HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
就職活動を行ううえで「自己分析」を行うことはとても重要です。
自己分析は、自分を客観視することで仕事における適性を自覚し、就職活動を有利に進めるために行います。
企業選び、エントリーシート・履歴書の作成、面接に至るまでどの場面でも必要になりますが、実際にどのように自己分析を行ったら良いのでしょうか。
この記事では、自己分析の参考になると話題の適性診断「16personalities」について解説します。
特徴や種類について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【16personalitiesってどんな適性診断?】16personalitiesとは
16personalitiesとは一体どんなものなのでしょうか。
名前だけなら聞いたことがあるという方もいるかもしれません。
流行したきっかけは、世界中で大人気の韓国人ボーイズグループでした。
診断結果をSNSにアップしたことで、一気に知名度が上がりました。
この適性診断は、心理学者ユングの著書『心理学的類型』を元にして作成された「MBTI」をさらに簡略化したものになります。
元々は、第二次世界大戦中に働きに出た女性たちが、自身の性格に合う職種を見つけるための適性診断でした。
欧米では伝統的に広く親しまれ、日本で言うところの血液型診断にあたります。
多くの人が結果の正確さに驚き、自己分析の参考にしているようです。
ここからは、その特徴について詳しく解説していきます。
【16personalitiesってどんな適性診断?】特徴
16personalitiesとは、その名のとおり人間を16のパーソナリティに分類した適性診断です。
診断結果は16種類のオリジナルキャラクターで表示され、視覚的にも非常にわかりやすく作られています。
全部で60問の質問があり、7段階で答えます。
また、答える際のポイントが3つ明記されており、より直感的に答えるよう指示されるのが特徴です。
具体的には、「12分で終わらせましょう」「正直に答えましょう」「できるだけ中立の答えは避けましょう」の3つです。
これは、答えるまでの時間やその時の精神状態が診断結果に大きく影響することを表しています。
3つのポイントを意識して回答することで、より正確な診断結果が得られるでしょう。
ここからは、具体的にキャラクターの特徴を紹介していきます。
【16personalitiesってどんな適性診断?】種類
まず、「分析家」「外交官」「番人」「探検家」の4つに分類されます。
そこからさらに4つに分類され、より具体的なキャラクターが表示されます。
たとえば、「分析家」のグループは「建築家」「論理学者」「指揮官」「討論者」の4つに分かれるのが特徴です。
また、「外交官」のグループは「提唱者」「仲介者」「主人公」「広報運動家」の4種類に分かれます。
そして、「番人」のグループは「管理者」「擁護者」「幹部」「領事官」の4つ、「探検家」のグループは「巨匠」「冒険家」「起業家」「エンターテイナー」の4つに分かれるので、自分がどのキャラクターになるのかチェックしましょう。
ここからは「広報運動家」「擁護者」「エンターテイナー」の3つのキャラクターをピックアップし、それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
広報運動家
「広報運動家」は「外交官」に分類されているキャラクターです。
このタイプはとても自由な精神を持ち、好奇心旺盛で常に刺激と創造性を求めています。
関わりを持った人との精神的なつながりを求めるため、コミュニケーション能力にも長けています。
表面的な人間関係ではなく、より内面的な付き合い方をするため良い人間関係を築けるでしょう。
また、仕事面ではその自由な発想を活かし、クリエイティブな職業で活躍することができます。
グラフィックデザイナーやアートディレクターは、そのオリジナリティとコミュニケーション能力を活かせる仕事です。
また、広報探検家は刺激を求めることが多く、意識が常に外に向かっています。
そのため、事務職や研究職などの一人でコツコツと行う仕事はあまり向いていないと言えるでしょう。
擁護者
「擁護者」は「番人」に分類されているキャラクターです。
このタイプは、非常にユニークで思いやりを持った人です。
高い分析力を持ち、内向型でありながらコミュニケーション能力に長けており、他人のために尽くすことができます。
また自分の信念を持ち、人のアイデアや意見を受け入れられる柔軟性も持ち合わせています。
仕事面では、その性格の良さを活かして医学・教育・社会慈善活動などの職業で活躍できるでしょう。
医療従事者や学校教員は、献身的でありながらも責任感を持って仕事をこなす擁護者に向いていると言えます。
しかし、擁護者の弱みとして「自己主張が弱い」「頑固」というものが挙げられます。
そのため、販売スタッフや営業職など、自主性が重要である仕事にはあまり向いてないかもしれません。
エンターテイナー
「エンターテイナー」は「探検家」に分類されているキャラクターです。
自由な性格で人から注目されていることを求め、積極的に周りの人を楽しませようという天性の素質を持っています。
また、細部までこだわる信念を持っているため、美的感覚に優れています。
さらに、観察力と適応力にも優れており、誰よりも早く周囲の状況を判断し、環境の変化に対応することも得意です。
仕事面では、豊かな感性と行動力を持っているので、社会や人との交流が多くある職業が向いているでしょう。
芸術家や芸能人など、常に環境の変化が伴う刺激的な職業で活躍できます。
しかし「計画性のなさ」や「単純作業に向かない」などの欠点もあるため、事務職やデータ入力など単調な作業が多い仕事は向いていません。
【16personalitiesってどんな適性診断?】診断でわかること
16personalitiesでは、詳細な診断結果からさまざまなことを知ることができます。
具体的には、「キャラクターの性格タイプ」「概要」「自分の強みや弱み」「友情関係」「恋愛関係」「親子関係」「キャリアパス」「職場の習慣」「まとめ」、これらの9つの項目からより詳細な診断結果が得られます。
この中でも「キャリアパス」と「職場の習慣」は就職活動の際に非常に重要な項目であり、どのような環境でどのように働くのが向いているのか、詳細に知ることができるのは大きな魅力です。
具体的な職種も記載されているので、よりイメージしやすい診断結果を得ることができるでしょう。
また、短所を踏まえたうえで、仕事での注意点も記載されています。
自分の短所は受け止めづらいものですが、しっかりと理解して活かすようにしましょう。
【16personalitiesってどんな適性診断?】無料でできるの?
16personalitiesについて解説してきましたが、診断が無料なのかどうか気になる方も多いでしょう。
結論から言うと無料で受けることができ、さらに個人情報の登録も不要で、診断にかかる時間も12分程度なので気軽に試すことができます。
また、16personalitiesは自己分析の参考にできるだけではなく、実生活でも大いに役立つと言えます。
診断結果が自分の生き方のヒントとして役立つこともあるかもしれません。
さまざまなことがわかる適性診断が無料で行えますので、ぜひ試してみてください。
【16personalitiesってどんな適性診断?】評判について
16personalitiesは知名度も高く、世界中の人が利用しています。
その背景には、診断結果の信ぴょう性の高さが関係しているようです。
また、診断結果が項目ごとに詳しく表示され、視覚的にわかりやすく作られていることも人気の理由です。
有料診断サイトと同等の診断結果が無料で得られるので、試してみる価値は大いにあります。
また、学校や会社で友人知人同士、またはSNS上で診断結果について話し合うと盛り上がるでしょう。
この適性診断は、就職活動はもちろんコミュニケーションのツールとしても活用できます。
まとめ
16personalitiesは自己分析にもコミュニケーションツールにも利用できる、人気の高い適性診断だということがわかりました。
手軽さはもちろん、世界中で利用されていることから信ぴょう性の高さも裏付けられています。
自分の性格や短所は客観視しにくく、言語化するのは難しいです。
しかし、この適性診断ではいくつかの質問に答えるだけで、詳細な診断結果を得ることができるので、気になる方は一度受けてみてはいかがでしょうか。