
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
就職活動の適性検査では、「CBTS」を受検することがあります。
CBTSはCBTソリューションズ社が提供するCBT方式のテスティングサービスで、テストセンターで受検する適性検査です。
この記事では、CBTSの例題を出題パターン別に掲載し、解き方と解法のコツを詳しく解説します。
- CBTSの基本情報と出題形式
- 言語・数理・英語各パターンの例題と解き方
- CBTSの性格検査の回答ポイント
- 効果的なCBTS対策の進め方
- CBTSを採用している企業の選考を受ける予定の人
- CBTSの出題パターンを事前に把握しておきたい人
- CBTSの各分野の解き方を知りたい人
目次[目次を全て表示する]
CBTSとは?基本情報と出題形式
CBTSはテストセンター型の適性検査として多くの企業に導入されています。ここでは、CBTSの基本情報と出題形式を確認しましょう。
CBTSの概要と特徴
CBTSは「CBT Solutions」の略で、CBTソリューションズ社が運営するテスティングサービスです。
CBT(Computer Based Testing)方式を採用しており、全国のテストセンターでパソコンを使って受検する形式が基本となっています。
検査内容は能力検査と性格検査の2つで構成されており、能力検査では言語・数理・英語の3分野が出題されます。
問題形式はSPIに近い部分が多いですが、出題の傾向や問題構成に独自の特徴があるため、SPI対策だけでは対応しきれない部分も存在します。
特にテストセンターでの受検となるため、自宅受検型のWebテストとは異なり電卓や参考書の持ち込みはできません。
CBTSは中堅企業や成長企業を中心に導入されており、志望企業が採用しているかどうかを事前に確認しておくことが大切です。
暗算力と時間配分が得点を左右する検査であるため、計算スピードを高める練習が対策の核になります。
CBTSの出題科目と制限時間
CBTSの能力検査は、言語・数理・英語の3科目で構成されています。
言語検査では語句の意味、文章読解、語句の並べ替えなど、日本語の運用能力を測定する問題が出題されます。
数理検査では四則演算、割合、図表の読み取り、推論など、数的処理能力を測定する問題が中心です。
英語検査では語彙、文法、長文読解など、基礎的な英語力を問う問題が出題されます。
制限時間は各科目ごとに設定されており、1問あたりの解答時間が限られているため、テンポよく解答を進める力が求められます。
性格検査は約100問を30分程度で回答する形式で、仕事に対する姿勢や対人関係の傾向が測定されます。
ただし企業によって実施する科目の組み合わせは異なるため、英語が含まれないケースもあることを押さえておきましょう。
CBTSとSPIの違い
CBTSとSPIの最も大きな違いは運営会社と導入企業の層です。
SPIはリクルートマネジメントソリューションズが運営しており、大手から中小まで幅広い企業に導入されています。
一方、CBTSはCBTソリューションズ社が運営しており、中堅企業での導入が比較的多い傾向があります。
受検方式についても違いがあり、SPIはテストセンター・Webテスト・ペーパーテストなど複数の方式に対応していますが、CBTSはテストセンターでの受検が基本です。
問題形式はSPIに近い部分が多いですが、CBTSでは図表の読み取り問題の比重がやや高いとされています。
対策方法としてはSPI対策がCBTSにもそのまま有効であるため、まずSPI対策を行い、図表読み取りの練習を追加するのが効率的です。
CBTSを受検する予定がある場合は、テストセンター方式に慣れておくことも重要な準備の一つです。
CBTSの例題|言語パターン
CBTSの言語パターンは日本語の運用能力を幅広く測定します。ここでは、主要な出題パターンの例題と解き方を紹介します。
語句の意味・二語の関係の例題と解き方
言語パターンの中でも出題頻度が高いのが、語句の意味と二語の関係を問う問題です。
語句の意味では、熟語や慣用句の正しい意味を4つの選択肢から選ぶ形式が基本です。
出題される語句はビジネスシーンでよく使われる表現が中心で、「杞憂」「齟齬」「忖度」など日常会話では使う機会が少ない熟語も頻出します。
二語の関係では、提示された2つの語の関係(同義語・対義語・包含関係など)を特定し、同じ関係にある語のペアを選ぶ問題が出題されます。
語句問題は知識があれば瞬時に解答できるため、事前の語彙学習が得点に直結する分野です。
SPI対策本の語彙パートを繰り返し学習し、頻出語句を確実に覚えておきましょう。
「逡巡」の意味として最も適切なものを選びなさい。
A. 物事を素早く進めること B. ためらって決断できないこと C. 周囲を見回すこと D. 順番に巡ること
解答 B
解説
「逡巡(しゅんじゅん)」は尻込みしてためらうこと、決断できずにぐずぐずすることを意味します。「逡」には「退く・しりぞく」という意味があり、「巡」には「めぐる」という意味があるため、後ずさりして行きつ戻りつするイメージです。Dの「順番に巡る」は「巡」の字から推測しやすい誤答であるため注意しましょう。
「医師:患者」と同じ関係にあるものを選びなさい。
A. 教師:教室 B. 弁護士:依頼人 C. 作家:小説 D. 選手:競技場
解答 B
解説
「医師:患者」は専門家とそのサービスを受ける人の関係です。「弁護士:依頼人」も同じく専門家とサービスの受け手という関係になっています。Aの「教師:教室」は人と場所、Cの「作家:小説」は人と成果物、Dの「選手:競技場」は人と場所の関係であり、いずれも構造が異なります。
文章読解の例題と解き方
文章読解では、400〜800字程度の文章を読んで設問に答える形式が出題されます。
出題テーマは社会問題、経済、科学技術、文化など幅広いジャンルから選ばれており、特定分野の専門知識は不要です。
設問のタイプとしては、本文の主旨を問うもの、筆者の主張と合致する選択肢を選ぶもの、空欄補充、内容の正誤判断などがあります。
文章読解のコツは、まず設問を先に読んで何を聞かれているかを把握してから本文に取り組むことです。
本文全体を精読する必要はなく、設問に関連する箇所を素早く見つけて正確に読み取る力が得点に直結します。
選択肢の中から正解を選ぶ際は、極端な表現(「すべて」「まったく」「必ず」など)を含む選択肢は不正解であることが多い点も覚えておきましょう。
次の文章を読み、筆者の主張として最も適切なものを選びなさい。
「リモートワークの普及により、場所にとらわれない働き方が可能になった。しかし、対面でのコミュニケーションが減少することで、チームの一体感が薄れるリスクも指摘されている。リモートワークの利点を活かしつつ、意図的にコミュニケーションの機会を設けることが組織運営の鍵となるだろう。」
A. リモートワークは廃止すべきである B. 対面でのコミュニケーションは不要になった C. リモートワークの利点とコミュニケーション確保の両立が重要だ D. チームの一体感はリモートワークでも自然に生まれる
解答 C
解説
筆者は「リモートワークの利点を活かしつつ、意図的にコミュニケーションの機会を設ける」と述べており、利点の活用とコミュニケーション確保の両立を主張しています。Aは「廃止すべき」と極端であり本文と矛盾します。Bは「不要になった」と逆の主張です。Dは「自然に生まれる」が本文の「意図的に設ける」と矛盾しています。
語句の並べ替えの例題と解き方
語句の並べ替え問題は、バラバラになった語句を正しい順序に並べて文を完成させる形式です。
文法力と論理的な文章構成力が同時に試される問題であり、接続詞や助詞の使い方を正確に理解していることが求められます。
解き方のコツは、まず主語と述語の組み合わせを特定し、文の骨格を作ることです。
次に修飾語がどの語句にかかるかを考え、自然な語順に並べていきます。
選択肢の中から指定された位置に来る語句を選ぶ形式が多いため、文全体を完成させてから該当箇所を確認するのが確実です。
完成した文を声に出して読んでみると、不自然な語順に気づきやすくなります。
次の語句を正しい順序に並べたとき、2番目に来るものを選びなさい。
「___ ___ ___ ___ ___ 必要がある」
ア. 視点から イ. 多角的な ウ. 問題を エ. この オ. 検討する
A. ア B. イ C. ウ D. エ
解答 C
解説
正しい語順は「エ(この)→ウ(問題を)→イ(多角的な)→ア(視点から)→オ(検討する)→必要がある」です。2番目に来るのは「ウ(問題を)」なので正解はCです。並べ替え問題では「この→問題を」のように指示語と名詞の結びつきを先に特定すると、全体の構造が見えやすくなります。
CBTSの例題|数理パターン
CBTSの数理パターンは数的処理能力を多角的に測定します。ここでは、頻出の出題パターンと例題を紹介します。
割合・損益算の例題と解き方
数理パターンの基本となるのが割合や損益算に関する問題です。
「全体の何%にあたるか」「原価・定価・売価の関係」「濃度計算」など、日常生活やビジネスで使う計算力が問われます。
損益算では「原価→定価→販売価格→利益」の流れを順に計算していく手順が基本です。
割合の計算では分数・小数・百分率の相互変換を素早く行えることが不可欠です。
特に「25%=1/4」「12.5%=1/8」「33.3%≒1/3」のような頻出の変換パターンは暗記しておくと解答スピードが大幅に向上します。
テストセンターでは電卓が使えないため、暗算力を高める練習を日頃から行いましょう。
ある商品の原価は1,200円で、原価の30%の利益を見込んで定価をつけた。この商品を定価の15%引きで販売したとき、利益はいくらか。
A. 96円 B. 126円 C. 156円 D. 186円
解答 B
解説
まず定価を求めます。原価1,200円の30%増しなので、1,200×1.3=1,560円が定価です。次に販売価格は定価の15%引きなので、1,560×0.85=1,326円です。利益は販売価格−原価で、1,326−1,200=126円が正解です。損益算では「原価→定価→販売価格→利益」の順で計算する手順を身につけましょう。
図表の読み取りの例題と解き方
CBTSではグラフや表からデータを読み取って計算する問題が比較的多く出題されます。
棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフ、表形式のデータなど、さまざまな形式で情報が提示されます。
設問では「前年比の増加率」「構成比」「複数項目の比較」「合計値の算出」などが問われることが多いです。
図表問題の解き方として最も重要なのは、設問で何を聞かれているかを正確に把握し、必要なデータだけを図表から読み取ることです。
図表には多くの情報が含まれていますが、設問に無関係なデータに時間を使ってはいけません。
概算で選択肢を絞り込む方法も有効で、正確な計算が難しい場合でも正解にたどり着けることがあります。
ある店舗の四半期別売上データが以下のとおりである。第1四半期:240万円、第2四半期:300万円、第3四半期:360万円、第4四半期:420万円。年間売上に対する第3四半期の構成比は何%か。
A. 約24.2% B. 約27.3% C. 約30.0% D. 約31.8%
解答 B
解説
まず年間売上合計を計算します。240+300+360+420=1,320万円です。第3四半期の構成比は360÷1,320×100≒27.3%です。構成比の計算では「対象の値÷全体の合計×100」という公式を覚えておきましょう。概算が可能な場合は、360÷1,320≒360÷1,300≒0.277と素早く見積もることもできます。
推論の例題と解き方
推論問題は与えられた条件から論理的に正しい結論を導き出す問題です。
CBTSの推論問題はSPIの推論問題と出題形式が類似していますが、条件の数がやや多い場合があります。
出題パターンとしては、順序の推論(大小関係や順位の特定)、真偽の推論(発言の正誤判定)、対応の推論(人と条件の組み合わせ)などが代表的です。
解き方のコツは、条件を一つずつ表や図に書き出して視覚的に整理することです。
頭の中だけで処理しようとすると条件の見落としが起きやすいため、テストセンターで提供されるメモ用紙を積極的に活用しましょう。
確定する条件から順に処理し、選択肢を消去法で絞り込んでいくのが最も効率的な解法です。
P、Q、R、Sの4人がテストを受けた。以下の条件が成り立つとき、確実に正しいものを選びなさい。
・PはQより点数が高い ・RはSより点数が低い ・QはSより点数が高い
A. Pが最も点数が高い B. Rが最も点数が高い C. QはRより点数が低い D. SとRは同点である
解答 A
解説
条件を整理すると、P>Q、S>R、Q>Sという関係がわかります。これらをつなげるとP>Q>S>Rという順序が一意に確定します。したがってAの「Pが最も点数が高い」が確実に正しい結論です。Bは最下位がRであるため誤り、CはQ>S>RよりQ>Rとなるため誤り、DはS>Rで差があるため誤りです。推論問題では条件を不等号で整理し、確実に導ける結論だけを選びましょう。
CBTSの例題|英語パターン
CBTSの英語パターンは基礎的な英語力を測定します。ここでは、出題される主なパターンと例題を紹介します。
語彙・文法の例題と解き方
英語パターンの基本となるのが語彙と文法に関する問題です。
語彙問題では英単語の意味を選択する形式や、文中の空欄に適切な語句を挿入する形式が出題されます。
出題される語彙レベルは大学入試からTOEIC500点程度であり、日常英語やビジネス英語の基本単語が中心です。
文法問題では時制、仮定法、関係詞、分詞構文、比較表現などの頻出文法事項から出題されます。
解き方のコツは、空欄の前後の文脈から品詞を特定し、文法的に正しい選択肢を選ぶことです。
意味の面で複数の選択肢が当てはまりそうな場合でも、文法的に正しいものは一つだけであることがほとんどです。
The project was completed ahead of schedule, (___) surprised everyone on the team.
A. that B. which C. what D. where
解答 B
解説
空欄の前にカンマがあるため、非制限用法の関係代名詞が入ります。非制限用法で使えるのは「which」であり、「that」は非制限用法では使用できません。「which」は前の文全体(プロジェクトが予定より早く完了したこと)を先行詞として受けています。カンマ付きの関係代名詞=whichと覚えておくと素早く解答できます。
次の英単語の意味として最も適切なものを選びなさい。「comprehensive」
A. 競争力のある B. 包括的な C. 一時的な D. 義務的な
解答 B
解説
「comprehensive」は「包括的な、総合的な」を意味する形容詞です。「comprehend(理解する)」と語源が同じで、すべてを含み理解するイメージです。Aの「competitive」、Cの「temporary」、Dの「mandatory」と混同しないよう注意しましょう。
長文読解の例題と解き方
英語の長文読解では、200〜400語程度の英文を読んで設問に答える形式が出題されます。
テーマはビジネス、社会問題、科学技術など多岐にわたりますが、専門的な知識がなくても本文の情報だけで解答できるように設計されています。
設問の種類は、内容一致問題(本文の内容と合致する選択肢を選ぶ)、主旨把握問題(本文の要点を問う)、語句の意味推測問題などが中心です。
長文読解の解き方のコツは、日本語の文章読解と同様に設問を先に読んでから本文に取り組むことです。
何を聞かれているかを把握した状態で読むことで、本文の中から必要な情報を効率的に見つけられます。
長文全体を完璧に理解する必要はなく、各段落の最初の1〜2文を読めば大意をつかめることが多いです。
次の英文を読み、設問に答えなさい。
"Many companies have adopted flexible working hours to improve employee satisfaction. Studies show that workers with flexible schedules report higher levels of job satisfaction and lower stress levels. However, some managers worry that flexible hours may lead to decreased productivity."
設問:本文の内容と一致するものを選びなさい。
A. すべての企業がフレックスタイムを導入済みである B. フレックスタイムの社員はストレスが低い傾向がある C. 管理職は全員フレックスタイムに賛成している D. フレックスタイムは生産性を必ず向上させる
解答 B
解説
本文に「workers with flexible schedules report lower stress levels」とあるため、フレックスタイムの社員はストレスが低い傾向があるという選択肢Bが正解です。Aの「すべての企業」は「Many companies」と矛盾します。Cは「some managers worry」とあり全員賛成ではありません。Dの「必ず向上させる」は本文の「may lead to decreased productivity」と矛盾します。
英語パターンの解法ポイント
CBTSの英語パターンで高得点を取るためには、基礎的な文法知識の定着が最も重要です。
出題レベルは高校卒業程度から大学入試レベルであり、難解な表現や高度な語彙は出題されません。
語彙対策としては、大学入試レベルの英単語帳をざっと見直し、意味があいまいな単語を重点的に復習するのが効率的です。
文法対策としては、時制・関係代名詞・分詞・仮定法・比較表現といった頻出文法項目を押さえておけば大部分の問題に対応できます。
長文読解では速読力が求められるため、日頃から英文ニュースに目を通す習慣をつけておくと本番で有利です。
英語に苦手意識がある場合でも、毎日15分程度の学習を2週間続けるだけで基礎力を十分に取り戻せます。
英語分野で大きく失点しないことが、総合スコアの底上げにつながります。
CBTSの例題|性格検査パターン
CBTSの性格検査は受検者のパーソナリティや行動傾向を測定します。ここでは、性格検査の内容と回答のポイントを解説します。
性格検査で測定される項目
CBTSの性格検査では、仕事に対する姿勢や対人関係の傾向など多角的にパーソナリティが測定されます。
具体的な測定項目としては、社交性、協調性、責任感、ストレス耐性、達成意欲、計画性、柔軟性などが挙げられます。
質問は「あなたは計画を立てて行動するほうですか」「意見が対立した場合、自分の意見を主張しますか」のような形式で出題されます。
回答は「あてはまる」から「あてはまらない」までの5段階評価で選択する方式です。
問題数は約100問で制限時間は約30分であるため、1問あたり約18秒のペースで回答していく必要があります。
性格検査には正解・不正解はありませんが、回答の一貫性や社会的望ましさ尺度(ライスケール)が組み込まれている点に注意が必要です。
性格検査の回答のコツ
性格検査で最も大切なコツは、正直に一貫性のある回答をすることです。
企業が求める人物像に合わせて回答を作ろうとすると、前半と後半で回答傾向に矛盾が生じやすくなります。
性格検査にはライスケール(虚偽尺度)が組み込まれており、矛盾した回答や自分をよく見せようとする回答は検出されます。
「どちらともいえない」を多用すると自己分析ができていないと判断される可能性があるため、できるだけ肯定か否定のどちらかに寄せた回答を心がけましょう。
回答に迷った場合は、普段の自分の行動パターンを思い出して選択するのが効果的です。
性格検査の結果は面接の際の参考資料としても使われるため、面接で聞かれたときに説明できる回答を意識することも重要です。
事前に自己分析を済ませておくことで、迷わず一貫した回答ができるようになります。
性格検査の注意点
性格検査で注意すべき点の1つ目は、極端な回答を避けることです。
すべての質問で最も強い肯定や否定を選び続けると、自己認識が不十分であると判断される可能性があります。
人の性格は場面によって変わるものであり、すべてにおいて同じ反応をする人は現実的ではないからです。
2つ目は回答のスピードです。
1問に長時間かけると後半の設問に回答できなくなるリスクがあり、未回答は評価に悪影響を及ぼします。
深く考えすぎず、直感的に回答することを心がけましょう。
3つ目は、性格検査の回答と面接での発言の一貫性です。
性格検査で「リーダーシップがある」と回答しながら、面接で「人前に出るのが苦手」と話すと矛盾を指摘される可能性があります。
自己分析に基づいた一貫した自己像を持つことが、検査と面接の両方で好結果を得るカギです。
CBTSの難易度と出題傾向
CBTSの問題は全体としてSPIと近い難易度ですが、独自の傾向もあります。ここでは、難易度と出題傾向を分析します。
各分野の難易度の目安
CBTSの能力検査の難易度は、SPIと同程度かやや易しいレベルです。
言語分野はSPIの言語問題とほぼ同じ難易度で、語彙力と文章読解力がバランスよく問われます。
数理分野はSPIの非言語分野と似た出題内容ですが、図表の読み取り問題がやや多い傾向にあるため、グラフの読解力を鍛えておくことが重要です。
英語分野は基礎的な語彙・文法・読解が中心で、TOEIC500点程度の英語力があれば十分に対応できるレベルです。
ただし、テストセンターでの受検となるため電卓は使用できず、暗算力が求められる点には注意が必要です。
問題そのものの難易度は高くないため、SPI対策を行っていれば基本的に高得点を狙えるテストです。
対策の優先順位としては、まず数理分野の計算スピードを高め、次に言語分野の語彙を強化するのが効率的です。
頻出パターンと出題比率
言語分野で最も出題頻度が高いのは、語句の意味と文章読解です。
語句の意味では熟語や慣用句の知識が問われ、文章読解では主旨の把握や内容の正誤判断が中心です。
語句の並べ替え問題も出題されますが、語句問題や読解問題と比べると出題数はやや少ない傾向があります。
数理分野では、割合や損益算に加えて図表の読み取りと推論の問題が頻出します。
特に図表の読み取りはSPIよりもやや出題割合が高いとされており、グラフや表からのデータ抽出に慣れておくことが対策のポイントです。
英語分野では語彙問題と文法問題が出題の中心で、長文読解の比重はそれほど高くありません。
全体としてSPIに近い出題傾向のため、SPI対策を軸にしつつ図表読み取りの練習を追加するのが最も効率的な準備方法です。
高得点を取るための戦略
CBTSで高得点を取るためには、得意分野で確実に得点し苦手分野で大きく失点しないことが基本戦略です。
能力検査は言語・数理・英語の3分野で構成されており、いずれか1分野だけが高得点でも総合評価は伸びにくくなります。
言語分野は語彙の暗記量が得点に直結するため、短期間で効果が出やすい分野です。
数理分野は解法パターンを一つずつ覚えることで安定した得点が取れるようになります。
英語分野は基礎的な語彙と文法を復習しておけば、大きな失点を防ぐことができます。
また、解答順序も重要です。
自信のある問題を先に解いて確実に得点し、時間が残った場合に難しい問題に取り組むという戦略を取ることで、限られた時間を最大限に活用できます。
CBTSの例題を活用した対策法
CBTSの出題傾向はSPIに近いため、効率的な対策が可能です。ここでは、具体的な対策法を紹介します。
SPI対策本を軸にした学習法
CBTS対策で最も効率的なのは、SPI対策本を使った学習です。
CBTSの出題形式はSPIと類似しているため、SPI対策本の内容がそのまま活用できます。
定番書籍としては「これが本当のSPI3だ!」や「史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集」がおすすめです。
言語分野では語彙パートと文章読解パート、数理分野では非言語の各テーマを一通り解いてパターンを把握しましょう。
問題集は最低2周以上繰り返し解くことが重要です。
1周目で間違えた問題をマークしておき、2周目ではそれらを重点的に復習することで弱点の克服が効率的に進みます。
問題を解くだけでなく解説をしっかり読むことで、類似問題への応用力が身につきます。
図表読み取りの強化法
CBTSではSPIと比較して図表の読み取り問題の出題比率がやや高いとされています。
図表問題の対策としては、SPI対策本の図表読み取りセクションを重点的に練習することに加え、日常的にグラフや表に触れる習慣をつけることが効果的です。
新聞やニュースサイトに掲載されているグラフを見て、自分で増加率や構成比を計算してみる練習をしましょう。
図表問題で重要なのは、データの読み取り精度と計算スピードの両方です。
テストセンターでは電卓が使えないため、概算力を鍛えておくことが不可欠です。
例えば「357÷1,200」を暗算する場合、「360÷1,200=0.3」と概算すれば素早く選択肢を絞り込めます。
こうした概算テクニックを身につけておくと、本番で時間に余裕を持って解答できるようになります。
対策スケジュールの立て方
CBTSの対策は、受検日の2週間前から開始するのが理想的です。
1週目はSPI対策本を一通り解いて、言語・数理・英語の各分野の問題形式と自分の得意・苦手を把握しましょう。
苦手分野が見つかった場合は、その分野の問題を重点的に解いて解法パターンを覚えることに集中します。
2週目は本番と同じ制限時間を設定して、時間配分の練習を行いましょう。
時間を計って解くことで本番での時間感覚が身につき、焦りによるミスを防げるようになります。
SPI対策を既に行っている場合は、1週間程度の集中対策でもCBTSに十分対応できます。
計画的に対策を進めることで、限られた就活期間の中でも効率よく準備を整えることが可能です。
CBTSに関するよくある質問
CBTSについて就活生からよく寄せられる質問に回答します。受検前の疑問を解消しましょう。
CBTSの対策にはどれくらい時間が必要ですか?
CBTSの対策には最低でも1〜2週間は確保することをおすすめします。
SPI対策を既に行っている場合は、CBTSの出題傾向を確認し、図表読み取りの練習を追加する程度で1週間あれば十分です。
SPI対策を全く行っていない場合は、2〜3週間の対策期間を見込んでおくと安心です。
言語分野の語彙対策は短期間でも効果が出やすく、1週間の集中学習で大幅にスコアを伸ばせます。
数理分野は解法パターンの習得に時間がかかるため、苦手な場合は早めに着手しましょう。
英語分野は基礎的な語彙・文法の復習が中心であり、毎日15分程度の学習でも基礎力を取り戻せます。
テストセンターでの受検で注意すべきことは?
テストセンターでの受検では、当日の持ち物と注意事項を事前に確認しておくことが重要です。
本人確認書類(運転免許証やパスポートなど写真付きの身分証明書)は必ず持参してください。
受検時にはメモ用紙とペンが貸し出されるため、推論問題や計算問題ではメモを積極的に活用しましょう。
電卓やスマートフォンなどの電子機器は持ち込み禁止であるため、暗算で計算を処理する力が必要です。
テストセンターには試験開始の15分前には到着し、落ち着いた状態で受検に臨むことが実力発揮のポイントです。
パソコン操作に不慣れな場合は、マウスのクリックミスに注意し、回答を確定する前に選択した選択肢を必ず確認しましょう。
CBTSの結果はいつわかりますか?
CBTSの結果は受検者本人に直接通知されることは基本的にありません。
適性検査の結果は企業側に報告され、選考の判断材料として使用されます。
受検後に「通過」「不通過」の連絡が企業から届くことで、間接的に結果を知ることになります。
結果の通知までの期間は企業によって異なりますが、受検後1〜2週間程度で連絡が届くケースが多いです。
結果に不安を感じる場合でも、気持ちを切り替えて次の選考準備に取り組むことが大切です。
CBTSの対策で身につけた能力は他の適性検査にも活用できるため、受検経験自体が今後の就活に役立ちます。
まとめ
CBTSは、CBTソリューションズ社が運営するテストセンター型の適性検査です。
能力検査は言語・数理・英語の3分野で構成され、出題形式はSPIに近い傾向があります。
中堅企業での導入が多く、テストセンターでの受検が基本となるため電卓は使用できません。
対策としては、SPI対策本を活用した学習と図表読み取り問題への対応力強化が最も効果的です。
この記事で紹介した出題パターン別の例題と解き方を活用し、効率的にCBTS対策を進めましょう。