
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
就職活動の適性検査では、「デザイン思考テスト」を受検することがあります。
デザイン思考テストはVISITS Technologies社が開発した、アイデア創出力や評価力を測定する独自の適性検査です。
この記事では、デザイン思考テストの練習問題の入手方法やアイデア創出力を鍛える効果的な練習法を徹底解説します。
- デザイン思考テストの基本情報と出題形式
- デザイン思考テストの練習ができるサイト・アプリ
- アイデア創出力を鍛えるフレームワークと練習法
- 本番までの学習スケジュールの立て方
- デザイン思考テストの受検を控えている人
- アイデア創出力を効率よく鍛えたい人
- デザイン思考テストの練習方法がわからない人
目次[目次を全て表示する]
デザイン思考テストとは?基本情報
デザイン思考テストは一般的な適性検査とは全く異なる形式のテストです。まず基本情報を確認しましょう。
デザイン思考テストの概要と特徴
デザイン思考テストは、VISITS Technologies社が開発・提供する適性検査です。
SPIや玉手箱のような能力検査や性格検査とは異なり、受検者のデザイン思考力を数値化して測定するという独自の特徴があります。
具体的には課題発見力・アイデア創出力・評価力の3つの力を測定します。
デザイン思考テストでは、与えられた課題に対して自由にアイデアを記述する形式が採用されています。
正解が存在しないテストであるため、計算問題や語彙問題のように暗記で対策することはできません。
コンサルティングファームや大手メーカー、IT企業などイノベーションを重視する企業で導入が進んでおり、選考の一環として受検を求められるケースが増えています。
近年は新卒採用だけでなく中途採用でも活用されるなど、デザイン思考テストの重要性は年々高まっています。
デザイン思考テストの出題形式と制限時間
デザイン思考テストはセッション1(アイデア創出)とセッション2(アイデア評価)の2部構成で実施されます。
セッション1では、提示された社会課題やビジネス課題に対して、自分なりのアイデアをテキストで記述します。
課題は「高齢者の孤独を解消するサービスを考えよ」といった抽象度の高いものが多く、柔軟な発想力が求められます。
セッション2では、他の受検者が提出したアイデアを複数の観点から評価します。
評価の正確性も採点対象となるため、単にアイデアを出すだけでなく、他者のアイデアの良し悪しを見極める力も問われます。
各セッションの制限時間は約30分で、合計約60分の検査時間です。
時間配分を意識しながら、質の高いアイデアを出すことが高スコアにつながります。
デザイン思考テストの練習に取り組むべき理由
正解がないテストだからといって対策が不要というわけではありません。ここでは練習に取り組むべき理由を解説します。
アイデア創出力は練習で向上する
デザイン思考テストの核となるアイデア創出力は、練習によって着実に向上させることができるスキルです。
多くの受検者はアイデアを出す経験が少ないため、初めてのテストでは思うようにアイデアが浮かばず苦戦します。
しかし、日常的にアイデアを考える練習を繰り返すことで、課題を見たときに瞬時に複数の切り口が浮かぶようになります。
アイデア創出には発散思考と呼ばれる思考法が重要であり、これは意識的なトレーニングで鍛えられることが研究でも示されています。
特にデザイン思考のフレームワーク(共感、定義、アイデア創出、プロトタイプ、テスト)を理解しておくと、課題に対するアプローチが体系的になり、質の高いアイデアを安定して生み出せるようになります。
練習を重ねることで、本番でも自信を持ってアイデアを記述できるようになるでしょう。
他者のアイデアを評価する力も鍛えられる
デザイン思考テストのセッション2では、他者のアイデアを的確に評価する力が問われます。
この評価力は、多くのアイデアに触れて「良いアイデアとは何か」を考える経験を積むことで向上します。
たとえば普段からニュースやSNSで新しいサービスやプロダクトを目にしたとき、その独自性や実現可能性を分析する癖をつけておくと効果的です。
評価の際には新規性・実現可能性・社会的インパクトといった観点を意識することが大切です。
練習を通じて自分なりの評価基準を確立しておけば、本番でも迷うことなくスムーズに評価できるようになります。
セッション2の配点も全体スコアに大きく影響するため、アイデア創出だけでなく評価力の練習も欠かせません。
練習量とスコアの関係
デザイン思考テストは正解がないテストですが、練習量が多い人ほどスコアが高くなる傾向があります。
VISITS Technologies社の公開情報によると、複数回受検した場合にスコアが向上するケースが多いとされています。
これは練習を重ねることでアイデアの質が上がるだけでなく、テストの形式に慣れて時間配分が適切になることも要因です。
具体的には、アイデア創出の練習を1日15〜30分程度継続するだけでも、2〜3週間で明確な変化を実感できるでしょう。
ただし、量だけを追求するのではなく、毎回の練習で振り返りを行い、アイデアの質を意識することがスコア向上の鍵です。
テスト対策としての練習は、就職活動だけでなくビジネスの現場で求められる発想力の基礎にもなるため、取り組む価値は大いにあります。
デザイン思考テストの練習ができるサイト
デザイン思考テストに直接対応した練習問題サイトは限られていますが、アイデア創出力を鍛えるために活用できるサイトがあります。
デザイン思考を学べるオンライン教材の特徴と使い方
デザイン思考の基礎を学ぶには、Schoo(スクー)やUdemyなどのオンライン学習プラットフォームが有効です。
これらのサイトでは「デザイン思考入門」や「イノベーション発想法」といった講座が多数公開されており、動画を見ながら体系的に学習できます。
特にSchooではライブ授業形式で他の受講者とリアルタイムにディスカッションできるため、アイデアを言語化する練習にもなります。
Udemyでは自分のペースで学習を進められるため、就職活動と並行して受講しやすいのがメリットです。
デザイン思考のフレームワーク(共感、定義、アイデア創出、プロトタイプ、テスト)を体系的に理解しておくことで、テスト本番でも課題へのアプローチが格段にスムーズになります。
無料で視聴できる講座も多いため、まずは気になる講座を一通り視聴してみることをおすすめします。
アイデア創出トレーニングサイトの特徴と使い方
アイデア創出力を実践的に鍛えるには、IDEO(アイディオ)のデザインキットやMIROなどのオンラインツールが役立ちます。
IDEOのデザインキットは、世界的に有名なデザインコンサルティング会社であるIDEOが無料で公開している教材です。
実際の社会課題をテーマにしたワークシートが用意されており、課題発見からアイデア創出までの一連のプロセスを体験できます。
MIROはオンラインホワイトボードツールで、ブレインストーミングやマインドマップの作成に最適です。
友人と一緒にMIROを使ってアイデア出しの練習をすれば、他者の視点に触れることができ、セッション2の評価力向上にもつながります。
これらのサイトを活用する際は、制限時間を30分に設定し、本番に近い条件で練習することがポイントです。
サイトで練習する際のポイント
サイトを活用して練習する際には、必ずテーマを設定して取り組むことが重要です。
漫然とサイトを閲覧するだけでは、アイデア創出力は向上しません。
具体的には「地方の過疎化を解決するサービス」「高齢者のデジタルデバイドを解消する方法」など、社会課題をテーマに設定し、30分以内にできるだけ多くのアイデアを書き出す練習を行いましょう。
アイデアを書き出した後は必ず振り返りの時間を設けることが大切です。
自分のアイデアを新規性・実現可能性・社会的インパクトの3つの観点で自己評価し、改善点を洗い出しましょう。
また、できれば友人や家族にアイデアを共有してフィードバックをもらうと、客観的な視点を養うことができます。
練習の際はタイマーを必ず使い、本番と同じ30分という制限時間で行いましょう。時間制限があることで、短時間で発想を広げるトレーニングになります。
デザイン思考テストの練習ができるアプリ
スマートフォンアプリを活用すれば、移動時間やスキマ時間にもアイデア創出力を鍛えることができます。
アイデア発想トレーニングアプリの特徴と使い方
アイデア発想力を鍛えるアプリとして、「Brainsparker」というアプリがあります。
Brainsparkerはランダムなキーワードやイメージを表示し、それをもとに自由にアイデアを連想していくトレーニングアプリです。
使い方はシンプルで、アプリが提示するカードをスワイプしながら、表示されたキーワードから連想されるアイデアをメモに書き出していきます。
デザイン思考テストでは異なる概念を組み合わせて新しいアイデアを生み出す力が求められるため、このアプリのランダム連想機能は非常に効果的なトレーニングになります。
1回のトレーニングは5〜10分程度で完了するため、通学中やちょっとした待ち時間にも手軽に取り組めます。
毎日続けることで、日常生活の中でも自然とアイデアが浮かぶようになるでしょう。
ブレインストーミングアプリの特徴と使い方
複数人でアイデア出しの練習をするなら、「MindMeister」というマインドマップアプリがおすすめです。
MindMeisterはクラウドベースのマインドマップツールで、リアルタイムで複数人が同時にアイデアを書き込むことができます。
使い方は、まず中央にテーマとなる課題を配置し、そこから放射状にアイデアを枝分かれさせていきます。
友人と一緒にブレインストーミングを行うことで、自分では思いつかない視点に気づくことができ、発想の幅が大きく広がります。
また、他者のアイデアを見て「なぜこのアイデアが良いのか」を分析する練習にもなるため、セッション2の評価力向上にもつながります。
無料プランでも3つまでマインドマップを作成できるため、まずは試しに使ってみることをおすすめします。
アプリで練習する際のポイント
アプリで練習する際には、アウトプットを必ず記録しておくことが大切です。
スマートフォンのメモアプリやノートに、練習で出したアイデアを蓄積していきましょう。
蓄積したアイデアを定期的に見返すことで、自分の思考パターンや得意な発想の方向性を把握できます。
また、同じテーマに時間を置いて再度取り組むと、以前より多くのアイデアが出せるようになっていることが実感でき、モチベーション維持にもつながります。
アプリでの練習はあくまで補助的なトレーニングです。
メインの練習としては後述するフレームワークを使った体系的な練習を行い、アプリはスキマ時間の補完として活用するのが効果的です。
デザイン思考テスト専用の公式練習アプリは存在しません。あくまでアイデア創出力を鍛えるための補助ツールとして活用しましょう。
デザイン思考テストの対策本・教材のおすすめ
デザイン思考テストに特化した対策本は少ないですが、デザイン思考やアイデア創出の力を養うための良書は多数あります。
デザイン思考の入門書
デザイン思考を基礎から学ぶなら、『デザイン思考が世界を変える』(ティム・ブラウン著)がおすすめです。
本書はIDEOのCEOであるティム・ブラウンがデザイン思考の概念と実践方法をわかりやすく解説した名著で、デザイン思考の全体像を把握するのに最適です。
共感、定義、アイデア創出、プロトタイプ、テストという5つのプロセスが豊富な事例とともに紹介されており、テスト対策としてだけでなくビジネススキルとしても役立つ内容です。
もう一冊のおすすめは『実践デザインシンキング』で、こちらはより実務的なワークショップ形式の進め方が解説されています。
読むだけでなく、本に掲載されているワークに実際に取り組むことで、アイデア創出の実践力を身につけることができます。
いずれの本も図書館で借りられることが多いため、まずは一読してデザイン思考の基礎を固めましょう。
アイデア創出法の実践書
アイデアを生み出す力を直接鍛えたいなら、『アイデアのつくり方』(ジェームス・W・ヤング著)がおすすめです。
わずか100ページほどの薄い本ですが、アイデア創出の本質が凝縮されており、「既存の要素の新しい組み合わせ」というアイデアの基本原理を学べます。
デザイン思考テストでは課題に対して独自のアイデアを求められるため、この原理を理解しておくことは大きなアドバンテージになります。
また、『考具』(加藤昌治著)はアイデアを出すための具体的なツールや技法を21個紹介している実践書です。
ブレインストーミングやマンダラート、オズボーンのチェックリストなど、すぐに使えるフレームワークが網羅されています。
テスト本番でアイデアが詰まったときに引き出せる「引き出し」を増やしておくことが、安定したスコアにつながります。
教材の選び方
デザイン思考テストの対策教材を選ぶ際は、「読むだけ」ではなく「実践できる」教材を選ぶことが重要です。
デザイン思考やアイデア創出の理論を知っているだけでは、テスト本番で使えるスキルにはなりません。
ワークシートやケーススタディが含まれている教材を選び、実際に手を動かしてアイデアを書き出す練習を繰り返しましょう。
また、教材は1冊を深く読み込む方が効果的です。
何冊も浅く読むよりも、1冊の教材に掲載されているワークをすべてやり切る方がアイデア創出力は確実に向上します。
書籍だけでなく、前述したオンライン教材やアプリと組み合わせることで、インプットとアウトプットのバランスが取れた効果的な学習ができます。
- 実践ワークが含まれている教材を選ぶ
- 1冊を深く読み込む方が効果的
- オンライン教材やアプリと組み合わせる
- 図書館も活用してコストを抑える
デザイン思考テストの効果的な練習法
ここからは具体的な練習方法を紹介します。フレームワークを活用した体系的なアプローチで、効率よくスキルを向上させましょう。
アイデア創出力を鍛えるフレームワーク
デザイン思考テストで高スコアを取るために最も効果的なのは、デザイン思考の5つのプロセスをフレームワークとして活用する方法です。
5つのプロセスとは「共感」「定義」「アイデア創出」「プロトタイプ」「テスト」のことで、課題解決の一連の流れを体系的に進めるための指針です。
まず「共感」のステップでは、課題の対象者がどのような状況にいて何に困っているかを深く想像します。
次に「定義」で課題の本質を一文で言語化し、「アイデア創出」で解決策を大量に出すというフローで進めます。
テスト本番では30分という制限時間の中でこのプロセスを回す必要があるため、練習の段階から時間を意識して取り組むことが大切です。
フレームワークを使いこなせるようになると、どんなテーマが出されても一定の手順でアイデアにたどり着けるようになります。
SCAMPER法(代用・結合・適応・修正・転用・削除・再構成の7つの視点でアイデアを広げる手法)も併用すると、さらに多角的な発想が可能になるでしょう。
日常的にアイデア力を高めるトレーニング
デザイン思考テストの対策は、日常生活の中にもトレーニングの機会があふれています。
たとえば通学中に目にした広告を見て「このサービスをもっと良くするにはどうすればいいか」を考えてみるだけでも立派なトレーニングになります。
また、ニュースで社会課題を知ったときに「自分ならどう解決するか」を3つ以上考える習慣をつけると、発散思考が自然に身につきます。
おすすめなのは「1日1テーマ・5アイデア」というルーティンです。
毎日1つのテーマを決めて、5つ以上のアイデアをノートに書き出す練習を続けると、2週間程度でアイデアの量と質が明確に向上します。
テーマは「食品ロスを減らす方法」「満員電車を快適にする方法」など身近なものから始め、徐々に抽象度の高いテーマに挑戦していきましょう。
他者のアイデアを評価する練習法
セッション2のアイデア評価で高スコアを取るためには、日頃から他者のアイデアを分析する習慣をつけることが重要です。
具体的な練習方法として、クラウドファンディングサイト(MakuakeやCAMPFIREなど)でプロジェクトを閲覧し、そのアイデアの新規性・実現可能性・社会的インパクトを自分なりに評価する練習があります。
評価の際は「なぜこのアイデアが優れているのか」「どこを改善すれば良くなるか」を言語化することがポイントです。
また、友人同士でアイデア出しを行い、お互いのアイデアを評価し合うというグループワーク形式の練習も非常に効果的です。
自分とは異なる評価基準を持つ他者の意見に触れることで、評価の視野が広がります。
テスト本番では多数のアイデアを短時間で評価する必要があるため、素早く要点を把握して評価する瞬発力も練習で養っておきましょう。
- 新規性:既存のサービスにはない独自の要素があるか
- 実現可能性:技術的・コスト的に実現できるか
- 社会的インパクト:どれだけ多くの人に影響を与えるか
デザイン思考テストの練習スケジュール
計画的に練習を進めることで、限られた時間を最大限に活用できます。ここでは具体的なスケジュールを紹介します。
対策開始時期の目安
デザイン思考テストの対策は、受検の2〜4週間前に開始するのが理想的です。
SPIや玉手箱のように膨大な問題パターンを暗記する必要がないため、集中的に取り組めば比較的短期間で効果が出ます。
ただし、アイデア創出力は一夜漬けで身につくスキルではないため、最低でも2週間の練習期間は確保しましょう。
就職活動が本格化する前の大学3年生の冬頃から少しずつデザイン思考について学び始めておくと、余裕を持って対策できます。
複数の企業でデザイン思考テストを受検する可能性がある場合は、早めに対策を開始して基礎力を固めておくことをおすすめします。
受検直前の1週間は新しい知識を詰め込むよりも、これまでの練習で身につけたスキルの確認に充てるのが効果的です。
1日あたりの練習量の目安
デザイン思考テストの対策に必要な1日あたりの練習時間は30分〜1時間が目安です。
30分は本番のセッション1と同じ制限時間であり、毎日1回分の模擬練習を行うイメージです。
具体的には、テーマを決めてアイデアを書き出す練習に30分、振り返りと評価の練習に15〜30分を充てると効率的です。
他の就職活動の対策と並行する場合は、最低でも1日15分は確保しましょう。
15分あれば「1テーマ・5アイデア」のルーティンを1回こなすことができ、継続的な練習の効果が期待できます。
長時間まとめて練習するよりも、毎日短時間でも続ける方がアイデア創出力の定着には効果的です。
本番までの学習プラン
ここでは受検4週間前から始める学習プランの具体例を紹介します。
第1週目は基礎固めの期間として、デザイン思考の入門書を読み、フレームワークの理解に集中しましょう。
第2週目からは実践フェーズに入り、毎日1つのテーマでアイデア創出の練習を行います。
第3週目は評価力の強化に重点を置き、クラウドファンディングサイトの閲覧やグループワークでの評価練習を増やしましょう。
最終週の第4週目は総仕上げとして、本番と同じ条件(30分×2セッション)で模擬テストを2〜3回実施します。
各週の終わりには1週間の練習を振り返り、翌週の重点ポイントを明確にしておくと、計画的に実力を伸ばすことができます。
- 第1週:デザイン思考の基礎知識とフレームワークの理解
- 第2週:毎日のアイデア創出練習(1日1テーマ)
- 第3週:評価力の強化とグループワーク
- 第4週:模擬テストと総仕上げ
デザイン思考テストの練習に関するよくある質問
デザイン思考テストに関して受検者からよく寄せられる質問に回答します。
デザイン思考テストに正解はある?
デザイン思考テストには明確な「正解」は存在しません。
SPIの計算問題のように1つの正解が決まっているテストとは根本的に異なり、アイデアの独自性や論理性、課題との適合度が総合的に評価されます。
セッション1のアイデア創出では、同じ課題に対して受検者ごとに全く異なるアイデアが提出され、それぞれが異なる観点から評価されます。
ただし「正解がない」ということは「何を書いても同じ」という意味ではありません。
課題の本質を捉えた上で独自性があり実現可能なアイデアは高く評価される傾向にあります。
セッション2の評価では、他の受検者の評価と比較して的確な評価ができているかが採点基準となるため、評価力の高さがスコアに直結します。
デザイン思考テストのスコアを上げるコツは?
スコアを上げるための最大のコツは、課題の対象者に深く共感することです。
アイデアを出す前に「この課題で困っているのは誰か」「どのような場面で困っているのか」を具体的にイメージすることで、的確なアイデアが生まれやすくなります。
また、アイデアは量を出すことも重要で、最初から質にこだわらず、まずは多くのアイデアを書き出してから絞り込むアプローチが効果的です。
アイデアを記述する際は「誰の・どんな課題を・どのように解決するか」を明確に書くことで、評価者に伝わりやすいアイデアになります。
セッション2では、直感的な好き嫌いではなく、新規性・実現可能性・社会的インパクトといった客観的な基準で評価することがスコアアップにつながります。
練習を重ねて自分なりのアイデア創出のルーティンを確立しておくことが、本番で安定した結果を出す最良の方法です。
デザイン思考テストの対策期間はどのくらい必要?
デザイン思考テストの対策期間は、最低2週間、理想的には4週間です。
デザイン思考に全く触れたことがない場合は、基礎知識のインプットに1週間程度必要なため、合計3〜4週間の対策期間を確保しましょう。
すでにデザイン思考を学んだ経験がある人や、日頃からアイデア発想の訓練をしている人であれば、2週間程度の集中対策でも十分な効果が見込めます。
対策期間中に最も重視すべきなのは毎日の練習を途切れさせないことです。
1日30分でも継続的に練習することで、アイデア創出力は確実に向上していきます。
時間が限られている場合でも、最低1週間は集中的にアイデア出しの練習を行うことで、テストの形式に慣れて本番での戸惑いを減らすことができます。
まとめ
デザイン思考テストは、VISITS Technologies社が開発したデザイン思考力を測定する適性検査です。
セッション1のアイデア創出とセッション2のアイデア評価の2部構成で、各セッション約30分の合計約60分で実施されます。
正解のないテストですが、練習を重ねることでアイデア創出力と評価力を向上させ、スコアアップにつなげることが可能です。
対策としては、デザイン思考のフレームワークを理解した上で、日常的にアイデアを出す練習を継続することが重要です。
受検の2〜4週間前から計画的に対策を進め、本番に自信を持って臨みましょう。