理系でも部活はできる?両立させるための注意点や得られるメリットを解説

理系でも部活はできる?両立させるための注意点や得られるメリットを解説

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「理系の学部に進学することが決まったけど、部活をすることってできるのかな?」
「理系の学部に通いながら部活を両立する方法を知りたい!」

このように、学業が忙しい理系大学生の中には部活ができるのか知りたい方もいるのではないでしょうか。

この記事では、理系の大学生でも部活ができるのか、理系の大学生が部活をする際に注意すべき点などについて解説していきます。

理系大学生でも部活ができるのかについて知ることで、部活を始めるかどうか適切な判断をすることができます。また、記事で紹介する注意点を押さえて実践すれば、学業と部活の両立をすることができるでしょう。

理系学部に進学する予定の方や部活をしようか迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

理系の大学生でも部活と勉強の両立は可能か

大学には「部活」と「サークル」というものがあります。

部活はいわゆる高校の部活と同じようなもので、大会などの目標に向かって練習や活動を行います。高校の部活に比べて練習が厳しいと感じる人も多く、また、拘束時間が長いことも特徴といえるでしょう。

一方、サークルは学生による活動団体を指します。サークルは部活に比べて活動日や時間の拘束力がないのが特徴です。

緩い雰囲気の中で和気あいあいと活動ができるのがサークルに入るメリットで、得意なスポーツや楽器などに真摯に向き合い、スキルを磨くことができるのが部活に入るメリットといえるでしょう。

理系大学生は勉強が忙しく課外活動をすることが難しいと思われやすいですが、部活と学業を両立することは可能です。さらに、部活に入ることで得られる様々なメリットがあります。

理系の大学生が部活をするときの3つの注意点

理系の大学生が部活をする場合には、いくつか注意するべき点があります。ここからは、理系の大学生が部活をする際に注意するべき3点を紹介していきます。理系大学生の方で部活をするか迷っている方は、以下の点を事前に確認しておきましょう。

  • 時間の確保ができるか検討する
  • 部活の規則を確認する
  • 学年が上がると部活に費やせる時間が減る

1:時間の確保ができるか検討する

理系大学生は他の学部の大学生に比べ、多くの時間を勉強にあてなければなりません。また、大学での部活は、前述したように拘束時間が長いです。

そのため、理系大学生が部活をする場合には、時間の確保ができるかよく検討するようにしましょう。

2:部活の規則を確認する

大学の部活、特に体育会系と呼ばれる運動部などは休みや遅刻に対して厳しい規則がある場合があります。そのため、テスト前や実験などの学業に時間を割かれる理系大学生にとってこのような規則の厳しい部活に入るのは現実的ではありません。

入部前に部活の規則をよく確認し、入部後も問題なく過ごせるか検討するようにしましょう。

3:学年が上がると部活に費やせる時間が減る

理系の大学生は学年が進むにつれて、実験や研究室が忙しくなります。そのため、文系の同学年の学生に比べると部活に費やされる時間が減るということも、理解しておきましょう。

練習時間が多い部活やチームプレーが中心となる部活に入ると、練習に参加できないことでデメリットを被る可能性があります。

理系の大学生が部活に入る6つのメリット

忙しい理系の大学生が部活動の両立を頑張ることで、以下のようなメリットを得ることができます。ここからは、理系の大学生が部活に入る6つのメリットを紹介していきます。

部活に入るか迷っている理系大学生の方は、以下の内容をぜひ参考にしてみてください。

  • 人間関係が広がる
  • 達成感が得られる
  • 有益な情報が得られる
  • 就職活動の対策になる
  • 恋愛できる可能性がある
  • 卒業しても関係が続く仲間が得られる

1:人間関係が広がる

部活に入ると同じ学年の知り合いはもちろん、先輩や後輩の知り合いが多くなります。また、仲間と共に1つの目標に向かって努力をすることで、友人関係を超えた絆を築くことができるでしょう。

このように、部活に入ることで人間関係が広がるというメリットがあります。

2:達成感が得られる

部活で大会やコンクールを目指して努力することは、勉強に追われがちな理系の学生にとって勉強以外のことにのめり込む絶好のチャンスです。また、部活動で結果を出すことができれば、達成感を得られるため、自信に繋がるでしょう。

このように達成感が得られるということも、理系大学生が部活に入るメリットです。

3:有益な情報が得られる

学業が優先の理系大学生にとって、単位取得のための情報は多ければ多いほど良いでしょう。部活に入って人間関係を構築しておくことで、おすすめの授業や過去レポ、試験の過去問といった学業に有益な情報が得られるというメリットもあります。

4:就職活動の対策になる

規則や上下関係に厳しい部活に所属していると、自然と就活で役立つような常識やマナーが身についていきます。例えば時間を守るという意識や、目標に向かって自己分析を行って努力していく力や共感力などが養われるのです。

したがって、部活に入ることは就職活動の対策にもなります。

5:恋愛できる可能性がある

部活に入れば自然と人間関係が広がり、出会いも多くなります。また、部活なら同じことに打ち込む学生が一堂に会するため、自然と気の合う異性に出会うこともできるでしょう。部活に入ることで、恋愛できる可能性もあります。

6:卒業しても関係が続く仲間が得られる

部活はサークルに比べ、縦横の繋がりが強いものです。卒業後も「同期会」を開いて定期的に近況報告をしたり、就職活動の際に「OB訪問」をさせてくれたりする先輩も多いでしょう。部活に入るメリットとして、卒業しても関係が続く仲間を得られるという点もあります。

理系の大学生が部活に入るデメリット

理系の大学生が部活に入るメリットがあればデメリットもあります。ここからは、理系の大学生が部活に入るデメリットについて紹介していきます。理系の大学生で部活に入るか検討中の方は、念のため以下の内容もおさえておきましょう。

  • 忙しさ
  • 金銭的な負担

忙しさ

理系の大学生は学業に多くの時間をとられます。また、学年が上がるにつれて研究室や実験が忙しくなるパターンが多く、次第に両立がきついと感じてしまう方も多いです。

このように、理系の大学生が部活に入るデメリットとして、忙しさというものがあります。

金銭的な負担

部活動の中には、道具代や遠征費用といった金銭的な負担が大きいものもあります。理系の大学生はアルバイトが難しい場合があるため、金銭的な負担が大きくなってしまうこともあるでしょう。

部活に加えアルバイトもすることは可能か

学業に多くの時間を割く理系の大学生の中には、部活に加えてアルバイトもしたいという方もいることでしょう。また、部活費用を稼ぐためにアルバイトをする必要があるという方も多くいます。

結論から言うと、部活に加えアルバイトをすることは可能です。プログラミング教室の講師や塾講師など、理系の知識を活かせるアルバイトが特に理系大学生に向いています。

また、研究室のアシスタントのアルバイトなら、アルバイトをしながら研究分野に対する知識を深めることができるでしょう。さらに、新たに覚えることや人間関係で悩む可能性が低いため、精神的な負担が少なく済むというメリットもあります。

継続してアルバイトを続けるのが難しい場合には、短期バイトをこなすことで収入を得るという方法もあります。短期バイトなら短い期間で多くの社会経験を積むこともできるでしょう。

部活以外で理系大学生がすべきこと9選

ここまで、理系の大学生が部活やアルバイトをすることについて紹介してきました。部活以外に理系の大学生が就職前にすべきこととしては、どのようなことがあるのでしょうか。

ここからは、部活以外で理系大学生がすべきことをご紹介します。後悔のない大学生活を送りたいという方は参考にしてみてください。

1:自動車免許をとる

自動車の免許は取得するまでに時間がかかります。社会人になった後に自動車免許をとりたいと思っても、時間が確保できず難しい場合があります。また、仕事や勤務先への通勤で自動車免許が必要なこともあるでしょう。

そのため、大学在学中に自動車免許をとることをおすすめします。時間の確保が難しい場合には、短期間で集中して講義を受けることのできる合宿免許を利用するのも良いでしょう。

2:様々なアルバイトを経験する

自由時間が少ない理系大学生でも、工夫次第で学業とアルバイトの両立はできます。学生時代には、部活以外に様々なアルバイトを経験することがおすすめです。

様々なアルバイトを経験することで、お金の価値や働くことの大切さを知ることができます。また、アルバイトで給料を得ると同時に、自身の経験値やスキルを得ることもできるでしょう。

理系大学生ならではの知識が活かせるアルバイトや、就活に役立つアルバイトを探してみてください。時間の確保が難しいという場合には「1日だけ」「3日だけ」といった短期バイトをしてみるのも良いでしょう。

3:長期休みに旅行をする

旅行で非日常を経験することは、学業で忙しい理系の大学生にとって絶好の気分転換になります。また、旅行先で様々な人に出会うことで、自分を見つめ直したり、人生観を養ったりすることができるでしょう。

大学生は長期休みがとれる最後のチャンスです。社会人になってからではまとまった休みをとることが難しくなるため、長期休みを利用して旅行をすることをおすすめします。

4:本を読む

部活以外の時間に、本を読むのもおすすめです。

本を読むことは、教養や知識を得ることができるというメリットや、自分以外の価値観に触れることができるといったメリットがあります。

また、読書によって得られる知識は大学の講義や友達との関わりでは得られないものが多いため、大学時代に多くの本を読んでおくことはその後の人生に役立つでしょう。

5:一人暮らしをする

一人暮らしをすることは、多くのメリットがあります。友人や恋人を家に招くこともでき、家のインテリアを自由にレイアウトできるのも楽しいでしょう。

一方で、一人暮らしでは炊事・洗濯・掃除を全て自分で行わなくてはなりません。朝起こしてくれる人もいないため、学業が忙しい理系大学生にとっては自制心を持って日々過ごす必要があるでしょう。

一人暮らしすることで自己管理の習慣が身につけば、社会人になってからも役立つでしょう。

6:英語の勉強をする

理系の大学生でも、院試や就職活動で、ある程度の英語力が求められます。また、英語力を磨いておくことで留学の道が開けることもあるでしょう。

そのため、理系大学生は英語の勉強をしておくことをおすすめします。参考書やアプリを使って学習を行い、TOEICなどの検定を受けることで実力の確認をしてみましょう。

また、YouTubeで学習したり字幕なしで洋画を観たりする方法もおすすめです。自分にとって継続しやすい方法を見つけ、楽しみながら取り組むと良いでしょう。

7:資格の取得に挑戦する

理系の大学生はその知識を活かし、資格の取得にチャレンジすることをおすすめします。特に、以下の資格が就職活動や就職後にも役立つでしょう。

・ITパスポート
・基本情報技術者
・情報セキュリティマネジメント
・危険物取扱者
・知的財産管理技能士

大学で学んでいる分野や就職したい企業の特徴に応じて、自分に合った資格の取得を目指してみてください。

8:プログラミングを身につける

理系の大学生の中には、システムエンジニアやプログラマーといった職種に就くことを目指している人も多いでしょう。このような職種に就くためには、プログラミングを身につける必要があります。

また、プログラミングは義務教育でも必修化され、注目度が高まってきています。プログラミングの技術を持っていることは、今後どの企業でも評価されるようになるでしょう。

さらに、プログラミングの知識があることでプログラミング教室の講師のアルバイトをできるというメリットもあるため、プログラミングを身につけることをおすすめします。

9:インターンシップに参加する

インターンシップとは、学生が企業で実際の業務を行う職業体験のことです。企業のインターンシップの中には理系大学生のみが応募できるものがあり、理系大学生はこのようなインターンシップに参加してみると良いでしょう。

インターンシップに参加することで、就職後の実際の勤務のイメージをすることができます。また、就活の際に有利になることも多いため、興味のある職種や企業のインターンシップの情報収集をしてみてください。

大学生活の充実のために部活への加入も検討してみよう!

この記事では、理系の大学生が部活をすることは可能なのか、さらに部活と両立させるための注意点や理系大学生が部活以外にすべきことなどについて紹介してきました。

部活をすることで、過去問などの有益な情報を得られるというメリットや、人間関係が広がり卒業後も関係が続く仲間を得られるといったメリットがあります。

理系大学生は学業が忙しいですが、部活に入ることでさらに大学生活を充実させることができます。

この記事で紹介した注意点やメリット・デメリットを頭に入れた上で、ぜひ部活と学業の両立を目指してみてください。

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