
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
就職活動の適性検査では、「Compass」を受検することがあります。
Compassはリアセック社が提供する能力検査と性格検査を組み合わせた適性検査ツールです。
この記事では、Compassの問題を分野別に掲載し、解答解説とともに出題傾向を徹底解説します。
- Compassの基本情報と出題形式
- 言語・数理・論理各分野の例題と解答解説
- Compassの難易度と出題傾向
- 効果的なCompass対策の方法とスケジュール
- Compassを初めて受検する人
- 中堅企業の選考を控えている人
- Compassの問題傾向を把握して対策したい人
目次[目次を全て表示する]
Compassとは?基本情報
Compassは中堅企業を中心に導入されている適性検査です。ここでは、Compassの概要や出題形式について基本情報を確認しましょう。
Compassの概要と特徴
Compassは、リアセック社が開発・提供している適性検査です。
企業の採用選考において、応募者の基礎的な能力と性格特性を測定するために使用されています。
検査は大きく分けて能力検査と性格検査の2つで構成されています。
能力検査では言語・数理・論理の3分野から出題され、性格検査では仕事に対する適性や行動傾向が測定されます。
SPIや玉手箱と比較すると知名度はやや低いものの、中堅企業を中心に幅広く導入されている検査です。
問題の難易度はSPIよりも易しいとされていますが、時間制限が厳しいことが特徴です。
そのため、正確さだけでなくスピードも求められる検査であることを理解しておきましょう。
受検方式はWeb方式が主流で、自宅のパソコンから受検するケースがほとんどです。
Compassの出題形式と制限時間
Compassの能力検査は、言語・数理・論理の3分野で構成されています。
各分野の問題はすべて選択式で出題され、4つまたは5つの選択肢から正解を選ぶ形式です。
能力検査全体の制限時間は約20分程度に設定されていることが多く、1問あたりにかけられる時間が非常に限られています。
言語分野では語彙問題や文章読解が出題され、数理分野では四則演算や図表の読み取りが出題されます。
論理分野では推論や判断推理といった思考力を問う問題が出題されます。
性格検査は約15分程度で、自分の考え方や行動パターンについての質問に回答する形式です。
性格検査には正解・不正解はなく、直感的に答えることが推奨されています。
能力検査は時間内にできるだけ多くの問題を正確に解くことが求められるため、事前の対策が重要です。
Compassの問題|言語分野
Compassの言語分野では、語彙力や文章理解力が問われます。ここでは、言語分野で出題される問題の具体例と攻略ポイントを解説します。
語彙問題の問題と解答
語彙問題では、単語の意味や用法に関する知識が問われます。
出題形式としては、提示された言葉と最も近い意味を持つ語句を選択肢から選ぶパターンが一般的です。
日常的に使う言葉だけでなく、ビジネスシーンや学術的な場面で用いられる語句も出題されます。
特に同義語や対義語を問う問題は頻出で、日頃から語彙を意識的に増やしておくことが大切です。
また、慣用句やことわざの意味を正しく理解しているかを問う問題も出題されることがあります。
語彙問題は1問あたりの解答時間が短いため、瞬時に意味を判断する力が求められます。
対策としては、SPI対策本などに掲載されている頻出語彙リストを活用して繰り返し学習することが効果的です。
「忌憚」と最も近い意味を持つものを選びなさい。
A. 遠慮 B. 拒否 C. 反省 D. 賛同
解答 A
解説
「忌憚」は「きたん」と読み、遠慮やはばかりを意味する言葉です。
「忌憚のない意見」という表現で使われることが多く、「遠慮のない意見」と同じ意味になります。
「拒否」は断ること、「反省」は振り返ること、「賛同」は同意することであり、いずれも「忌憚」とは意味が異なります。
文章読解の問題と解答
文章読解問題では、短い文章を読んで内容を正確に理解する力が問われます。
出題される文章は200字から400字程度の短文が中心で、その内容に関する設問に答える形式です。
設問では文章の趣旨や筆者の主張、文中の語句が指し示す内容などが問われます。
読解問題を素早く解くためには、まず設問に目を通してから文章を読む方法が有効です。
何を問われているかを先に把握することで、文章中の該当箇所を効率的に見つけられるようになります。
また、接続詞や指示語に注目すると、文章全体の論理構造が把握しやすくなります。
「しかし」「つまり」「したがって」といった接続詞の前後には重要な情報が含まれていることが多いため、意識的にチェックしましょう。
「近年、リモートワークの普及により、働く場所の自由度が高まっている。しかし、対面でのコミュニケーションが減少することで、チームの一体感が薄れるという課題も指摘されている。したがって、リモートワークと出社を組み合わせたハイブリッド型の働き方が注目されている。」
この文章の趣旨として最も適切なものを選びなさい。
A. リモートワークは廃止すべきである B. ハイブリッド型の働き方が注目されている C. 対面コミュニケーションは不要である D. リモートワークに課題はない
解答 B
解説
文章では、リモートワークの利点と課題を述べた上で、「したがって」という接続詞を用いてハイブリッド型の働き方が注目されていると結論づけています。
Aの「廃止すべき」やDの「課題はない」は文章の内容と矛盾しており、Cの「不要」も本文では述べられていません。
言語分野の攻略ポイント
Compassの言語分野を攻略するためには、語彙力の強化と読解スピードの向上が欠かせません。
語彙問題については、SPI対策本に掲載されている頻出単語リストを活用し、毎日少しずつ学習を積み重ねることが効果的です。
特に同義語と対義語はセットで覚えると記憶に定着しやすく、出題されても迷わず解答できるようになります。
文章読解については、日頃からニュース記事やビジネス書籍を読む習慣をつけることが重要です。
読解問題では設問を先に読むことで、文章の中から必要な情報を素早く見つけ出すことができます。
また、練習問題を解く際には必ず時間を計り、本番と同じスピード感で解く訓練を行いましょう。
言語分野は対策の成果が出やすい分野なので、継続的な学習で確実に得点力を高められます。
- 頻出語彙を毎日コツコツ覚える
- 同義語・対義語はセットで記憶する
- 設問を先に読んでから本文を読む
- 時間を計って実践練習を繰り返す
Compassの問題|数理分野
Compassの数理分野では、基礎的な計算力やデータ読解力が問われます。ここでは、数理分野の具体的な問題例と攻略法を紹介します。
計算問題の問題と解答
Compassの計算問題では、四則演算や割合、比率に関する基本的な計算力が問われます。
出題される問題は中学数学レベルが中心で、方程式や比例・反比例、百分率などが頻出です。
難易度は高くないものの、制限時間が厳しいため素早く正確に計算する力が求められます。
特に割合や百分率の計算は日常的なビジネスシーンでも使われる内容であり、確実に押さえておきたい分野です。
計算問題を素早く解くためには、暗算力を鍛えておくことが非常に有効です。
電卓の使用が認められないケースもあるため、筆算や暗算のスピードを意識した練習を重ねましょう。
また、問題文を正確に読み取り、何を求められているのかを素早く理解することも重要なポイントです。
ある商品を定価の20%引きで販売したところ、売上は1,600円だった。この商品の定価はいくらか。
A. 1,800円 B. 1,920円 C. 2,000円 D. 2,200円
解答 C
解説
定価の20%引きということは、定価の80%(= 100% - 20%)で販売したことになります。
定価をxとすると、x × 0.8 = 1,600円です。
x = 1,600 ÷ 0.8 = 2,000円となるため、正解はCです。
図表の読み取りの問題と解答
図表の読み取り問題では、グラフや表から必要な情報を正確に読み取る力が問われます。
出題されるデータは売上推移、構成比、前年比較など、ビジネスで一般的に使われるものが中心です。
問題の形式としては、表やグラフに基づいて数値を計算したり、傾向を読み取ったりする設問が出題されます。
図表問題を素早く解くためには、まず問われている内容を確認してから、必要なデータだけに注目することが大切です。
すべてのデータを細かく確認するのではなく、設問に関係する数値だけをピックアップする習慣をつけましょう。
また、増減率や構成比の計算は頻出パターンなので、計算方法を確実に身につけておくことが重要です。
概算で選択肢を絞り込むテクニックも有効で、正確な計算の前に明らかに違う選択肢を除外することで解答時間を短縮できます。
ある会社の売上データ:4月 500万円、5月 600万円、6月 750万円。4月から6月にかけての売上の増加率は何%か。
A. 25% B. 40% C. 50% D. 75%
解答 C
解説
増加率は(変化後 - 変化前)÷ 変化前 × 100で求められます。
(750 - 500)÷ 500 × 100 = 250 ÷ 500 × 100 = 50% となるため、正解はCです。
数理分野の攻略ポイント
数理分野の攻略には、基礎的な計算スピードの向上が最も重要です。
Compassの数理問題は難易度こそ高くないものの、限られた時間で多くの問題を処理しなければなりません。
そのため、基本的な計算を正確かつ素早く行えるようにトレーニングしておくことが必要です。
具体的には、割合・百分率・比率の計算を繰り返し練習し、パターンを体に覚え込ませましょう。
図表問題については、日頃からニュースや経済データに触れて、グラフや表を読み解く力を養うことが効果的です。
練習問題を解く際には、1問あたりの目標時間を設定して取り組むことで、本番のスピード感に慣れることができます。
概算を活用して選択肢を絞り込むテクニックも身につけておくと、時間が足りないときに役立ちます。
- 四則演算や百分率の計算を反復練習する
- 暗算力を鍛えて計算スピードを上げる
- 図表問題は設問に関係するデータだけに注目する
- 概算で選択肢を絞り込むテクニックを活用する
Compassの問題|論理分野
Compassの論理分野では、論理的思考力や判断力が試されます。ここでは、論理分野の代表的な問題パターンと注意点を解説します。
推論の問題と解答
推論問題では、与えられた条件から論理的に正しい結論を導き出す力が問われます。
出題形式としては、いくつかの前提条件が示され、その条件から確実に言えることを選択肢の中から選ぶパターンが一般的です。
推論問題を解くためには、条件を正確に把握し、順序立てて考えることが重要です。
条件を図や表に整理すると、情報が視覚化されて判断しやすくなります。
また、選択肢の中には「必ずしも正しいとは言えない」ものが含まれていることがあるため、確実に導ける結論だけを選ぶよう注意しましょう。
推論問題は慣れが大きく影響する分野なので、多くの問題に触れてパターンを把握しておくことが対策の基本です。
練習の際には、なぜその答えになるのかを自分の言葉で説明できるようになるまで理解を深めることが大切です。
次の条件から確実に言えることを選びなさい。「Pさん、Qさん、Rさんの3人が試験を受けた。PさんはQさんより点数が高く、RさんはPさんより点数が高かった。」
A. Qさんが最も点数が高い B. Rさんが最も点数が高い C. PさんはRさんより点数が高い D. QさんとRさんは同じ点数である
解答 B
解説
条件を整理すると、R > P > Qという順序になります。
したがって、Rさんが最も点数が高いことが確実に言えるため、正解はBです。
AはQさんが最下位であるため誤り、CはRさんの方がPさんより高いため誤り、Dは条件から導けない内容のため誤りです。
判断推理の問題と解答
判断推理問題では、複数の条件を組み合わせて正しい配置や組み合わせを特定する力が問われます。
出題パターンとしては、座席の配置、曜日と予定の対応、人物と特徴の組み合わせなどが挙げられます。
判断推理問題は条件が多いため、すべてを頭の中だけで処理しようとするとミスが生じやすくなります。
問題を解く際には、条件を一つずつ書き出して整理することが最も確実な方法です。
表やマトリクスを作成し、確定した情報から順に埋めていくと効率的に解答できます。
また、条件同士を組み合わせることで新たな情報が得られる場合があるため、条件の関連性にも注目しましょう。
判断推理は時間がかかりやすい問題タイプですが、パターンに慣れれば解答スピードは確実に向上します。
X、Y、Zの3人がそれぞれ異なるスポーツ(野球、サッカー、テニス)を好んでいる。次の条件から、Zが好きなスポーツを選びなさい。条件1:Xは野球が好きではない。条件2:Zはサッカーが好きではない。条件3:Xはサッカーが好きではない。
A. 野球 B. サッカー C. テニス
解答 A
解説
条件1と条件3から、Xは野球でもサッカーでもないため、Xはテニスが好きだと確定します。
残るのはYとZで、野球とサッカーのどちらかです。
条件2から、Zはサッカーが好きではないため、Zは野球、Yはサッカーとなり、正解はAです。
論理分野の注意点
論理分野の問題を解く際には、いくつかの重要な注意点を押さえておく必要があります。
まず、問題文の条件を読み飛ばさないことが大前提です。
論理問題では1つの条件を見落とすだけで正解にたどり着けなくなるため、すべての条件を漏れなく確認しましょう。
次に、「確実に言えること」と「可能性があること」を混同しないよう注意が必要です。
推論問題では条件から論理的に必ず導ける結論だけが正解であり、「場合によっては成り立つ」程度の選択肢は不正解です。
また、時間配分にも気をつけましょう。
論理問題は考え込むと時間がかかりやすいため、1問に時間をかけすぎず、分からなければ一旦飛ばして後から戻る戦略も有効です。
日頃からパズルや論理クイズに触れておくと、論理的思考の瞬発力が鍛えられ、本番でもスムーズに解答できるようになります。
条件の見落としは致命的なミスにつながります。問題文は必ず2回読み、すべての条件をメモしてから解き始めましょう。
Compassの問題の難易度と出題傾向
Compassの難易度や出題傾向を事前に把握しておくことで、効率的に対策を進められます。ここでは、難易度の目安と高得点を取るためのポイントを解説します。
難易度の目安
Compassの能力検査の難易度は、SPIよりもやや易しいレベルとされています。
出題される問題自体は中学から高校初級レベルの内容が中心で、特別な専門知識は必要ありません。
しかし、問題が易しいからといって油断は禁物です。
Compassの特徴は時間制限の厳しさにあり、1問あたりにかけられる時間が非常に短く設定されています。
そのため、問題を見た瞬間に解法が思い浮かぶレベルまで基礎力を高めておくことが重要です。
正答率だけでなく解答スピードも評価に影響するため、時間を意識した練習を繰り返し行いましょう。
他の適性検査と比較した場合、玉手箱やGABよりは易しく、一般的なSPI対策をしていれば十分に対応できるレベルです。
なお、企業によっては英語分野が課されるケースもあります。イールック調べ(2026年3月〜7月)の演習・模試データでは、英語系分野の正答率はどのテストでも最下位圏で、SPI英語(ENG)の語彙は正答率54.2%(n=301/13人・参考値)、玉手箱英語63.6%、SCOA英語66.3%、Compass英語76.8%という結果でした。本番の正答率ではなく演習・模試データでの数値ですが、英語が出題される場合は重点的な準備をおすすめします。
頻出分野と出題傾向
Compassの能力検査では、各分野からバランスよく出題されるのが特徴です。
言語分野では語彙問題と文章読解が中心で、特に同義語・対義語を問う問題が頻出です。
数理分野では四則演算や百分率の計算、図表の読み取りがよく出題されます。
論理分野では推論問題が最も多く、次いで判断推理の問題が出題される傾向にあります。
出題のバランスはおおむね均等ですが、企業によって重視する分野が異なる場合もあります。
そのため、特定の分野だけに偏った対策ではなく、3分野すべてを満遍なく学習することが大切です。
性格検査については明確な出題傾向というものはなく、自分の素直な考えや行動パターンを回答すれば問題ありません。
高得点を取るためのポイント
Compassで高得点を取るためには、正確さとスピードの両立が不可欠です。
まず、基礎的な問題を確実に正答できる力を身につけることが最優先です。
基本問題で取りこぼしがなければ、それだけで一定以上のスコアを確保できます。
次に、解答スピードを上げるために、パターン別の解法を身につけておくことが重要です。
語彙問題は暗記、計算問題は公式の即時適用、論理問題は条件整理というように、分野ごとに最適な解法を習得しましょう。
また、分からない問題に時間をかけすぎないことも大切なポイントです。
1問に30秒以上悩む場合は一旦飛ばし、解ける問題を先に片付けてから戻る戦略が有効です。
- 基礎問題は絶対に落とさない
- 分野別の解法パターンを身につける
- 分からない問題は飛ばして後から戻る
Compassの問題を解くコツ
Compassの問題を効率的に解くためには、いくつかの実践的なコツがあります。ここでは、時間配分や正答率アップのテクニックを紹介します。
時間配分のコツ
Compassでは時間配分が合否を左右すると言っても過言ではありません。
能力検査全体の制限時間が約20分と短いため、各分野にどれだけの時間を割くかを事前に決めておくことが重要です。
目安としては、言語分野に6分、数理分野に7分、論理分野に7分程度の配分が一般的です。
ただし、自分の得意・不得意に応じて柔軟に調整しましょう。
得意な分野は素早く解いて時間を貯金し、苦手な分野に多めの時間を確保する戦略が有効です。
また、各問題には「目標解答時間」を設定し、それを超えたら次の問題に移るルールを自分の中で決めておくとよいでしょう。
練習段階から本番と同じ時間制限で問題を解く癖をつけておくことで、本番でも焦らず取り組めるようになります。
正答率を上げるテクニック
正答率を上げるためには、消去法を効果的に活用することが大切です。
選択肢の中から明らかに間違っているものを先に除外することで、正解にたどり着く確率が高まります。
4択問題であれば、2つの選択肢を除外するだけで正答率は50%に上がります。
また、問題文を正確に読むことも正答率アップの基本です。
「最も適切なもの」「確実に言えること」「正しくないもの」など、設問の聞き方を正確に把握することでケアレスミスを防げます。
特に「正しくないものを選べ」という否定形の問題では、普通の問題と同じ感覚で解いてしまうと間違えやすいため注意が必要です。
計算問題では、解答後に簡単な検算を行うことで、計算ミスによる失点を減らすことができます。
ケアレスミスを防ぐ方法
ケアレスミスは実力とは関係なく得点を下げる原因となるため、意識的に防ぐ工夫が必要です。
最も多いケアレスミスは、問題文の読み間違いです。
「以上」と「以下」、「含む」と「含まない」など、細かい条件の違いを見落とさないよう丁寧に読みましょう。
計算問題では、単位の変換ミスや符号の付け間違いが頻発します。
特に百分率と小数の変換、円とk円の変換などは間違えやすいポイントなので注意してください。
マークミスを防ぐためには、問題番号と解答欄の番号が一致しているかを定期的に確認する習慣をつけましょう。
Web受検の場合は、送信前に入力内容を見直す時間を確保しておくことが大切です。
焦りはケアレスミスの最大の原因であるため、深呼吸をして落ち着いてから解答に取り組むことも有効な対策です。
Compassの問題対策におすすめの方法
Compassの対策にはさまざまな方法があります。ここでは、効率的に実力を伸ばせるおすすめの対策法とスケジュールを紹介します。
SPI対策本を活用した学習
Compass専用の対策本は市販されていないため、SPI対策本を活用するのが最も効率的な方法です。
CompassとSPIは出題分野が共通しており、言語・数理・論理のいずれもSPI対策本でカバーできます。
特に語彙問題や計算問題はSPIと出題傾向が似ているため、SPI対策がそのままCompass対策になります。
対策本を選ぶ際には、問題数が多く解説が丁寧なものを選びましょう。
最低でも1冊の対策本を2周以上繰り返し解くことで、頻出パターンが定着します。
1周目は理解しながら解き、2周目以降は時間を計って本番のスピード感で取り組むと効果的です。
間違えた問題にはチェックをつけておき、苦手分野を重点的に復習することで効率よく実力を伸ばせます。
無料のWebテスト練習サイトの活用
書籍だけでなく、無料のWebテスト練習サイトを活用することも効果的な対策方法です。
Web上にはSPIや適性検査の練習問題を無料で提供しているサイトが複数存在します。
CompassはWeb方式での受検が主流であるため、パソコン画面上で問題を解く練習をしておくことが本番対策として有効です。
紙の問題集とは異なり、画面上での問題の見え方や操作感に慣れておくことで、本番での戸惑いを減らせます。
また、スマートフォン用の適性検査対策アプリも多数リリースされているため、通学時間などのスキマ時間を活用した学習も可能です。
ただし、無料サイトやアプリだけでは問題の網羅性に限界があるため、対策本と併用することをおすすめします。
Web練習サイトは解答のスピード感を身につけるための補助ツールとして活用するのが最適です。
対策のスケジュール
Compassの対策は、受検の2週間から1ヶ月前に始めるのが理想的です。
短期間で集中的に取り組むよりも、毎日30分から1時間程度の学習を継続する方が定着率が高くなります。
最初の1週間は対策本を通して全分野の基礎を学習し、問題の傾向を把握しましょう。
2週目以降は苦手分野を重点的に復習しながら、時間を計った実践練習に移行します。
受検の3日前からは新しい問題を解くのではなく、間違えた問題の復習に集中するのが効果的です。
前日は早めに就寝して体調を整え、万全の状態で受検に臨みましょう。
焦って直前に詰め込むよりも、計画的にコツコツ学習を積み重ねることが合格への最短ルートです。
イールック調べ(2026年3月〜7月)の演習データでは、1人あたりの演習量が最も多いのはCompass(平均92.6問)とCUBIC(平均90.6問)でした。マイナーテストほど直前に集中対策される傾向があり、Compassはその代表例です。裏を返せば、受検の2週間から1ヶ月前に計画的に学習を始めるだけで、他の受検者に差をつけられます。
- 1週目:対策本で全分野の基礎学習(1日30分〜1時間)
- 2週目:苦手分野の重点復習+時間を計った実践練習
- 3週目:模擬テスト形式で通し練習+間違えた問題の復習
- 受検前日:軽い復習のみ。体調管理を最優先
Compassの問題に関するよくある質問
Compassについては、受検前に多くの疑問を持つ方がいます。ここでは、よくある質問に回答します。
Compassは電卓を使えますか?
Compassの受検時に電卓が使えるかどうかは、企業や受検方式によって異なります。
Web方式で自宅受検の場合は、手元に電卓を用意しても物理的には使用可能です。
しかし、Compassの数理問題は基本的に暗算や筆算で解ける難易度に設定されているため、電卓に頼りすぎると逆に時間がかかる場合もあります。
また、テストセンターで受検する場合は電卓の持ち込みが禁止されていることが一般的です。
そのため、対策段階から電卓を使わずに解く練習をしておくことをおすすめします。
暗算力を鍛えておけば、電卓の使用可否に関わらず素早く解答できるようになります。
どちらの受検方式になっても対応できるよう、電卓なしで解ける実力を身につけておきましょう。
Compassの結果はいつわかりますか?
Compassの結果が通知されるタイミングは、企業の選考スケジュールによって異なります。
一般的には、受検完了後1週間から2週間程度で選考結果が通知されるケースが多いです。
ただし、Compassの検査結果そのもの(スコアや偏差値)が受検者に直接開示されることは基本的にありません。
結果は企業側の採用担当者のみが確認でき、合否判断の材料の一つとして使用されます。
企業によっては、適性検査の結果だけでなくエントリーシートや面接の評価と総合的に判断する場合もあります。
選考結果が遅い場合でも焦らず、他の企業の選考準備を並行して進めておくことが重要です。
結果通知の目安時期は企業の採用ページやメールに記載されていることが多いため、事前に確認しておきましょう。
Compass対策はSPIの勉強で代用できますか?
結論から言えば、SPI対策でCompassの大部分はカバーできます。
CompassとSPIは出題される分野が共通しており、言語・数理・論理のいずれもSPI対策本の内容で十分対応可能です。
特に語彙問題や計算問題は、出題パターンが非常に似通っています。
ただし、完全に同じ問題が出るわけではなく、問題の出し方や時間配分に違いがある点は理解しておきましょう。
CompassはSPIよりも問題自体は易しいですが、1問あたりの制限時間が厳しく設定されています。
そのため、SPIの対策に加えて、時間を意識した解答練習を行っておくことが望ましいです。
SPI対策をベースにしつつ、スピード重視のトレーニングを追加することで、Compass対策は十分に行えます。
まとめ
Compassは、リアセック社が提供する能力検査と性格検査で構成された適性検査です。
能力検査では言語・数理・論理の3分野から出題され、問題の難易度はSPIよりやや易しいものの、時間制限が厳しいのが特徴です。
対策としては、SPI対策本やWebテスト練習サイトを活用し、基礎力の定着とスピードアップを同時に図ることが重要です。
受検の2週間から1ヶ月前に学習を開始し、毎日30分程度の継続的な練習を行うことで十分な準備ができます。
この記事で紹介した例題や攻略ポイントを参考に、自信を持ってCompassの受検に臨んでください。