GPS採用企業一覧!編集部が分析する採用企業の人材ニーズと業界別傾向

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

就職活動でWebテストの準備を進める中、GPS(Global Proficiency Skills)という名前に出会い「どんな企業が採用しているのか」と気になった就活生も多いはずです。

GPSはベネッセi-キャリアが提供する思考力測定型のアセスメントで、批判的思考力・協働的思考力・創造的思考力の3観点を測定します。

SPI・玉手箱・TG-WEBとは設計思想が根本的に異なり、「何問正解したか」ではなく「どのように考えたか」が評価軸になっています。

この記事では、編集部がGPS採用企業の実態を分析し、業界別の採用傾向と選考データ、効率的な対策法をまとめます。

この記事を読んでわかること
  • GPSの基本仕様と思考力アセスメントとしての設計思想
  • 編集部が分析したGPS採用企業の業界別傾向
  • 関西電力・ベネッセグループなど代表的なGPS採用企業の選考実態
  • 志望企業に合わせたGPS対策の具体的な進め方
この記事をおすすめしたい人
  • 志望企業がGPSを採用しているか事前に調べたい人
  • 業界別にGPS採用企業を一覧で把握したい人
  • 関西電力・ベネッセグループの選考を控えている人
  • SPIや玉手箱の対策と並行して思考力テスト対策を組み立てたい人

目次目次を全て表示する

編集部が解説するGPSの基本仕様と設計思想

GPSを正しく対策するには、従来の適性検査との「設計上の差異」を理解することが出発点です。編集部がGPS-Businessの公式情報と導入事例をもとに基本仕様を整理しました。

GPSの開発背景とベネッセi-キャリアの役割

GPSは、株式会社ベネッセi-キャリアが開発・提供している思考力測定型のアセスメントです。

「Global Proficiency Skills」の略称で、グローバル社会で求められる汎用的な思考力を可視化することを目的に設計されました。

GPS-Academic(大学の学修成果可視化用)とGPS-Business(企業向け新卒採用テスト)の2系統があり、就活で受検するのは主にGPS-Business版です。

GPS-Academicは年間20万人以上の大学生が受検しているとされており、大学のキャリアセンターや授業の中で活用されています。

従来の適性検査が知識量・処理速度・正答率を重視していたのに対し、GPSは思考プロセスそのものを評価対象に置いた点が根本的な違いです。

ベネッセグループの教育研究データと採用後の活躍人材データの両方を基盤としているため、「入社後に成果を出す人材を採用する」という企業側のニーズに応えやすい設計となっています。

GPS-Businessの3パート構成と受検時間

GPS-Businessは、思考力テスト・姿勢診断・経験診断の3パートで構成されています。

思考力テストでは批判的思考力・協働的思考力・創造的思考力を測定する複合問題が出題され、文章・図表・音声・動画と多様な形式で問われます。

姿勢診断では、学びへの主体性や粘り強さといった非認知能力を測る質問項目が並びます。

経験診断では、学業や課外活動においてどのような行動を取ってきたかを振り返る設問が中心です。

2025年6月からはコンピューター適応型テスト(CAT)が導入され、思考力テスト部分の受検時間が平均約25分に短縮されました。全体では姿勢診断・経験診断を含め45〜60分が目安です。

関西電力のように音声問題・動画問題を含む形式を採用している企業では、ヘッドフォン必須・静かな個室での受検が前提となります。

なぜSPIや玉手箱と並んでGPSが選ばれるのか

企業がGPSを選ぶ最大の理由は、SPIや玉手箱では測定できない思考プロセスを可視化できる点にあります。

SPIや玉手箱が「正答率」「処理速度」を中心に評価するのに対し、GPSは「情報をどう整理し、どのような結論を導いたか」というプロセスを点数化します。

AI時代の人材採用において「考える力」の重要性が増しており、批判的・協働的・創造的の3思考力は企業の人事担当者から高い評価を受けています。

ベネッセグループの教育ノウハウを背景とした測定精度の高さと、採用後の活躍人材との照合データの蓄積が、企業が安心して導入できる理由のひとつです。

また、GPS-Academicを通じて大学生時代に受検した経験を持つ学生が一定数いるため、企業側は学習成果との連続性を持たせた評価が可能になっています。

編集部が分析したGPS採用企業に共通する人材ニーズ

GPSを導入する企業は単なるテストの選択以上に、自社の採用方針と深く結びついています。編集部が複数の導入事例を分析して見えてきた、GPS採用企業に共通する人材ニーズを解説します。

「思考プロセスの質」を重視する採用方針との連動

GPS採用企業に共通するのは、知識量より思考プロセスの質を選考の中軸に据える方針です。

SPI・玉手箱は「何問正解したか」という結果を評価しますが、GPS採用企業は「どのように問題に向き合い、どういう根拠で結論を出すか」を重視します。

この方針は、新規事業・コンサルティング・企画職など、正解のない問題に取り組む業務が多い職種で特に強く表れます。

インフラ・エネルギー業界でも、カーボンニュートラルやDXへの対応が加速する中、現状変革を推進できる人材の見極め手段としてGPSが選ばれています。

「SPI対策と同じやり方ではGPSは突破できない」とよく言われますが、これはGPS採用企業が暗記型・処理速度型の人材ではなく、思考の深さを持つ人材を求めているためです。

ベネッセグループとの親和性・教育系企業への偏在

GPS採用企業の中でも、ベネッセグループ系列の企業は当然ながら高い採用比率でGPSを活用しています。

進研ゼミ・こどもちゃれんじを手がけるベネッセコーポレーション本体、グループ内の介護・保育・医療事業会社、教育サービス事業会社でGPSが選考に組み込まれています。

「思考力を育てる」という事業特性を持つ教育系企業では、応募者自身の思考力をGPSで測ることに強い整合性があります。

このため、教育・人材サービス領域を志望する就活生は、ベネッセグループ以外の教育関連企業でもGPSが採用されている可能性を念頭に置いておく必要があります。

ベネッセi-キャリアが運営するdodaキャンパスなど新卒紹介サービス関連でも、GPS型の思考力テストが選考に組み込まれているケースがあります。

大手インフラ企業が思考力テストを選ぶ背景

インフラ業界でGPSを代表するのが関西電力です。関西電力がGPSを採用している背景には、既存事業の安定運営だけでなく、新エネルギー・DX推進での変革推進力を持つ人材の確保という狙いがあります。

インフラ業界は長期的に安定した組織運営が求められる一方、エネルギートランジションという大きな変革期を迎えています。

この変革に対応できる「批判的思考力と創造的思考力を持つ人材」を選抜する手段として、GPSが選ばれました。

関西電力の選考では音声・動画問題を含む独自のGPS形式が採用されており、情報処理の多様性への適応力も測定しています。

インフラ業界全体ではSPI採用企業が多数派ですが、関西電力のように思考力を軸にした人材戦略を描く企業は今後も増加が予測されています。

【業界別】編集部が検証するGPS採用企業の実態

編集部が公式情報・導入事例・就活口コミサイトを横断的に確認し、GPS採用企業を業界別に整理しました。現時点で把握している採用企業数は限定的ですが、わかっている範囲で正確に記述します。

インフラ・エネルギー業界のGPS採用企業

インフラ・エネルギー業界でGPS採用が確認されている企業は、関西電力が最も代表的です。

関西電力はベネッセi-キャリア主催の活用事例セミナーでも採用戦略の好事例として取り上げられており、新卒採用でGPS-Businessを積極的に活用しています。

本編集部で把握しているインフラ・エネルギー業界のGPS採用企業は以下のとおりです。

関西電力

関西電力のGPS受検では文章問題に加えて音声問題・動画問題が出題されるため、ヘッドフォン必須・静かな個室・安定したネット環境の3点セットを事前に準備する必要があります。

関西電力グループでは、グループ会社の選考でもGPS型の思考力テストが組み込まれているケースがあるため、本体と合わせてグループ各社の選考フローを横断的に確認しておくと安全です。

インフラ業界を志望する就活生は、SPI対策を進めながら関西電力・同グループを受験する場合はGPS対策を並行して組み込むスケジュールが推奨されます。

教育・人材サービス業界のGPS採用企業

教育・人材サービス業界では、ベネッセコーポレーション・ベネッセグループ各社がGPS採用企業の中核です。

GPS開発元のベネッセi-キャリアの親会社にあたるベネッセコーポレーションは、自社の新卒採用でGPSを活用しています。

本編集部で把握している教育・人材サービス業界のGPS採用企業は以下のとおりです。

ベネッセコーポレーション・ベネッセグループ各社・ベネッセi-キャリア

ベネッセグループには進研ゼミ・こどもちゃれんじ事業の本体以外にも、介護・保育事業、語学教育、人材紹介サービスなどのグループ企業があり、複数の事業会社でGPSが活用されています。

ベネッセi-キャリアが運営するdodaキャンパスなど新卒スカウト・紹介サービス関連でも、GPS型思考力テストを活用した選考フローが採用されているケースが報告されています。

教育業界・人材サービス業界への就職を志望する就活生は、ベネッセグループの選考スケジュールを早期に確認し、GPS対策をスケジュールに組み込んでおくことが重要です。

その他業界(GPS採用が広がる可能性のある領域)

その他の業界では、業界・業種を問わずGPS-Businessの導入企業数が増加傾向にあるとベネッセi-キャリア公式が公表しています。

本編集部では現時点で具体的な企業名の確認が取れていませんが、公式発表や複数の導入事例から、以下のような特徴を持つ企業でGPS採用が広がっています。

新規事業開発を強化している中堅メーカー・コンサルティング志向の専門サービス企業・地方トップ企業のグローバル人材採用枠

とくにDX・新規事業・企画職の採用枠を持つ企業では、創造的思考力・批判的思考力を重視する観点からGPSへの注目度が高まっています。

志望企業の選考案内に「思考力テスト」「適性検査(ベネッセ)」「GPS」「ベネッセi-キャリア」といったキーワードが含まれていれば、GPS受検を前提に準備を進めましょう。

編集部メモ:GPS採用企業数の現状について

本編集部が確認している限り、GPSの採用企業数はSPIや玉手箱と比較すると限定的です。関西電力・ベネッセグループを中心とした数社規模が現状の実態です。ただし、ベネッセi-キャリア公式は「あらゆる業界・規模の企業でGPSの導入が拡大している」と公表しており、今後の拡大余地は大きいと見ています。就活初期の段階から志望業界でのGPS採用有無をこまめに確認することをおすすめします。

編集部が検証するGPS選考データと通過率の傾向

GPS採用企業の選考突破を目指すには、ボーダーライン・通過率・テスト結果の運用実態を正確に把握することが不可欠です。編集部が公式情報と就活口コミデータから読み取れる傾向を整理しました。

思考力別スコアのボーダーラインを編集部が分析

GPSのスコアは、批判的思考力・協働的思考力・創造的思考力の3観点それぞれで5〜7段階のレベル判定として出力されます。

SPIや玉手箱のような「何点以上で合格」という正答率型のボーダーとは仕組みが異なり、各思考力の「レベル判定ランク」が選考通過の基準となります。

関西電力やベネッセコーポレーションのような就職人気企業では、3つの思考力のうち少なくとも2つ以上で上位レベル(Bランク以上相当)が求められると考えられています。

批判的思考力は論理的な意思決定に直結するため、コンサルティング・企画・開発職では特に評価ウェイトが高い傾向です。

創造的思考力は新規事業・コンテンツ系職種での評価比重が大きく、志望職種の特性によって重視される思考力の配分が異なります。

協働的思考力は、チームでのプロジェクト推進力を測る指標として、教育・人材サービス系の職種や組織文化重視の企業で高く評価されます。

GPS採用企業の選考通過率と倍率の傾向

関西電力やベネッセコーポレーションといった人気企業のGPS選考通過率は、3〜5割程度と推定されます。

人気企業では書類選考とGPSを組み合わせて応募者の半数以上を絞り込むフローが一般的です。

関西電力のように音声・動画問題を含む独自形式のGPSを採用している企業では、受検形式への慣れ度合いがそのまま通過率に影響します。

ベネッセコーポレーションの選考では、思考力スコアに加えて姿勢診断・経験診断の結果も総合評価されるため、学業・課外活動の具体的なエピソードを整理しておく必要があります。

GPS採用企業では、GPS単独で合否が決まるのではなく、ESや面接と組み合わせた総合判定が基本であることを念頭に置いて対策を進めましょう。

GPS-Businessのスコア使い回しと有効期限の実態

GPS-Businessは、SPIのようなテストセンター方式でのスコア使い回しは想定されていない設計です。

企業ごとに個別受検するのが基本運用で、企業単位で結果データが管理されます。

このため、複数のGPS採用企業を受験する場合、それぞれの選考スケジュールに合わせて個別に受検する準備が必要です。

大学のキャリアセンターでGPS-Academic版を受検した経験がある場合、その結果を自己分析や志望業界の選定に活用することは可能ですが、企業への提出用途としての活用は原則できません。

企業側はGPS-Businessの結果を入社後の研修設計・配属判断にも活用するケースがあり、選考だけでなく長期的な人材データとして扱われています。

受検案内が届いたら、指定期間内に確実に受検を完了させることが重要です。

編集部が考えるGPS対策の設計と効率的な準備法

GPSは知識暗記型の対策が通用しないテストです。編集部が分析した思考力3観点の特性をもとに、効率的な対策設計と教材選びを解説します。

GPS対策スケジュールの組み立て方

GPS対策は、本番受検の1〜2ヶ月前から集中的に始めるのが現実的です。

SPIや玉手箱のように長期間の反復演習よりも、思考プロセスを整える短期集中型のトレーニングがGPS対策には有効です。

対策の前半(1ヶ月目)は、批判的思考・協働的思考・創造的思考の3観点を解説した参考書や記事を読み込み、思考の型を体系的に頭に入れます。

後半(2週間〜1ヶ月)は、ベネッセi-キャリア公式のサンプル問題や本サイトの例題を使い、出題形式と回答の方向性を体感するフェーズに移ります。

関西電力など音声・動画問題を含む企業を志望する場合は、ヘッドフォン受検環境の事前確認とシミュレーションを必ず実施してください。

就活全体ではSPI・玉手箱対策が優先される時期が長いため、GPS対策はSPI対策が一段落した後に集中投下するのが効率的です。

GPS対策に有効な教材と問題集の選び方

GPS専用の市販対策本は現時点で限定的ですが、ベネッセi-キャリア公式サイトのサンプル問題が最も信頼できる一次教材です。

公式サイトでは思考力3観点ごとのサンプル問題と解説が公開されており、まずはこれを網羅的に読み込むことが対策の出発点です。

本サイトの「GPS 例題」「GPS 練習問題」「GPS 模擬試験」関連記事では、思考力観点ごとの例題と解説を掲載しており、出題形式に慣れる補助教材として活用できます。

SPI・玉手箱の対策本に含まれる「推論」「読解」「論理思考」パートも、GPS対策に応用できる素材として有効です。

GPS対策アプリは現時点で市販品が少ないため、思考力系の新書・ビジネス書を読みながら批判的思考のフレームワークを習得するアプローチも効果的です。

本サイト内の「GPSの対策本」「GPSの無料練習」関連記事もあわせて確認すると、教材選びから本番直前期の仕上げまで段階的に対策をカバーできます。

思考力3観点を効率的に底上げするトレーニング法

GPSの高得点に必要なのは、思考プロセスを言語化する習慣を日常的に身につけることです。

批判的思考力では「前提は妥当か」「別の解釈はないか」「結論の根拠は十分か」を即座に検証する力が問われます。ニュース記事を読む際に、見出しに対して「その理由は?」「逆の立場ならどう考えるか?」と問い続ける習慣が有効です。

協働的思考力では、複数の意見・立場を踏まえて全体最適の結論を導く視点が求められます。グループディスカッションや授業でのディベートを振り返り、「どう立場を統合したか」を言語化する練習が効果的です。

創造的思考力では、既存の枠組みを超えた新しいアイデアを提示する柔軟性が評価されます。「もし制約がなければどうするか」「既存の方法の問題点を別の視点で解決するには?」という問いを日常的に立てる習慣をつけましょう。

姿勢診断と経験診断については、学業・課外活動での主体的なエピソードを具体的に整理し、言語化しておくことが本番の回答精度を高めます。

本番1週間前には公式サンプル問題を時間内に解き、思考の流れと回答スピードを最終確認しておきましょう。

GPS対策の3ステップ(編集部推奨)
  • STEP1:批判的・協働的・創造的思考の3観点を公式サンプルと参考書で理解
  • STEP2:本サイトや公式の例題・練習問題で出題形式に慣れる
  • STEP3:本番形式のサンプル問題で思考プロセスと時間配分を最終確認

GPS採用企業への就活に関するQ&A

GPS採用企業の選考準備でよく出る疑問を、編集部が調査した情報をもとにQ&A形式で解説します。事前に確認しておくべき情報を整理しましょう。

志望企業がGPSを採用しているか事前に確認する方法は?

志望企業がGPSを採用しているかを事前に知るには、複数の情報源を組み合わせるのが最も確実です。

まず企業の採用ページ・募集要項で「思考力テスト」「適性検査(ベネッセ)」「GPS」といったキーワードの記載を確認します。

次に、就活口コミサイト(就活会議・Unistyle・OpenES等)で過去の受検者の体験記を確認することで、より具体的な選考フローの情報が得られます。

OB・OG訪問でその企業の選考経験者に直接聞くのも有効な手段です。特に近年の選考体験談は選考フローの変化を反映しているため、最新年度の情報を集めることが重要です。

受検案内メールに「GPS-Business」「ベネッセi-キャリア」のURLやロゴが含まれていれば、GPS受検と確定できます。

関西電力・ベネッセコーポレーション・ベネッセグループを志望する場合は、最初からGPS対策を組み込んだスケジュールで準備を進めましょう。

GPSはSPIや玉手箱と併用して実施される企業はある?

大手企業の中には、選考段階ごとにGPSと他テストを使い分けている企業が存在します。

たとえば、書類選考と同時期にSPIや玉手箱で能力検査を行い、後半選考でGPSで思考力を測る段階的なフローを設計している企業があります。

関西電力では、従来型の能力検査に加えてGPSを実施することで、知識・処理速度・思考力の3観点をバランスよく評価する設計が取られています。

ベネッセコーポレーションでも、ESや面接と組み合わせてGPSの結果が活用される総合評価型のフローが採用されています。

応募企業が複数テストを併用しているかどうかを早めに把握し、必要に応じてSPI・玉手箱の対策も並行して進めましょう。

GPSで測られる思考力と面接評価はどう連動しているの?

GPS採用企業では、GPS-Businessのスコアが面接評価と連動して活用されるケースが少なくありません。

ベネッセコーポレーションでは、思考力スコアと姿勢診断・経験診断の結果を面接の参考データとして面接官が活用するフローが採用されており、面接での深掘り質問がGPSの結果と連動することがあります。

批判的思考力スコアが高い応募者には、「その判断の根拠は何か」「反対の立場からどう見るか」といった論理検証型の質問が来やすい傾向があります。

創造的思考力スコアが高い場合には、「新しいアイデアをどう実装するか」「既存の制約を乗り越えるアプローチは?」という問いが来ることがあります。

GPS受検後は、自分の思考力スコアの傾向を振り返り、面接での回答スタイルとGPSで示した思考力の一貫性を意識して準備しておくことをおすすめします。

関西電力のGPS受検で編集部が注意喚起する3点

関西電力のGPS受検では①音声・動画問題が必ず含まれるため、受検案内メールで形式を確認してヘッドフォンを必ず準備すること、②静かな個室と有線LANもしくは安定したWi-Fiを確保すること、③本番直前に「GPS 音声問題 練習」で形式に慣れておくことの3点を必ず実行してください。形式への慣れ不足は実力以外の要因で通過率を下げるリスクがあります。

まとめ

GPSは、ベネッセi-キャリアが提供する思考力測定型の次世代Webテストです。批判的・協働的・創造的思考力の3観点をプロセスレベルで評価する設計が、SPIや玉手箱との根本的な違いです。

編集部が確認しているGPS採用企業は、関西電力・ベネッセコーポレーション・ベネッセグループ各社を中心とした数社規模で、SPI・玉手箱と比較すると採用企業数は限定的です。

ただし、関西電力・ベネッセグループは就職人気企業として多くの就活生の志望リストに入るため、これらの企業を志望する就活生にとっては必須の対策テストとなります。

大手企業のGPSボーダーは思考力3観点のうち少なくとも2つで上位レベルが目安で、批判的思考力・創造的思考力が特に重視される傾向があります。

GPS-Businessはスコアの使い回しが想定されていないため、応募企業ごとに個別受検する準備が必要です。

対策は本番の1〜2ヶ月前から始め、思考プロセスの言語化習慣と例題演習を組み合わせて出題形式に慣れることが最短ルートです。

志望企業のGPS採用有無と受検形式(音声・動画の有無)を早期に確認し、SPI対策と並走する形でGPS対策スケジュールを組み立てましょう。

本記事で整理したGPS採用企業の業界別傾向と選考データを参考に、志望企業の選考突破に向けて計画的に準備を進めてください。

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