Web-CABの問題と解答解説|分野別に出題傾向を徹底解説

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

就職活動の適性検査では、「Web-CAB」を受検することがあります。

Web-CABは日本エス・エイチ・エル(SHL社)が提供するIT・エンジニア職向けのWebテストです。

この記事では、Web-CABの問題を分野別に掲載し、解答解説とともに出題傾向を徹底解説します。

この記事を読んでわかること
  • Web-CABの基本情報と出題形式
  • Web-CABの四則逆算・法則性・命令表・暗号の問題と解答
  • Web-CABの難易度と出題傾向
  • 効果的なWeb-CAB問題対策の方法
この記事をおすすめしたい人
  • IT企業やSIerの選考を受ける予定の人
  • Web-CABの問題形式を事前に把握したい人
  • Web-CABの四則逆算や命令表の解き方を知りたい人

Web-CABとは?基本情報

Web-CABはIT職の適性を測定するWebテストです。ここでは、Web-CABの基本情報とペーパーCABとの違いを解説します。

Web-CABの概要と特徴

Web-CABは「Computer Aptitude Battery」のWeb版で、IT・エンジニア職への適性を測定するために開発された適性検査です。

日本エス・エイチ・エル(SHL社)が提供しており、ペーパー形式のCABをオンライン受検に対応させたテストです。

Web-CABの最大の特徴は、自宅のパソコンから受検できる自宅受検型のWebテストである点です。

企業から届いた受検案内のURLにアクセスし、指定された期間内に受検する方式が一般的です。

ペーパーCABでは「暗算」が出題されますが、Web-CABではこれが「四則逆算」に置き換わっています。

四則逆算は玉手箱と同じ形式であり、等式の空欄に入る数値を求める問題です。

また、Web-CABでは受検環境によっては電卓の使用が可能な場合があるため、事前に受検案内を確認しておきましょう。

Web-CABの出題科目と制限時間

Web-CABは四則逆算・法則性・命令表・暗号の4つの能力検査と性格検査で構成されています。

四則逆算は9分で50問、法則性は12分で30問、命令表は15分で36問、暗号は16分で30問という設定です。

ペーパーCABと比較すると、法則性は40問から30問、暗号は39問から30問と問題数が少なくなっています。

ただし制限時間も短縮されているため、1問あたりにかけられる時間はほぼ同じです。

四則逆算は1問あたり約11秒、法則性は1問あたり約24秒、命令表は1問あたり約25秒、暗号は1問あたり約32秒となっています。

性格検査は約30分で、パーソナリティに関する質問に回答します。

ペーパーCABとの違い

Web-CABとペーパーCABの最大の違いは、受検方式と暗算科目の変更です。

ペーパーCABは企業の会場で紙と鉛筆を使って受検しますが、Web-CABは自宅のパソコンで受検します。

暗算がWeb-CABでは四則逆算に変更されており、単純な計算スピードよりも方程式を解く力が求められます。

法則性・命令表・暗号の問題形式自体は共通ですが、画面上で図形を確認するため、紙面とは異なる見え方になります。

近年はペーパーCABからWeb-CABへの移行が進んでおり、多くの企業がWeb-CAB形式を採用しています。

IT業界を志望する場合は、Web-CABの形式に慣れておくことが重要です。

Web-CABの問題|四則逆算

Web-CABの四則逆算は、玉手箱と同じ形式の計算問題です。ここでは、出題パターンと例題を紹介します。

四則逆算の出題形式と解き方

四則逆算は、等式の中にある空欄(□)に入る数値を求める問題です。

ペーパーCABの暗算が単純な計算のスピードを競う問題であるのに対し、四則逆算は方程式を解く力が求められます。

出題される等式には加減乗除が含まれており、空欄の位置も等式の左辺・右辺のどちらにも出現します。

解き方の基本は、空欄を含む等式を変形し、逆算で空欄の値を導くことです。

例えば「□×4=20」なら「□=20÷4=5」、「15−□=7」なら「□=15−7=8」のように処理します。

9分で50問という設定は1問あたり約11秒しかないため、計算を素早く処理するトレーニングが不可欠です。

電卓の使用が許可されている場合でも、等式の変形自体は頭で行う必要があるため、基本的な逆算の考え方を身につけておきましょう。

例題:四則逆算(基本)

□に入る数値を求めなさい。

□×6+14=50

A. 4 B. 6 C. 8 D. 10

解答 B

解説

まず等式を変形します。□×6=50−14=36、次に□=36÷6=6です。四則逆算では「足し算・引き算を先に移項し、掛け算・割り算を後から処理する」手順が基本です。等式の両辺から14を引き、次に6で割ることで正解を導けます。

小数・分数を含む四則逆算の問題と解答

四則逆算では小数や分数を含む問題も出題されます。

小数の計算では小数点の位置に注意が必要で、特に掛け算や割り算では桁数の管理が重要です。

「□×0.5=3.5」のような問題では、0.5で割る(2倍する)操作を素早く行える力が求められます。

分数が含まれる場合は、通分して計算するよりも分数を小数に変換してから処理した方が速いケースが多いです。

よく出る分数と小数の対応関係(1/2=0.5、1/4=0.25、1/5=0.2、3/4=0.75など)は暗記しておきましょう。

四則逆算は玉手箱でも出題される形式のため、玉手箱対策と並行して練習すると効率的です。

例題:四則逆算(小数)

□に入る数値を求めなさい。

□÷0.4=15

A. 3.75 B. 6 C. 37.5 D. 60

解答 B

解説

等式を変形すると□=15×0.4=6です。「÷0.4」の逆算は「×0.4」になります。小数の割り算を逆算する場合は、割る数をそのまま掛けるだけで空欄の値を求められます。0.4をかける計算は「×4÷10」と考えると暗算しやすくなります。

複合計算の四則逆算の問題と解答

四則逆算の中でも難易度が高いのは、複数の演算が含まれる複合計算です。

「(□+5)×3=27」のように括弧が含まれる場合は、計算の優先順位に従って逆算を進めます。

この例では、まず両辺を3で割って「□+5=9」とし、次に5を引いて「□=4」を求めます。

空欄が等式の途中に複数回出現するケースは稀ですが、出題された場合は文字式として整理して解きましょう。

複合計算で最もミスが起きやすいのは、掛け算と足し算の処理順序を間違えるケースです。

「□×3+5=20」と「(□+5)×3=20」では解き方が異なるため、括弧の有無を必ず確認しましょう。

本番では時間が限られているため、1問あたり15秒以上かかる問題は後回しにする判断も必要です。

例題:四則逆算(複合計算)

□に入る数値を求めなさい。

(□−8)÷3=4

A. 12 B. 16 C. 20 D. 24

解答 C

解説

逆算で解きます。まず両辺に3を掛けて□−8=4×3=12、次に両辺に8を足して□=12+8=20です。複合計算の逆算では「外側の演算から逆に戻す」のがポイントです。この問題では割り算を先に戻し(×3)、次に引き算を戻す(+8)手順で解けます。

Web-CABの問題|法則性

Web-CABの法則性は図形の変化パターンを見抜く問題です。ここでは、出題形式と解き方のポイントを紹介します。

図形の変化パターンの問題と解答

法則性は、複数の図形が一定の規則に従って変化しており、その規則を見抜いて次に来る図形を選ぶ問題です。

Web-CABでは12分で30問という設定で、1問あたり約24秒で解答する必要があります。

出題される図形は、丸・三角・四角などの基本図形や、矢印・線分が組み合わされたものが多く使われます。

変化のパターンとしては、「回転(時計回り・反時計回り)」「反転(左右・上下)」「色の変化(白黒の入れ替え)」「図形の追加・削除」「サイズの変化」などがあります。

画面上で図形を確認するため、ペーパー形式と比べて細かい変化を見落としやすい点に注意しましょう。

モニターの大きさや解像度によって図形の見え方が変わるため、できるだけ大きな画面で受検することをおすすめします。

例題:法則性(図形の変化)

次の数列の規則を見つけ、□に入る数を答えなさい。

3, 9, 27, 81, □

A. 162 B. 189 C. 243 D. 324

解答 C

解説

この数列は各項が前の項の3倍になっています。3×3=9、9×3=27、27×3=81、81×3=243です。法則性の問題では、隣り合う項の比が一定かどうかを最初にチェックすると、等比数列のパターンを素早く発見できます。

図形の規則性を見抜く問題と解答

Web-CABの法則性では、図形の配置や属性の変化パターンを見抜く問題も出題されます。

3×3のマス目に図形が配置され、行ごとや列ごとの規則から空欄の図形を推測するパターンが頻出です。

このタイプの問題では、行の規則と列の規則の両方を確認することで正解を絞り込めます。

よくある規則として「各行に同じ図形が1つずつ含まれる」「各列で図形が時計回りに90度ずつ回転する」「各行で色が白・灰・黒と変化する」などがあります。

Web-CABでは画面上の図形を正確に把握する必要があるため、画面に近づいて細部を確認する習慣をつけておきましょう。

法則性はパターン認識の訓練で着実にスピードアップできるため、練習問題を繰り返し解くことが最善の対策です。

例題:法則性(配置パターン)

次の数列の規則を見つけ、□に入る数を答えなさい。

1, 1, 2, 3, 5, 8, □

A. 10 B. 11 C. 12 D. 13

解答 D

解説

この数列は前の2つの数を足すと次の数になるフィボナッチ数列です。1+1=2、1+2=3、2+3=5、3+5=8、5+8=13です。隣り合う項の差が一定でない場合は、2つ前の項との関係を調べてみると規則が見つかることがあります。

複合パターンの問題と解答

複合パターンは、複数の規則が同時に適用される難易度の高い問題です。

例えば「奇数番目は+3、偶数番目は×2」のように、位置によって異なる規則が適用されるケースがあります。

また、2つの独立した数列が交互に出現するパターンも頻繁に出題されます。

複合パターンを見分けるコツとして、隣同士の差や比が一定でない場合は、1つおきの項(奇数番目同士、偶数番目同士)を比較してみましょう。

3つずつのグループに分けて規則を探す方法や、累積和で規則性を見つける方法も有効です。

複合パターンは時間がかかりやすい問題のため、30秒以上考えてもパターンが見えない場合は次の問題に進む判断が重要です。

例題:法則性(複合パターン)

次の数列の規則を見つけ、□に入る数を答えなさい。

2, 5, 4, 10, 8, 20, 16, □

A. 24 B. 32 C. 36 D. 40

解答 D

解説

この数列は2つの数列が交互に出現しています。奇数番目:2, 4, 8, 16(×2の数列)、偶数番目:5, 10, 20, □(×2の数列)。偶数番目の数列は20の次なので20×2=40が正解です。パターンが見つからない場合は、1つおきに数を取り出して規則を調べるのが効果的です。

Web-CABの問題|命令表と暗号

命令表と暗号はCABシリーズ独自の問題形式です。ここでは、Web-CAB特有の画面操作も含めて解き方を解説します。

命令表の出題形式と解き方

命令表は、与えられた命令(ルール)に従って図形を変換する問題です。

Web-CABでは15分で36問という設定で、1問あたり約25秒で解答する必要があります。

画面上に複数の命令が表として提示され、入力された図形に対して命令を順番に適用した結果を選択肢から選びます。

命令の種類としては「図形を回転させる」「色を反転する」「図形を移動させる」「図形を拡大・縮小する」などがあります。

Web-CABではペーパー形式と異なり画面上で処理を追うため、メモ用紙を手元に準備しておくことが非常に重要です。

各ステップの結果をメモに書き出すことで、途中経過を可視化でき、処理ミスを大幅に減らせます。

命令は必ず上から順に実行し、条件付き命令(特定の図形にのみ適用)がある場合は条件判定を先に行いましょう。

例題:命令表

以下の命令を順番に実行したとき、結果として正しいものを選びなさい。

初期値:8

命令1:5を足す → 命令2:2で割る → 命令3:4を足す

A. 8.5 B. 10.5 C. 12 D. 14

解答 B

解説

命令を順番に実行します。8→(+5)→13→(÷2)→6.5→(+4)→10.5です。命令表の問題では命令の実行順序を間違えないことが最も重要です。特に割り算が含まれる場合は小数が発生しやすいため、途中結果をメモに残しておくとミスを防げます。

暗号の出題形式と解き方

暗号は、提示された変換ルールを読み解き、特定の入力に対する正しい出力を選ぶ問題です。

Web-CABでは16分で30問という設定で、1問あたり約32秒と4科目の中では最も時間に余裕があります。

暗号問題では、複数の例示(入力と出力のペア)が与えられ、そこから暗号の変換規則を推測します。

変換規則としては「図形の形状を変える」「色を変える」「位置を入れ替える」「回転させる」などが組み合わされます。

解き方のコツは、まず各例示で入力と出力の違いを1つずつ特定することです。

複数の例示を比較して共通する変換パターンを見つけ、そのルールを未知の入力に適用して正解を導きます。

暗号はCABシリーズで最も配点が大きいとされる科目であり、重点的に対策しておく価値があります。

例題:暗号

以下の規則を読み取り、「?」に入る数値を答えなさい。

【例示】A=2, B=5, C=10

【規則】A→B:+3、B→C:+5、増加量は+2ずつ増える

C→D=?

A. 15 B. 17 C. 19 D. 21

解答 B

解説

増加量のパターンを見ると、A→Bは+3、B→Cは+5と増加量が+2ずつ増えています。C→Dの増加量は+5+2=+7なので、D=10+7=17です。暗号の問題では、変換ルールそのものが変化していくパターンにも注意が必要です。

命令表と暗号の攻略ポイント

命令表と暗号はWeb-CAB独自の問題形式であり、事前の練習なしでの対応は非常に困難です。

命令表で最も大切なのは、命令の実行順序を絶対に間違えないことです。

実行済みの命令にチェックマークをつけ、1ステップずつ着実に処理する習慣をつけましょう。

暗号では、最初に例示全体をざっと眺めて変化の大枠を把握し、その後で細部の変換ルールを特定する方法が効率的です。

どちらの科目も練習量が直接的にスコアに反映されるため、問題集を最低3周は繰り返すことが推奨されます。

Web環境では画面上で図形を確認するため、パソコンの画面で練習しておくとペーパーの問題集だけでは得られない実戦感覚が身につきます。

Web-CABの問題の難易度と出題傾向

Web-CABは独特な問題形式と厳しい制限時間から難易度が高いとされるテストです。ここでは、難易度と出題傾向を解説します。

科目別の難易度

Web-CABの4科目の中で、最も難易度が高いのは暗号と命令表です。

暗号は変換ルールの推測に時間がかかる上、複数のルールが組み合わされた問題も出題されるため、初見では正解率が低くなりがちです。

命令表はプログラミングのフローチャートに近い思考が求められ、1つのミスが最終結果に大きく影響します。

四則逆算は計算自体は基本的なレベルですが、1問あたり約11秒という時間制限がプレッシャーになります。

法則性はパターン認識の問題で、図形の変化を素早く見抜く力が必要です。

全科目を通じてスピードと正確性の両立が求められるため、繰り返し練習して処理速度を上げることが重要です。

Web-CAB特有の出題傾向

Web-CABはペーパーCABと比較して、いくつかのWeb版特有の出題傾向があります。

四則逆算はペーパーCABにはない科目であり、玉手箱と同じ形式で出題されます。

玉手箱を受検した経験がある場合は、その経験がWeb-CABの四則逆算でも活かせるためアドバンテージになります。

Web-CABでは画面上のクリック操作で回答するため、選択肢のクリックミスに注意が必要です。

また、自宅受検の場合はインターネット環境やパソコンの動作速度が受検結果に影響する可能性があります。

受検前に安定したネットワーク環境を確保し、ブラウザの動作確認を行っておきましょう。

高得点を取るために重視すべき科目

Web-CABで高得点を取るためには、命令表と暗号を重点的に対策することが最も効果的です。

この2科目はCABシリーズで最も配点が大きいとされており、IT職への適性を測定する中核的な科目です。

命令表と暗号は練習すればするほどスコアが伸びる科目であり、問題パターンを覚えることで解答スピードが大幅に向上します。

四則逆算はスピード勝負の科目であるため、毎日10分程度の計算トレーニングを継続することが効果的です。

法則性はパターン認識の訓練が必要ですが、他のテスト(GABや玉手箱)の図形問題と共通する部分もあります。

4科目すべてをバランスよく対策しつつ、命令表と暗号に最も多くの練習時間を割くのが合理的な戦略です。

Web-CABの問題を解くコツ

Web-CABの問題を効率よく解くための実践的なテクニックを紹介します。Web版ならではのコツも押さえましょう。

四則逆算を素早く解くテクニック

四則逆算を素早く解くコツは、等式を見た瞬間に逆算の手順を組み立てることです。

「□×A+B=C」の形であれば、まずCからBを引き、次にAで割るという手順を瞬時に判断できるようにしましょう。

電卓の使用が許可されている場合は、等式の変形は頭で行い、数値計算だけ電卓を使うと効率的です。

ただし、電卓に頼りすぎると操作時間がかかるため、2桁以下の計算は暗算で処理した方が速いケースが多いです。

選択肢を活用した解法も有効で、選択肢の値を等式に代入して成立するかどうかを検証する方法があります。

特に複雑な等式では、代入法の方が逆算より速い場合があるため、状況に応じて使い分けましょう。

命令表と暗号を正確に処理する方法

命令表と暗号で正確性を高めるには、メモ用紙を活用した可視化が最も効果的です。

命令表では各ステップの結果をメモに書き出すことで、途中経過を目で確認でき、処理ミスを大幅に減らせます。

頭の中だけで複数の命令を処理しようとすると、特に条件分岐がある問題でミスが発生しやすくなります。

暗号では、例示の入力と出力の違いをメモに書き出し、共通する変換パターンを整理すると規則を発見しやすくなります。

Web-CABは自宅受検のため、メモ用紙や筆記用具を十分に用意しておくことが重要です。

メモの取り方を事前に練習しておくと、本番でスムーズに処理できます。

自宅受検で注意すべきポイント

Web-CABは自宅受検が基本であるため、受検環境の準備が成績に直結します。

まず、安定したインターネット接続を確保しましょう。

Wi-Fiが不安定な場合は有線接続に切り替えるか、通信が安定する場所で受検してください。

パソコンの動作が重い場合は不要なアプリケーションやブラウザのタブを閉じ、メモリを解放しておきます。

受検中の通知音や着信で集中力が途切れないよう、スマートフォンはマナーモードに設定しましょう。

また、手元にメモ用紙・筆記用具・電卓(使用可の場合)を準備し、時計を見える位置に置いておくと時間管理がしやすくなります。

受検は静かな環境で行い、同居人がいる場合は受検中であることを事前に伝えておくことも大切です。

Web-CABの問題対策におすすめの方法

Web-CABは独自の問題形式が多いため、専用の対策が不可欠です。ここでは、効果的な対策方法を紹介します。

Web-CAB対応の問題集で対策する

Web-CAB対策で最も重要なのは、Web-CAB形式に対応した問題集を使うことです。

SPIや玉手箱の問題集にはWeb-CABの命令表や暗号は収録されていないため、必ず「CAB」「Web-CAB」対応と明記された問題集を選びましょう。

「これが本当のWebテストだ!(2)」はCAB・Web-CABの全科目が網羅されており、最初の1冊として最適です。

四則逆算の対策には「これが本当のWebテストだ!(1)」も併用すると、玉手箱形式の練習量を増やせます。

命令表と暗号は問題集を最低3周は繰り返し、問題パターンを体に覚えさせることが合格への近道です。

1周目は解き方を理解する、2周目はスピードを意識する、3周目は本番と同じ時間設定で解くという段階的な進め方が効果的です。

四則逆算と計算力を鍛える

Web-CABの四則逆算は毎日の反復練習でスピードが向上します。

四則逆算は玉手箱と同じ形式のため、玉手箱用の問題集やWebサービスも練習教材として活用できます。

スマートフォンの計算トレーニングアプリを使えば、通学中や休憩時間にも手軽に練習できます。

1日10〜15分の練習を2週間続けるだけで、計算スピードは大幅に改善します。

特に逆算の処理パターン(足し算の逆は引き算、掛け算の逆は割り算)を反射的にできるレベルまで訓練しましょう。

電卓の使用が許可される場合は、電卓の操作に慣れておくことも対策の一つです。

対策のスケジュール

Web-CABの対策は、受検日の2〜3週間前から開始するのが理想的です。

1週目は問題集を1周し、四則逆算・法則性・命令表・暗号の4科目すべての問題形式を把握します。

2週目は命令表と暗号を重点的に対策し、解法パターンを覚えることに集中しましょう。

3週目は本番と同じ時間設定・パソコン環境で通しの練習を行い、Web上での操作に慣れておきます。

四則逆算のトレーニングは対策期間全体を通じて毎日10分以上継続することが推奨されます。

Web-CABは初見では難しく感じますが、練習を重ねるほど確実に得点が伸びるテストです。

Web-CABの問題に関するよくある質問

Web-CABの問題について就活生から寄せられる質問に回答します。受検前の疑問を解消しましょう。

Web-CABはどのような企業で出題されますか?

Web-CABは主にIT企業やSIer(システムインテグレーター)の選考で出題されます。

NTTデータ、野村総合研究所、日鉄ソリューションズ、SCSK、TISなどの大手SIerで導入実績があります。

IT系のコンサルティングファームやソフトウェア開発会社でも採用されるケースが増えています。

Web-CABはプログラマーやシステムエンジニアの適性を測定するために設計されているため、IT職以外ではほとんど出題されません。

IT業界を志望する場合は、SPI対策だけでなくWeb-CAB対策も並行して進めることが必要です。

志望企業がWeb-CABを採用しているかどうかは、就活口コミサイトや先輩の体験談から情報を収集するのが確実です。

Web-CABで電卓は使えますか?

Web-CABの電卓使用可否は企業の設定や受検方式によって異なります

自宅受検の場合、手元に電卓を用意しても物理的に制限されることはありませんが、使用を禁止している企業もあります。

受検案内に電卓の使用可否が記載されている場合は、必ずその指示に従いましょう。

電卓が使える場合でも、四則逆算は等式の変形を頭で行う必要があるため、暗算力は依然として重要です。

電卓に頼りすぎると操作に時間がかかり、かえって遅くなるケースもあるため注意しましょう。

対策としては、電卓なしでも解ける力を身につけた上で、電卓を補助的に使うスタンスが理想的です。

Web-CABの対策期間はどれくらい必要ですか?

Web-CABの対策には最低でも2週間は確保しましょう。

命令表と暗号はWeb-CAB独自の問題形式であり、初見で高得点を取ることは非常に難しいため、十分な練習時間が必要です。

四則逆算は玉手箱の対策経験があれば比較的短期間で対応できますが、初めての場合は1週間程度の練習が必要です。

法則性やパターン認識が得意な人は1週間程度の対策でも十分な場合がありますが、苦手な場合は3週間を見込んでおきましょう。

自分の得意・苦手を早めに把握し、苦手分野に重点を置いた対策計画を立てることが重要です。

IT業界の選考では複数の企業でWeb-CABが出題されるため、一度しっかり対策しておけば複数の選考で活用できます。

まとめ

Web-CABは、日本エス・エイチ・エル(SHL社)が提供するIT・エンジニア職向けのWebテストです。

四則逆算・法則性・命令表・暗号の4科目で構成され、ペーパーCABの暗算が四則逆算に置き換わっている点が最大の特徴です。

命令表と暗号はCABシリーズ独自の問題形式であり、事前の練習なしでの対応は困難です。

対策としては、Web-CAB対応の問題集を繰り返し解くことと毎日の四則逆算トレーニングが効果的です。

自宅受検であることを活かして受検環境をしっかり整え、本番に臨みましょう。

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