
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
就活中は複数の企業の選考が並行し、気が付いたらエントリーシートの提出期限が過ぎてしまっていた...。という学生も少なくないと思います。
ただ、提出期限を過ぎてしまったからと言って諦めるのはまだ早いです。
ここでは提出期限を過ぎてしまった時の対処法や、今後同じミスを繰り返さないための対策などをご紹介しています。
ESを効率よく書くポイントもまとめているので、ESを制作する際には参考にしてみてくださいね。
【ES提出期限過ぎた】期限内に提出できないとアウトなのか?
ESを期限内に提出することは就活を行う学生にとって非常に重要なことになります。
結論、ESを期限内に提出できない場合は自動的に選考から外されてしまいます。
ESの提出は、一次選考であるのと同時に、「社会人として時間という基本的なルール―を守れるか」が見られるテストでもあります。
しかし例外もあります。どうしてもその企業に提出したい場合は諦めず、これから紹介することを実行していきましょう!
【ES提出期限過ぎた】ESの提出期限が過ぎてしまったときの対処法
ここでは提出期限が過ぎてしまった際の対処法について紹介していきます。
①webページを確認する
ESの提出期限を過ぎてしまった場合、まず最初に行うべきことは、企業のWebの応募画面をもう一度確認することです。
システムの設定によっては、締め切り後わずかな時間であればまだ提出できる場合があります。
締め切り時間を過ぎてしまったとすぐに気が付いた場合は、落ち着て応募ページを確認してみましょう。
もし、画面が閉鎖されていた場合は以下のことを試してみましょう。
➁採用担当者に連絡する
画面が閉鎖されていたら、速やかに企業の採用担当者へ連絡を取りましょう。
遅れてしまった事実を隠さず正直に伝え、誠意を持って謝罪することが重要です。
そのうえで、なぜ期限を過ぎてしまったのか理由を簡潔に説明しましょう。
事情がやむを得ないものであり、正当と判断されれば、状況によっては柔軟に対応していただける場合もあります。
また、謝罪の言葉と併せて、その企業への志望度が非常に高いことも誠心誠意伝えましょう。
結果として受け取ってもらえない可能性が高いですが、連絡してみなければわかりません。
連絡の際はメールか電話でしましょう。
謝罪メールのテンプレ
件名: 【エントリーシート提出遅延の深くのお詫び】〇〇大学 〇〇 太郎
本文: 株式会社〇〇 人事部 採用ご担当者様
平素より大変お世話になっております。 〇〇大学〇〇学部の〇〇 太郎です。
先日は貴社の説明会に参加させていただき、誠にありがとうございました。 (※接点があれば記載)
この度は、〇月〇日(〇)締切の貴社エントリーシートを、私の時間管理の甘さから期限内に提出することができず、心よりお詫び申し上げます。 貴社を第一志望として準備を進めておりましたにも関わらず、このような形でご迷惑をおかけし、弁解の言葉もございません。
説明会で伺った「〇〇」という理念に深く感銘を受け、ぜひ貴社の一員として貢献したいという思いを募らせておりました。 この度の失態は痛恨の極みですが、もし万が一、選考の機会を賜ることが可能でしたら、ご提出の機会をいただくことは叶いませんでしょうか。
ご多忙の中、誠に身勝手なお願いで恐縮の至りですが、ご検討いただけますよう、伏してお願い申し上げます。
署名 〇〇大学 〇〇学部 〇〇学科 〇〇 太郎(まるまる たろう) 電話番号:090-XXXX-XXXX メールアドレス:
➂添え状をと一緒に提出する
提出期限切れのESを企業に郵送する際は、添え状と一緒に送りましょう。
この場合の添え状は、単なるビジネスマナーを超え、「お詫び状」としての極めて重要な役割を果たすためです。
書類だけを一方的に送りつけるのは、「遅れたこと」という非を全く意に介さない、非常に失礼な行為と見なされてしまいます。
また、添え状で「〇月〇日必着のところ、提出が遅れましたことを深くお詫び申し上げます」と明確に記載することで、あなたが締め切りを認識した上で、それでもなお提出していることを正直に申告する意味合いがあります。
以下に添え状のテンプレートを記載してあるので参考にしてみてください。
添え状テンプレ
令和〇年〇月〇日
株式会社〇〇 人事部 採用ご担当者様
エントリーシート提出遅延のお詫びと送付について
拝啓
時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
本来であれば〇月〇日(〇)必着のところ、私の不手際により提出が大変遅れてしまいましたこと、心より深くお詫び申し上げます。ひとえに私の時間管理の甘さが原因であり、弁解の言葉もございません。
貴社の「〇〇」という理念(※具体的な事業内容や説明会で感銘を受けたことなど)に強い関心を抱いており、是非とも選考の機会をいただきたく、大変身勝手とは存じますが、この度書類をお送りさせていただいた次第です。
ご多忙の折、誠に恐縮ではございますが、何卒ご高覧いただけますと幸いです。
敬具
〇〇大学〇〇学部〇〇学科 氏名:〇〇 太郎 住所:〒XXX-XXXX 東京都〇〇区〇〇 X-X-X 電話番号:090-XXXX-XXXX メールアドレス:[email protected] </div>
エントリーシート 一枚
〇〇〇〇 一枚
④二次締め切りを探す
企業によってはESの提出期限を複数回設けている場合があります。
その場合、一次締め切りに間に合わなくても、二次や三次の募集で応募することが可能です。
ただし、一次締め切りで募集枠が埋まってしまったり、早期提出者限定のイベントに招待されるケースもあります。
そのため、「次がある」と油断せず、できる限り早めに提出することが望ましいです。
一方で、二次締め切りだからといって必ず不利になるわけではありません。
むしろ、二次締め切りに合わせて丁寧に仕上げた高品質なESであれば、十分に評価される可能性があります。
そのため、焦らずに内容の完成度を高めつつ、できるだけ早い段階で提出することを意識するとよいでしょう。
【ES提出期限過ぎた】連絡する際に考えるべきこと
提出が遅れたという事実は変えられませんが、その後の対応次第で、あなたの誠意を伝えることは可能です。
ただ焦って連絡するのではなく、「どの方法で」「いつ」「何を」伝えるべきか、その作法と優先順位を知ることが重要です。
ここでは、連絡の際に押さえるべき3つのポイントを具体的に見ていきましょう。
メールか電話どちらで連絡するのがよいか
まず最初はメールをすることが最適です。
電話は緊急性や熱意を直接伝えられる一方、相手の仕事を中断させてしまう大きなデメリットがあります。
特に締切周辺の採用担当者は非常に多忙なため、電話はかえって心証を損ねるリスクの方が高いと言えます。
相手を最大限に配慮するためにも最初はメールで連絡をするのが最低記であるといえます。
しかし、メールだと、ほかのメールの中に埋もれてしまったり、文字だけでは熱意が伝わりづらいことから電話で熱意を伝えたい場合もあると思います。
その場合、最も丁寧な方法は「メールを送った上で、補助的に電話する」という二段階の対応です。
また、電話の内容を簡潔にすることで相手側にも配慮が伝わります。
連絡をするタイミング
提出期限が過ぎていると気づいた瞬間、すぐに連絡しましょう。
あなたが連絡をためらっている間にも、企業の選考プロセスはどんどん進んでいます。
担当者がESの確認を終え、次のステップに進んでしまえば、いくら後から連絡しても取り合ってもらえなくなります。
例外的な対応をしてもらえる可能性は、時間が経つほどゼロに近づくと言えるでしょう。
ただし、気を付けなければならないタイミングもあるので注意しましょう。
深夜に気づいた場合
メール: 時間帯を問わず、気づいたときに送信してください。
メールは相手の時間を奪わないため、深夜や早朝に送っても失礼にはあたりません。むしろ、すぐに行動した証拠になります。
電話: 絶対にNGです。
企業の就業時間外に電話をかけるのは、ビジネスマナー違反です。
電話をしたい場合は、翌営業日の始業時間後(午前9時半〜10時頃)にかけるようにしましょう。
就業時間内に気づいた場合
メール:すぐに送信しましょう。メールの場合、いつの時間に送っても問題ありません。気が付いたらすぐに送りましょう。
電話: もし電話を選ぶ場合でも、始業直後(〜9:30)、終業間際(17:00〜)、お昼休み(12:00〜13:00)は避けるのがマナーです。
午後2時前後は、比較的話しやすい時間帯と言えます。
伝えるべき内容の優先順位
謝罪メールや電話の場合、何を優先的に伝えたら相手に伝わりやすいのか、気になりますよね。
相手に簡潔に伝え、相手の時間を奪わないためにも、手短に終わらせることが重要です。
以下の順番を意識すると、要点がまとまり、誠意が伝わりやすくなりますので、参考にしてください。
①身元と要件を伝える
まず最初に、相手が誰からの何の連絡かをすぐに把握できるようにする必用があります。自分の大学名・氏名と、どの件で連絡したのかを明確に伝えましょう。
例: 「私、〇〇大学の〇〇と申します。〇月〇日締切でしたエントリーシートの件でご連絡いたしました。」
➁謝罪
次に提出が遅れたことに対するお詫びの言葉を述べます。
結論から話すのはビジネスの基本です。まず自分の非を認め、真摯に謝罪する姿勢を見せることが最も重要です。
「この度は、エントリーシートの提出が期限を過ぎてしまいましたこと、誠に申し訳ございません。」という結論から伝えることが大切です。
➂どうしてほしいかを伝える
今からでも提出を受け付けてもらえる可能性があるか、という質問をします。
「お願いします」だけではなく、「身勝手なお願いとは承知の上で」というクッション言葉を多めに使うことがポイントです。
謝罪だけで終わらせず、連絡の目的(選考を受けたいという意思)を明確に伝えることが大切です。
例: 「大変恐縮ですが、もし今からでもご提出させていただくことは可能でしょうか。」
【ES提出期限過ぎた】提出期限が過ぎても受け取ってもらえた前例は?
提出期限が過ぎても受け取ってもらえた前例は実は存在します。
実際に採用担当の方で、期限後に「どうしても受けたい」と熱意のこもった連絡をくれた学生に何度か会ったことがあるという方もいます。
また、一部企業では、提出締切直後(数分~数時間程度)の遅れであれば、Webシステム上で受け付けられる場合もあり、その際は「完了メール」が届いたという例もあります。
ただし、上記の例はほんのわずかです。過信せず、提出期限内に必ず提出しましょう。
【ES提出期限過ぎた】同じミスを二度と繰り返さないためにできること
ESを提出期限内に提出できないことは就活生にとって大きなミスであるといえます。第一希望の企業だった場合、なおさらです。
もう二度と同じミスを繰り返さないために、ここでは対策法を紹介します。
「必着」か「消印有効」かを確認する
ESを郵送で提出する際、「必着」と「消印有効」の二つがあります。この二つの違いを正しく理解することは、致命的なミスを防ぐために非常に重要です。
必着:一言でいうと、締切日までに、企業に書類が「到着している」状態のことです。
郵便の配達にかかる日数を自分で計算し、締切日に間に合うように十分に余裕をもって郵便局に出す必要があります。
消印有効:締切日までに、郵便局の「受付印(消印)」が押されている状態のことです。
締切日の日付が入った消印さえ押してもらえれば、企業への到着が締切日を過ぎても問題ありません。
締切日当日に出す場合は、ポスト投函ではなく郵便局の窓口に直接持ち込み、「今日の消印でお願いします」と伝えるのが最も確実です。
提出期限に遅れないためのスケジュール
提出期限に遅れないように、ESを書く際には締め切りの一週間前には確実に書き始めましょう。
以下に締め切り一週間まえの行動スケジュールを紹介します。
7日前【計画】設問の確認、企業研究の深掘り、何を書くかの骨子(アウトライン)作成。
5日前【執筆】決めた骨子に沿って、とにかく文章を書き上げる(8割程度の完成度でOK)
3日前【完成・自己添削】文章を完成させ、声に出して読み、誤字脱字や不自然な表現がないかチェックする。この日を「自分の中での本当の提出日」と設定する。
2日前【客観的レビュー】 大学のキャリアセンターや先輩・友人など、第三者に読んでもらいフィードバックをもらう。
1日前【提出】もらったフィードバックを元に修正し、最終版を提出する。
当日【予備日】万が一のシステムトラブルなどに備えるための予備日。
【ES提出期限過ぎた】質よく効率よくESを作成するには?
複数の企業の選考が同時進行すると、一つ一つのESにかけられる時間は自然と減ってしまいます。
やみくもに書くのではなく、いくつかの「型」と「仕組み」を知るだけで、作業効率と文章の質は劇的に向上します。
次に質よく効率よくESを書き進めるための具体的なポイントを3つ紹介します。
添削してもらう
ESの質を飛躍的に向上させる最も確実な方法は、完成した文章を第三者に読んでもらうことです。
自分では完璧だと思っていても、文章の構成が分かりにくかったり、表現が独りよがりだったりすることは少なくありません。
大学のキャリアセンターの職員や、就職活動を終えた先輩、信頼できる友人など、客観的な視点からフィードバックをもらいましょう。
特にキャリアセンターは多くの学生のESを見てきたプロです。
企業がどこを評価するかという観点から具体的なアドバイスをくれます。
指摘された箇所を修正するプロセスを通じて、文章力だけでなく、自己分析の深掘りにも繋がります。
内定者のESを事前に見ておく
質の高いESを効率よく書くには、まず「ゴール」を知ることが近道です。
実際に選考を通過した内定者のESは、そのゴールを知るための見本となります。
大学のキャリアセンターや就活情報サイトなどで、自分が志望する業界や企業の内定者ESを探して読んでみましょう。
どのような構成で書かれているか、どんな経験が評価されているか、どのくらいの具体性で語られているかを分析することで、質の高いESの共通点が掴めます。
いきなり白紙の状態で書き始めるのではなく、これらの見本を参考にすることで、構成に悩む時間を大幅に短縮できます。
自己㏚とガクチカはテンプレートを作っておく
就職活動では、何十社ものESを書く必要があります。
その度に自己PRや「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」をゼロから考えていては、時間がいくらあっても足りません。
まずは最も伝えたい自身の強みや経験を基に、400字程度の「基本テンプレート」を作成しましょう。
この時、具体的なエピソードと、そこから得た学びや強みを明確に記述することが重要です。
企業ごとにESを出す際は、このテンプレートをベースに、企業の求める人物像に合わせて表現を微調整したり、文字数を合わせたりするだけで対応できます。
これにより、作業効率が劇的に向上し、一社ごとに丁寧なカスタマイズをする時間を確保できます。
まとめ
基本的にESの提出期限を過ぎてしまった場合、選考対象外となるケースが多いです。
しかし、すぐにあきらめる必要はありません。まずは企業の採用ページを確認し、状況を把握したうえで採用担当者に連絡してみましょう。
丁寧な対応を心がければ、受け入れてもらえる可能性も残されています。
また、郵送で提出する場合は添え状を同封すること、二次締め切りが設けられている場合はそちらに応募することも有効な対策の一つです。
提出期限に遅れないようスケジュールを徹底的に管理し、余裕を持った準備を心がけ、安心してESを提出できるようにしましょう。