
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
大学3年はインターンに行かないと就活で不利になる?
「大学3年生のうちにインターンに参加しないと、就活で不利になるのでは?」という不安を抱いている就活生は少なくありません。
近年、インターンシップは就職活動において重要な役割を果たすようになり、参加する学生も増加傾向にあります。
しかし、インターンに参加しなかったからといって、必ずしも不利になるわけではありません。
重要なのは、インターンに参加することで得られるメリットを理解し、自身の就職活動にどう活かすかを考えることです。
企業によっては、インターンシップを早期選考の一環として位置づけたり、学生の能力や適性を見極める場として重視したりするケースもあります。
一方で、インターンに参加しなくても、ESや面接対策を徹底することで十分に内定を獲得している学生も多くいます。
インターン参加の有無だけでなく、あなたが大学生活でどのような経験をし、そこから何を学び、それをどのように企業で活かせるのかを具体的に伝える力が、就職活動の成功には不可欠です。
大学3年のインターンの参加率
具体的な参照元データは提示されていませんが、近年、大学3年生のインターンシップ参加率は増加傾向にあります。
これは、企業が早期から学生との接点を持つことを重視し、インターンシップを本選考の一環として位置づけるケースが増えていることが背景にあります。
多くの企業がインターンシップを通じて学生の能力や適性を見極めようとするため、学生側もインターンへの参加意欲が高まっています。
特に、長期インターンシップでは、実際の業務を経験することで、企業文化や仕事内容への理解を深め、自身のキャリアプランを具体的に描く機会となるため人気を集めています。
しかし、インターンシップに参加しない学生が就職活動で不利になるという明確なデータは存在しません。
インターンシップはあくまで就職活動の一つの選択肢であり、参加しなかったとしても、大学での学業や課外活動、アルバイト経験などを通じて得た学びやスキルを効果的にアピールできれば、十分に内定を獲得することは可能です。
重要なのは、どのような経験であっても、そこから何を学び、どのように成長したのかを論理的に説明する力です。
インターンに参加するメリット
インターンに参加する最大のメリットは、企業や業界への理解を深められることです。
実際の職場で働くことで、企業の雰囲気や社員の方々の働き方を肌で感じることができます。
これにより、企業のウェブサイトやパンフレットだけでは得られないリアルな情報に触れることができ、入社後のミスマッチを防ぐ上で非常に役立ちます。
また、インターンシップを通じて、その業界で働くことの面白さや難しさ、やりがいなどを具体的に知ることができます。
これにより、自身のキャリアプランをより明確に描くことができ、本当に自分がやりたいことを見つけるきっかけにもなるでしょう。
さらに、インターンシップは自己成長の機会でもあります。
実際の業務に携わることで、ビジネススキルや問題解決能力、コミュニケーション能力など、様々な能力を向上させることができます。
社員の方々からのフィードバックを受けることで、自身の強みや弱みを客観的に把握し、今後の成長に繋げることが可能です。
インターンシップで得られた経験は、エントリーシート(ES)や面接でのアピール材料としても非常に有効です。具体的なエピソードを交えながら自身の学びや貢献を語ることで、採用担当者に強い印象を与えることができるでしょう。
インターンに参加しないメリット
インターンに参加しないことにも、いくつかのメリットがあります。
まず、インターンシップに参加しないことで、大学の学業や、それ以外の課外活動、自己啓発などに集中する時間を確保できます。
例えば、専門分野の学習を深めたり、資格取得に励んだり、留学やボランティア活動に力を入れたりすることも可能です。
これらの活動を通じて得られた経験も、就職活動において十分にアピールできる貴重な財産となります。
企業は、学生がどのような経験をしたかだけでなく、その経験から何を学び、どのように成長したのかを重視します。
そのため、インターンシップ以外の活動であっても、目標を持って主体的に取り組み、具体的な成果や学びを説明できれば、採用担当者に良い印象を与えることができるでしょう。
また、インターンシップに参加しないことで、就職活動全体のスケジュールを柔軟に調整できるというメリットもあります。
早期からインターンシップに参加すると、学業との両立が難しくなったり、他の企業の選考準備に時間を割けなくなったりする可能性もあります。
インターンに参加しないことで、自身のペースで企業研究を進めたり、エントリーシートや面接の対策をじっくり行ったりする時間を確保できます。焦らず、自分のペースで就職活動を進めたい学生にとっては、インターンに参加しないという選択も有効です。
大学3年が参加できるインターンの種類
大学3年生になると、いよいよ本格的な就職活動が視野に入り、様々な種類のインターンシップへの参加を検討し始めることでしょう。
インターンシップには、期間や内容によっていくつかのタイプがあり、それぞれに特徴があります。
短期間で企業の雰囲気を体験できるものから、長期的に実務に携わることで深い学びを得られるものまで、多岐にわたります。
どのタイプのインターンが自分に合っているのか、それぞれの特徴を理解した上で選ぶことが、より有意義な経験に繋がります。
ここでは、大学3年生が参加できる主なインターンの種類について、それぞれの概要と特徴を詳しく解説します。
自身の興味や目的に合わせて、最適なインターンシップを見つけるための参考にしてください。
短期インターン
短期インターンは、数日から1週間程度の短い期間で行われるインターンシップです。
企業の概要や業界について理解を深めることを目的としており、特定のプロジェクトやワークショップ形式で実施されることが多い傾向にあります。
実際の業務を体験する機会は限定的ですが、企業文化や働く雰囲気を感じ取るには十分な内容となっています。
複数の企業の短期インターンに参加することで、様々な業界や職種に触れ、自身の興味や適性を探る良い機会にもなります。
学業との両立もしやすく、気軽に企業の雰囲気を知りたい学生におすすめの種類と言えるでしょう。
1Dayインターンシップ
1Dayインターンシップは、その名の通り1日で完結するインターンシップです。
企業説明会とグループワークが中心となることが多く、企業や業界の概要を短時間で把握することができます。
社員の方々との交流の機会が設けられていることもあり、直接質問をしたり、企業文化について話を聞いたりすることも可能です。
就業体験というよりは、企業理解を深めるためのイベントとして位置づけられることが多く、就職活動の初期段階で様々な企業に触れたい学生に適しています。複数の企業の1Dayインターンシップに参加することで、効率的に情報収集ができる点が大きなメリットです。
3daysワークショップ
3daysワークショップは、3日間程度の期間で行われるインターンシップで、特定のテーマに沿ったグループワークやプロジェクト型演習が中心となります。
学生がチームを組んで課題解決に取り組んだり、新規事業の立案をしたりするなど、実践的な内容が含まれることが多いです。
1Dayインターンシップよりも深く企業や事業内容について学ぶことができ、また、チームでの協業を通じて、コミュニケーション能力や問題解決能力を養う機会にもなります。
社員の方々からのフィードバックを受けることもできるため、自身のスキルアップに繋げたい学生におすすめです。
1weekインターンシップ
1weekインターンシップは、1週間程度の期間で行われるインターンシップです。
短期間ではありますが、企業によっては実際の業務の一部を体験できる場合もあります。
業界理解を深めるとともに、企業独自の文化や働き方をより具体的に知ることができます。
グループワークや社員との交流を通じて、企業で働くことのイメージを掴むのに適しています。
比較的まとまった期間を要するため、学業との兼ね合いを考慮する必要がありますが、その分、企業への理解度を深められる貴重な機会となるでしょう。
長期インターン
長期インターンは、数ヶ月から1年以上にわたって実施されるインターンシップで、学生が企業の実際の業務に社員の一員として携わる点が最大の特徴です。
給与が発生する有給インターンである場合も多く、アルバイトと同じように働きながら、専門的なスキルや実務経験を積むことができます。
マーケティング、営業、エンジニア、デザインなど、様々な職種で募集されており、自身の興味のある分野で実践的な経験を積むことが可能です。
長期インターンを通じて、企業文化や業界知識を深く理解できるだけでなく、社会人としての基礎力や専門スキルを身につけることができます。
ワークショップ
ワークショップ形式のインターンシップは、座学だけでなく、参加型のグループワークやディスカッションを通じて、特定のテーマについて深く学ぶことを目的としています。
企業が抱える実際の課題を題材に、学生がチームで解決策を考えたり、新規事業のアイデアを提案したりする形式が多く見られます。
実践的な思考力や問題解決能力、チームワークを養うことができるだけでなく、企業がどのような視点でビジネスに取り組んでいるかを肌で感じられる貴重な機会です。
短期間で行われることが多く、様々な業界のワークショップに参加することで、自身の興味の幅を広げることも可能です。
その他のインターン
上記以外にも、大学3年生が参加できるインターンシップには様々な種類があります。
例えば、地方創生をテーマにした地域密着型のインターンシップや、NPO法人や社会貢献活動に特化したソーシャルインターンシップなどがあります。
また、オンラインで実施される「オンラインインターンシップ」も近年増加しており、自宅から企業のプログラムに参加できるため、地理的な制約なく幅広い企業に触れることが可能です。
さらに、大学と連携して実施される「大学推薦型インターンシップ」や、特定の専門分野に特化した「専門職インターンシップ」なども存在します。
これらの多様なインターンシップの中から、自身の興味や将来のキャリアプランに合ったものを選ぶことで、より充実した学生生活を送るとともに、就職活動における強力なアピール材料を得ることができるでしょう。
大学3年のインターンはいつ頃?
大学3年生にとって、インターンシップの参加は就職活動を有利に進める上で非常に重要なステップとなります。
しかし、「いつ頃からインターンに参加すればいいのだろう?」と悩む学生も少なくありません。
インターンシップは、その時期によって内容や目的が大きく異なります。
大きく分けると、夏に開催される「サマーインターン」、秋から冬にかけて開催される「秋・冬インターン」、そして年間を通して募集が行われる「通年開催のインターン」の3種類があります。
それぞれのインターンシップの開催時期や特徴を理解することで、自身の就職活動のスケジュールと照らし合わせながら、最適なインターンを選ぶことができるでしょう。
サマーインターン
サマーインターンは、大学3年生を対象としたインターンシップの中で最も早く開催されるものです。
例年、6月から9月頃にかけて実施されることが多く、特に7月から8月にかけてがピークとなります。
多くの企業がサマーインターンを通して、早期から優秀な学生との接点を持とうとします。
期間は1日から数週間まで様々ですが、グループワークや企業説明会、社員との交流会などが中心となることが多いです。
企業によっては、サマーインターンがその後の本選考に直結する早期選考の機会となる場合もあります。
秋・冬インターン
秋・冬インターンは、サマーインターンに続いて、大学3年生の10月から2月頃にかけて実施されるインターンシップです。
サマーインターンを逃してしまった学生や、さらに多くの企業や業界を知りたいと考えている学生にとって、貴重な機会となります。
秋・冬インターンは、企業の業界理解を深める内容に加え、より実践的なワークやプロジェクト型のインターンも増えてくる傾向があります。
例えば、実際の事業課題をテーマにしたグループワークや、短期的な業務体験などが含まれることもあります。
サマーインターンと同様に、秋・冬インターンが早期選考の一環となる企業もあるため、参加を検討する際には、企業ごとの情報をしっかりと確認することが大切です。
通年開催のインターン
通年開催のインターンは、特定の時期に限定されず、年間を通して学生を募集しているインターンシップです。
特に長期インターンシップに多く見られる形式で、学生が企業の実際の業務に社員の一員として携わることが特徴です。
自分の都合に合わせて参加時期を調整できるため、学業や他の活動と両立しやすいというメリットがあります。
また、短期インターンでは得られない、より深く専門的な実務経験を積むことができます。
マーケティング、営業、エンジニアなど、多様な職種で募集されており、自身の興味のある分野で実践的なスキルを磨きたい学生におすすめです。
通年開催のインターンは、自身のキャリアプランを具体的に描き、将来の仕事に活かせるスキルを身につけるための貴重な機会となるでしょう。
大学3年はインターンをいつから探し始めるべき?
大学3年生がインターンシップをいつから探し始めるべきかという問いに対しては、早ければ早いほど良いというのが一般的な答えです。
特に、サマーインターンへの参加を考えているのであれば、大学3年生の春頃(4月〜5月頃)から情報収集を始めるのが理想的です。
その根拠として、サマーインターンは例年6月から9月頃に実施されることが多く、応募締め切りが早い企業では5月中に設定されている場合もあるからです。
多くの就活生がサマーインターンを皮切りに就職活動を本格化させるため、人気のインターンシップは早期に募集が締め切られてしまう傾向にあります。
情報収集の方法としては、企業の採用ページや就職情報サイトを定期的にチェックするだけでなく、大学のキャリアセンターや就職課が提供する情報も活用すると良いでしょう。
早期に情報を集めることで、より多くのインターンシップの選択肢の中から、自身の興味や目標に合ったものを選ぶことができます。
また、インターンシップの選考では、エントリーシート(ES)の提出や面接が行われることがほとんどです。
早い時期から情報収集を始めれば、ES作成や面接対策に十分な時間を確保でき、より質の高い準備を行うことが可能になります。
たとえサマーインターンに間に合わなかったとしても、秋・冬インターンや通年開催の長期インターンなど、大学3年生が参加できるインターンシップは他にも多くあります。
重要なのは、情報収集を後回しにせず、常にアンテナを張っておくことです。早めに行動を起こすことで、焦らずに自身のペースで就職活動を進め、より良い結果に繋げることができるでしょう。
大学3年はインターンに何社参加すれば問題ない?
大学3年生にとって、インターンシップへの参加は就職活動における重要なステップですが、「一体何社くらい参加すれば十分なのだろう?」という疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。
インターンシップの参加社数には明確な「正解」はありませんが、自身の目的意識と時間の使い方によって、最適な参加社数は異なります。
やみくもに数をこなすのではなく、一つひとつのインターンシップから何を学び、どのように自身のキャリアに活かすかを考えることが重要です。
ここでは、インターンの平均参加社数や、多く参加することのメリット・デメリットについて、その根拠を交えながら解説します。
インターンの平均参加社数
最新の具体的なデータソースが手元にないため、正確な平均参加社数を提示することはできませんが、近年、大学3年生のインターンシップ参加社数は増加傾向にあると言われています。
これは、企業が早期から学生との接点を持つことを重視し、インターンシップが本選考に直結するケースが増えていることが背景にあります。
多くの就活生が複数のインターンシップに参加することで、様々な業界や企業に触れ、自身の興味や適性を見極めようとしています。
一方で、少数のインターンシップに深くコミットし、そこでの経験を最大限に活かして就職活動を成功させる学生も少なくありません。
重要なのは、参加社数自体よりも、それぞれのインターンシップから得られる学びや経験の質であると言えるでしょう。
多く参加した方がいいのか多く参加した方がいいのか
インターンシップは、多く参加すればするほど良いというわけではありません。
しかし、多くのインターンシップに参加することには、以下のようなメリットがあります。
まず、幅広い業界や企業を知ることができるという点です。
複数のインターンに参加することで、それぞれの業界の特色や企業の文化、働き方を肌で感じることができ、自分に本当に合った業界や企業を見つける手助けになります。
様々なタイプの企業を見ることで、視野が広がり、自身のキャリア選択の幅も広がるでしょう。
次に、多様な経験を積めるという点です。
異なるインターンシップでは、それぞれ異なる課題やワークに取り組むことになります。
これにより、様々なタイプのビジネススキルや問題解決能力、コミュニケーション能力を養うことが可能です。
例えば、あるインターンではチームでの協業を学び、別のインターンではプレゼンテーション能力を磨くといった形で、多角的なスキルアップが期待できます。
しかし、一方で多くのインターンに参加することにはデメリットも存在します。
最も大きなデメリットは、時間の制約です。
大学の学業や、それ以外の課外活動、自己啓発に費やす時間が圧迫される可能性があります。
多くのインターンに手を出しすぎると、一つひとつのインターンシップに対して深く取り組むことができず、結果として得るものが少なくなってしまうことも考えられます。
また、インターンシップの選考対策に追われ、本選考に向けての準備がおろそかになるリスクも存在します。
したがって、インターンシップの参加社数は、自身の目的意識と時間のバランスを考慮して決めるのが賢明です。
志望業界や企業が明確でない場合は、複数社に参加して視野を広げるのが良いでしょう。しかし、すでに志望業界や企業が定まっている場合は、興味のある数社に絞って深くコミットし、そこでの経験を最大限に活かす戦略も有効です。量より質を重視し、それぞれのインターンシップから得られる学びを自身の言葉で語れるように準備しておくことが、就職活動成功の鍵となります。
大学3年でインターンに参加したい人がやるべきこと
大学3年生になり、インターンシップへの参加を検討し始めたものの、「どうやって探し始めればいいのだろう?」と迷う人もいるかもしれません。
インターンシップの探し方にはいくつかの方法があり、それぞれの方法を効果的に活用することで、自身に合ったインターンシップを見つけることができます。
漠然と探し始めるのではなく、明確な目的意識を持って行動することが、より有意義なインターンシップへの参加へと繋がります。
ここでは、大学3年生がインターンシップに参加するためにやるべき具体的なステップを解説します。
志望企業の採用サイトをチェックする
志望する企業がすでに明確になっている場合、まず最初にその企業の採用サイトをチェックすることは非常に有効な探し方です。
多くの企業は、自社の採用サイトでインターンシップの募集要項やスケジュールを詳細に掲載しています。
これにより、最新の情報を直接入手できるだけでなく、企業の採用に関する考え方や求める人物像についても深く理解することができます。
採用サイトには、インターンシップの内容や期間、応募資格、選考フローなどが具体的に記載されているため、自身の興味やスキルに合致するかどうかを判断する上で役立ちます。
過去のインターンシップの実施状況や参加者の声などが掲載されている場合もあり、参加を検討する際の参考になります。定期的に志望企業の採用サイトを訪問し、新着情報や募集開始のアナウンスを見逃さないようにすることが大切です。
インターン募集サイトから申し込む
志望企業がまだ定まっていない場合や、より多くのインターンシップの選択肢から選びたい場合は、インターン募集サイトの活用が効果的です。
代表的なインターン募集サイトには、様々な業界や企業のインターンシップ情報が集約されており、条件を絞って検索することができます。
例えば、業界、職種、期間、実施地域などで絞り込むことで、効率的に自身に合ったインターンシップを見つけることが可能です。
多くの企業がこれらのサイトを通じてインターンシップの募集を行っているため、一度に多くの情報を得られる点が大きなメリットです。
また、サイトによっては、インターンシップの体験談や選考対策に関する情報も提供されている場合があり、参考にすることができます。
気になるインターンシップが見つかったら、募集要項をよく確認し、応募手続きを進めましょう。
大学のキャリアセンターを利用する
大学のキャリアセンターや就職課は、学生の就職活動をサポートするための専門機関であり、インターンシップ探しにおいても非常に心強い味方となります。
キャリアセンターでは、企業からのインターンシップ募集情報を集約しているだけでなく、大学独自の推薦枠があるインターンシップを紹介してくれる場合もあります。
また、個別のキャリア相談や、エントリーシートの添削、面接対策など、インターンシップの選考を突破するための具体的なサポートも受けることができます。
自身の興味や適性について相談し、それに合ったインターンシップを提案してもらうことも可能です。
キャリアセンターの担当者は、過去の就職活動のデータや企業の採用動向に詳しく、学生一人ひとりに合わせたアドバイスを提供してくれるため、積極的に活用することをおすすめします。
大学のキャリアセンターの情報を定期的にチェックしたり、個別相談を予約したりして、自身のインターンシップ探しに役立てましょう。
大学3年でインターンに行かない人がやるべきこと
大学3年生でインターンシップに参加しないという選択をした場合でも、就職活動を有利に進めるためにやるべきことはたくさんあります。
インターンシップはあくまで就職活動の一つの手段であり、参加しなかったからといって不利になるわけではありません。
重要なのは、インターンシップ以外の方法で自己理解を深め、企業へのアピールポイントを明確にし、効率的に就職活動を進めることです。
ここでは、インターンに参加しない大学3年生が具体的に取り組むべきことについて解説します。
徹底的に自己分析をする
大学3年生でインターンに行かないのであれば、徹底的に自己分析を行うことが非常に重要です。
自己分析は、自身の強みや弱み、価値観、興味、そして将来やりたいことなどを明確にするための土台となります。
これまでの大学生活やアルバイト経験 、学業、課外活動などを振り返り、どのような経験を通じて何を学び、どのように成長したのかを深く掘り下げてみましょう。
例えば、アルバイト経験であれば、アルバイトを始めたきっかけ 、特に力を入れて取り組んだエピソード 、そこから得られた成果 、そして何を学んだのか 、という流れで深掘りすることができます。
自己分析を徹底することで、エントリーシートや面接で自信を持って自分をアピールできるようになります。
受けられる早期選考情報を早めに探してエントリーする
大学3年でインターンに行かないのであれば、受けられる早期選考情報を早めに探してエントリーすることが非常に大切です。
近年、多くの企業がインターンシップを早期選考の一環として位置づけていますが、インターンに参加しない学生向けの早期選考も存在します。
企業の採用サイトや就職情報サイトをこまめにチェックし、インターンシップを必須としない早期選考や、特定のスキルや経験を持つ学生を対象とした選考など、多様なルートがないかを探しましょう。
早期選考は、通常の選考よりも早い時期に内定を得られる可能性があるため、就職活動を優位に進める上で非常に有効な手段となります。
情報収集を怠らず、興味のある企業や業界の早期選考スケジュールを把握し、積極的にエントリーしていくことが成功の鍵を握ります。
業界研究をして本命業界・企業を探す
大学3年でインターンに行かないのであれば、徹底的に業界研究を行い、自身の本命となる業界や企業を見つけることが重要です。
インターンシップに参加しない分、業界や企業への理解度が不足しがちになる可能性があります。
そこで、書籍やインターネット、OB・OG訪問などを活用して、様々な業界の構造や動向、将来性、そしてそれぞれの業界に属する企業の事業内容や強み、企業文化などを深く調べてみましょう。
複数の業界を比較検討することで、自身の興味や価値観に本当に合致する業界や企業を見つけやすくなります。
業界研究を通じて、企業が求める人物像や能力 を把握し、自身の強みや経験がどのように活かせるかを具体的に考えることができるようになります。これにより、エントリーシートや面接において、企業への深い理解と入社への熱意をアピールすることが可能となるでしょう。
大学3年のインターンまとめ
大学3年生にとって、インターンシップは就職活動を有利に進めるための重要な機会であり、多くの学生が参加を検討しています。
インターンシップには、1Day、3days、1weekといった短期のものから、数ヶ月にわたる長期インターンまで、様々な種類があります。
サマーインターンは大学3年の6月〜9月頃、秋・冬インターンは10月〜2月頃に実施され、通年で募集される長期インターンもあります。
サマーインターンに参加したい場合は、大学3年の春頃から情報収集を始めるのが理想的です。
インターンシップの参加社数に明確な基準はありませんが、多くのインターンに参加することで、幅広い業界や企業を知り、多様な経験を積むことができます。
一方で、時間を確保することや、一つひとつのインターンに深くコミットすることの難しさも考慮する必要があります。
もし大学3年でインターンに参加しない選択をした場合でも、就職活動で不利になるわけではありません。
その代わりに、徹底的な自己分析を行い、自身の強みや経験を明確にすることが重要です。
また、インターンシップを必須としない早期選考の情報を積極的に収集し、エントリーすることも有効な戦略となります。
さらに、業界研究を深め、自身の興味や適性に合った本命の業界や企業を見つけることで、自信を持って就職活動に臨むことができるでしょう。
インターンの有無にかかわらず、自身の経験から何を学び、それをどのように企業で活かせるかを論理的に説明する力が、就職活動成功の鍵となります。
伊東美奈
(Digmedia監修者/キャリアアドバイザー)
伊東美奈
(Digmedia監修者)
インターンに参加することで得られる具体的なメリットや、参加しない場合にどのように就活を進めるべきかを知り、不安を解消して自信を持って就職活動に臨みましょう。