぶん、自分にも他人にも厳しくなりきれないのが弱点です。

言いにくいことを伝える場面や、締切前の追い込みが苦手になりがちです。

逆台形型は、CPとACが高く、まん中のNP・A・FCが低い場合に判定されます。

「こうすべきだ」という基準の強さと、「嫌われたくない」という遠慮が同時に出ている形です。

任されたことをきちんと仕上げる一方で、その厳しさが自分に向かい、外には出せません。

2つは正反対の形なので、まん中3本と両端2本のどちらが高いかを見れば区別できます。

自分のグラフで、中央が盛り上がっているか、へこんでいるかを最初に確かめてください。

② M型・W型|山が2つできる形

M型は、本診断ではNPとFCが高く、CP・A・ACが低い場合に判定されます。

2番目と4番目が持ち上がるため、線がMの字を描きます。

人にやさしく、感情を素直に出せるので、周囲から親しみやすいと受け取られます。

一方で、判断を感情に寄せやすく、冷静な検討が後回しになることがあります。

W型は、CP・A・ACが高く、NPとFCが低い場合に判定されます。

1番目・3番目・5番目が持ち上がり、線がWの字を描く形です。

基準を持ち、事実で判断し、周囲にも合わせられるため、任された役割を的確にこなします。

ただし、感情を出す2本が低いので、自分の気持ちを抑え込んで消耗しやすい形でもあります。

M型とW型は山と谷がちょうど入れ替わった関係なので、見比べると自分の型がはっきりします。

③ N型・逆N型|斜めに流れる形

N型は、本診断ではNPとACが高く、CPとFCが低い場合に判定されます。

人には尽くし、周囲にも合わせるため、頼まれごとを断りにくい形です。

自分の要求を通す2本が低いので、気づかないうちに負荷が偏ります。

逆N型は、CPとFCが高く、NPとACが低い場合に判定されます。

自分の基準を持ち、感じたことをそのまま出すので、意思がはっきり伝わります。

一方で、相手に合わせる2本が低いため、周囲と摩擦が起きることがあります。

どちらも「与える側」と「通す側」のどちらに寄っているかで見分けられます。

2つの型は真逆に見えて、どちらもバランスが片側に寄っている点では同じです。

自分の線が右上がりに折れているか、左上がりに折れているかを確かめてください。

④ 山型・右上がり型・右下がり型|頂点と傾きで読む形

山型は、本診断ではAが最も高く、両端のCPとACが低い場合に判定されます。

中央がとがるため、感情より事実を優先して判断する傾向が強く出ます。

冷静さが持ち味ですが、人の気持ちに寄り添う場面では物足りなく見えることがあります。

右上がり型は、CPとNPが低く、FCとACが高い場合に判定されます。

親の立場が弱く子どもの立場が強いため、素直で愛嬌がある反面、判断を人に委ねがちです。

右下がり型は逆に、CPとNPが高く、FCとACが低い場合に判定されます。

面倒見がよく責任感も強い一方、自分の感情を出す機会が少なくなります。

この3つは、線の頂点がどこにあるか、全体がどちらに傾いているかで見分けます。

グラフを左から右へ指でなぞって、上がっているか下がっているかを確かめてみましょう。

⑤ 平坦型|5本の差が小さい形

平坦型は、本診断では最高点と最低点の差が2点以内の場合に判定されます。

5本がほぼ同じ高さで並ぶため、線がまっすぐに近くなります。

突出した軸がないぶん、場面に応じて役割を変えられる柔軟さがあります。

相手や状況に合わせて出す自分を切り替えられるのが最大の持ち味です。

一方で、特徴が薄く見えやすく、自分の持ち味を言葉にしにくいという面もあります。

平坦型が出たときは、点数がわずかに高い軸を1本だけ選んで読むと輪郭が出ます。

また、迷って「どちらでもない」を選び続けた場合も平坦に近づきます。

形がはっきりしないと感じたら、直感で寄せて受け直すと変わることがあります。

自分の5本の差が2点以内に収まっているかどうかを確かめてください。

エゴグラム診断の結果の見方|高い・低いの判断基準

エゴグラム診断の結果は、点数の合計ではなく5本の高低差で読みます。

満点も合格点も存在せず、高い軸が多いほど良いという基準もありません。

デュセイは、ひとつの自我状態が高まると別の自我状態が下がるという考え方を示しました。

心のエネルギーの総量は変わらず、配分だけが動くという見方です。

出典:Dusay, J. M.「Egograms and the “Constancy Hypothesis”」Transactional Analysis Journal 第2巻3号 37-41頁(2026年8月24日確認)

だからこそ、5本すべてを高くすることを目指す意味はありません。

ここでは、エゴグラム診断の結果を読むときの3つの基準を解説します。

① 結果は点数の高さではなく5本の形で読む

結果を開いて最初に合計点を数えたくなる人は少なくありません。

しかし、合計点が高いことに意味はありません。

本診断では各軸を0点から12点で採点し、9点以上を高い、5点から8点を標準、4点以下を低いとして扱います。

例えば全体が高めに出た人と低めに出た人がいても、5本の並び方が同じなら同じ型になります。

一方で、合計点が同じでも、どの軸に配分されたかが違えば読み取れる傾向はまったく変わります。

点数はあくまで形を描くための材料だということです。

言い換えれば、比べるべきは他人との点差ではなく、自分の中の高低差です。

一番高い軸と一番低い軸の組み合わせが、あなたの傾向をもっとも端的に表します。

結果を見たら、まずその2本がどれかを確かめてください。

② 一つの軸が高すぎる・低すぎるときの読み方

特定の軸だけが突出して高い結果が出ることがあります。

その場合、その働きにエネルギーが集中している状態と読みます。

例えばACが高すぎるときは、周囲に合わせる力が強く働きすぎている状態です。

合わせること自体は問題ではありませんが、本人の自覚を超えて我慢が積み上がりやすくなります。

一方で、CPが高すぎるときは基準の厳しさが自分にも他人にも向かいます。

逆に、ある軸だけが極端に低い場合は、その働きを使う機会が少ない状態と読みます。

低い軸は欠けているのではなく、単に出番がなかっただけということが少なくありません。

意識して使う場面を作ると、時間をかけて上がっていくのが低い軸の特徴です。

突出した軸を見つけたら、それが高すぎるのか低すぎるのかを確かめておきましょう。

③ エゴグラム診断の結果は受けた時期で変わる

エゴグラム診断の結果は、生まれつき決まったものではありません。

受けた時期の状態が、そのままグラフに映ります。

例えば、忙しく気を張っている時期はACが高めに出ることがあります。

一方で、気持ちに余裕がある時期にはFCが上がることもあります。

どちらも間違いではなく、そのときの自分を正しく映した結果です。

だからこそ、一度の結果で自分を決めつける必要はありません。

時期を変えて受け直すと、変わらなかった軸こそが自分の核だとわかります。

変わった軸は、いま置かれている環境から受けている影響を教えてくれます。

結果はスクリーンショットで残しておき、数か月後に見比べてみましょう。

エゴグラム診断でわかる適職と人との相性

エゴグラム診断は、適職をひとつに言い当てる仕組みではありません。

測っているのは職業への適性ではなく、人と関わるときのエネルギーの配分だからです。

ただし、高い軸がわかれば、自分が力を出しやすい役割の方向は見えてきます。

相性についても同じで、良い相手・悪い相手を判定するものではありません。

5本の形が違う相手とは、噛み合う場面と噛み合わない場面がはっきり分かれます。

その分かれ目を先に知っておけば、関係がこじれる前に手を打てます。

自分の形と相手の形を並べるだけで、対応の見当はつくようになります。

ここでは、エゴグラム診断の結果から適職と相性をどう読むかを解説します。

① 高い軸から考える適職の方向

適職は、5本のうち一番高い軸から逆算すると考えやすくなります。

CPが高い人は、基準を守り抜くことが価値になる役割で力を出しやすくなります。

NPが高い人は、人を支えたり育てたりする過程そのものにやりがいを感じます。

Aが高い人は、情報を整理して筋道を立てる作業で消耗しにくくなります。

FCが高い人は、新しいものを生み出したり、人前で表現したりする場面で伸びます。

ACが高い人は、相手の求めを読み取って形にする調整役で持ち味が出ます。

一方で、これは向き不向きを決めつけるものではありません。

同じ仕事でも、どの軸を使ってこなすかは人によって違うからです。

高い軸を1本選び、その働きを使える場面が多い環境かどうかで考えてみてください。

② エゴグラム診断で見る人との相性

相性は、2人のグラフを重ねたときの凹凸で読みます。

片方の高い軸が、もう片方の低い軸を補う形になっていると噛み合いやすくなります。

例えばNPが高い人とACが高い人は、支える側と受け取る側で役割が自然に分かれます。

一方で、CPが高い人同士は、どちらも自分の基準を譲らないため衝突が起きやすくなります。

FCが高い人同士は盛り上がりますが、決めごとが進まないまま終わることがあります。

形が似ていると共感しやすく、違っていると補い合いやすいという関係です。

どちらが良いということはなく、場面によって効く組み合わせが変わります。

合わないと感じる相手がいるなら、どの軸の高低が逆になっているかを考えてみてください。

相手の形を想像するだけでも、対応の仕方は変えられます。

③ 自己犠牲になりやすいタイプの見分け方

エゴグラム診断の結果には、無理をためやすい形があります。

典型は、NPとACがどちらも高く、FCが低い形です。

人には尽くし、周囲にも合わせ、自分の感情だけを出さない配分になっているためです。

この形の人は、頼まれごとを断れず、限界まで抱えてから急に動けなくなります。

本人は我慢している自覚が薄く、周囲からも問題なく回っているように見えます。

一方で、ACだけが高くNPが低い形は、我慢の理由が相手のためではなく摩擦を避けるためです。

どちらの形も、低いFCをどう上げるかが負荷を減らす鍵になります。

好きなことに時間を使う、思ったことを一度口に出す、といった小さな行動でも動きます。

自分の形がこのパターンに近いかどうかを、結果を見て確かめてください。

エゴグラム診断のよくある質問

エゴグラム診断について、検索されることの多い疑問をまとめました。

いずれも、確認できる情報と確認できない情報を分けて回答しています。

根拠にあたる公表データが見つからないものは、そのまま見つからないと書いています。

診断結果の解釈は、断定できる範囲を超えないほうが役に立つからです。

タイプの分布や的中率のように、数字で語られやすい話ほど出所があいまいになりがちです。

出所を確認できたものだけを事実として扱い、それ以外は考え方として書いています。

ここでは、エゴグラム診断についてよく聞かれる4つの質問に答えます。

① エゴグラムで日本人に多いタイプは

「日本人にはN型が多い」といった説明を見かけることがあります。

ただし、その根拠にあたる公表データを確認することはできませんでした。

診断サービスごとに設問数も採点方法も母集団も異なるため、全国的な分布として比較できる数字が公開されていないからです。

そのため、多いタイプかどうかを気にする必要はありません。

仮に多数派の型だったとしても、あなたの高い軸と低い軸が変わるわけではないからです。

逆に珍しい型が出ても、それ自体に良し悪しはありません。

比べる相手は他人ではなく、前に受けたときの自分の形です。

分布ではなく、自分の5本の高低差を読むほうが役に立ちます。

結果が出たら、多い少ないではなく形そのものに目を向けてください。

② エゴグラムで少ないタイプは

少ないタイプについても、比較できる公表データは確認できませんでした。

理由は多いタイプと同じで、診断ごとに型の分け方も判定条件も違うためです。

例えば10種類に分ける診断と、29種類に分ける診断では、同じ人でも別の型名がつきます。

本診断では10種類に分けており、疑似的な回答データで検証したところ、どの型も極端に出ないことは確認しています。

ただしこれは本診断の内部での話で、世の中の分布を示すものではありません。

珍しい型を引き当てることに意味はないと考えてください。

型の名前は自分の形を覚えるための目印にすぎません。

大事なのは、どの軸が高くどの軸が低いかという中身のほうです。

型名を覚えるより、高い軸と低い軸を1本ずつ言えるようにしておきましょう。

③ エゴグラム診断は当たるのか

エゴグラム診断は、将来や適職を言い当てるための占いではありません。

いま自分がどの自我状態にエネルギーを使っているかを、自己申告の回答から整理して見せる仕組みです。

したがって、当たるかどうかではなく、答えたとおりに映っているかで見るのが正しい使い方です。

結果に違和感があるときは、理想の自分を基準に答えていた可能性があります。

「こうありたい」ではなく「この1か月、実際にどう動いたか」で答え直すと結果は変わります。

また、辛口に感じる結果が出ることもあります。

低く出た軸は欠点の指摘ではなく、単に使う機会が少なかった働きを示しているだけです。

厳しく見える結果ほど、自覚していなかった部分を映していることがあります。

納得できないと感じたら、時間を空けてもう一度受けてみてください。

④ 厚生労働省こころの耳のセルフチェックとの違い

公的機関が公開しているエゴグラムのセルフチェックもあります。

厚生労働省委託事業の「こころの耳」で公開されている「5分でできるエゴグラムセルフチェック2024」は50問で構成され、NPO法人日本交流分析協会の協会版エゴグラムをもとに制作されています。

出典:厚生労働省 こころの耳「5分でできるエゴグラムセルフチェック2024」(2026年8月24日確認)

本診断は30問で、設問はすべて独自に作成した簡易版です。

設問数が違うため、同じ人が受けても点数がそのまま一致するとは限りません。

一方で、どちらもCP・NP・A・FC・ACの5つを測る点は共通しています。

形の傾向が両方で似ていれば、その傾向は安定していると考えられます。

より詳しく知りたい場合は、公的なセルフチェックを併用するのが現実的です。

まずは30問の本診断で、自分の形にあたりをつけてみてください。

※本診断は、交流分析で用いられる5つの自我状態の考え方を参考にした独自の簡易診断です。東大式エゴグラム(TEG)とは関係がなく、その設問・採点基準は使用していません。医学的・学術的な診断ではありません。

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