
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
ユニ・チャームを志望する就活生の皆さん、こんにちは。
ベビーケアやフェミニンケア、ペットケア製品などで国内トップシェアを誇るユニ・チャームは、多くの就活生にとって魅力的な企業です。
その分、選考、特に面接の対策は万全にしておきたいところです。
この記事では、ユニ・チャームの面接で聞かれる質問の内容から、内定を掴むための具体的な対策方法まで、皆さんが知りたい情報を網羅的に解説します。
この記事を読んで、自信を持って面接に臨む準備を整えましょう。
ユニ・チャーム面接の特徴
ユニ・チャームの面接は、和やかな雰囲気の中にも、学生の主体性や思考の深さを見極めようとする鋭さがあるのが特徴です。
この会社はNOLA(Necessity of Life with Activities)& DOLA(Dream of Life with Activities)という企業理念や、社員の自主性を重んじる共振の経営を掲げています。
そのため、面接官は、あなたがどんな目標を持ち、それに対して自ら考え行動した経験があるかを知りたがっています。
受け身の姿勢ではなく、主体的に物事に取り組んできた人材かを重視する採用選考と言えるでしょう。
ユニ・チャームの面接で聞かれること
ユニ・チャームの面接では、ES エントリーシートに書かれた内容の深掘りが中心です。
特に学生時代に力を入れたこと、いわゆるガクチカでは、どんな目標を立て、どんな状況の中で、何を考え、どう行動し、結果どうだったかを具体的に聞かれます。
また、志望動機も非常に重要です。
なぜ数あるメーカーの中からユニ・チャームなのか、どの製品や事業、例えばベビーケアやペットケアに興味があるのか、そして入社後に何を実現したいのか、あなたの本気の思いが問われる質問が多いです。
ユニ・チャームの面接での回答のポイント
ユニ・チャームの面接で好印象を与える回答のポイントは、すべての回答に自分自身の強い思いと主体性を込めることです。
面接官は、あなたがどれだけ深く考え、本気でユニ・チャームを志望しているかを見極めようとしています。
次のセクションでは、面接で受かる人と落ちる人の具体的なポイントを比較しながら、どんな準備や回答の仕方が内定に繋がるのか、その秘訣を詳しく解説していきます。
自分自身の何をアピールすべきか、明確にしていきましょう。
受かる人のポイント
ユニ・チャームの面接で受かる、つまり内定を掴む者には共通点があります。
それは、圧倒的な主体性を示せる経験を持っていることです。
自分で高い目標を設定し、その達成に向けて困難な状況でも諦めずに考え、行動した経験を具体的に語れる人が評価されます。
また、企業研究や製品研究が深く、なぜ他のメーカーではなくユニ・チャームなのか、その理由を自分の言葉で明確に説明できます。
入社後、営業職やマーケティング職など、どの職種でどんなキャリアを築き、会社の事業にどう貢献したいかという未来志向の考えをしっかり持っている点も、人事や面接官に強く響くポイントです。
落ちる人のポイント
一方、残念ながら面接で落ちる人には、志望動機が浅いという特徴が見られます。
例えば、業界トップだから、製品やサービスに魅力を感じたから、といった理由だけでは不十分です。
なぜその製品が魅力的なのか、自分ならどうしたいのか、という踏み込みが足りません。
また、学生時代の経験を話す際に、自分ではなく周りの環境や他人の行動が中心になっており、本人の主体性や考えが見えない場合も評価されにくいです。
ES エントリーシートの内容と面接での回答に一貫性がなかったり、ユニ・チャームの事業内容、特にベビーケアやペットケアといった主力事業への理解が不足していたりすると、志望度が低いと判断されてしまいます。
ユニ・チャームの面接フロー
ユニ・チャームの新卒採用における選考フローは、一般的にES エントリーシートと適性検査の後、複数回の面接を経て内定に至ります。
面接の回数は通常3回程度で、一次面接、二次面接、最終面接と進むケースが多いです。
営業職、マーケティング職、研究開発職など、希望する職種や応募するコース別によって、面接官や質問内容が多少異なる場合もあります。
各段階でどのような点が見られているのかを理解し、それぞれに対策を立てて臨むことが重要です。
一次面接
ユニ・チャームの一次面接は、若手から中堅の人事または現場社員が面接官となることが多いです。
ES エントリーシートに記載された内容の確認と、あなたの人柄やコミュニケーション能力、基本的な志望動機など、基本的な適性を見極める場です。
学生時代に力を入れた経験について、行動の動機やその時の思いなどを聞かれることが多いでしょう。
ここで見られているのは、論理的に物事を説明できるか、そして何より主体的に行動できる人材かという点です。
緊張しすぎず、自分の言葉でハキハキと回答することを心がけてください。
二次面接
二次面接は、管理職クラスの社員、例えば課長クラスやベテランの人事担当者が面接官となることが多い、選考の山場です。
一次面接よりも深く、あなたの思考力やストレス耐性、そしてユニ・チャームへの志望度の高さが厳しくチェックされます。
志望動機について、なぜ他のメーカーではなくユニ・チャームなのかを、競合他社との比較を交えて具体的に説明する力が求められます。
ガクチカの深掘りも鋭くなり、まるでコンサルの面接のように、その状況でなぜその判断をしたのか、他にどんな選択肢があったかなど、思考のプロセスを問われることもあります。
役員・最終面接
最終面接は、人事部長や役員クラスが面接官となります。
ここでは、あなたの入社意欲の最終確認と、ユニ・チャームの企業文化や理念、いわゆる共振の経営に本当にマッチする人材かが見極められます。
志望動機やキャリアプランについて改めて問われるほか、ユニ・チャームで成し遂げたい夢や目標について、熱い思いを語ることが求められます。
ここまで来たら、テクニックではなく、あなたの本気の熱意と誠実さ、そしてこの会社で活躍したいという強い意志を、自分の言葉でストレートに伝えましょう。
ユニ・チャームの面接対策方法
ユニ・チャームの面接対策で最も重要なのは、徹底した自己分析と企業研究、そしてES エントリーシートの作り込みです。
まずは、自分が主体的に行動し、高い目標を達成した経験を具体的に棚卸ししましょう。
次に、ユニ・チャームの製品やサービスを実際に使ってみる、採用サイトやIR情報、この記事のような対策記事一覧などを読み込み、事業内容や強み、海外展開の状況などを深く理解します。
その上で、自分の経験とユニ・チャームの事業を結びつけ、入社後にどう貢献したいかというキャリアプランを明確に言語化してください。
面接はESから始まります。
すべての質問を想定し、万全の準備で臨みましょう。
おわりに
ユニ・チャームの面接対策について、特徴から選考フロー、準備方法まで網羅的に解説してきました。
ユニ・チャームは、社員一人ひとりの主体性と挑戦を重んじる企業です。
面接では、うまく話すこと以上に、あなたが何を考え、どんな思いを持って行動してきたのか、そしてこれから何を成し遂げたいのかという本質的な部分が見られています。
これまでの就活準備と自分自身を信じ、あなたの熱意を全力で伝えてください。
卒の先輩である内定者たちに続くことを心から応援しています。